<プロフィール>
Kさん/女性
一橋大学/学卒
社会調査学
ガクチカ:サークル幹部
内定取得先:広告代理店・PR・イベント
入社予定先:広告代理店
01:就活スタート(準備)期
ーーいつから就活を開始したか?
学部3年生の12月頃から開始。
サークルの大会が11月にあり、その大会が終わった後に引退をするため、そこから就活を始めようと決めていた。
サークルの大会の練習に専念したいと考えていた且つ、サークルの先輩もサークルを引退して始める人が多い印象。
早い人で3年生の夏から就活を始める人がいることは知っていたため、遅い自覚はあったものの、サークルの同期も始めている人がいなかった。
また、就活の面接で話すガクチカもサークルについて話したいと考えていたため、この活動をしっかりやり切ってから就活を始める形で問題ないと認識していた。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
不安と焦りでいっぱい。
冬から始めてもなんとかなると考えてはいたものの、思っていた以上に就活が早期化をしていることを就活を始めたタイミングで知った。
そのため、夏インターンシップに参加しておらず、就活の全体像さえ分からない自分に不安を覚えた。
とにかく早く動かないとと焦る気持ちはあるものの、就活の情報を一切得てこなかったため、どうしたら良いかわからないという状態。
ーー何からスタート・準備したか?
以下の3つ。
①就活に関する情報収集
SNSや就活媒体を初めとして様々な媒体から就活に関する情報や選考に関する情報を集めていた。
マイナビと外資就活では選考の締め切り情報を確認し、ワンキャリアではESの書き方と選考ステップを確認していた。
また、日常生活の中でXを使用する中で見つけた就活アカウントをいくつかフォローし、おすすめ企業や選考に関する情報を得ていた。
さらに、X経由で知ったおすすめの選考対策(ES対策と面接対策)に関するYouTube動画を視聴。
②合同説明会への参加
マイナビが主催する都内で開催の対面イベントやオンラインイベントに参加。さらに、ミキワメが配信するミキワメライブも時々視聴。
③ESを書くこと
秋冬のインターンと本選考のES両方を書いていた。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
コンサル、食品、デベロッパー、新聞。
合同説明会では興味がない業界も幅広く見ていたが、なんとなく自分が興味あると感じたところをピックアップしていた。
合同説明会に参加したり、業界研究アップなどを見ることによって、気になる業界や企業をピックアップしていった。
①コンサル
早く選考を受けることができるから。
②食品
大学のマーケティングの授業で消費者動向の分析をしており、消費者に近い業界である印象から、興味が湧いていた。また、どの年代のどの人にもアプローチできるところにも魅力を感じたため。
③デベロッパー
演劇サークルに所属しており、様々な道具を作ることがあったことから興味が湧いたため。
④新聞
クリエイティブ系の仕事に元々興味が湧いていたため。
ーー応募までの過ごし方や意識していたことは?
OB/OG訪問などをし、業界と企業を調べることに1番注力。同時に自己分析も進める。
就活のスタートは自己分析からだと聞いていたが、時期的に自己分析をする時間があまりないと感じていたため、業界分析をしつつ、そこで感じたことや共感したことをベースに自己分析を進めた。
その業界の具体的な仕事や募集している職種について確認し、その業界ではどのような力を求めていて、自分の強みは活かせそうなのかを考えていた。
また、その業界であれば自分は楽しく働けそうなのかや、どのようなキャリアアップをしていけるのかを想像し、自分自身がそのようなキャリアを歩んで行きたいのかなども考えていた。
OB/OG訪問はビズリーチ・キャンパスとMatcherの2つを使用。自分の興味のある業界の社員に具体的な仕事内容や大変なこと、やりがいなどを聞いていた。特に企業のこだわりはなかったため、業界について知る目的で、その業界に属している社員に話しを聞いていた。頻度としては1ヶ月に3人程度の社員と話していた印象。
ーー当時困っていたことは何か?
