<プロフィール>
Yさん/女性
東京大学/院卒
新領域創成科学研究科
ガクチカ:大学祭実行委員会、研究
就活開始:修士1年生の6月から
初内定 :3月
OB/OG訪問:10人
内定取得先:鉄道
入社予定先:鉄道
01:就活スタート(準備)期
ーーいつから就活を開始したか?
修士1年生の6月。
生協主催の合同説明会があったから。なんとなく夏前に始めておくものだと思っていた。業界関係なく企業が集まるイベントに参加していた。
ーー何からスタート・準備したか?
説明会への参加。まずは説明会に参加して、企業を知ることと就活の雰囲気に慣れておこうと思った。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
デベロッパーか鉄道、シンクタンク。街づくりかMaaSをやりたかったのと、研究経験を活かしたかった。
生活に密着しているため、就活より前から知っていた企業が多い。
ーー応募までの過ごし方や意識した準備は?
夏インターンシップ前は特に意識していなかった。就活が何かわからなかった。
ーー応募までに困っていたことは?
同級生がほとんどいないため、周りがどう行動しているのか情報があまりなかったこと。学部生時代の同期や先輩に情報を聞いていた。「最初はマイナビを登録しな」と言われてその通りにした。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
とにかく必死。
院進して初めての1人暮らしや大学院の生活に慣れる必要があったので就活どころではなかった。
ーー応募までに「やっておいてよかった」は?
特になし。
ーー応募までに「やっておけばよかった」は?
どんな企業があるのかの情報収集。
思っているよりも企業がたくさんあるので、今のうちに興味のある業界について知っておくとよい。知っている企業しか見れていなかった。
02:夏インターンシップ期
ーーいつから夏インターンに応募したか?
修士1年生の6月〜9月。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
上記と変わらず、デベロッパー、鉄道、シンクタンク。
ーー何社に応募したか?
20社。デベロッパー、鉄道、シンクタンクで知っている企業にとにかく応募した。
ーー夏インターンで体験/知れたことは?
正直言えばしんどかったなという気持ちが大きかった。インターンシップが5時間オンラインだったこともある。座りっぱなしでワークするのはきつい。
ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
毎日ESを書いていたが、対策を意識するほどの余裕はなかった。
時間もなく頼るものがなく、何が正解なのかよく分からなかったため。授業が忙しかったこともあり、うまくいかなかった。きつくて記憶がない。
ーー当時困っていたことは?
時間がない。
授業、研究と学業だけでもかなり忙しかったので(月1東北でフィールドワークを実施)、時間を割いたESが簡単に落とされることへの苛立ちも生じた。
それでもただただ書いていくしかなかった。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
ただただしんどかった。
研究がやりたくて大学院に入ったにもかかわらず、コストパフォーマンスとタイムパフォーマンスともに最悪な就活に忙殺されることが悔しく辛かった。
なんだったんだろうあの時間、と今は思う。
ーーこの期間に「やっておいてよかった」は?
特になし。
とにかくできることを全力でやるべき。
ーーこの期間に「やっておけばよかった」は?
ESを早い段階で経験のある人に見てもらうこと。
自分が書いた文章をより分かりやすく伝わりやすくするためには第三者の視点が必要だから。自分が書いた文章はどうしても変になる。わかりやすい文章作りのためには第三者視点が確実に重要。
03:秋冬インターンシップ期
ーーいつから秋冬インターンに応募したか?
修士1年生の9月〜1月。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
変わらず。デベロッパー、鉄道、シンクタンクを志望していた。
ーー何社に応募したか?
15社。夏に落ちたところに再チャレンジするような形。
ーー秋冬インターンで体験/知れたことは?
社員の方や学生との交流を通して企業ごとの雰囲気が理解できるようになった。対面インターンシップの重要性を感じた。
ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
①本選考対策も兼ねて学部生時代の先輩にESを添削していただいた。
②イベントを通じて会った社員さんを通じてOB/OG訪問を繰り返した。個人間で話を聞いた方が聞きたいことを聞けると気づいた。
ーー当時困っていたことは?
