企業紹介
1951年に日本開発銀行として発足。戦後の日本経済復興を目的に、電力・海運・石炭・鉄鋼などの重要産業に融資を展開。長期資金の供給機関として日本の高度経済成長を支えた。その後も、大きく変化する経済環境や社会課題に対して、独自のソリューションを開発・提供することで業界をけん引。高度な金融手法と高い調査能力を活用した投融資一体型金融サービスを提供している。
人物紹介
株式会社日本政策投資銀行
人事部人事課 調査役
島田 昂樹
自己成長と他社貢献の高次の両立を目指し、2009年に新卒入行。1年目から事業再生ファイナンスに従事、3年目より南九州支店での法人営業・企画調査、5年目以降は再生可能エネルギーの普及に向けた開発・運営をおこなうプロジェクトファイナンス案件に携わる。8年目にはDBJアセットマネジメント(株)に出向して不動産ファンド運営を経験。2019年より人事部に配属、新卒採用チームリーダーを務める。
難易度の高いワークとDBJ・金融ビジネスの理解に役立つという声多数
▼参加者の声
・短時間の割には密度の濃いワークショップだった、1Dayで効率よく企業のことを知ることができる
・オンラインとは思えないくらい充実したグループワークができた
・DBJについて知れる上に、社員の方と交流する機会がある
・公的な視点を交えつつ、スケールの大きな業務を体験できる
・ワークの難易度もさることながら、参加する学生のレベルも高く、就活に対するモチベーションが高まる
・一見すると想像しづらい「政府系金融機関」の業務をグループワークを通じて体系的に理解できる
サマーインターンの概要・応募はこちら:https://www.dbj.jp/recruit/internship/
企業ページはこちら:https://br-campus.jp/companies/174
金融のダイナミックな仕事を体感する濃密な1dayワークショップ
―――本日は、宜しくお願いします。まずは、ワークショップはどのような内容で行っているのでしょうか。
当行の1dayワークショップでは、実際に取り組んだプロジェクトを題材にしたグループワークを行っています。テーマは事業再生。「DBJの金融力とは何か?」を具体的にわかりやすく体感してもらえるように構成したコンテンツです。ケーススタディやワークを通して、金融の面白さやDBJらしい考え方について、感じてもらいたいと思っています。昨年からコロナ禍ということもあり、ワークショップもオンラインでの実施を進めてきました。この状況下で学生の就職活動にどう寄り添っていくか、私たちにできることは何かを考えながら、積極的に取り入れています。
―――ワークショップを通じて、学生に伝えたいことは何ですか?
夏のワークショップでは業界研究の一環として、そもそも金融の仕事はどんなことをしているのか、まず知ってもらう機会になればと思っています。金融について専門性がなくても心配いりません。はじめに前提となる基礎知識や金融ソリューションについてもレクチャーする時間を設けています。そして、グループワークで実際の仕事に触れてみて、面白いと感じるかどうかを大事にしてほしいです。その中でも、ワークのテーマである事業再生はDBJが業界をリードしてきた分野でもありますので、DBJらしさを感じてもらえるコンテンツになっています。深いリスクを取って資金供給する私たちの役割や、多くのステークホルダーを巻き込んでプロジェクトを成功させるダイナミックさを感じてもらえればと思います。
―――コロナ禍でのオンライン実施に向けて、工夫されている取り組みなどはありますか?
オンラインでの就職活動にシフトすることで、企業やそこで働く社員の”リアル”が伝わりにくくなっていると思います。ですから、半日かけてDBJを深く知ることのできるこのワークショップの開催日数を増やし、多くの学生に参加機会を提供したいと考えました。さらに、ワークショップ参加者の中で興味関心を持ってもらえた方には、他のテーマの案件を体感できるコンテンツを用意。DBJで働く面白さの一つは、幅広く多様な経験ができること。事業再生だけでなく、多様な金融ソリューションで社会に貢献する面白さを感じてほしいと思います。DBJをより深く知ってもらえる場として、今後も複層的に機会を設けたいと思っていますので、ぜひ活用してもらいたいです。
自分がどう生きていきたいのかを見つめる機会に活用してほしい
―――ランキングで2位に選ばれましたが、人気を集めたポイントはどんなところだと思いますか?
まずは、コンテンツの充実度でしょうか。実質半日という時間ですが、だからといって簡素化するのではなく、DBJらしさを感じられるよう、こだわり抜いたコンテンツになっていますので、高い満足度を得られるはずです。また、ありがたいことに非常に優秀な方々が参加してくれているので、学生同士の横のつながりにおいても、刺激を受けている部分は大きいようです。あとは、最後に開催する社員座談会ですかね。DBJの仕事を体感してもらった後、実際に現場で活躍する社員のリアルな声が聞けることで、よりやりがいや醍醐味の解像度をあげることができる。どれか一つでも、学生の皆さんに響くポイントがあれば嬉しいですね。
―――こういう人におすすめ、という学生像があれば教えてください。
DBJのミッションは、金融を手段としながら産業社会の課題を解決していくことです。世の中に対して何らかの問題意識を持っている方や、社会課題を解決することで世の中に貢献したいという志を持っている方にはぴったりだと思います。またDBJに興味を持って参加してくれる学生の中には、その使命や事業領域の幅広さゆえに、金融だけでなくコンサル、商社、インフラや官庁など様々な業界に関心を持っている方が多いようです。志望業界が今は金融でなくとも、このワークショップでは参考になる情報や出会いがきっとあります。私たちとしても、それをできる限り提供していきたいと思っています。
―――最後に、学生の皆さんにメッセージをお願いします。
自分の人生の目標は何かと考えると、どこの企業に就職するかは入口でしかありません。だからこそ、自分がやりたいことに素直に向き合って就職活動をしてほしいですね。面接においても、人事がこう言っているから合わせてこう言わなきゃいけないとか、こう言うとウケがいいとか、そういう答え合わせはしてほしくないですね。自分の言葉で、自分の思い描く夢を語ってくれる学生と話すのが、私たちとしても一番わくわくします。今は多くの企業でインターンシップを開催しています。その会社がどういう仕事をしているのか実際に感じる機会はたくさんあるので、ぜひ体験してほしいです。自分がどう生きていきたいかを見つめる機会として、当行のワークショップも活用してもらえたらと思います。