<プロフィール>
Hさん/女性
東北大学/学部卒
経済学部
ガクチカ:学業/ゼミ/研究, 留学/海外滞在, アルバイト, 学生団体
就活開始:学部2年生の2月
初内定 :学部3年生の1月
OB/OG訪問:10人
内定取得先:専門商社, 広告代理店・PR・イベント, メガバンク・信託銀行・信用金庫, 証券・投資銀行・M&A, クレジットカード・信販, 政府系金融機関, 鉄鋼
入社予定先:金融
#大学#大学生#就活#経済学部#旧帝#留学#学生団体#大学生活#金融#商社
01:就活スタート(準備)期
ーーいつから就活を開始したか?
学部2年生の2月〜3月。
サークルの友人がこの時期から就活を開始し、自身も感化された。夏インターンシップの時期を考えると、遅れを取らないスタート時期だと思った。
ーー何からスタート・準備したか?
エンカレッジに入ったこと。
就活の体系論を学ぶことができるアウトスタンディングという講義に参加して、就活の進め方や全体像を把握した。また、メンターさんがついてくださったので、就活について具体的なアドバイスを受けることができた。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
エンタメ、出版、広告、商社、金融。
アイドルが好きだった影響もあり、エンタメや広告など華やかな業界への憧れがあった。また、社会に対する影響力の大きな仕事に就きたいと考えていたので、金融や商社なども検討していた。
ーー応募までの過ごし方や意識した準備は?
①自己分析
「敵を知るためには自分を知ることが大切」とメンターさんからアドバイスを受けたため。自分史を書いて、過去の自分がどんな時に喜びや興奮を覚えたのか探った。自身がどんな人間なのか言語化できるよう努めた。
②業界研究
ワンキャリアを通じて週に1回ほど合同説明会に参加していた。視野を狭めたくないという思いから、あまり興味のない業界も調べるようにしていた。
ーー応募までに困っていたことは?
自分自身が将来何をしたいのかわからないこと。
合同説明会に参加したり、自己分析を進めてはいたものの、興味の湧く仕事がたくさんあり、「一体自分は何が1番適職なのか」よくわからずにいた。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
不安。
特に自己分析が就活にどう繋がるのかよくわからなかった。無駄に時間を消費しているのではないかと思い不安になった。
ーー応募までに「やっておいてよかった」は?
ガクチカを用意したこと。
200字、400字、600字のそれぞれのガクチカを一通り完成させた。フォーマットが出来上がったことで、夏インターンシップの書類選考は、かなり効率よく進められた。また、ガクチカを何度も見直すことでさらに研鑽でき、面接の際は自信を持って話すことができた。
ーー応募までに「やっておけばよかった」は?
GD(グループディスカッション)練習。
エンカレッジで基礎的な知識を会得してはいたものの、実践を経験したことはなかった。なので、この時期に1度くらいは練習しておけば、もっと優位に就活を進められたと思う。
02:夏インターンシップ期
ーーいつから夏インターンに応募したか?
学部3年生の4月〜7月。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
エンタメ、出版、広告、商社、金融。
「当たり前の生活を支える」「新しい価値を創出する」ことの2点を仕事にしたいと考えたため。企業調べをする中で上記の業界が私の希望とマッチすると思った。
ーー何社に応募したか?
10社程度(金融が大半、メーカー、ベンチャー企業)に応募。
7社程度(金融、ベンチャー企業)参加した。
8月から留学に行く予定だったため、オンラインのインターンシップがほとんどだった。金融業界だけ志望度が高かったので、留学準備で忙しかったものの、6月と7月に1社ずつ複数daysのインターンシップに参加した。
ーー夏インターンで体験/知れたことは?
