<プロフィール>
Tさん/男性
東北大学/院卒
理系
ガクチカ:研究、体育会
就活開始:修士1年生4月
初内定 :修士1年生3月
OB/OG訪問:0人
内定取得先:総合コンサル、メガバンク、信託銀行、証券、ベンチャーなど7社
入社予定先:証券
#地方大学 #情報格差 #金融 #面接対策
01:就活スタート(準備)期
ーーいつから就活を開始したか?
修士1年生の4月から。
学部3年生の頃に同期が就活するのを見ていたので、早めに始めなければと思っていた。
3月までは旅行や卒論に時間を使い、4月から切り替えていこうと考えた。
ーー何からスタート・準備したか?
①情報収集
海外に住んでいた経験があったので、「外資系」と調べた際に出てきたエンカレッジと外資就活へ登録。主に活用していた。
何から始めれば良いかわからなかったので初心者向けのイベント「グループディスカッション(GD)とは?」「ESの書き方とは?」などに参加。
②自己分析
エンカレッジのメンターにもらったシートを使って進めた。自分の人生を振り返る機会にはなったが、気づきはあまりなかった。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
食品、金融。
ここだ!という志望業界はなかったが、ホワイトな企業が良かった。志望理由は以下。
・食品…ホワイトな印象があった。
・金融…ついてくれたメンターが金融志望だったので、影響を受けた。
研究は楽しかったので理系職でも良かったが、文系職も選択肢に残しておこうと思っていた。
また、外資系も漠然と考えていたが、大学に外資系志望者が少なかったので、本格的には見なくなった。
ーー応募までの過ごし方や意識した準備は?
自己分析→ガクチカ作成。
最初は自己分析が大事と聞いたので、就活サービス主催のイベントに週1回程度参加。モチベーショングラフの作り方などを学んだ。
メンターのガクチカを参考に、隙間時間でひたすら自己分析から言語化して、300字にまとめた。
ーー応募までに困っていたことは?
①情報収集
東京のマンモス校と比較すると自然と受け取れる情報が乏しいため能動的に情報収集する必要を感じた。
大学の傾向として就活に力を入れている人が少なかったので、頼れる人があまり居なかった。
周りには博士課程に進む人も多かったが、早めに自立したい気持ちがあった。
②時間の作り方
大学院の研究と授業が始まり大変だった。スキマ時間を利用して、オンラインの就活イベントに参加し、情報収集した。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
残り1年以上も就活をやると考えたら大変だと感じた。
ーー応募までに「やっておいてよかった」は?
イベントに参加すること。
地方の大学は情報が少ないので、イベントで他の就活生の様子を知り、焦ることができた。
ーー応募までに「やっておけばよかった」は?
早めの自己分析。
自己分析は時間をかけるに越したことはない。
初期は自己分析をきちんとガクチカに活かせていなかったので、もう少し紐付けて考えるべきだった。
02:夏インターンシップ期
ーーいつから夏インターンに応募したか?
修士1年生の6月から応募し、9月まで参加していた。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
金融、食品、ITなど。
特に志望業界はなかったので、ESが書きやすいものを選んだ。また、応募を始めたのが遅く、締切に間に合うものが少なかった。
ーー何社に応募したか?
30社程度。
数を打って志望業界を探すことにした。
企業探しには主にエンカレッジを利用し、一括エントリーも活用した。外銀は自分でリサーチした。
選考対策はワンキャリアを参考にしていた。
1dayを含めて10社ほどに通過した。一方で複数daysのインターンシップには1、2社しか参加できなかったので少し焦った。
通過したのはITと金融が多めで、食品は全て落ちた。ESが食品業界と合っていなかったことが原因だと思う。
ーー夏インターンで体験/知れたことは?
外銀のインターンシップは、参加者同士が元々知り合いということが多く、他の外銀インターンシップと参加者が被っていると思った。外銀は人が自分には合わないと感じた。
複数daysの対面インターンシップは、ほとんど都内の優秀そうな学生が集まっていた。専門領域(金融など)に強く、就職前にスキルはいらないという通説が嘘のように感じた。
ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
とにかくESを出す。
クオリティは数をこなすうちに上がると思ったので、なにもしていない罪悪感を紛らわせるためにもESを書き続けた。
ーー当時困っていたことは?
正しいESの書き方やインターンシップで心掛けるべきことを知らなかった。
ワンキャリアなど他の人のESが掲載された就活サイトをひたすら読み漁って、自分のESの読みづらい箇所を修正していった。
もう少し人を頼れば良かったかもしれない。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
多少ESが通過して安心したが、面接のある選考は落ちたので、いずれ面接練習を行う必要があると思った。
ちなみにこの時は、全く対策していなかったので、Tシャツで面接を受けていた。
ーーこの期間に「やっておけばよかった」は?
自己流よりも他の就活生を真似するべきだった。
結局、就活生らしい人が受かる。変なプライドは捨て、世の中の就活生の常識を知る方が良いと思った。
夏の終わりにここまでの就活を振り返り、他の就活生を真似するようにした。
「理由は⚪︎点あります」と回答を整理したり、"結論ファースト"を意識したりするようになった。
03:秋冬インターンシップ期
ーーいつから秋冬インターンに応募したか?
