BizReach Campus

App Storeから無料ダウンロード

ダウンロード
close
就活生が語る

【京都大学_理系_就職活動体験記】冬インターンシップ参加で業界変更!社風を軸に難関製薬会社に納得内定!

5つの時期ごとの過ごし方がわかる「時期別×体験記」。まちづくりへの興味から、就活スタート期はデベロッパーを第1志望業界としていたAさん。しかし、夏インターンシップで文系職に絞りすぎた反省から、冬では理系職にも応募することを決意する。その結果、冬インターンシップでは"人や雰囲気で企業を選びたい"という自分の軸に合った製薬会社にめぐり逢うことができ、業務内容への興味以上に納得のいく形で就活を終えられたと語っている。

目次

<プロフィール>
Aさん/女性
京都大学/院卒
理系
ガクチカ:アルバイト、サークル、部長・副部長

就活開始:修士1年生の4月(学部3年生の6月)
初内定 :修士1年生の12月
OB/OG訪問:8人

内定取得先:IT・通信、クレジットカード・信販、製薬・医薬品メーカー
入社予定先:製薬・医薬品メーカー


#理系院生 #製薬




01:就活スタート(準備)期

ーーいつから就活を開始したか?
学部生のときに院進するか就職するかを迷っていたが、結果的に院進を決めたため就活をしていた期間が2つ存在する。
①学部生としての就活
学部3年生の6月から就活を開始した。
経験として夏インターンシップに応募したが、提出したESが全て落とされたため、9月頃からは院進することを決意した。

②院生としての就活
修士1年生の4月から就活を開始した。
特に、自己分析を早めに始めた。授業が始まると実験等が忙しくなると感じていたり、説明会なども案内が出ていたため就活を意識し始めた。


ーー何からスタート・準備したか?
①学部生としての就活
自己分析、ES作成。
自分のやりたいことが定まっておらず、過去を振り返る経験が今までなかったため、自己分析が必要だと感じた。また、学部卒での就職を決めて就活に力を入れていた同学年の友人からも自己分析の大切さを聞いていたため、優先して行った。
具体的には、エンカレッジに登録して無料で受けられるオンライン講習を受けていた。
また、ES作成のための情報源としてワンキャリアにも登録した。


②院生としての就活
業界選定、自己分析、ES作成。
自己分析から、人や雰囲気で企業を選びたいと思うようになった。
また、学部生のときにも行っていた自己分析やES作成に加え、幅広く業界を見ることを意識していた。
これは、学部生のときには院進という選択肢があったが、修士では絶対に就職しようと思っていたためである。


ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
①学部生としての就活
デベロッパー、銀行、カード、食品。
業務内容に興味がある、給与が高い、専攻の知識が活かせる、のうち2つ以上を満たすような業界を選んでいた。
特にデベロッパーの業務内容に惹かれており、都市開発で人を集めるという0から1を作り出す、そしてその景色が将来も残っていくという内容に夢があって面白いと感じていた。

②院生としての就活
デベロッパー、銀行、カード、鉄道。
デベロッパーの業務内容であるまちづくりに惹かれていたが、鉄道業界でもまちづくりに携われると気づいたため修士では鉄道を志望業界に加えた。また、食品業界は転勤の多さが自分のライフプランに合わず、専攻的にも不利だと思ったため。


ーー応募までの過ごし方や意識した準備は?
①学部生としての就活
ワンキャリアで選考通過者のESを読み、自分のESに足りないものは何かを考えていた。
自分の言葉で自由に伝えられる面接やGD(グループディスカッション)に比べて、限られた文字数で自分の魅力を伝えなければならないESに難しさを感じていたため、特にESに力を入れていた。

②院生としての就活
企業によって何が求められているのかが異なると感じたため、自己分析に基づいて幾つかの異なる内容のESのテンプレートを用意し、企業ごとに使い分けていた。
ES作成には、学部生のときと同様に主にワンキャリアを用いていた。


ーー応募までに困っていたことは?
学部生のときも院生のときも、選考に落ちてもフィードバックをしてもらう機会がないため、通過するための方法が見えず困っていた。

自分で反省と修正を繰り返すことに加えて家族を頼るようにしており、特に就活を先に経験していた姉にES添削を頼んでいた。


ーーこの期間はどんな心境だったか?
①学部生としての就活
ESが通らず、不安だった。
選考にある程度進むことができないと今の自分に何が足りないのかが分からないと感じており、ESで落ちることへの焦りが大きかった。

②院生としての就活
ESのストックがあったため、学部生のときよりは準備ができているなという心境だった。
しかし、ES自体が他の選考ステップよりもブラッシュアップがしにくいと感じていた。


