<プロフィール>
Oさん/男性
京都大学/学部卒
文学部東洋文化学科
ガクチカ:インターン, サークル幹部
就活開始:学部3年生の4月(休学していたため、24卒から25卒就活に切り替え)
初内定 :学部3年生の11月
OB/OG訪問:20人
内定取得先:総合商社, ソフトウエア, メガバンク・信託銀行・信用金庫, 証券・投資銀行・M&A
入社予定先:商社(総合商社)
#商社 #投資銀行 #M&A #OB/OG訪問 #スキルか社格か
01:就活スタート(準備)期
ーーいつから就活を開始したか?
学部3年生の4月(休学前)。
1つ上の先輩から就活は早くした方がいいとアドバイスを受けたため。その先輩が選考で苦しそうにしているのを見て危機感を覚えた。
ーー何からスタート・準備したか?
①就活サービスへの登録
学部の性質上も相まって周りに就活をしている人がほとんどおらず、情報収集が必要だと感じた。周りは休学や公務員就職、院進なども多かったため、民間就活をしている人が少なかった。そのため、情報を取りに行くためにサイトに登録した。Goodfindで情報収集をした。
②就活イベントへの出席
③長期インターンシップ
将来やりたいことが全くなく、実務経験を積むことでそれを見つけようと思った。intern streetで長期インターンシップ先に出会った。メンターがついて、長期インターンシップを紹介してくれる団体。Goodfindからこの団体を知るに至った。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
商社。
なんとなくグローバルに働きたい、日本のために働きたいと感じていた。Goodfindのイベントで商社の社員が登壇していて興味を持った。
ーー応募までの過ごし方や意識した準備は?
①自己分析
就活の選考がどういうものか全くわからなかったため、今のうちからできることをしようと考えて行った。加えて、早いうちから自分自身に対する理解度を高めることが重要だと考えたため。
エンカレッジのメンターや、就活を終えた先輩と話すことで、自分自身を知ったり、どのような知識が就活に役立つかを聞いたりした。
②GD(グループディスカッション)練習
ベンチャー企業中心に受けたことで、選考機会を増やすことができた。
③面接対策
志望業界は面接による選考がメインなので場数を積んでおきたかった。
④他業界の選考応募
ーー応募までに困っていたことは?
選考対策をどのようにすればよかったかわからなかったこと。
周りに就活をしている人がおらず情報がなかったため。
解決策として、就活サービスのイベント参加や、メンターサービスを活用して情報を得た。
エンカレッジのメンター、長期インターンシップ先の先輩からのアドバイスも活用した。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
①自信を持っていた
選考に受かると嬉しかったし、通過率も悪くなかったため。
②不安感
商社が第1志望でいいのか確信が持てなかったことや、そもそも商社に行けるのかわからないことに対する不安を感じていた。
ーー応募までに「やっておいてよかった」は?
できるだけたくさんの社会人に会ってキャリアプランについてお話を聞くこと。
学生にはない視点でフィードバックをくれた。
その結果自分のキャリアを考える上での材料を得ることができた。
この頃の商社の志望理由から、より良い選択肢を見出せるのではと思っていたため、質問した。
商社に行きたい理由を素直に言語化したときに、自分が成し遂げたいことが商社でなければできない理由にはならなかった。
そのため、社会人との対話を通じて商社以外に目指すべき業界や、よりクリアにすべき自分自身についてのことなどを洗い出した。
ーー応募までに「やっておけばよかった」は?
もっと序盤から面接練習をたくさん積んでおけばよかった。
序盤は1人で対策していたが、後々他人としたほうが圧倒的に効率が良いということに気づいたため。
この時期は聞かれる質問をワンキャリアで調べ、それを唱えて話す練習をしていた。
02:夏インターンシップ期
ーーいつから夏インターンに応募したか?
学部3年生の6月〜10月(休学空け)。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
商社、銀行、信託銀行、M&A仲介、デベロッパー、損保、通信、IT(ベンチャー中心に)。
できるだけたくさんの業界を知ってから絞りたいと思っていたため。
ーー何社に応募したか?
40社。ベンチャーと金融多め。あとはM&A仲介やデベロッパーなど。
落選の可能性も考えてできるだけ多めに出した。長期インターンシップ先がベンチャーで、働いていて楽しいと思っていたため多く受けた。金融は第2志望業界だったため多く出した。
外資就活・ワンキャリアから情報を得た。25社程度通過。参加は15社弱。銀行、損保、M&A仲介、通信、ITベンチャー、デベロッパー。
ーー夏インターンで体験/知れたことは?