引き続き忙しかった。
秋学期は違うキャンパスの授業をとっており、また大学院の授業で宮城県の学会に行くなど忙殺されていた。
ご飯を抜く、家事を最低限にして生活の質を下げるなど、生活を犠牲にして時間を捻出した。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
ただただしんどかった。メンタルがきつすぎて記憶がない。
ーーこの期間に「やっておいてよかった」は?
①ESを人に見てもらったこと。一度就活を経験した人にESを見てもらった方がいい。
②インターンシップ選考で面接を経験したこと。慣れることで自分が答えられないような質問がわかってくる。応募することに意味がある。
ーーこの期間に「やっておけばよかった」は?
特になし。
04:本選考期(秋冬IS以降)
ーーいつから本選考に応募したか?
修士1年生2~3月。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
鉄道のみ。
デベロッパーは街づくりに対する考え方が違うと思いやめることにした。シンクタンクは数と内容ともに多く調べられなかったのでやめた。
ーー何社に応募したか?
5社。
2月に締め切りがあり、これまでインターンシップに応募したことがある企業に応募した。
ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
面接に呼ばれて選考が始まったので、ワンキャリアの経験談を読んだり、これまでの面接で答えられなかった質問の対策をしていた。
ーー当時困っていたことは?
ある選考に案内されたが、内容が分からなかったので、どういう心持ちでいけばいいのかも分からなかった。まだマイページでのエントリーも始まっていなかった。
とりあえず本選考かリクルーター面談かと思うことにして、対策としてワンキャリアで経験談を読み漁り、想定される質問を対策した。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
参加したイベントが、本選考に繋がっているのか分からず不安。
見通しが立てられなかった。結果として初めての対面面接が最終面接になった。
ーーこの期間に「やっておいてよかった」は?
①これまでのインターンシップ選考を踏まえて面接対策をした。
②対面のイベントに参加して自分の顔を積極的に売っていくこと。名刺交換や質問の頻度を多くしていた。早期選考に呼ばれたのもここがポイントだと思う。
ーーこの期間に「やっておけばよかった」は?
対面面接の数をこなす。
オンラインばっかりで最終面接が初めての対面面接だったから。慣れとけばよかったな、と思った。
05:意思決定期
ーー意思決定の時期は?
修士1年生の4月。
ーー最終的に何社から内定を得たか?
1社。鉄道。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
終わって自由になってとても嬉しい気持ち。
大学院に入って初めて忙しさから解放され心が穏やかになった。
ーー最後は「どこ」と「どこ」で迷ったか?
内定を頂いた鉄道会社以外にもこれから別の鉄道会社の選考を受けるか迷っていた。
内定が出るまで対策もしていたのでこれでやめてよいのか不安になった。
ーー最後の「決め手」は(どうやって決めた)?
「エリアが広く社会的影響・責任が大きいところ、社員さんがとてもよくしてくださった、身近な存在であった、親が安心する」などの理由から総合的に判断した。一度就活をちゃんと続けようと思ったがやる気が起きなかった。
就活への疲れが大きく、一度辞めるともう力が入らなかった。
ーー意思決定で困ったこと/悩んだことは?
最初の現場期間の長さ、女性としての働き方。
他の鉄道と比べて現場業務が長く、女性としてのキャリア形成に不安があった。
やりたいことが1番できる企業だと自分で納得させた。
ーー就活全体を振り返ると(またはアドバイス)?
就活と学業の両立は、特に文系院生にとってはなかなか厳しいものだった。
しかし学業に力を入れて良かったとも思っているので大学院だからこそ出来ることを悔いなく取り組んでほしいと思う。
せっかく大学院に入ったにもかかわらず就活に身をささげることは理にかなっていないと思うので、就活の割合をもう少し減らせば良かったと思っている。
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