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計画性を自己PRする方法は?〇つの例文を紹介 | ビズリーチ・キャンパス

就活の自己PRで「計画性」をアピールしたいけれど、どんな伝え方をすれば効果的なのか分からない。そんな悩みを抱える就活生も多いのではないでしょうか。計画性はどの業界でも重視される資質のひとつ。でも、ただ「計画的に行動できます」と伝えるだけでは不十分です。大切なのは、行動に移したプロセスや成果を通じて、相手に納得感を持ってもらうことなのです。 本記事では、計画性を魅力的に伝えるためのポイントと、すぐに使える例文を厳選して紹介します。具体的な表現方法を学び、印象に残る自己PRを目指しましょう。

目次

計画性とは?

計画性とは、目的を達成するために必要な手順やスケジュールを立て、それを着実に実行する力のことを指します。就活においては、目標に向かって論理的に物事を進める姿勢や、突発的なトラブルにも柔軟に対応できる力として評価されることが多く、業界を問わず重視される資質の一つです。

計画性のアピールが有効な企業の特徴
計画性のアピールが特に有効なのは、個人の裁量が大きく、タスク管理やスケジューリングが求められる企業です。例えば、納期や数値目標を追う営業職や、プロジェクトを段階的に進める企画・開発職などでは、自己管理能力や優先順位を見極めて動ける人材が重宝されます。上司から細かく指示が出ない場面でも、自分で考え、段取りよく動ける力が評価されるのです。

計画性を自己PRする時の例文

計画性を自己PRする際は、「何を目標に」「どう計画を立て」「どんな工夫をして行動したか」を具体的に伝えることがポイントです。ただ性格的な特徴を述べるだけでなく、実際の経験をもとに語ることで説得力が増すのです。
計画性を効果的に伝えるための例文を2パターンご紹介します。

150文字前後
【例文(約150文字)】
「私の強みは、目標達成までの計画性です。大学2年時、簿記2級取得のために3か月前から学習スケジュールを設け、毎週末にこれまでの理解度をチェックしました。苦手分野を見つけたら優先度を上げて補強するよう修正を加えた結果、試験では90点以上を取得できました。」

【ポイント】
この例文の良いところは、「いつから」「どのように」「修正をどう行ったか」という過程が具体的に描かれている点です。最初に「強みは計画性」と明示してから、3か月前という期間設定、週単位のチェック、苦手分野の修正という具体的行動に言及して信憑性を持たせています。さらに「成果(90点以上)」まで盛り込むことで、ただの性格アピールではなく実践能力があることを伝えやすくしています。

300文字前後
【例文(約300文字)】
「私は強い計画性を持って行動することができます。大学3年次、所属するゼミで「地域活性化イベント」を企画する役割を任され、成功に導くために半年前から準備を開始しました。まず、市場調査を行い来場者の興味を把握。月ごとにタスクを細分化し、広報、資金調達、運営スタッフの確保、物品調達などを担当別にスケジュールを立てました。途中で資金調達が遅れたため優先順位を見直し、広報活動を先行させることで来場者数の確保に成功。結果として、目標の150%の参加者を集め、地域紙やSNSでの評価も得ることができました。」

【ポイント】
この例文の良さは、まず「いつ」「どのくらいの期間かけたか」を冒頭で示している点です。準備期間や設計したプロセス(調査→タスクの細分化→役割分担)などが段階を追って明らかになっています。また、予期しなかった遅れをどう修正したか(優先順位を変えて広報を先行)という柔軟性も含まれており、単なる計画通りに動くだけでなく、状況を見て適切に判断できる能力が伝わります。成果(目標150%達成、地域紙やSNSでの評価)を入れることで具体性が増し、読み手に「この人なら任せられそう」という印象を与えます。

計画性を自己PRする時の例文【活動内容別】

計画性は、どんな経験を切り口にするかによって伝え方が変わってきます。部活動、インターン、アルバイト、受験など、取り組んできた内容に応じて具体性を持たせることで、より説得力のある自己PRが可能になるのです。
活動内容別に「計画性」をどう表現するかの例文をご紹介します。