ーー応募までに「やっておいてよかった」は?
①学部生としての就活
自己分析を何度も行うこと。
自己分析は、面接対策に加え、後にブレてしまうことがある自分の就活の軸を再確認するために役立ったと感じている。

②院生としての就活
ESの要点をまとめたり、一言で表せるようにしておく。
これにより、企業に合ったESを作成することができるようになった。


ーー応募までに「やっておけばよかった」は?
①学部生としての就活
ネームバリューだけで企業を選ばないこと。
志望度が高くなくても選考ステップを踏むことで就活自体の力をつけることができると思ったため、広く受けることが大切だと感じた。

②院生としての就活
文系職に寄りすぎた感じがあったため、理系職のインターンシップも見ておけば良かったと感じている。
やりたいことベースだけではなく、社風なども考えて応募すれば良かったと思っている。




02:夏インターンシップ期

ーーいつから夏インターンに応募したか?
修士1年生の4月から応募を開始し、7〜9月に参加した。


ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
デベロッパー、銀行、カード、鉄道。
まちづくりに興味があったため、デベロッパーが第1志望であった。


ーー何社に応募したか?
20社程度(デベロッパー8社、銀行6社、カード3社、鉄道2社)。
デベロッパーは第1志望だったため、企業ごとの比較もできるようにたくさん応募した。同様に銀行も志望度が高かったため、多めに応募していた。鉄道は、まちづくりに関与している度合いが高い企業を選んだ。
インターンシップに参加できたのは、各業界2社ずつであった。
また、情報収集にはリクナビ等で探した合同説明会を主に用いていた。


ーー夏インターンで体験/知れたことは?
対面の複数daysインターンシップが最も重要だと感じた。
実際に社員に会うことができることに加え、同じ業界を目指す就活同期に会うことで自分の立ち位置を確認することができたため。


ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
インターンシップ参加前に企業分析をしておき、インターンシップ中にできるだけ自分が成長できるようにしていた。
秋冬インターンシップに向けて、自分に合った企業を見つけると共に自分の魅力を上げる必要性を感じていたためである。
特にインターンシップ中もこまめにメモをとり、議論中の自分の思考回路や言動を記録していた。終了後に振り返ることで、自分の良い部分と悪い部分を理解しようとしていた。


ーー当時困っていたことは?
インターンシップ参加で興味のある企業が増えてしまい、志望業界を絞ることができなかった。
1番面白いと感じたのはデベロッパーであったものの、銀行やカードのインターンシップも魅力的であった。


ーーこの期間はどんな心境だったか?
複数企業のインターンシップに参加ができ、成長できたと感じていた。
インターンシップへの参加数が増えるほど、グループや大勢の前で発言する力が身についたと感じたため。



ーーこの期間に「やっておいてよかった」は?
複数daysインターンシップ中、帰宅後も振り返りや次に何をすべきかなどを考えることで他の参加者との差別化を図った。
複数daysインターンシップでは日を追うごとに参加者が皆疲れていく様子が見てとれたため、そんな中で準備を怠らないことで差をつけることを意識していた。
また、インターンシップ中は聞き流してしまいがちなワーク前の説明もしっかり聞いて理解することで、ワーク自体が楽になったと感じている。


ーーこの期間に「やっておけばよかった」は?
直接社員と会える対面インターンシップの際に質問や話をすべきだったと感じており、そのためにもっと企業のことを事前に調べて質問が自然に生まれてくるような準備をすれば良かったと思った。
積極的な学生はインターンシップの休み時間にメモ用紙を持って社員に話していたが、そこまで質問したいことが出てこず、自分はできなかった。




03:秋冬インターンシップ期

ーーいつから秋冬インターンに応募したか?
修士1年生の10月から応募を開始し、12〜2月に参加した。


ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
デベロッパー、銀行、カード、製薬、化学メーカー。
企業分析をする中で理系職にも興味が湧いたため、製薬、化学メーカーを志望業界に加えた。また、鉄道は夏の時期はまちづくりに縁のある企業を志望していたものの、インターンシップに参加して鉄道自体に興味がないとやっていけないと感じたため、志望から外した。


ーー何社に応募したか?
9社(デベロッパー4社、銀行2社、カード1社、製薬1社、化学メーカー1社)。
業界の中でも企業理念に共感できたり社員の話を聞いて本当に合いそうだなという企業のみを選んだため、応募数は少なくなった。
夏インターンシップで感じたことを大事にして企業を絞ることで、自らの就活の軸がぶれなくなったと感じている。


