<プロフィール>
Gさん/男性
早稲田大学/学卒
文化構想学部
ガクチカ:インターン, 部活動, 学生団体幹部
就活開始:学部2年生(12月)
初内定 :学部3年生(11月)
OB/OG訪問:約50人
内定取得先:WEB・インターネットサービス, 人材, 教育
入社予定先:人材・教育(人材)
#大学 #大学生 #就活 #文系 #ベンチャー #起業 #早期選考 #早期内定
01:就活スタート(準備)期
ーーいつから就活を開始したか?
学部2年生の12月。
長期インターンシップ先の先輩のアドバイスがきっかけ。まだ早いのではないかと思っていたが、業界によっては大学3年の春から本格的に就活が始まると聞き、準備しておいた方がいいと感じた。
ーー何からスタート・準備したか?
説明会に参加すること。
エンカレッジやワンキャリアなどで調べると、既に25卒向けの説明会を行っていた。何から始めれば良いかなどを学んだ。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
テレビ、広告、エンタメ、IT(メガベンチャー)。
大学でメディアやエンタメについて学んでおり、それらに携われる業界に関心があった。
ーー応募までの過ごし方や意識した準備は?
たくさんの情報を得ることにこだわった。
インターネットを活用したり、説明会やイベントに参加したりして情報収集した。自分は世の企業について詳しくないという自覚があり、「就活は情報戦」だと色々なところで聞いていたため。特に3年生になってからは、ほぼ毎日何かしらのイベントに参加していた。
ーー応募までに困っていたことは?
自分のやりたいことがわからず、どのように企業を選べばいいのかわからない。
説明会に参加していると、どの企業も面白そうと感じ絞りきれなかった。そこで意識したのは、就活の軸を確立するために「ここがいい!」と思ったポイントをメモに残し、自分が魅力を感じる点を洗い出すこと。元々こまめにメモを取る習慣があったことが非常に役立った。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
自分の世界が広がっていくようで、楽しかった。
これまで知らなかった業界や企業を知り、色々なバックグラウンドを持った人と交流できていたため。説明会等だけでなく、Macherを活用し海外での起業など様々な経験を持つ人と話していた。自分の生き方を考える上で、非常に勉強になった。
ーー応募までに「やっておいてよかった」は?
幅広く調べ、検討したこと。
当時の自分のように特段こだわりがない人は、まず色々な業界や企業の説明会を受けてみるとよい。後から「あっちの方が良かったかも」などと後悔する可能性を減らせる。
しかしあくまで内定を得ることが大事なので、ずっと広い範囲を見ていてもいけない。志望がある程度定まってきたら、範囲を絞った対策に切り替えるべき。
ーー応募までに「やっておけばよかった」は?
もう少し早く、志望する業界や企業を絞ること。
自分は夏頃まで志望が定まらなかった。そのため各企業ごとの研究が疎かになり、インターンシップの選考で苦戦してしまった。幅広い業界・企業研究も、切り上げるタイミングはしっかり考えなければならない。
02:夏インターンシップ期
ーーいつから夏インターンに応募したか?
学部3年生の4月〜9月。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
コンサル、IT。
漠然と「自分が大きく成長できる環境にいたい」という思いを抱いており、「ビジネスマンとして成長できる」ことをアピールしていた業界・企業に関心があった。そのため、ITの中でもメガベンチャーと呼ばれる企業を特に志望していた。
ーー何社に応募したか?
30社ほど。
コンサルとITが多かったが、金融やメーカーなどにも少しずつ応募した。なるべく幅広い業界のインターンシップに参加した上で自分と合っているか判断したかったため。先輩や友人に話を聞いたり、インターネットを参考にしたりして企業を見つけていた。
1dayのプログラムも含めると10社ほど通過し、全て参加した。
ーー夏インターンで体験/知れたことは?
①「成長したい」という就活の軸が確立された
参加したインターンシップの中で最も楽しかったのが、3日間でベンチャー企業において新規事業を考えるもの。内容の面白さだけでなく、参加者や社員の活気にあふれた雰囲気が自分に合っていると感じた。
反対に、他社では業務内容にあまり興味を持てなかったり、福利厚生に惹かれている学生の様子に違和感を持ったりすることもあった。このような経験から「成長できる環境かどうか」をまず考えるようになった。
②少し危機感を覚えた
WEBテストや1次面接の段階で落ちてしまった企業も多く、対策を見直さなければならないと思った。また、インターンシップ本番のワークでは周囲の学生の優秀さに圧倒されることもあり、内定を「勝ち取る」上でさらに努力しなければならないと痛感した。
ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
毎日、就活に関して何らかの行動をとっていた。
「あの時もう少しやっておけば良かった」と後悔しないよう、長期インターンシップとも両立しつつ就活に励んでいた。イベントへの参加や先輩への添削依頼など。YouTubeでGD(グループディスカッション)や面接対策の動画、説明会のアーカイブなどを見ることもあった。
ーー当時困っていたことは?
