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選考対策

面接官はここを見る!グループディスカッション(GD)の評価ポイント

自信があったグループディスカッションは不合格で、中心メンバーにはなれなかったほうは合格。何がポイントなんだかさっぱりわからない…。実は、面接以上に評価ポイントがわかりにくいのが新卒採用で行なわれるグループディスカッション。採用担当者の視点で評価ポイントを確認してみましょう。

グループディスカッションの目的とは

まずは企業が採用選考でグループディスカッションを導入する理由を知りましょう。集団面接や個人面接と何が違うのかを知ることで、「何をしてはいけないのか」「どのように評価されているのか」をより理解することができます。

集団の中でのコミュニケーションを見たい

「学生対面接官」という一対一のコミュニケーションではなく、「複数の学生同士」という集団のコミュニケーションを見たいという意図です。集団面接であっても、基本的には「学生対面接官」という図式であることには変わりません。一対一のコミュニケーションを並行して行なっているだけであることがほとんどです。ほぼ初対面の参加者全員で、短い時間でひとつの目的に向かって行動ができるかを実際にチェックするために導入している企業は多数あります。

準備のできない状況での対応を見たい

多くのグループディスカッションでは、その場でテーマが発表されます。前もって考えておくことや、ほかの人に協力してもらえない状況でどのような思考で、どう議論するのかを確認する意図が含まれていそうです。

一度で大勢の学生を評価したい

グループディスカッションは、企業にとって、面接官1~2名に対して、学生1グループ5~8名、それを複数グループで同時に選考が可能です。多数の応募者を面接で見切れない場合にも導入されることがあります。面接官が複数のグループを一度に評価する場合は、マナーや意欲といった「必要最低限」の部分についてチェックをしていると考えてもよいでしょう。

共通の評価尺度で学生を判断したい

多くの企業で、人事や面接担当者は1人ではありません。選考ステップによっては、数十人の面接官が学生に接することになります。そのなかで、「共通の評価尺度」を厳密に面接官一人ひとりにもたせることは非常に難しくなります。グループディスカッションは比較的1人で大人数を評価できること、チェックすべき評価基準を打ち出しやすいことから、利用されることがあります。

学生が犯しがちなミス

面接と違い、「どんなメンバーが一緒にグループディスカッションに参加しているのか」によって良い振る舞いや評価される発言が変わってきます。まずは、どんな状況であっても「避けるべき行動が何か」から学びましょう。

自分の意見を押し通す

最終アウトプットに向けて、自分の主張を通したい!と考える必要はありません。もちろん、思考そのものは評価対象ですが、それがチームの意見として採用されたかどうかでは発言力として判断しません。自分の意見を無理に押し通す行動で、むしろ、人の話を聞かない・協調性がない・交渉力がない・空気が読めないなどのマイナス評価がついてしまう可能性があります。

同調してばかりいる

協調性を優先したいあまり、「誰かの意見に同調してばかりいる」のも高評価にはつながりません。例えばAと、対立するBという意見があった場合、そのどちらにも「賛成です」という態度をとるのは、「論理性に欠ける、「場当たり的」、などのマイナス評価がついてしまう可能性があります。

指示に従わない

グループディスカッションは、一定の条件のもとで行なわれる選考です。時間、使用可能な道具、最終アウトプットなどの指示に従わないのはマイナスです。例えば、「机上に用意していいのは、筆記用具と時計のみ。メモ用紙は用意したものを使ってください。それ以外のものはすべてカバン内にしまってください」という指示があったにも関わらず、「調べたいことがあるからスマホを使う」といった行動、「発表までの準備時間は1時間です」なのに「発表時間が最後だから、他のチームが発表している間も、発表の準備を続けよう」といった行動は、無意識な部分やチームメンバーの行動も含めて気をつけましょう。

グループディスカッションが終了したとたん、油断する

面接では、退室するまで気配りができるのに、グループディスカッションは課題が終わった開放感と、チームメンバーとの仲間意識からか「素」の状態になってしまう学生さんが見受けられます。例えば、その場で「せっかくなので、連絡先交換しましょう!」などと盛り上がってしまったり、感想を言い合ったりして進行を妨げたりしないようにしましょう。面接官の目があるところでは常に選考されていると意識しましょう。

日本語の使い方がおかしい

グループディスカッション中は、面接中より早いテンポで会話が進行します。敬語を意識するあまり、日本語がおかしくなる学生もいます。謙譲語や尊敬語を無理に使う必要はありません。丁寧な「ですます調」で、相手への伝わりやすさを意識し、会話しましょう。

姿勢が悪い

グループディスカッションでは作業用のテーブルがあることがほとんどです。椅子しかない面接会場と違って、机に寄りかかったり、女子学生であればスカートにも関わらず机の下で足を広げていたり、極端な猫背になってしまうことがあります。接客業、営業職など、「人に見られる職種」の場合、あまりにも姿勢が悪いというケースでマイナス評価されることがあります。

結局、何がグループディスカッションで評価されるの?


