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就活生が語る

人間性のアピールに苦労したES。迷いながらも行動することで見えてきた働くイメージ。

名だたる有名企業6社の内定を獲得した慶應義塾大学経済学部のYさん(22歳)。大学ではバンドサークルのボーカルに力を入れ充実した大学生活を送る。就職活動では早い段階で動くも志望する業界を絞れずにいた。IT、通信、ディベロッパー、コンサルタント、金融などさまざまな企業のインターンに参加。社会変革の中枢で仕事がしたいという強い志を持つ彼女が複数の内定企業の中からコンサルタントを選ぶまでの過程を取材。

<プロフィール>
Y・Y 女性
慶應義塾大学 経済学部
就職予定先:デロイト トーマツ コンサルティング合同会社
インターン参加社数:7社
OB/OG訪問人数:15名
ES提出社数:9社
面接社数:9社
内定社数:6社

大学のバンドサークルは初心者からボーカル担当へ

――まずYさんが就活をはじめる前に、学生時代に力を入れていたことを教えてください。

大学ではバンドサークルに所属してボーカルを担当していました。夏のインターンが終わってからはサークルの合宿で長野県に行きました。最初ダンスサークルに入っていたんですけど、雰囲気が合わなくて……。ダンスサークルの新入生歓迎会で会った子がバンドのサークルにも入っていて、その子に誘われて入ったのがきっかけでした。

新入生歓迎会のステージを見に行ったときに、こういうジャンルの音楽をできるサークルもあんまりないなと感じました。また、自分が個人として人から注目される機会がなかったので、そういうことを経験することによって、人前に立つプレゼンとかも得意になれるかもしれないとぼんやり思っていました。

――学生時代に一番力を入れていたのは、サークルだったんですか?

はい、そうです。特にサークルでは初心者が続けやすい雰囲気づくりを大切にしていました。新入生歓迎会の時期には初心者が入っても、ボーカルをやりたい人には、ボーカルをしている先輩が積極的に話しかけるように工夫しながら、私自身もボーカルとしてみんなに選ばれたいと考えていました。

――ご自身の能力を伸ばす工夫や努力はされたんですか?

それはすごくしました。自分の歌を録音するというのは必ずやっていました。録音をどのように分解して練習していくかというのを個人的に自分でアレンジしてやっていました。歌の要素として音程やリズム、英語の発音、こぶしや、フォールみたいな一つ一つの小さいテクニックが最終的なニュアンスにつながると思うんです。それらを4つの要素に分解して、どこがどのパートで足りていないのかを歌詞カードを印刷して色ごとに書き込んでいきました。練習して5秒ごとに自分の声と曲の音源を聞き比べて、違うところを直していく感じでできるだけコピーしていました。

官僚志望から民間企業志望にシフトした理由

――では就活をはじめた時期ときっかけを教えてください。

本格的にはじめた時期は3年生のインターンの時期、3年生の6月ですね。そこからはじめました。それまでもインターンには参加していて、それを就活と呼ぶのであれば1年生の春休みくらいから、就活を意識したイベントに参加することはありました。きっかけはゼミの友達など、周りが動き始めていて、自分もあせって始めた感じですが……。1年生の春になんで動き始めたかというと、上に兄弟がいたのが大きかったかなと思います。5つ上の兄がいて、就活するところを見ていたので、早めに動き出すことに越したことはないなと思っていました。

――1年生の春からは、どのようなインターンに参加していたんですか?

いろんな会社の人事の方とお話しするパーティーや省庁での短期インターンです。私はもともと官僚になりたいと思っていて、高校生のときに親がたまたま出向先で省庁に行っていたんですよ。その時に親が言っていたのは、自分の会社と比べて官僚の方々は本当に素晴らしいと言っていて、それを聞いて純粋に影響を受け、興味を持ちました。親のすすめと絶対的に正しいことができるのではと思っていたことから、2年生の秋に経済産業省と財務省に5日間の短期でインターンに行っていました。

――なるほど、長期ではなく、短期でいくつか行かれていたんですね。2年生のときの経済産業省のインターンに参加されて、そこから志望が変わったということでしょうか?