金融業界がどんな働き方をしているのか、インターンシップを通じてだいぶ掴めた気がした。特に総合職の投資営業はとても面白そうな仕事だなと感じた。一方で、ベンチャー企業の働き方や社風が自身にあまり合わないなと感じた。
ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
①インターンシップに受かるために
留学準備で忙しかったものの、視野を狭めたくなかったのでとにかく応募数を増やすことに注力した。自己PR動画が苦手だったので、何度も自分で撮影しては見直して、研鑽した。また、WEBテストが苦手だったので、夏まで対策本を一周できるように、コツコツとスキマ時間で解き進めていた。
②インターンシップ中
インターンシップ中は社員さんの印象に残るように、発言量を意識していた。また、東北にいると就活情報が入りにくいため、都会の学生と積極的に交流して、情報交換するように心がけていた。
ーー当時困っていたことは?
オンライン参加できるインターンシップがあまりなかったこと。かつオンラインのインターンシップは1day開催が多く、選考に直結するようなものではなかったので、応募するやる気が起きなかった。自分が留学で就活がほとんど進められない中、すでに内定をもらっている友人も出始めたので、「本当にこのままで大丈夫だろうか」と不安になった。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
留学によって就活ができないことへの不安。
メンターの方と相談し、一旦就活のことを忘れて留学を充実させようと決めた。「留学することは就活にも繋がっているんだ」と前向きに考えるように心がけていた。
ーーこの期間に「やっておいてよかった」は?
オンラインのインターンシップに参加していたこと。
就活を一度中断してしまうと、再開した時に就活のやる気が起きない可能性があったので、継続して就活を進められていたことがよかったと思う。また、実際にインターンシップに参加することで業界研究にも繋がった。
03:秋冬インターンシップ期
ーーいつから秋冬インターンに応募したか?
学部3年生の10月〜12月。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
金融、商社。
夏インターンシップを受けて、金融業界の志望度がかなり高まった。商社に関しては、業界研究する中で面白そうな仕事だと感じていた。
ーー何社に応募したか?
20程度(ほとんど金融大手、商社数社)応募。
10社(8社金融、2社商社)通過・参加。
夏の遅れを取り戻したかったので、受かったインターンシップには全て参加した。
ーー秋冬インターンで体験/知れたことは?
対面のインターンシップに参加することができたので、本社や職場を実際に見ることができて高揚感を覚えた。また夏インターンシップよりも、実際の業務に近いワークを体験することができたことも参加してよかった。
ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
留学で単位取得できたことで、秋学期はほとんど学校がなく、就活にかなり多くの時間を割くことができた。イベントや合同説明会、インターンシップなど、案内が来るものは全て参加していた。インターンシップに参加する学生のレベルも高かったので、とても魅力的な時間だった。
ーー当時困っていたことは?
予定を詰め込みすぎて、ダブルブッキングすることが多々あった。カレンダーアプリを入れて、予定が入ったらすぐに記入するようにした。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
インターンシップ先で出会う学生がすでに内定を持っており、「やはり留学のせいで遅れをとったか」と不安になった。特に早期内定がでやすいコンサル業界を受けておけばよかったと後悔した。
ーーこの期間の内定は?
1社(教育系ベンチャー企業)。
ほとんど就職するつもりがない企業だったものの、最終面接まで進み内定をもらう経験が欲しくて挑戦した。「自分を認めてくれる企業がある!」と嬉しく感じた。
ーーこの期間に「やっておいてよかった」は?
対面のインターンシップに参加したこと。やはり実際に本社に行って職場の雰囲気を肌で感じることが大切だと思った。
ーーこの期間に「やっておけばよかった」は?
OB/OG訪問をしておけばよかった。この時期から始めておけば、かなり企業研究に役立てられたと思う。
04:本選考期(秋冬IS以降)
ーーいつから本選考に応募したか?
学部3年生の2月〜学部4年生の4月。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
商社、金融(特に銀行)。
秋冬インターンシップに参加したことで、自身の働くイメージが具体的に沸いた。
ーー何社に応募したか?
