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就活生が語る

【私の就活体験記】劣等感を乗り越え自分に打ち勝ち、第一志望の外資投資銀行へ内定

大学受験の苦い経験、体育会系部活所属でありながら早期から就活をしている孤独感を乗り越え、第一志望への切符を手に入れたEさんの体験に迫る

<プロフィール>
Eさん 男性
慶應義塾大学
経済学部
体育会系部活
就職予定先       :外資系投資銀行
応募したサマーインターン:15社
内定社数        :3社



就職活動のスタート期


就職活動は、大学2年生1月の年明け早々から始めた。 きっかけは、同時期に2人の外資系投資銀行の内定者から「就活は早めに始めた方がいい」と聞いたからだ。その1人目は、所属している体育会系部活の2つ年上の先輩、2人目は年末に地元で会った高校の同級生であった。 2人から同時期に話を聞くことになり、そういう世界(会社)があることを知った。また先輩からは「受けなくてもいいけど、動き出したタイミング次第では選考が終わってる企業もあり、勿体ないから先に体験しておくことが価値になる」という事を言われた。先輩の言葉が強い体育会系部活の中でやらないといけない事だと感じると共に、その先輩自体がしっかり就活を行ってたことも知っていたので始めようと考えた。

先輩や友人から選抜コミュニテイ(選コミュ)の存在を聞きネットで調べた上で、SOLVE、ファクトロジックエグゼクティブ、YC塾、外資就活アカデミーなどを見つけ入るために対策をスタートした。


――選抜コミュニティに向けて具体的に行った対策

まず行ったことは、選抜コミュニティの情報をTwitterで情報収集をした。 23卒でTwitterをやっている人の投稿履歴を確認し、その人がこの時期に何をしてたのかを把握また、Twitter上で複数名の23卒で外銀IBに行きそうな人に、選抜コミュの選考内容を聞いていた。 その上で、選考を通過することが重要なため、「フェルミ本」「東大ケース本」を読んでひたすら解いていた。また、実践の機会としてグッドファインドのケース対策セミナーに参加もした。 このセミナー自体は、ファクトロジックエグゼクティブのプレ選考会を調べる中で見つけることができた。
当時Twitterを活用してた理由としては、グッドファインドのセミナーでTwitterを活用した方がいいと聞いたことがきっかけである。 本をひたすら読んだのは、選抜コミュニティの説明会で内定者が活用してた本ということで、紹介されていたためである。

――選抜コミュニティ対策に注力した理由
内定に至るまでに、「いつ・なにがあって」それをクリアするためには「いつまでに・何をやるべきか」が重要であり、それが分かれば「選考対策(ウェブテスト、ES、ケース、GD、面接...etc,) 知識と練習が必要だと思い、その両方を満たすのが、選抜コミュニティだと考えていたため。


――スタート期の心境
感情としては、非常に心細かった。 その理由として、所属している部活では、就活してると部活への熱量が低いと思われてしまうため、秘密にして就活を行っていたため、相談相手がいなかったからである。 夜な夜なスタバに行き勉強をする日々であった。 一方で、知っている知識が増えることにワクワク感も少なからず感じていた。

――なぜ頑張れたのか?
現役時代に大学受験で失敗し、浪人で再チャレンジしたが志望校には届かなかった。また部活でもなかなか活躍することができず、劣等感を感じ這い上がってやろうと考えていた。そのため外銀IBにいけばカッコいいのでは?と思っていた。


――何に困りどう解決したか
情報収集が一番の悩みであった。 周囲に志望する業界の知見者が少なかったので、一次情報がなかった。前述の先輩は卒業旅行で不在であり、また先輩のため聞くのは烏滸がましいと感じる部分もあった。部活に集中してないことが失礼にあたるとも思っていた。
部活の他のメンバーに秘密で活動していたことも大変ではあった。

解決するために、選コミュに参加し就活仲間を作ろうとした。 ゼミ選択の時期が重なっていたこともあり、部活の先輩より就活を真剣にやっている人が多いゼミの情報を聞き、そのゼミを選択をした。このタイミングでは、先輩には就活していることは隠してたので、話の流れでぼんやりと聞いた感じであった。部活以外の繋がりが縦横できて一次情報も得ることができるようになり刺激を受けた。 また、Twitter経由で知り合いになった、選コミュを受ける人たちと一緒に早朝にケース対策を自主的に行った。そして選コミュに参加することができ外銀IBのメンターと出会うことができた。 一方で、その選コミュでは同期同士の繋がりがなかったため、継続的にTwitter経由で知り合った人と対策会や情報交換を行っていた。


