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選考対策

皆が知らない!?オンライングループディスカッション徹底解説!

未知のベールに包まれたオンライングループディスカッション(GD)。なぜ企業はオンラインでもGDにこだわるの?陥りやすい罠は何か?良い議論にするためにどうしたらいいのか?これらの疑問について徹底的に解説していきます。

オンライングループディスカッション(GD)について

 感染症対策からグループディスカッション(以下、GDとする)がオンラインで実施されるケースが増えています。GDの目的・コツについて説明している記事は多く世の中に出ているのに対し、オンラインGDについてを説明してくれている記事はほとんどありません。そこで、今回はオンラインGDについての難しさ・対策法について解説していきます。

グループディスカッション(GD)の目的とは

 以前の記事(グループディスカッション(GD)攻略のための5つのコツ)でもご紹介したとおり、企業側には以下のような狙いがあります。
「集団の中でのコミュニケーションを見たい」
「準備のできない状況での対応を見たい」
「一度で大勢の学生を評価したい」
「共通の評価尺度で学生を判断したい」
 つまり、「同じ基準で、多くの学生の、集団におけるコミュニケーションを見る」上で大変有用なツールということです。感染症対策でオフライン→オンラインに移行しても、企業の方にとってなかなか代替が利かないため、利用されています。
 現在(2020年5月)、GDがオフライン→オンラインになったからといって、企業から課されることはほとんど変わっていません。(今後企業の側も運用方法を変えていくかもしれませんが。)それは、企業の方からお題を与えられて、チームメンバーと時間内で議論していくというミッションです。もちろん、議論の中では、「前提確認/定義付け→問題分析→施策立案/検討→発表」を行い、良いアウトプットを出すことが求められています。

オンラインGDが難しいポイント

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 オンラインGDが難しい理由は、オンラインという制限により、オフラインのGDで出来ていたことが出来なくなってしまうorやりづらくなってしまうことが多くあるからです。学生の皆さんも、授業やゼミにおいてこうしたオンライン上の複数人でのコミュニケーションの難しさを体感しているのではないでしょうか?
 以下では、難しさが潜んでいるポイントについて解説していきます。

通信を行う故の限界

 当たり前のことかも知れませんが、オンラインでは音声読み取りと音声発信の間にラグがあります。これにより、発言がずれてしまったり、細かなニュアンスを伝えるのが難しかったりします。また、ほかの人と発言するタイミングが被ってしまうという現象も発生します。
 次に、チームのみんなと進捗を共有するホワイトボードや白い紙、付箋を使える訳ではありません。議論がどこまで進んでいるかの共有や同時に案だし(ブレーンストミング)をしにくい環境となっています。

いきなり選考が始まるという悲劇

 多くのオンラインGDが、「全体ルームで問題を説明→ルームを分けられて議論スタート」という流れです。そのため、準備ができない・チームメイトがどんな人か全く分からないという状態で議論することになります。

話す相手が画面であるという空しさ

 残念ながら、話す相手は画面です。話す側は相手の反応がつかみづらいですし、受け取る側は誰に向けて話しかけているのか分かりません。また、基本的にルームの全員に話しているので、個別に分からない箇所を質問したり、議論に遅れている子をキャッチアップしたりすることもできません。
 さらに、GDを評価をする社員の方が、画面をオフにしていて、反応を見られない場合もあるので覚悟しましょう。

これらの難しさから、様々な工夫が必要なことは明らかでしょう。

オンラインGDで良い議論にする工夫

 では、上記の難しさを理解した上でどう工夫すれば良い議論にすることができるのでしょうか?ここでは、良い議論を「全員が進捗を理解しながら、雰囲気良く進められる議論」と定義します。GDにおいてそれぞれの役割に応じて適した振る舞いはありますが、今回はオンラインGDで全員が意識すべきことについて述べていきます。GDについては『グループディスカッション(GD)攻略のための5つのコツ( https://br-campus.jp/articles/report/176 )』を参考にしてください。
 鍵となるのは、「イメージの共有、雰囲気づくり」です。先ほど挙げた通り、オンラインだとかなり意識しないと出来ない部分です。しかし、実現できればチームの力を最大限に引き出せるでしょう。