ーー秋冬インターンで体験/知れたことは?
夏よりも緊張状態で対面のインターンシップを行ったことで、社員の熱や他の参加者の本気度を感じた。
夏よりもインターンシップの期間が長く内定への直結度も高いと感じており、特にデベロッパーは第1志望の参加者が多かったため緊張感のある状況であった。また、夏よりも多くの社員と話す機会があり、業務への熱量の高さを感じることができた。


ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
各インターンシップ中にメモをとり、次のインターンシップの前に必ず振り返りを行っていた。
また、インターンシップ中は少しでも質問ができるように社員の話をよく聞くようにしていた。
これは、夏の反省から質問をした方が自分の本気度がより伝わると思ったためである。


ーー当時困っていたことは?
インターンシップの合間に研究室に行かなければならず、とにかく休む時間が少なかった。
頑張りすぎず、たまにご褒美で美味しいものを食べたり、友人と遊ぶことでストレスを溜めないようにしていた。


ーーこの期間はどんな心境だったか?
インターンシップでできる限り優秀な成績を残し、早期選考に進みたいという気持ち。


ーーこの期間の内定は?
修士1年生の12月にIT1社(夏インターンシップ経由の早期選考)、修士1年生の2月にクレカ1社、製薬1社(いずれも冬インターンシップ経由の早期選考)。
製薬会社はインターンシップに参加したことで志望度が上がり、第1志望になった。

就活スタート期から最終的には人や雰囲気で企業を選びたいという気持ちが漠然とあったものの、業務内容への興味からデベロッパーを第1志望にしていた。しかし、実際にインターンシップに参加したことで業務内容での興味の差を上回る社風や社員の良さが製薬会社にあり、ここに決めようと思った。
そのため、製薬会社の内定が出た段階で就活を終了した。


ーーこの期間に「やっておいてよかった」は?
インターンシップ後の選考では特に、志望度が伝わるように面接を受けることが重要。
入社してからどのように活躍したいかや、その企業にどのように辿り着き、なぜ第1志望なのかを特に詳しく伝えられるように対策していた。


ーーこの期間に「やっておけばよかった」は?
各企業で、同じ業界の他の企業の選考も受け、比較した結果その企業を選んだと伝えること。また、その理由を詳しく考えておくこと。
比較をした上で志望したと伝える方が、説得力があると感じたため。




04:本選考期(秋冬IS以降)

ーーいつから本選考に応募したか?
冬インターンシップ経由の早期選考で内定をもらった企業に入社したいと決めていたため、本選考には応募していない。










05:意思決定期

ーー意思決定の時期は?
修士1年生の2月。


ーー最終的に何社から内定を得たか?
IT1社、カード1社、製薬1社。


ーーこの期間はどんな心境だったか?
第1志望の製薬会社から内定をもらえたため、就活を終えようという気持ちだった。


ーー最後は「どこ」と「どこ」で迷ったか?
悩まなかった。


ーー最後の「決め手」は(どうやって決めた)?
選考やインターンシップで出会った社員と一緒に働きたいと思えるかどうか。


ーー意思決定で困ったこと/悩んだことは?
第1志望以外の企業に対して、内定承諾期間を延長してもらうことにに心が痛んだ。
特に12月に内定をもらっていた企業には、3ヶ月待ってもらっていた上に辞退することになったため。


ーー就活全体を振り返ると(またはアドバイス)?
①就活はとにかく早めに始めるべき。。
特に6〜7月は夏インターンシップの応募に追われて忙しくなってしまうが、その前の精神的にも時間的にも余裕のある期間に自己分析を始めたことで焦らずに就活を進めることができた。

②家族や就活を終えた友人などに相談をするべき。
自身は、他人の話を聞くことで自分の視野を広げることができたと感じている。

③就活の視野を狭くしすぎないこと。
自身が最終的に第1志望になり入社を決めた企業は、夏からは見ていなかった。
運良く内定をもらえたものの、夏の時期から見ていた方が内定できる可能性は高くなると感じた。





(PR)人気大手企業就活ならビズリーチ・キャンパス!

ビズリーチ・キャンパスは三井物産、JR東日本、三井不動産、三井住友銀行、ソニー、NTTデータ、サントリーなど様々な業界の大手企業がを利用しており、人気大手企業就活を目指す学生にとって必需品と言えるサービスです。
・誰もが知る人気大手企業から、特別座談会・選考免除・特別選考ルートなどのスカウトが届く
・人気大手企業によるビズリーチ・キャンパス限定のインターンシップ
・人気大手企業による各業界特化型の限定イベント
・難関企業内定者による就活対策講座を毎日開催
・先輩が『いつ・何をして・何に悩んだのか』を綴った就活体験記。就活全体像や時期別の悩みの具体的な解消方法がわかる

ぜひビズリーチ・キャンパスご活用し皆様にとって最適なキャリア選択を実現してください。
登録はこちらから!