30〜40社(金融8割、商社、海運業界)応募。
30社程度(ほぼ金融、4社商社)通過。
とにかく就職したいと少しでも思った会社は全部挑戦してみようと考えた。金融、商社に加えて海運業界を志望した理由は、商社に応募する人は、海運業界にも応募すると友人から聞いていたから。
ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
①面接
「自分はこういう人です!」と伝わりやすいように、伝える内容に統一感を出していた。面接を積んでいく中で、手応えのあったキャラクターやエピソードを把握して、それぞれ研鑽していた。
②企業比較
同一業界をたくさん受けていたので、それぞれの会社の特色を掴めるように研究していた。ワンキャリアやOpenworkを通じて、会社の評判や社員さんの口コミなどを読んで、現場のリアルな情報を集めていた。
③OB/OG訪問
ビズリーチ・キャンパスや会社が用意する機会を通じて行っていた。各企業の特色を掴もうと考えていたので、「なぜその会社に入ろうと考えたのか」「どんな仕事をしているのか」「どんな成長ができるのか」などを中心に聞いていた。かなり個別具体的な情報を得ることができたので、各企業ごとの特色を把握することができた。
ーー当時困っていたことは?
書類選考が通り過ぎてしまい、本命企業にあまり時間を割くことができなかった。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
毎日選考があったので、とにかくがむしゃらにやるしかないという気持ち。
ーーこの期間に「やっておいてよかった」は?
視野を狭めずに、たくさんの企業に応募したことはよかったと思う。どこかには受かるだろうという安心感を得られたり、就活のモチベーションを持続させることに繋がった。
05:意思決定期
ーー意思決定の時期は?
学部4年生の4月〜5月。
ーー最終的に何社から内定を得たか?
14社(金融12社、メーカー1社、商社1社)。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
人事の方と仲良くなっていた企業もあったので、辞退するのが大変だなという気持ち。
ーー最後は「どこ」と「どこ」で迷ったか?
金融業界内でどこに就職しようか。
OB/OG訪問を通じて、企業理解が深まっていたこともあり、各会社に愛着が湧いていた。
ーー最後の「決め手」は(どうやって決めた)?
金融業界は大量採用が多かったので、出世などを考えた時に不安を感じた。就職を決めた企業は、少数精鋭で直属の先輩が自身を評価してくれる点が魅力的だった。
ーー意思決定で困ったこと/悩んだことは?
ワークライフバランスを優先するか、給与面を優先するか。熟慮した末に、自身が長く働けることが大事だと思ったので、ワークライフバランスを優先した。
ーー就活全体を振り返ると(またはアドバイス)?
もし就活をやり直すとしたら、外資系金融やコンサル業界など、難易度が高く選考も早い業界を受けようと思う。早い段階から意識の高い人たちと揉まれることで、自身の成長にも繋がると思った。ただ、早期から就活を開始してしまうと、途中で燃え尽きてしまう友人もいたため、最後まで走り切れるように、自分自身に合った就活をすることも大事だと思う。また、私のように就活と留学が被ってしまい、思うように就活を進められない人もいると思うが、気に病んだりせずに、切り替えて貴重な体験をしに来てると楽しんだ方がいい。遅れた分は後からいくらでも巻き返せる。
(PR)人気大手企業就活ならビズリーチ・キャンパス!
ビズリーチ・キャンパスは三井物産、JR東日本、三井不動産、三井住友銀行、ソニー、NTTデータ、サントリーなど様々な業界の大手企業がを利用しており、人気大手企業就活を目指す学生にとって必需品と言えるサービスです。
・誰もが知る人気大手企業から、特別座談会・選考免除・特別選考ルートなどのスカウトが届く
・人気大手企業によるビズリーチ・キャンパス限定のインターンシップ
・人気大手企業による各業界特化型の限定イベント
・難関企業内定者による就活対策講座を毎日開催
・先輩が『いつ・何をして・何に悩んだのか』を綴った就活体験記。就活全体像や時期別の悩みの具体的な解消方法がわかる
ぜひビズリーチ・キャンパスご活用し皆様にとって最適なキャリア選択を実現してください。
登録はこちらから!