インターンシップに参加するメリットがよく分からず、参加するべきかどうかが分からなかった。
丸1日や場合によっては複数の日程を1つの企業に時間が取られるため、行きたい気持ちが湧かなかった。
もし、夏から活動していたら参加していたかもしれないが、12月からの開始で本選考が迫っており時間があまりなかった。そのため、複数日程を1つの企業だけに時間を割くことに不安覚えていた。
1つの企業に多くの時間を割くくらいであれば、もっと幅広く業界のリサーチを自分でしたいと考えていたため、業界研究を満遍なく深めるためにも、OB/OG訪問などを活用。
ーー応募までに「やっておいてよかった」は?
とにかく本選考に申し込むこと。
02:夏インターンシップ期
ーーいつから夏インターンに応募したか?
応募していない。
上記で述べた通り、サークルの大会が11月にあり、その大会が終わった後に引退をするため、そこから就活を始めようと決めていた。
ーーこの期間に「やっておけばよかった」は?
絶対に夏インターンシップには申し込みをしておけば良かった。
インターンシップ経由で入社した同期が6〜7割おり、採用の比重が大きいことを後から実感した。
行きたい企業があった際にインターンシップがダメでも本選考があるため、必然的にチャレンジの回数も増えたと思う。
気になる企業をいくつか受ける且つ、選考の優遇がある企業のインターンシップは参加すれば良かったと今は振り返る。
03:秋冬インターンシップ期
ーーいつから秋冬インターンに応募したか?
学部3年生の12月。
ーー何社に応募したか?
3社に応募、2社に通過。
2社に通過したものの、ESのみで参加できるような選考難易度が低いインターンシップにに参加する意義を見出せなかった。そのため、結局のところどちらのインターンシップにも参加せず。
そして、サークルの同期もインターンシップに通過せず、参加できない人が多かったため、自分自身もインターンに参加しなくても良いかと思った。
サークルの先輩にもインターンシップに多く参加した人がいなかったため、インターンシップに参加するメリットが結局わからないまま終わった。
ーーこの期間に「やっておけばよかった」は?
自分が何に対して全力になれるか、何にモチベがあるかを認識すること。そして、自己理解と企業分析を合わせてすること。
人にアドバイスすることや課題を持っている人に対して、「こうやればいいんじゃない?」という提案することが好きだったため、コンサルや広告で働けそうなイメージがあった。企業のいいなと思うところに対して、自分がなぜ惹かれているのかを考え、自己理解を深めたことにより、自分がどの業界で働けるのかのイメージをも耐えることに繋がったと思う。
04:本選考期(秋冬IS以降)
ーーいつから本選考に応募したか?
学部3年生の1月から5月。
ーー何社に応募したか?
20社。
興味がある業界の大手にとりあえず出してみた。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
コンサル、食品、広告の3業界。
「消費者の人に幅広くアプローチできる」「色々な業界に携わることができる」という2つの軸のどちらに当てはまっている業界を見ていた。(コンサル業界は選考の回数を積む目的)。
広告業界に関しては、労働環境的にハードなイメージがあったこともあり、選択肢として外していた。しかし、サークルの先輩に広告業界に入社する人がいて、その先輩の話を聞いたことが興味を持ち、選択肢に浮上。広告を作ることがメインという印象を受けていたが、広告という手段に限らず、様々な方法で消費者に対してアプローチするところに興味が湧いた。勝手な業界に対する先入観があったが、企業理解や人の話を実際に聞く中で、業界に対するイメージが変わった点は良かったなと思う。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
とにかく実践し、選考に慣れなければならないという焦り。
ES、WEBテスト、面接全てが初めてであったため、場数を踏まなければならないと感じていた。
ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
①とにかくESを書く
サークルの先輩に添削依頼。
②ケース対策
参考書を1周。
③面接対策
ソクミーを3、4回程度利用し、模擬面接を受ける。また、友人と面接対策を一緒にしており、面接ではどのようなことを伝えるべきか、そしてどのような力が求められているのかなどを考えていた。また、面接練習と並行する形で、企業研究と自己分析も進めることによって、より面接での回答に自信が持てるようにした。本選考を多く受けることによって、本番の面接の回数経験を多く積む機会を得ていた。(週に3〜4回程度)。
④OB/OG訪問する(2月末〜5月末)
業界や職種理解、そして面接のアドバイをもらっていた。広告代理店2社の社員それぞれ10名ずつ、計20名程度の社員と話した。この2社に関しては、広告業界やマスメディアに対する影響力が大きい且つ、できることの幅が大きいと感じていたため、志望度が高った。
⑤その他
WEBテストに関してもSPIと玉手箱の参考書を買い、自分が苦手に感じる部分を重点的に対策していた。また、就活サービスに関しては、ワンキャリアを引き続きに使用しながらも、ES対策と企業の口コミ確認のために、就活会議とOpenworkを使用していた。また、秋冬のインターンシップの時期に引き続き、Xで選考に関する情報収集やYouTubeにて選考対策に関する動画も視聴していた。
ーー当時困っていたことは何か?
