<プロフィール>
Mさん 女性
九州大学
農学部
就職予定先 :飲料メーカー研修開発職
応募したサマーインターン:20社
内定社数 :3社
就職活動のスタート期
就活は、学部4年の2月からスタートした。
元々、化粧品が好きなこともあり、漠然と化粧品業界がいいなと思っていた時に、他の研究室の先輩が、化粧品メーカーに行くことを耳にして就活のことを聞いた時に、「就活は早めに動いた方が良い」と言われたので、学部の卒論が終了次第スタートした感じである。
また、自身には優れた特性がないということも感じていたため、早めに動いとかないといけないというふうにも考えていた。
当初漠然と志望していた化粧品業界は、就活を進めていく中で自己分析をした時に、化粧品は好きだが、正直化学が好きではないため自身には向いてないなと考え志望を変更した。
――まずは何から始めたか
上述の先輩が、就活全体のロードマップ(いつに何をすべきかなど)を丁寧に教えてくれたため、それに沿って行動した。
ロードマップでは、情報収集が大事となっていたため、合同説明会に参加したり様々な就活アプリに登録した。また、Twitterで就活アカウントを作成し「早めに動いている人」をフォローして何をしているのか?のキャッチアップを行った。就活アプリは、Twitterでフォローしている人が「これは登録しておけ」的な感じで記載しているやつを一通りという感じで登録時は、どのアプリが何に使えるのか?とかはわかっていなかった。
――スタート期の心境
自分が内定を得ることができるのかが一番の不安であった。
また、研究室内でもこの時期から就活スタートしている人がおらず、一緒に就活をする友人が不在で気軽に会話できる人が欲しいなと感じていた。
――何に困りどう解決したか
様々なアプリを入れていたため、どのツールで何を行えばいいかが不明確であった。
そのため、早く動いている人はどんな行動をしているのかをTwitterで常にキャッチアップをしていた。
その上で、コンサルティングファームとベンチャー系の選考が早いことをしり、選考内容などを見て選考のイメージをつけていた。
自身は、無形商材よりも有形商材の方が好きだし向いていると思ったのでこの時点での応募はしなかった。
――登録したアプリ
リクナビ、マイナビ、ワンキャリア、マッチャー、ビズリーチ・キャンパス
サマーインターンシップ期
サマーインターンシップには、20社ほど応募した。
聞いたことがあったり、興味のある「食品や化粧品」会社を全部出した感じである。
食品(飲料)会社に興味があったのは、飲食店でアルバイトをしていたため、身近なものであり、誰でも知っている有名な商品だからという理由である。
一方でサマーインターンシップにおいては、面接対策のために受けていたベンチャー以外が全部落ちてしまった。
――選考対策に関して
選考フェーズ毎に対策をしっかりやっていた。
ESに関しては、先輩やTwitterで知り合った人に添削をして貰った。
GDは、TwitterでGD仲間を作り練習を行っていた。(元人事という社会人もメンターとして参加)
面接は、上述の通り選考本番で試したり、学部卒で既に就活を終えている友人に模擬面接をお願いしていた。
――サマー期の心境(困ったこと含め)
しっかり対策をしているのにESで落ちてしまっていたので、何がダメかわからないことが不安であった。
また添削ではボロボロになって返ってくるし人によってアドバイスが違うので、どう改善をすればいいのかが分からなかった。
そのため、志望企業で働かれている方へOB/OG訪問を行いブラッシュアップやアドバイスを頂いていた。
一方で、食品会社は周囲の人も落ちていたため、そもそも通過するの自体が難しいのだなと感じた。
参加することができたベンチャーのインターンシップにおいてやはり自分は「有形商材」の方がいいと実感を得た。
秋冬インターンシップ期
秋冬インターンシップは、選考応募ができるようになったタイミングから応募を行い7社ほど提出をした。
「内定を早く得たい」という気持ちが強かったため、友人やTwitter情報などから内定を早期にいただける会社を把握し、従来応募したことがない業界にも提出。
上述の先輩にも「内定を早めに得ておくと心にゆとりがもてる」と言われていたこともあり、その行動を行った。
結果的に3社のインターンシップに参加することができた。
――秋冬インターンシップ期の心境(困ったこと含め)
やはりサマー期同様にES通過に困っていた。夏に参加できなかったことへの焦りもあり、本当に内定をいただけるのかの不安が強くなり、早く内定を得たいと考えていた。
本選考期
秋冬インターンシップに参加した会社の本選考に参加。また、食品系専門商社や仲良くなった先輩に良い会社だからとおすすめされた総合商社などの本選考に応募を行う。
3月にインターンシップに参加した企業から内定をいただくことができて、本当に心から安心をすることができた。
それ以降の選考は、いただいた内定先よりも志望度が高い企業だけに絞り選考を継続した。
――本選考期の心境(困ったこと含め)
内定を得るまでは、精神的に追い込まれていた時もあったが、やるしかないと言い聞かせ、頑張った。初めて内定を得た時は、涙を流しならが喜ぶと共に、すごく心が安定をした。
――入社先の決め手
元々、志望度が高かった食品企業であることや、研究職で入社してもジョブチェンジができることをしり意思決定をした。