①就活仲間ができた。
インターンシップに参加することで他の就活生と仲良くなる機会を得られるようになったため。
②自分の興味ある業界がわかってきた。
実際にインターンシップでその業界にかかわるワークを経験することで、各業界の仕事を理解できた。
デベロッパーと損保は合わないと思いつつ、銀行は面白いと思った。その上で、日系投資銀行には興味が湧いた。
デベロッパーは建物ありきな仕事で、不動産に対して面白みを感じなかった。損保は保険商材の差別化の難しさがある上に、プラスの価値を提供しにくいと感じ、興味が持てなかった。
銀行は自分の将来やりたいことと親和性が高かった。なんとなく自分は日本のために働きたいと感じていて、その理由は社会の利便性の高さが要因だと感じた。
そこで、様々なサービスを社会に普及していける企業がいいと感じ、銀行なら融資を通じて様々な企業の挑戦を後押しできる点に興味を持って、志望度が上がった。
ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
①WEBテストの勉強。
WEBテストで落ちることが多かったため、対策の必要性を感じた。本屋でWEBテスト対策本を買って勉強した。玉手箱の参考書を2周くらいした。
②面接の練習をきちんとすること。
人に話してみると、自分が思っているより伝わらないという状況もありうるとわかった。そのため自分の頭の中にぼんやりとあるガクチカや就活軸を他人にもしゃべって伝わるようにまとめる必要性を感じた。
たくさん選考を受ける、メンターに面接練習してもらうことで対策した。
連日面接が続いており、ほぼ毎日練習していた。
ーー当時困っていたことは?
①企業の管理。
受けている企業数が多すぎて、それぞれの選考状況などがよくわからなくなってしまいそうだったため。
就活コミュニティで入手した選考管理シートを活用した。
就活コミュニティを運営している人のアドバイスで知った。
②キャパオーバーになりそうであること。
選考の企業数が多く、毎日面接やES提出に追われていたため。
解消していない、常にキャパオーバー気味になりながら頑張った。
友達と遊びに行く時間は作ることで、リフレッシュする時間は設けていた。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
就活楽しい、友達たくさんできるのが嬉しい。
理由は以下の2つ。
①インターンシップに参加することで自己理解が深まっていき、最終的な自分の納得した選択ができそうである未来が見えた。
自分自身の就活軸がはっきりしてきて、企業を絞りやすくなったため。
②インターンシップに参加しないと出会えなかった他大学の学生との繋がりができたから。
ーーこの期間に「やっておいてよかった」は?
とにかく夏インターンシップに沢山参加すること。
インターンシップに参加したことで就活仲間もできて練習相手も見つかったため。
加えて、業務について具体的な知見を得て、自分の未来を選択する上での良い情報が得られた。
ーーこの期間に「やっておけばよかった」は?
面接練習。
練習なしでは本番に太刀打ちできなかったため。
もっと早い時期から他人との模擬面接を通じて、客観的な評価を受けておくべきだった。
03:秋冬インターンシップ期
ーーいつから秋冬インターンに応募したか?
学部3年生の10月から応募開始、12月まで参加。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
日系投資銀行、総合商社。
自分の就活軸とマッチしており、かつまだインターンシップに参加していない業界であったため。
ーー何社に応募したか?
8社。投資銀行部門と総合商社。1社だけコンサルも出した。
当該業界でインターンシップがあった企業だけ出した。
他の業界で興味あるところはある程度夏の時点で見れていた。
OB/OG訪問を通じて情報を得た。
3社通過。投資銀行と商社、コンサル。
ーー秋冬インターンで体験/知れたことは?
自分の軸に整合する業界がより絞れた。
具体的には投資銀行の方が銀行より良いと感じた。今までに見れなかった業界の業務が見れて、そちらの方が志望軸に合うと感じる部分があったため。
事業をサポートする上での影響力は投資銀行の方が大きかった。融資案件が降ってきて仕事をする銀行に比べ、社債や株式発行、M&Aなど様々な手法を投資銀行は持っている上に、ヒアリング+提案ベースで仕事が進む点に魅力を感じた。
商社は世の中を便利にする商材を自ら生み出せる点に興味を持った。銀行はクライアントワークであるため、自ら生み出すことはない。しかし、商社は自ら事業を作り社会を盛り上げていく事業ができる点でより社会的影響力が強く、軸との整合性も高かった。
ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
面接対策。
面接の回数が多く、対策しないと合格しないと感じたため。
OB/OG訪問の社員さんやリクルーター、メンター、就活仲間と練習した。
週に1回はしていた。
ーー当時困っていたことは?