落ちたことの原因がわからないこと。
話しが盛り上がった面接でも落とされることがあり、何が原因で落とされているのかがわからなかった。
会社の雰囲気や求められている人物像とマッチしなかったのかと推察することはできるが、実際の落ちた理由がわからないため、どのように次の面接に活かせば良いのかわからなかった。
それに対する解決策としては、後から自分で振り返る時間を設けるようにした。
自分が面接官サイドになったつもりで面接の内容を聞き、回答がわかりやすいのか、質問の意図を汲み取って回答できているのか、そして企業が求めている人物像とマッチする人物なのかという3点をメインで振り返りしていた。
ーーこの期間に「やっておいてよかった」は?
以下の3つ。
①とにかく動いて場数を踏む、選考に参加すること
選考に参加することで必然的に選考対策をせざるを得ない状況に自分を追い込み、選考対策をする時間を作ったり、選考の場で経験を積むことができる。
②面接の振り返り
前回の面接で何を聞かれていたのかや、自分が何を話していたのかをメモすることによって、前回と話していることが違うという状況を回避することができる。
③友人との就活に関する近況報告
就活の話を他の人と話すことで自分の就活を頑張るモチベーションに繋がった。また同じ業界を志望している友人と話すことで、その友人達がどのように就活を進めているのかを知ることができ、参考になった。
ーーこの期間に「やっておけばよかった」は?
もっとOB/OG訪問を早い段階からしておけば良かった。
最終的な志望業界であった広告のOB/OG訪問をしたのが、最終面接が決まってからであった。
そのため、もっと早い段階から自分の志望する業界の情報についてはキャッチアップしておくべきであった。
05:意思決定期
ーー意思決定の時期は?
学部4年生の5月。
ーー最終的に何社から内定を得たか?
7社。広告代理店・PR・イベントなど。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
自分にとって1番行きたかったところの1つに内定できて嬉しかった。
ーー最後は「どこ」と「どこ」で迷ったか?
迷わなかった。
OB/OG訪問をする中で仕事内容や事業内容に魅力を感じており、総合広告代理店に1番行きたいと感じていたため。
また、選考の過程でのサポートも手厚く、親切な会社であるという好印象を抱いていた。
ーー最後の「決め手」は(どうやって決めた)?
①事業の内容
自分の関わりたいと思っていたことができるから。
②社員の雰囲気
OB/OG訪問(ビズリーチ・キャンパス経由もしくは、大学の先輩経由)する際に親切で、気さくな人が多かった。また、話すことが好きな人が多く、ここなら楽しく働けそうだなという印象を持ったから。
ーー意思決定で困ったこと/悩んだことは?
よくしてもらった会社への内定辞退の連絡。
就活を手厚くサポートしてもらったのに内定辞退をすることへの申し訳なさを感じていた。
しかし、変に誤魔化すことなく、正直に自分の気持ちを話すことを心がけた。
ーー就活全体を振り返ると(またはアドバイス)?
①仕事以外のライフスタイルについても考える。
20代の内はバリバリ働こうと思ってはいたものの、ワークライフバランスも大切ではあるため、OB/OG訪問でプライベートの面についても質問すれば良かった。
②1つでも多くの企業を見る
もっと時間があれば、別に更に合うと思う会社に出会っている可能性もゼロではないと感じてしまうため。
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