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就活生が語る

【後編】就活直前に中国に留学。そこで人生観を変える出来事が。金融機関の内定を得た彼のターニングポイントとは?

金融機関の内定を得たYさん。彼は就活前に半年ほど海外留学に行くことが決まっていた。そのため、早くから就活の準備を始めていたのだが、留学先で大きな挫折を味わうことになる。しかし、その経験が彼の人生観を変え、就活を成功へと向かわせるターニングポイントになったのだった。

<プロフィール>
男性
青山学院大学 国際政治経済学部
就職予定先:金融機関
インターン参加社数:16社
OB/OG訪問人数:13名
ES提出社数:15社
面接社数:12社
内定社数:5社

インターンをすることで、金融業界の仕事や自分の適性を知る

――留学前に金融系の会社でインターンをされていましたが、いかがでしたか?

仕事でどういったことが求められるかを知ることで、自分が喜びを感じることと一致しているかを確認できました。また、金融系の会社でのインターンを通じて、金融業界の仕事について学んだことがあります。融資するだけならどの金融機関でも大きな違いはありません。そのため、最終的には担当者の人柄が決め手になるんです。この仕事は、どういう風にお客様に向き合うのか、思いの強さが左右する、と言っている社員が多くいらっしゃって、そういう考え方は自分に合うな、と思いました。このときに金融業界を志望しようと思いました。

――インターン先も有名企業が多いですが、インターン選考の対策はしましたか?

最低限の企業分析と徹底した自己分析ですね。先輩から、インターンなので個別企業に関する質問はされない、と聞いていました。それよりも、なぜ参加したいのかをしっかり考えました。先ほどお話しした「幸せグラフ」等を作っていたので、自己分析はインターン前にできていたと思います。

――留学から帰ってからは何をしましたか?

インターンや、イベントに積極的に参加しました。留学先にいるときからエントリーシートを出してはいたんですが、さらにできることは行いました。このころからエントリーしたのは銀行が多くなりましたね。ただ、夏のインターンと違って期間が短くなりました。夏のインターンで内定をもらった同級生がいたので、もっと就活に向きあわなければと思い、期間は短くてもとにかくたくさんインターンに行きました。社員の方とのつながりは、大事だと思ったので、会社の内容を知りたいというより、そこで働く社員の方と密な関係を築こうとしていました。あとは、エントリーシートの対策ですね。ギリギリまで、エントリーシートの推敲をしていました。それから、大学受験を経験していないので適性検査の対策をしっかりとやりました。

――外資系の企業には行かなかったのですか?

ファーストキャリアとしてある程度長い期間、その企業の文化を学ぼうと考えていたので、日系企業を選んでいました。

人との関係づくりを大切にする姿勢を重視するかが、会社選びの指針に

――具体的に就活が始まるわけですが、まず金融機関を選んだ理由は何でしょうか?

就活の軸として、就職先は「人の力」が活かせるところがいいなと考えるようになっていました。また、自分は昔から真面目な性格と言われることが多かったで、真面目にコツコツと成し遂げることを評価されるようなところと考えていました。

――しかし、金融と聞くと数字で評価される業界の印象です。

たしかに、数字は重要です。しかし、目標の数字を達成するためには、お客様に対する思いや熱意の部分が強いとおっしゃる方が金融業界に多かったんです。企業だから利益は出さなければならないけど、アプローチが金融は他の業界と違うと感じました。お客様が本当に必要としていることを調べて、いかに役に立てるかを伝えることが大事だと、お会いした金融業界の方全員が言っていました。ただ、融資するのではないと。「こういうアプローチをする人が評価され、お客様から信頼を得るんだな」と思いました。

――人気の金融業界を第一志望にして、エントリーシートの提出や面接における苦労はありましたか?

3月1日の段階で、15社くらいにエントリーシートを出しましたが、エントリーシートの準備は中国にいたときから取り組んでいたので、スムーズにいきました。それから、面接の対策もインターン時の面接の反省を活かして取り組みました。人と話すことは好きなので、自己分析をしっかりまとめ、回答を作ったりはせず、目を見て笑顔で話そうと考えていました。本番はかなりスムーズにいきました。

――最終的にはこういった金融パーソンになりたいなどの理想像はありますか?

金融のプロフェッショナルになりたいです。腰を据えてしっかり学びたいと思っています。知識や経験を増やしていきたいです。それから、社会人としては、さまざまな人からたくさんのことを学びたいです。これは、留学の経験を通して気づいたことです。他には、機会があれば海外でも仕事をしてみたいですね。やはり、留学していたので、中国語は活かしたいです。ただ、今は、どこにいても中国語を活かせる機会は多いと思うので、具体的にいつどの国に行きたいといったプランは、全くないです。

就活には何が必要か。就活を経てわかったこと

――就活で一番悩んだ、大変だったことは何でしょうか?

留学先での就活です。できることも制限されている。時間もたりない。情報も少ない。大丈夫だろうかとずっと思っていました。「何とかしないと」と思い詰めていました。

――これをやっていて良かったということはありますか?

社会的なことに広く関心を持つことが重要です。大学でも新聞を読んでいる人は少ないと思います。たまたま、自分がアルバイトをしていた会社がニュースを扱う会社で、所属サークルが社会問題を扱うサークルだったので新聞をよく読んでしました。そのため、面接で「これについてどう思う?」と聞かれたときに、自分の意見を言えました。これは大きかったと思います。あと、何となくですが、金融業界を目指して就活している周りの人も時事問題に詳しい人が多かった気がします。

――最後に、後輩たちにアドバイスをお願いします。

「自分を信じてほしい」ですね。就活をしていると、周りからいろいろなことを言われます。ただ、最終的には自分を信じるしかないと思います。それから最低限のマナー、知識は必要です。それを身に付けたうえで、自分を信じれば結果はついてきます。

――本日はありがとうございました。

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【前編】就活直前に中国に留学。そこで人生観を変える出来事が。金融機関の内定を得た彼のターニングポイントとは?

https://br-campus.jp/articles/report/777