<プロフィール>
Sさん/女性
名古屋大学/院卒
情報学研究科
ガクチカ:インターンシップ
内定取得先:SIer
入社予定先:IT・通信(SIer)
#IT就活 #営業が嫌
01:就活スタート(準備)期
ーーいつから就活を開始したか?
修士2年生の5月。
博士課程に行こうと思っていたが進路変更をしたため修士2年の10月から休学していた。博士で研究し続けるよりも社会に出たいと考え直した。いざ就活するとなると「就活はなるべく早く始めた方がいい」とネットや友人たちから聞いたため、進路を変更してすぐに就活を始めた。
ーー何からスタート・準備したか?
就活初心者向けセミナーに参加。
type就活やエンカレッジでよくある「就活の流れセミナー」みたいなのに参加していた。手あたり次第就活サイトに登録していた。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
SIer、通信、メーカーや金融の社内SE。
IT関係だと堅苦しくなさそうというイメージがあったため。「営業が絶対に嫌」という漠然としたイメージで、そして消去法で考えていた。
ーー応募までの過ごし方や意識した準備は?
学校のキャリアセンターや名キャリなどのESを添削してくれるサービスを利用した。
ガクチカを固めていた。
ーー応募までに困っていたことは?
何からすればいいのか分からなかった。
とりあえずインターンシップに応募して選考を受ける中でやるべきことを見つけていくようにした。研究室の中でも「研究を真剣にやってない」とみなされた人には居場所がなかった。教授も就活には否定的だった。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
不安。
1番不安だったのは「自分がどのくらいのレベルかわからない」ということ。高校時代と異なって模試やテストがないので不安要素が多かった。
ーー応募までに「やっておいてよかった」は?
社会人の知り合いに、ESを添削してもらったこと。
研究室の先輩でメーカー勤務の方に頼った。企業目線のアドバイスが得られた。
ーー応募までに「やっておけばよかった」は?
コンサル業界の就活対策。
コンサル業界の就活は汎用性がある。ケース面接の対策に割く時間がなく、結局がっつり出さなかった。
02:夏インターンシップ期
ーーいつから夏インターンに応募したか?
修士2年生の5月。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
SIer、通信、メーカーや金融の社内SE職、重工。
ーー何社に応募したか?
22、23社くらい。
乱れ打ちでとにかく出した。夏インターンシップのESは軽かったので出しやすかった。ビズリーチ・キャンパスは大きな会社からスカウトが来ることが多く重宝していた。インターンシップ参加は18社くらい。
ーー夏インターンで体験/知れたことは?
社風と自分の性格が合うかどうかは大事だと感じた。
行ってみて「自分とは雰囲気が違う」となった会社があった。その中でコンサル業界とかに対して違和感を感じた。
ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
インターンシップの後の振り返りとして会社の社風、業務内容などについて感じたことを率直に記録して残すこと。
自己分析に使える。後で見返して「自分はここの会社のこういうところが楽しかったんだな」と振り返ることができた。
ーー当時困っていたことは?
インターンシップのグループワークでの自分なりの立ち回り方。
参加するまでこぎつけてはいたが早期選考の権利を得ることができなかった。この状況を打破するためにインターンシップで評価されているほかの学生の真似をした。優秀な学生はファシリとかに慣れている。コンサル就活の影響なのかもしれない。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
インターンシップの疲れと将来への不安で食欲がなくなった。
精神的に限界だった。ほぼ毎日インターンシップに参加していて休みがなかった。きついときは親に電話して相談していた。
ーーこの期間に「やっておいてよかった」は?
とにかくインターンシップに行っておくこと。
夏インターンシップへの参加が早期選考につながったり、秋・冬の特別インターンシップへの招待につながることがあるから。必ず何かしらの優遇があるはず。
ーーこの期間に「やっておけばよかった」は?
夏インターンシップが落ち着いた時期に、志望度の高い会社のOB/OG訪問すべきだった。
自分の志望理由を作る材料ができるし、会社に志望度のアピールができる。12月以降になると、多くの学生がOB/OG訪問をするので予約が取れなくなる。秋くらいにやるべきだった。
03:秋冬インターンシップ期
ーーいつから秋冬インターンに応募したか?
