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就活生が語る

ラクロスとバイト漬けで留年するも、諦めずに取り組んだ就活

不動産業界をリードする大手企業の内定を獲得したMさん(22歳)。大学から始めたラクロスと塾講師のアルバイトに熱中する毎日を送っていたが、学部の勉強には興味が持てず、あえなく留年。3年生の12月半ばから就活をスタートする。第一志望は不動産業界。自分の希望を叶えるためにとった戦略や、留年後の就活の心構えなど、詳しく話を伺った。

<プロフィール>
M 男性
横浜国立大学
就職予定先:大手不動産会社
インターン参加社数:2社
OB/OG訪問人数:3名
ES提出社数:11社
面接社数:7社
内定社数:4社

大学から始めたラクロスとバイトに熱中した大学時代

――まずは就活を始めるまでの大学生活についてお聞かせください。

大学生活で一番力を入れていたのが、ラクロス部での活動です。もともと、大学では遊びたいという気持ちが強くて、入学当初はテニスサークルに入ったんです。でも、なんだか遊ぶだけだと物足りないなと思って、もっと結果を追求できるものがいいなと考え、1年生の5月の後半ごろに、ラクロス部に入部しました。

人より遅れての入部だったので、最初は同学年のメンバーと差がついていて、追い付くのに必死でした。自分なりに、どうしたら上達できるかを考えて、トレーニングで身体をつくったり、目標を立てて練習したり、先輩たちに積極的にアドバイスをもらったりと努力していました。

――なるほど! 部活以外の学生時代のエピソードをお聞かせください。

4年間、個別指導の塾で講師をやっていました。最初はバイトだし、やることをやってお金をもらえればいいやくらいに思っていたのですが、僕が1年目に受け持った生徒が生徒のほとんどが志望校に合格できなかったんです……。もっと自分がしっかり教えていれば、とすごく申し訳なく思いました。人の人生を左右する大事な仕事なのにと思い、自己嫌悪に陥りました。それからは、しっかり取り組んで結果につなげようと決意したんです。

1年目はその塾全体にバイトの講師だから仕方がないという雰囲気があって、それに引きずられてしまったところがありました。そこで、自分が受け持った生徒を合格させるのはもちろん、まずは自分で結果を出して、その後は塾全体を変えていきたいと決意しました。

まずは、生徒のテキストで勉強してどんな質問をされても答えられるように準備したり、オリジナルのテストを作ったり、もらっているお金以上の対価を提供できるように頑張りました。そのかいあってか、2年目は7割くらいの生徒が志望校に合格できました。

結果が出た後は、講師同士の飲み会でノウハウを共有することからスタートして、徐々に塾全体の改善提案をしていきました。最終的には、生徒とのコミュニケーションのノウハウの整備やカリキュラムづくりなどを系列の塾も含め全社化すべく、資料の作成や本部でのプレゼンもしました。

――それはすごい! どうしてそこまで頑張れたのでしょうか。

やっぱり1年目の後悔が大きかったのと、生徒や親御さんに喜んでもらえるのが嬉しくて……。塾で卒業式をやったときに、生徒全員が僕に手紙を書いてくれたんです。すごく嬉しくて、やってよかったなって。自分の目標を達成するだけではなく、「先生がいて良かった」って言われる喜びは格別でした。誰かのために何かをするのが自分には合っているなって思いました。

――誰かのために何かを。それは就活の時にも意識していましたか。

はい、僕は第一志望が不動産で、あとはコンサルや広告を受けていたのですが、大きい規模で人の幸せに役立ちたいという気持ちが強かったです。

留年が決まって最初は不安も。でもやることをやるしかないと覚悟を決めた

――就活を始めた時期ときっかけを教えてください。 3年生の12月半ばです。実は僕、学部の勉強があまり好きになれなくて、留年しているんです。ラクロスとバイト漬けで勉強はおざなりになっていました。留年した分、後がないから、部活を引退したらすぐに就活を始めなきゃって思っていました。

――留年が決まって、就活への不安はありませんでしたか。 最初はやっぱり不安でした。親やお世話になった先生方への申し訳なさや同期への負い目もありましたし……。でも、留年には部活という明確な理由もありましたし、きちんと人にも説明できるなって。結局、やることをやるしかないので、忙しく動いてあまり考えないようにしていました。

――前向きな姿勢ですね! 就活をするにあたって、最初に何をしましたか。

自己分析、業界分析、OB/OG訪問、面接対策など、やるべきことをリストアップして、まずは自己分析から始めました。自分がどういう人間で、何をすれば熱中できるのかを知って、それを軸に業界や企業を絞ろうと考えたんです。 サイトで先輩たちのエントリーシートをたくさん見ながら、志望動機や「ガクチカ」を参考に自分を振り返りました。

――モチベーショングラフも書かれたのでしょうか。 ある企業の最終面接前に書いただけですね。中高大といつでも自分にとって良い選択をしようと意識していたので、モチベーション自体は常に高かったように思います。

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(後編)留年を乗り越え、第一志望の大手不動産に内定

https://br-campus.jp/articles/report/821