――スタート期の情報収集・使用してたサービス
・外資就活
 ネット(Google)で就活系アプリを調べて知った。
 コラム(内定者コンテンツ、おすすめのツール、本)を読んで次の行動を決めたり、外銀IBのエン トリーのために利用をした。
 暇があれば、コラムを見るようにして、1日1回は新着をチェックした(同じ記事も複数回読む)
・SOLVEメンター
 情報収集
・就活仲間(少人数で複数グループ作ってた)

 日系電子版の記事から抜粋してエクセルにまとめて紹介しあったり対策会を実施


サマーインターンシップ期


サマーインターンシップには、自身が志望度の高い15社ほど応募した。
(外銀IB、戦略コンサルティングファーム、外資メーカー、メガベンチャー)


――なぜその社数だったのか?
外銀IBが第一志望と決めていたため、その選考を優先的にできるような社数に絞った。
戦コンは、外銀IBの選考に有利に働きそうだと考え選考に参加しようと考えていた。


――志望度が高い理由
部活の先輩が外銀IB内定者だったので、盲目的に憧れて突っ走った感はある。また、キャリアのステップアップ、年収インパクト、選コミュで出会ったロールモデルとなるメンターが大きい。


――業界別対策をしたか
外銀IBの対策だけに絞り、他の対策は一切行わなかった。
この時期は、少人数の対策会も解散してたため、ずっと1人のメンターと対策をしていた。


――サマー期の心境
背水の陣という気持ちでいた。
理由としては、部活内で就活を行っていることがバレ始めてしまい、開き直って部員たちに、俺は「外銀IBにに行くんだ」と言い自身に暗示をかけていた。
また、そんな環境のため、部活に集中できないし、部員たちからの視線も厳しくなっていたので、部活に行くのが嫌になっていた。


――何に困りどう解決したか
選考に落ちたことが一番困った。
録画面接、志望動機の浅さ、情報ソースの偏り(メンターのみのため)があった。
また、参加ができると決まったインターンへの成果を出すための対策にも悩んでいた。

解決するためには、頼れる相手が選コミュのメンターのみだったため、ひたすらに壁打ちを行いブラッシュアップを行った。


――サマーインターンシップに参加した印象
そもそも外銀IBは2社しか通過することができずに崖っぷちの状態であった。
その中でも、第一志望企業への参加ができたため「自信を売り込む」ことしか考えていなかった。いかに志望企業に選んでもらうかを考えていたので他の記憶が乏しい。


――サマーインターンシップを経た上での心境の変化
インターンを無事通過することができたため、この機会だけに全力投球をすると決め他の業界の対策はストップし、3年生の内は、外銀IBと心中すると決心をした。

――情報収集・使用してたサービス
・外資就活  エントリー  インターン対策(コラム読んで) ・メンター壁打ち ・選コミュの講座参加 ・本の熟読


本選考期


インターンに参加できた企業と落ちてしまった外銀IBにもう一度チャレンジを行った。


――何を重要視していたか
基本的なことを完璧にすることに注力した。
外銀IBの面接では、「なぜ外銀なのか?なぜ他の外銀じゃだめなのか?」の志望動機を非常に重視するため、志望動機の絞りあげを行った。
外銀IBで何がしたいかを具体的な部署、具体的な案件を完璧にすること、また業務内容のインプットも行った。コンサル・VC・日系金融などとの違いや外銀が行っていることで興味があることを洗い出した。
調べるために、メンターやインターンシップで会った社員さんにひたすら聞いてまわった。
またインターン通過者向けに、他の所属外の選コミュが講座を開催してくれたことで他のインターン参加者との情報交換も行うことができた。
結果として、志望動機もしっかり練り上げられ対策も行えたため、第一志望企業より内定を得ることができた。


――最終的に内定承諾の決め手は何か
知名度・伝統があるため、一番かっこいいと思えた。
上述の劣等感もあったため、自分との戦いとして「ここで働く」と決めたことを実現したかった。
また、将来のキャリア形成においてもネームバリューが大事だとも考えていた。


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