部活動での計画性をアピールする例文
【例文】
「私は体育会のバレーボール部で副主将を務め、計画性を活かしてチーム強化に取り組みました。練習の成果が勝敗に直結するからこそ、限られた時間を有効に使う必要がありました。私は毎月の目標を「試合での課題」から逆算し、練習メニューを週単位で調整。例えば、サーブミスが多かった月は個人練習を重視し、部員ごとに目標設定と進捗の確認を行いました。予定通りに進まない時は、選手の負荷や体調をふまえて柔軟に計画を見直し、無理なく継続できる形に工夫。結果として、主力選手の安定感が増し、県大会ベスト4という過去最高の成績を残すことができました。」

【ポイント】
この例文では、ただ「部活を頑張った」と述べるのではなく、「課題発見→計画立案→実行→改善→成果」という流れを明確に描いています。また、数字(県大会ベスト4)や役職(副主将)を入れることで信ぴょう性を高めています。
計画性は、「工夫して行動したプロセス」を見せることが何より大切です。部活動というチーム要素が強い場面だからこそ、周囲を巻き込みながら実行した点も好印象につながります。

インターンでの計画性をアピールする例文
【例文】
「私はIT系企業での長期インターンを通じて、計画性を活かして業務効率を改善しました。主な業務は自社サービスに関する問い合わせ対応でしたが、毎日対応に追われ、業務の属人化が課題となっていました。そこで私は、過去の対応履歴をもとに「よくある質問」をカテゴリー別に整理し、テンプレートを作成する計画を立てました。まず2週間で対応履歴を洗い出し、次の1週間で回答案を上司とすり合わせながら完成させました。その結果、チーム内での対応時間が大幅に短縮され、新人インターンの教育工数も減少。対応件数は平均で1.3倍に増え、社内の週次報告でも取り組みが評価されました。」

【ポイント】
この自己PRでは、業務の課題を見つけ、それを改善するために自ら計画を立てて行動した流れが明確に描かれています。特に、「期間ごとのスケジュール設計」や「チーム全体に与えた影響(教育効率の向上や対応件数UP)」といった部分が、単なる努力の描写にとどまらず、計画性が成果につながったことを説得力を持って伝えています。
企業目線で見ても「再現性がありそう」と思ってもらえる好例です。

アルバイトでの計画性をアピールする例文
【例文】
「私は飲食店のホールスタッフとして勤務し、ピーク時の業務効率を改善するために計画的な工夫を行いました。ランチタイムには来客が集中し、オーダー遅れやミスが課題でした。そこで、私は曜日ごとの来客数を記録・分析し、混雑する時間帯を把握。そのデータをもとに、事前に準備すべき食器やレジの配置、担当ごとの役割分担を見直しました。また、新人スタッフにも簡単に引き継げるようマニュアルを作成し、業務の流れを可視化。結果として、ピーク時の平均配膳時間が5分短縮され、店長から「店全体の回転率が上がった」と評価をいただきました。」

【ポイント】
この例文の強みは、アルバイトという日常的な環境の中でも、「現場の課題を捉え→分析し→具体策を計画し→実行・改善へとつなげた」一連の流れが明確である点です。単なる「まじめに働いた」ではなく、自発的に課題に向き合い、数値や仕組みづくりを通して周囲に良い影響を与えたことが伝わる構成になっています。特に接客業では、「忙しさの中でも計画的に動ける人材」は高く評価されるため、企業側にも刺さりやすいエピソードといえるでしょう。

受験編での計画性をアピールする例文
【例文】
「私は大学受験に向けて、目標から逆算した学習計画を立て、最後までやり抜いた経験があります。現役時は志望校に届かず浪人を決意。そこで予備校の授業だけに頼らず、自分で半年ごとの長期計画・月ごとの中期計画・週単位の短期計画を作成しました。特に苦手だった英語は、過去問の傾向を分析し、毎朝1時間の文法・長文演習を日課に組み込みました。進捗管理のために毎週末に振り返りを行い、予定が遅れていればすぐに修正。こうした継続と改善を繰り返した結果、第一志望だった現在の大学に合格することができました。」