自分の強みがわからなかったこと。
今まではあまり考えてこなかったため。面接でどのような点をアピールすれば良いか迷っていた。強みの見つけ方について、自己分析の本や動画を参考にして自分なりに取り組んだ。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
少し焦っていた。
志望度の高い企業のインターンシップにも複数社落ちていたため。特に選考の序盤で落ちることが多く、「このままではまずい」と感じた。基礎的な部分であり、運や縁が絡む面接と違って対策をすれば必ず上達すると考えていたからだ。
ーーこの期間に「やっておいてよかった」は?
先輩と面談し、相談に乗ってもらったこと。
主にエンカレッジで行っていた。価値観が違っても、就活を経験している先輩の話は必ず役に立つと思ったため。実際に、自分で調べるよりも整理された情報を得ることができた。特にコンサル業界に進む先輩に熱心に話を聞き、各企業の特徴などを学んだ。
ーーこの期間に「やっておけばよかった」は?
もう少し自己分析を徹底すればよかった。
振り返ると、面接で落ちていた原因は自己分析の甘さではないかと思う。先輩と話すなどして注力した企業分析に比べ、自己アピールが弱くなっていた。
03:秋冬インターンシップ期
ーーいつから秋冬インターンに応募したか?
10月以降はベンチャー企業の本選考に臨んでいたため、インターンシップには応募していない。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
IT(メガベンチャー)。
この頃には、将来起業したいという気持ちが生まれていた。きっかけは、春学期に大学で受講していた「起業家養成講座」。自らの事業で社会問題に対処している講師たちの話を聞いてその選択肢に気がつき、自分に合っていると感じた。
なぜなら、「誰かの喜びに寄与すること」が自分のモチベーションであり続けていたため。社会人になってもそのような経験を積み重ね、お金を稼ぐこともできたら素晴らしいと思い、起業を夢見るようになった。
ーー何社に応募したか?
インターンシップには応募していない。
9月ごろから日本を代表するメガベンチャー数社の本選考に臨んでいた。また、11月には1社から内定を得たため、その後はさらに志望度の高い企業の本選考のみ受けようと考えた。
ーー秋冬インターンで体験/知れたことは?
応募していないため、特になし。
ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
夏インターンシップに参加した人材・ITベンチャーの内定を得ることに集中していた。
入社後に楽しく働けるイメージを持てる企業で、かなり志望度は高かった。同級生の参加者や社員の雰囲気がとても自分に合っていたため。また、内定者期間から事業の運営ができるなど、若いうちから色々な経験を積める点も魅力的だった。
具体的には夏インターンシップ後に案内を受け、社員や内定者、リクルーターと面談を重ねた。最低でも週1回、多い時は週4回ほど行っていたと思う。
ーー当時困っていたことは?
特になし。
やるべきことが明確で、それに向かって邁進していたから。「入社の意思を固めてから最終面接を受けてほしい」と言われ、リクルーターとの面談を繰り返して準備していた。悩みもすぐに相談して解消できたため、困りごとはなかった。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
少し不安や焦りもあったが、重く受け止めすぎないようにしていた。
初めての最終面接が見えてきたため。普段はポジティブな性格だが、落ちた時のことも考えてしまった。内定を持っているのと持っていないのとでは、本選考での心持ちも違うだろうと考えた。
ただ、この時期に内定を得ている学生はほぼいないので、「受かったらラッキー」という感覚で臨んだ。
ーーこの期間の内定は?
人材・ITのメガベンチャー1社(11月)。
夏インターンシップの延長線上として選考に進んだ。これまで述べてきた通り、非常に魅力的な企業だと感じており志望度はとても高かった。
ーーこの期間に「やっておいてよかった」は?
1社に絞って対策し、年内に内定を得たこと。
確実に決めるため、インターンシップへの応募などはせず集中して時間をかけた。そのおかげで内定が得られ、精神的に余裕を持てるようになった。
ーーこの期間に「やっておけばよかった」は?
特になし。精一杯就活に取り組めていたと思う。
04:本選考期(秋冬IS以降)
ーーいつから本選考に応募したか?