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「避けるべき6つの行動」を踏まえたうえで、意識して欲しいこと。それは「チーム全体で一つの課題をクリアすることに貢献する」です。多くの会社では、チームで仕事に取り組みます。そのシミュレーションをグループディスカッションで行っています。
▼チームで
▼自発的に
▼より良いアウトプットをする
この3点の項目を達成できる素質・能力として、一般的に重視される評価基準を5つピックアップします。会社によっては求める素質・能力が異なり、評価基準・評価尺度が異なることもあります。

協調性

ここで気をつけなければならないのは、協調性とは相手の意見に無条件に迎合することではないという点です。「違う意見や立場の人同士が、お互いに助け合いながら、同じ目標に向かってそれぞれがやるべきことをする素質」があるかどうかを見ています。

積極性

能動的に物事に取り組む姿勢を見せることが大切です。よく、「どの役割に立候補すれば評価が高くなるでしょうか」という質問をする学生さんに会いますが、「司会に立候補さえすれば積極性を認められる」というものではありません。最初から最後まで、自分のできることを探し続ける姿勢を意識しましょう。

傾聴力

傾聴力(けいちょうりょく)は聞きなれない言葉ですが、「相手に耳を傾けて聞く力」のことです。自分の意見や感情とは関係なく、相手の意見や感情を肯定的に、素直に引き出す力です。GDは「話す」ことに力点が置かれがちですが、「聞く」ことにも評価ポイントがあると理解してください。

論理性

初対面の人と共通認識をもってディスカッションを行なうためには、「なんとなくこういうものだと思っていた」「だいたいわかってくれればOK」という姿勢で参加してはいけません。思考力を伝えるために、論理的に、誰が聞いても納得できる展開を意識しましょう。

リーダーシップ

集団をまとめたり、方向性を決めたり、周囲を巻き込んで動かす力を見ています。「議長=リーダー」ではありません。チームメンバー一人ひとりが意識すると同時に、「リーダーポジション争い」はしないように注意してください。

○×だけじゃない、いろいろな評価尺度


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バインダーを持ちあるいて、常に何かをチェックしながら書き込んでいる・・・そんな面接官たちが、どのような評価尺度を使って学生の評価をしているかを最後にご紹介します。
面接でも評価シートは使用するケースが多くありますが、GDの評価シートはより評価項目や尺度を具体的に設定しています。行動基準は企業によって異なるため、必ずしも例の通りの評価項目を試用しているわけではありません。

グラフィック・レーティング尺度

5段階評価する方法です。取り入れるのが簡単で運用しやすく、多くの企業で取り入れています。
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行動観察尺度

評価項目に対して、キーとなる行動(評価基準)を取り上げ、頻度やレベルを5段階で評価する方法です。グラフィック・レーティング尺度よりも面接官による判断のばらつきを低く抑えることができます。
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行動要約尺度

さらに行動を詳細化して、複数の段階について行動記述を示したのが行動要約尺度です。
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グループディスカッションに臨む心構え

目的は、「チーム全体で一つの課題をクリアすること」にあります。チームメンバーは、採用選考の「ライバル」ではなく、「チームで合格するための仲間」です。実際に、「チーム全員合格or不合格」というケースも、珍しいことではありません。逆に、どんなメンバーとGDに臨むことになっても、「今、このチームで課題をクリアするために自分が貢献できることはなんだろう?」という意欲と能力を発揮できればグループディスカッションは確実に通過できます。とるべき行動はそのときによって異なります。模擬GDなど、実践ができる機会があれば積極的に参加し、経験を積むことをオススメします!

グループディスカッション対策は必要。でも、本質的なキャリア形成をしたいなら

グループディスカッション対策は、内定の確率を上げるのに必要なことですが、はたして「内定を獲得すること」は真のゴールといえるのでしょうか?

「仕事」という時間は人生の大半の割合を占めています。そんな中、周りの意見や評価に流され、自分の心の中の意思に反する形でキャリアを選ぶことは将来の自分の首を苦しめるだけなのではないでしょうか。 グループディスカッション対策に取り組む前に、ぜひ自分自身と語り合ってみてください。

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