修士2年生の10月。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
SIer、メーカーや金融の社内SE。
インターンシップに参加してみて、悪くないと思った。業務内容や仕事に対する向き合い方から重工業界は選択肢から外した。
ーー何社に応募したか?
5社くらい。
ーー秋冬インターンで体験/知れたことは?
夏と同じで特になかった。
ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
インターンシップ前には会社のIRを読んで予習しておく。面接の前にも読み込んでいた。
IRを踏まえた深い質問をすることで、志望度の高さをアピールできるため。「よく読んでるね」と言われたことも何回かあった。
ーー当時困っていたことは?
体調管理。
冬のインターンシップは夏よりも対面が増える。対面インターンシップが重なって移動の疲れが溜まったり、他の学生さんからインフルエンザを移されたりした。志望度の低い会社のイベント等は欠席して、体調を整えた。基本的な生活リズムを守る。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
だんだんコツをつかんできたことによって、就活を楽しめるようになった。
研究室が嫌だったからこそ就活が楽しかったのかもしれない。1回コツをつかめばするする選考通過するようになる。
ーーこの期間に「やっておいてよかった」は?
とにかくインターンシップに行っておくこと。
ーーこの期間に「やっておけばよかった」は?
余裕があれば、ベンチャー企業などの早期選考を受けて、本選考とはどんなものか知っておけばいいと思う。
本選考の面接のコツを実践的に理解して、慣れることが大切だと思うから。インターンシップはガクチカメインで聞かれることが多かったが、本選考は志望動機をしっかり練らないと内定できない。
04:本選考期(秋冬IS以降)
ーーいつから本選考に応募したか?
修士2年生の1月。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
SIer、メーカーや金融の社内SE。秋冬と同じ。
ーー何社に応募したか?
5社くらい。
インターンシップ経由の早期選考があった会社は、第1志望の会社から内定が出るまではとりあえず応募していた。
ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
身体と心の健康管理に気を付けた。
1番大事。夏と冬のインターンシップで心身の健康の重要性を感じたから。体調に問題はなかったがプレッシャーで食欲がないこととかはあった。友達とおしゃべりをして息抜きをしていた。
ーー当時困っていたことは?
第1志望の会社の選考が最も早い時期だったため、本選考慣れしていないまま選考に突入すること。
第1志望の会社がいきなり最終面接だったのでとても緊張した。スカウトサイトなどでベンチャーの早期選考に応募して練習で面接を受けようとしたが、結局間に合わなかった。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
プレッシャーで食欲がなくなった。「人生かかってる」と思うと大変。
ーーこの期間に「やっておいてよかった」は?
特にない。
ーーこの期間に「やっておけばよかった」は?
とにかく選考を受けて慣れること。ベンチャー企業で練習したほうがいい。
05:意思決定期
ーー意思決定の時期は?
修士2年生の1月。
ーー最終的に何社から内定を得たか?
1社。SIer。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
第1志望の会社だったので嬉しかった。
内定してから他の会社の選考もすべて辞退した。第1志望だったため迷わなかった。インターンシップに参加したことで志望度が上がっていた。
ーー最後は「どこ」と「どこ」で迷ったか?
迷わなかった。
ーー最後の「決め手」は(どうやって決めた)?
コミュニケーションを取りやすい社員が多く人間関係に困らなさそう。参加していた学生も同様だった。地元の関西にも支社があり、将来的に異動することも可能。
ーー意思決定で困ったこと/悩んだことは?
残業が多い会社なので、将来結婚したとき家庭と両立できるか不安だった。
絶対結婚するわけでもないので一旦そこは割り切った。そして社員訪問で疑問を解消していった。子供のいる社員にどのように両立しているか尋ねたところ、かなり具体的な話をしてもらえた。他社でも家庭の両立に関して質問したことがあるが抽象的な回答しか得られずモヤモヤしていたのでありがたかった。
ーー就活全体を振り返ると(またはアドバイス)?
早くに始めることが大事!
冬インターンシップで高評価を獲得できた理由は夏インターンシップに参加して立ち回りを学ぶことができたからだと思う。その意味では早くから始めるに越したことはない。また、地方と東京で就活の意識が違うと強く感じた。意識が高い早慶生と同じレベルの会社に入りたいなら本気でやらないと間に合わない。
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