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イメージの共有

 イメージの共有がなぜ大事なのか。それは、全員がキャッチアップし、議論に付いてこられるようにするためです。GDにおいて、議論の中で各人の発言がどこに該当するのかを把握するのは良いアウトプットを出す上で欠かせません。そこで、オンラインGDにおけるオススメを2点ご紹介します。

 1つ目は、「言葉の工夫」のすすめです。
オンラインの場合、「言葉」を上手く用いて、議論の場所を伝えられるとチームの理解度が上がり、議論が前に進みやすくなります。

「利益=売上ー費用という式がでましたが、まずは売上を伸ばす策から考えませんか?」(議論の切り出し方)
「Aの具体にあたるのがBなので、もう少しBのようなアイディアを出してみませんか?」(アイディアを発散する時)
「X,Y,Zがバラバラになっていますが、抽象化するとWということですよね?」(意見が煩雑になっている時)
「そろそろ時間も迫ってきているので、施策の検討に入りたいのですが、検討項目はA~Cでいいでしょうか」(議論を収束に向かわせる時)

上記は一例に過ぎません。状況共有→提案をセットに出来るとチームの理解度を上げ、さらにご自身のアピールにもつながると思うので、ご自身の言葉でやってみてください。

 2つ目は、「機能活用」のすすめです。
どのツールにも「画面の共有機能」があります。GoogleドキュメントやGoogleスライドを使い、視覚的にわかりやすく共有する手段です。コメント欄でURLをシェアすれば、みんなで編集することも出来るので、イメージの共有がスムーズに行くでしょう。この手段はホストの設定によるので、不可能なケースもあります。

雰囲気づくり

 皆さんの中には、雰囲気づくりなんて要らないと思っている方もいるかもしれません。しかし、人間にとっては見知らぬ反応の薄い人と議論するのは苦痛でしかないです。闊達な議論にするためにオススメを2点ご紹介します。
 1点目は、「自己紹介」のすすめです。「○○大で△△に力を注いでいる□□と申します。本日はよろしくお願いします。」のようなシンプルなもので構いません。最初の2~3分をとってでもみんなでやった方が、お互いの声が分かり、発言しやすくなります。結果的に、お互い意見が言いやすい雰囲気が出来て良い議論になる傾向にあります。
 2点目に、「オーバーリアクション」のすすめです。これは、普段のリアクションの2~3倍を想定しています。オンラインGDにすでに経験されている人は分かるかも知れませんが、画面越しだとみんな怖い顔をしているように感じられます。笑顔や頷きがあるだけで、話し手は救われます。GDはみんなで作り上げるものなので、少しでも良い環境づくりに努めましょう。

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まとめ

「なぜ企業はオンラインにおいてもGDにこだわるのか」
「なぜオンラインGDは難しいのか」
「どうしたらオンラインGDにおいて良い議論ができるのか」
のオンラインGDに絞った3つの問いを解説していきました。
(GDのコツやオンライン選考のポイントに関しては下記の記事を参照してください。)

理論が分かった皆さんは、実践あるのみです。本質的には、「良い議論にしよう」という意識をして、選考に臨むことです。この意識さえあれば、手段は問いません。オンラインという状況下でも実力を発揮できることを期待しています。

GDやオンライン選考に関する記事

▼グループディスカッション(GD)攻略のための5つのコツ
https://br-campus.jp/articles/report/176
▼面接官はここを見る!グループディスカッション(GD)の評価ポイント
https://br-campus.jp/articles/report/175
▼オンライン選考対策が合否の分かれ目に!?~オンライン選考で気を付けるべき27のポイント
https://br-campus.jp/articles/report/915