【ポイント】
この例文のポイントは、ただ「努力した」ではなく、「計画の立て方」「進捗の見直し」「改善のプロセス」まで具体的に説明できていることです。受験という個人で戦う目標に対して、計画性をどう活かしたかがリアルに伝わります。また、「時間管理」や「習慣化」といったビジネスにも通じる要素を含んでいるため、企業側も再現性のある強みとして受け取りやすく、汎用性の高い自己PRになっています。

計画性をアピールできるエピソードの例

計画性をアピールできるエピソードとしては、「業務効率を上げるために仕組みを見直した経験」などが代表的です。
例えば、アルバイト先で混雑時のオペレーションが回っていなかった際に、来客データを分析してピーク時間を予測し、業務の配置や準備物を改善したエピソードなどは効果的でしょう。
こうした経験は、単なる努力ではなく「課題を発見→計画を立て→実行し→改善・成果に結びつけた」プロセスがあるため、ビジネスの現場でも活かせる資質として評価されやすくなるのです。

計画性を自己PRする時のアドバイス

計画性を自己PRする際は、「私は計画性があります」と言うだけでは不十分です。大切なのは、どのような場面で、どのように計画を立てて行動したのかを、具体的なエピソードとともに伝えることです。
例えば「資格取得のために半年間の学習計画を立て、週ごとの進捗管理をしていた」「チームでの目標達成に向けて、タスクの優先順位を決めて進行管理をした」など、具体的な行動や工夫が盛り込まれていると説得力が増します。計画性は抽象的になりがちな強みだからこそ、「何を・どのように・どう成果につなげたか」を丁寧に伝えることが、印象に残る自己PRへの近道となるでしょう。

自己PRとは
自己PRとは、”自分の強みや特性が企業の求める人物像と一致していること”を伝えるためのアピールです。単に自分の性格や長所を述べるだけでなく、「その企業でどのように活かせるか」という視点が大切になるのです。
例えば、計画性や協調性といった強みも、志望企業の業務や社風とリンクしてはじめて意味を持ちます。企業が「一緒に働きたい」と感じるよう、自分の経験をもとに強みを裏付け、具体的に伝えることが重要なのです。

面接で計画性をアピールする方法

面接で計画性をアピールするには、ただ「計画的に動けます」と伝えるだけでは不十分です。企業側が知りたいのは、その計画性が実際にどのような行動や成果につながったのかという点なのです。
面接での”効果的に計画性を伝えるためのコツ”について、みていきましょう。

職務経歴書に書いた内容を1分程度にまとめる
面接で計画性をアピールする際は、事前にエントリーシートや職務経歴書に書いた内容を1分程度で話せるよう整理しておくと、かなり伝わりやすくなります。
面接では限られた時間で要点を伝える必要があるため、エピソードの中でも「目的・工夫した計画・成果」の流れを意識して簡潔にまとめましょう。無駄を省きつつ本質を伝える力も、計画性の一部として評価されるポイントになります。

計画性と矛盾したエピソードを話さない
面接で計画性をアピールする場合は、その主張と矛盾するエピソードをうっかり話してしまわないよう注意しましょう。例えば「私は計画的に物事を進めるタイプです」と言った直後に、「本番直前に慌てて準備したことが逆にうまくいった」といった話をしてしまうと、一貫性がなく信頼性が下がってしまいます。
企業が重視するのは、あなたの強みが実際の行動にどう表れているかという点です。計画性を伝えたいなら、「事前にどんな準備をしたか」「どうスケジュールを組んだか」「突発的な事態にどう対応したか」といった流れが自然に伝わるエピソードを選びましょう。発言と行動の整合性が取れていることで、説得力がぐっと高まるのです。

まとめ

“計画性”は多くの企業で重視される能力ですが、やもすると抽象的になりやすいため、実体験をもとに具体的なエピソードなどとセットで伝えることがカギとなります。
本記事では、活動内容別の例文や面接時の伝え方のコツを紹介しました。
自分の経験を振り返り、「どんな工夫をし、どう行動し、何を得たか」を丁寧に言語化し、計画性のある人材としての魅力をしっかりアピールしていきましょう。

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