学部3年生の2月〜学部4年生の4月。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
メガベンチャー、マーケティング関連企業(広告代理店やコンサルなど)。
起業への思いは継続していたため。また、事業を創る上ではマーケティングの素養が必要で、「マーケター兼経営者」として活躍するのも面白そうだと思った。
ーー何社に応募したか?
上記の志望業界・企業から5社ほど。
11月に内定を得ていたため、就活をやめようか迷った。しかし、興味のある企業は全て受け、内定が出揃った状態で判断する方が良いだろうと考えて本選考にも応募した。
受けていない企業があるのに「ここでいいや」という感覚で決めてしまうと、後から後悔するかもしれないと思ったため。
ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
①書類選考を確実に通過するための対策
書類選考は完全に実力が反映されるため、努力すれば100%通過できると考えたから。先輩やリクルーターに添削をしてもらうなどして、ESの完成度を上げた。WEBテストも、どんな問題にも対応できるよう完璧に仕上げた。
②面接対策
面接では能力だけでなく、相性や運の問題も出てくると思っていた。その上で、100%とはいかなくとも最大限通過率を高めるために、面接練習をたくさん行った。ESと同様、先輩やリクルーターも頼っていた。
ーー当時困っていたことは?
特になし。
既に志望度が高い企業の内定を得ていたため、精神的にはかなり落ち着いていた。「就職先をアップグレードする」感覚で臨んでいた。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
「いよいよ就職先が決まるんだな」と感慨深かった。後悔なく終わるために、最大限の準備をしようと思っていた。
ーーこの期間に「やっておいてよかった」は?
書類選考を確実に突破し、より良い面接をするために準備したこと。
本選考になって書類選考で落ちてしまうのは本当に悔やまれる。同級生の様子を見てもそれを実感した。努力で越えられるハードルを絶対に越えた上で、「落ちてもしょうがない」と思えるくらいまで面接練習をして、本選考に臨むことができていた。
ーーこの期間に「やっておけばよかった」は?
興味が1ミリでもある企業には応募してみること。
多少なりとも「あの企業に応募しておけばよかった」という気持ちがあるため。就活開始当初に関心があったテレビ・エンタメ業界の企業など。起業を夢見る中でも、その分野でビジネスをしたいと考えるなど興味は継続していた。納得いく内定を得られたのでそれほど後悔はないが、受けてみても面白かったと思う。
05:意思決定期
ーー意思決定の時期は?
学部4年生の6月。
ーー最終的に何社から内定を得たか?
3社。11月の1社に加え、ITメガベンチャー2社(A社、B社とする)から内定を得た。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
嬉しいと同時に悩ましかった。
志望度のかなり高い2社から内定を得て、言うまでもなく嬉しかったが状況の変化に戸惑いもあった。ここまで成功する想定をあまりしていなかったことも理由の1つ。どの企業も捨てがたく意思決定の期限まで時間が足りないと感じた。
ーー最後は「どこ」と「どこ」で迷ったか?
A社とB社で迷った。
11月に内定した企業の志望度も高かった。しかし本選考を受ける中で2社の魅力に気付き、強く惹かれるようになっていた。大まかな業界は同じだったため、中身を比較した。簡潔にまとめるとA社は起業を目指すため、B社はマーケティングを学ぶために適した環境だといえる。
A社には同じような志を持つ社員が集まっている。さらに、個々の好奇心に合わせた配属が徹底されており興味のある分野の事業開発などに携われそう。
一方B社はグローバル色が強く、かつ事業横断型の大規模なマーケティングに関わることができる。(内定の時点でA社では営業もしくは企画、B社ではマーケティングの職に就けると確約されていた。)
ーー最後の「決め手」は(どうやって決めた)?
「自分が将来どうなっていたいか」を軸として考え、A社に決めた。
将来について考え直した結果、マーケティングの専門家よりもやはり起業家・経営者としてビジネスオーナーになりたいと強く思った。
そのためには、同じ志を持つ仲間と切磋琢磨しながら経営の素養を身につけられるであろうA社が適していると感じた。配属など、人材育成の方針にも共感していた。
ーー意思決定で困ったこと/悩んだことは?
各社に良い点があり、取捨選択が難しかった。自分の将来をひたすら考え、理想像を明確にしてそれを叶えられる企業を選んだつもり。
ーー就活全体を振り返ると(またはアドバイス)?
動かないことには何も始まらない。少しでも惹かれる企業の説明会・選考には参加するなど、後悔がないように行動し続けてほしい。
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