そうですね。そのインターンに参加したときに官僚として働いていらっしゃる方は、素晴らしい方ばかりだと純粋に思っていたんですけど、参加している学生は、官僚に興味があるのではなくて安定しているからとか親が喜ぶからとか、やりたいことはないけどとにかくすごいからという理由がほとんどで、国に貢献したいとか、そういうビジョンがある人が全然いなかったんですよ。そういうビジョンが持てるのは、入ってからなのかなとも思いました。

そこで一つがっかりしちゃったのと、もう一つは、顧客から遠いなと感じました。国というのは、あくまで社会全体の方針だとか、一つ一つの企業の方向性を出す大局的な仕事なので、いわゆる一企業とか消費者一人一人とは距離が遠い。加えて、ビジネスというよりは公共性や公益性を重視する仕事をします。しかし公益性を100%とることはできないので、誰かが絶対に損をすることになるんですよ。

誰かが損をすることになる上で自分に納得できる理由として、これはビジネスだからというものがあった方が、仕事を続けやすいのかなと思いました。公共性を大事にしたいけれど、ベストなのは国の仕事ではないのかなと思いました。

――なるほど、そこでインターンに参加して自分と他の学生との意識の差を実感して、もっとビジネスの要素が強いところにシフトしていったんですね。

事実よりも人間性のアピールに苦労したES。夏のインターンで印象深いのはイメージが描けた大手SIer企業

――3年生の6月からは主に民間企業を見始めたんですね。この6月に就活をはじめたのは説明会に行ったり、ESをつくったりというところからですか?

5月に説明会に行きました。いろんな会社が来る説明会で、どの会社も1度は名前を聞いたことのある会社ばかりでした。合同説明会のようなイベントでも、その企業の社員の雰囲気とか、そこに集まっている学生の雰囲気の違いも実はわかるんです。その時は興味を持つところまではいきませんでした。時間も短く、パンフレットをもらって、こういう会社なんだなとなんとなく把握しただけでした。

6月からはESを作り出しました。最後まで苦労したのは、事実をたくさん詰め込もうとしすぎて、自分の考えとかソフトな面がどんどん抜けていっちゃうことでした。400字という制限の中で相手が見たいのは、事実ではなくてその経験を通してその人がどういうことを思ったとか、そういうところから人間性を見たいのに、最初の前提状況を書いてしまって、どうしても事実だけを書き連ねたESを送ってしまうというのが続いて、10数社出して、そのうち4分の1くらいは落ちました。

――なるほど、その中でも保険会社とか通信の業界とかのインターンに行かれていると思うんですけど、そのインターンに参加してみてここが一番面白かったというエピソードはありますか?

夏のインターンの終了時点では大手SIer企業が一番面白いと思いました。他の会社との比較になってしまうんですけど、他の会社はどこも新規事業の立案のようなことをやっていました。学生はその会社のことをよく知らないまま5日間、インターンに参加して、その会社の事業内容を1日目の3時間くらいでインプットして、後は自分たちで調べてグループワークで発表するという形だったんです。その会社のメインストリームというか最も規模の大きい仕事、担う可能性の高い仕事を経験できなかったという感想を抱いていて、インターンの内容と実際に入社した後の仕事は違うんだろうなという印象はすごくありました。インターンの内容は、経営企画部でしかやらないんだろうなという印象ですね。

大手SIer企業は、実際に今までやってきたプロジェクトに近い内容のインターンで、上司にどういうタイミングでレビューをしてもらうか、お客様にどのように発表するか、それを受けて、どういう風に進めていくかという流れがわかりました。こういう風に働くんだなとイメージができたので一番印象に残りました。イメージを抱けるという点で安心感がありました。

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