志望動機。
業界だけでなく企業別の志望動機を作るのが難しかったため。
業界への興味は言えるが、なぜその企業なのかを踏み込むとあまり言語化できておらず、その点はより深ぼっていくべきだと感じた。
リクルーターや内定者からの情報収集。
夏インターンシップ経由でついたリクルーターや、ビズリーチ・キャンパス等で会った内定者に対し、どのような志望動機を話していたかを聞いた。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
上手くいっていて楽しい。
早期選考がいくつかもらえて面接も順調だったため。
ーーこの期間の内定は?
11月メガバンク、IT1社、M&A仲介1社。
志望度は中程度。
夏インターンシップ経由の早期選考で内定。
ーーこの期間に「やっておいてよかった」は?
OB/OG訪問。
入社後の業務について解像度が上がった。その方のキャリアの流れを聞くようにしていた。どういうプロジェクトにアサインされて、どのような業務に関わっていくかをイメージするために質問した。他にも、志望動機を聞いてもらって現場社員に刺さるかを確かめた。
04:本選考期(秋冬IS以降)
ーーいつから本選考に応募したか?
学部3年生の1月〜学部3年生の3月。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
日系投資銀行、総合商社。
自分の就活軸との整合性は1番高かった。
サポートするなら投資銀行、自分で作るなら総合商社だと感じた。
ーー何社に応募したか?
4社。
総合商社2社、日系投資銀行1社、損保1社。
インターンシップ経由で優遇がもらえていた企業と本命の企業。
対策量で本選考への合格率は変わると思ったため、一旦2社だけ出して、残りは落ちてしまったときに6月選考を考えるようにして、本命に集中した。
リクルーターや内定者、OB/OGから情報を得た。
新規の訪問よりも、何度か面談した社員さん等に話を聞いてもらうことが多かった。
4社書類通過。
ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
①志望動機をブラッシュアップ
とにかく志望動機を練り上げて色んな人にぶつけてフィードバックをもらっていた。ガクチカは夏インターンシップ時から使っていたため、磨くなら志望動機だと思っていた。リクルーターやビズリーチ・キャンパスのOB/OG訪問機能。
1週間に1度くらいのペースで面談。
②ケース面接対策
ーーこの期間はどんな心境だったか?
ようやく就活が終わりそうで嬉しい。
一方で緊張感もあった。
第1志望の企業はまだ選考中であるため、内定が出るまでは不安感もあった。
ーーこの期間に「やっておいてよかった」は?
色んな人としゃべることと、自分だけで就活をやらないこと。
自分の視野や思考は狭く、1人では情報もない。そのため人に頼ったほうが効率的である。
05:意思決定期
ーー意思決定の時期は?
学部4年生の5月。
ーー最終的に何社から内定を得たか?
5社。
総合商社1社、日系投資銀行1社、M&A仲介1社、商業銀行1社、ITベンチャー1社。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
自分にとっての大きな意思決定であるため、どうしようかと悩まされる感覚だった。
商社と投資銀行で迷っていたが一長一短だったため。
ーー最後は「どこ」と「どこ」で迷ったか?
総合商社と投資銀行で迷った。
やりたいことは商社のほうが近いがキャリアアップを考えると投資銀行だった。
商社は勤め上げのイメージが多く、付くスキルに関する話も薄かったため、ずっと働く必要があると感じた。それに対し投資銀行はスキルもつく上に、やりたいこともできるため、迷った。
ーー最後の「決め手」は(どうやって決めた)?
やりたいことに近いか。
目標こそ一番大事にしていた就活軸であったため。
自分でキャリアを組んでいけば企業から出られないということもないと思い、商社がいいと感じた。
ーー意思決定で困ったこと/悩んだことは?
内定辞退の申し訳なさ。
お世話になったリクルーターに連絡しなくてはいけなかったため。
電話で自分の気持ちを隠さず丁寧に伝えた。
ーー就活全体を振り返ると(またはアドバイス)?
本当にその意思決定が正しいのか本音で考えること。
ブランドとか人の目とかを捨てて本当に自分がやりたいことを追求しようとすることができたらよかったと感じるため。
事業を作っていくという目標があったため、ベンチャーに飛び込むこともできたが、自分の中で人の目という意識もあり、最終的には商社を選んだ。
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