修士1年生の9月から応募し、12月まで参加していた。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
金融、食品。
夏は金融に多く通ったため、自然と志望度が上がった。
ーー何社に応募したか?
インターンシップには10社程度、本選考に4社応募。
コンサル、金融など計3社のインターンシップに参加した。
冬インターンシップから優遇をもらいたいと思っていた。
また、面接経験を積むため、書類免除のベンチャー企業の本選考にも参加した。
この時期から過去の面接で聞かれたことやワンキャリアに掲載された質問に対して事前に回答を作るなど、面接対策をきちんとするようになった。
ーー秋冬インターンで体験/知れたことは?
夏よりも通りやすいが面接のある選考が多く、対策が必要。その分面接経験を積むことができた。
また、本選考に直結するものが多く、プレッシャーがあった。
ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
面接練習。
ESはある程度夏に完成したので、面接に慣れる必要があると考えた。
業界を問わず週に3~4社の面接を受けた。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
本選考が本格化する前に面接に慣れておきたい。
ーーこの期間の内定は?
12月にベンチャー2社とコンサル1社に内定。
ベンチャー2社は書類免除の案内があった企業で、志望度は低かった。
コンサルは入社もありだと思ったので、本選考に参加する企業を絞ることができた。
ーーこの期間に「やっておいてよかった」は?
面接のある選考に応募すること。
04:本選考期(秋冬IS以降)
ーーいつから本選考に応募したか?
修士1年生の12月から応募し、2年生の6月まで参加していた。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
金融、食品。
コンサルの内定があったので、企業は絞っていた。
ーー何社に応募したか?
10~15社程度。
業界を絞った上で、ある程度の数を応募することで、自然とその業界に詳しくなれると思った。
金融2社はインターンシップ経由だった。
ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
企業研究・志望動機の作成。
企業サイトに載っている内容は誰にでも話せるので、インターンシップや説明会で得た情報を志望動機に盛り込み、差別化を図った。
しかし、事業内容はあまり競合他社と変わらないので、人や雰囲気に注目した。
1月〜4月は平均して週に5社の面接があった。
ーー当時困っていたことは?
立て続けに選考があったので、各社のES作成・企業分析・面接対策を並行して進めること。
ガクチカは使い回しつつ、そこに繋がる志望動機をそれぞれ用意した。
あとは気合。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
書類さえ通れば!、、という想い。
回数を重ねるごとに面接に自信がついた。
ーーこの期間に「やっておいてよかった」は?
①自分のESを周りの人に見てもらう
余裕がない時期は視野が狭くなるので、周囲を頼るべき。文章の読みづらさなどを大学の友人に確認してもらっていた。
②外食や温泉など息抜きの時間を作る
1秒を争うほど忙しくはないので、罪悪感がない人は息抜きもするべき。
05:意思決定期
ーー意思決定の時期は?
修士2年生の6月。
ーー最終的に何社から内定を得たか?
総合コンサル、メガバンク、信託銀行、証券、ベンチャーなど7社。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
落ち着いた。
ーー最後は「どこ」と「どこ」で迷ったか?
金融機関と証券。
前者は仕事内容に興味があり、後者は部門別採用に惹かれた。
ーー最後の「決め手」は(どうやって決めた)?
証券を選んだ決め手は以下2つ。
①勤務地
(自身の経験から)転勤が多いと生活が落ち着かない。
②人・待遇
証券の方が一緒に働く人が合うと思った。
また、大量採用ではなかったので、大事にしてもらえると思った。
ーー意思決定で困ったこと/悩んだことは?
社会人が重視するものは何かわからなかった。
学生の目線で将来を考えても限界があると思い、家族や学部卒の同期に相談した。
ーー就活全体を振り返ると(またはアドバイス)?
早めの行動。
早期化が進んでいるので、早く行動するに越したことはないが、遅く始めても何とかなる。
しかし、継続性や最後までやりきる力は重視されていた気がするので、部活をやっているのであれば、就活を理由に諦めるのはよくないと思う。
(PR)人気大手企業就活ならビズリーチ・キャンパス!
ビズリーチ・キャンパスは三井物産、JR東日本、三井不動産、三井住友銀行、ソニー、NTTデータ、サントリーなど様々な業界の大手企業がを利用しており、人気大手企業就活を目指す学生にとって必需品と言えるサービスです。
・誰もが知る人気大手企業から、特別座談会・選考免除・特別選考ルートなどのスカウトが届く
・人気大手企業によるビズリーチ・キャンパス限定のインターンシップ
・人気大手企業による各業界特化型の限定イベント
・難関企業内定者による就活対策講座を毎日開催
・先輩が『いつ・何をして・何に悩んだのか』を綴った就活体験記。就活全体像や時期別の悩みの具体的な解消方法がわかる
ぜひビズリーチ・キャンパスご活用し皆様にとって最適なキャリア選択を実現してください。
登録はこちらから!