<プロフィール>
Sさん 女性
慶應義塾大学
薬学部
就職予定先 :製薬会社
応募したインターン:24社(夏11社、冬15社(早期選考含む))
内定社数 :5社
就職活動のスタート期
就活は5年の4月からスタート。
研究室の先輩たちとの日常的な会話の中で、就活の話題はちょこちょこ耳にしていた。
そこで、いつ頃から始めたのかを聞いていたので、この時期にスタートした。
先輩方の就職先:は、製薬企業だけではなく、総合商社、金融、コンサル、ITと幅が広く、普通の薬学部よりも文系就職の多い研究室だったので、自分もその影響である程度広く見ていた。(製薬、メーカー、総合商社、総合コンサル、食品)
まずは、就活サイトの登録、基礎知識のインプットから始めた。
就活の全体像とかより先にまずは登録しろと言われたので、一旦登録。
当時は就活サイトとマイページとの棲み分けとかも分かってなかった。
企業について知ることが最初なイメージはなんとなくあったので、合同説明会をサイトで調べた。
合同説明会には6回参加。メルマガで来たもののうち、興味があるものに片っ端から応募。
夏は実習や研究の兼ね合いで、動ける時間が制限されるのが分かっていたので、4,5月に動けるところは動こうと思って、行動した。
合同説明会は友人と各ブースを分担して回って、情報を後で持ち寄って共有し合った。
選考対策の基礎知識についても、友人と調べたり、先輩に伺ったりして身につけていった。
一定幅広く見ていたものの、仕事内容が純粋に面白そうか、大学での勉強を無駄にしたくなかったので薬学との親和性があるか、登壇されてる方を見て働きたいと思うかどうかなどの基準で絞り込んでいった。
――スタート期の心境
不安が大きかったが、友人と一緒にやれる心強さはあった。
――何に困りどう解決したか
とにかく就活に関する知識が不足していた。
これを上記の方法で解消していった。
――スタート期の情報収集・使用してたサービス
リクナビ、マイナビ、ワンキャリア、外資就活ドットコム、ビズリーチ・キャンパス
サマーインターンシップ期
サマーインターンシップには、11社応募した。
製薬と総合商社をメインに、コンサルは力試しで。
もっと出したかったが、実習との兼ね合いでこの社数に。
――志望度が高かった業界
製薬、総合商社
製薬に関して:
大学での勉強を無駄にしたくなかったので、親和性の観点で
総合商社に関して:
・行った先輩がいるので、情報をインプットする機会が多かった
・働き方なども含めて憧れがあった
・事業領域が広いのでヘルスケアもやれる(=勉強してきた薬学も活きる)
――サマー期の心境
――何に困りどう解決したか
ESや志望動機の正しい書き方、フェルミ推定やケース面接などの選考対策。
困ったというよりは不安の方が大きかった。
先輩から1次で落ちたなどの生々しい話も聞いていたので、特に不安だった。
ESに関して:
先輩の書いたESのうち、通過したものと通過してないものを見比べて、型を知った
Webテストに関して:
特に対策していない
GDに関して:
ビズリーチ・キャンパスの就活セミナーに1度だけ出た
それ以上は時間がなく、不安がある状態で挑んで、あとは実践の中で磨かれていった
ケース面接に関して:
書籍でインプットして、自分で考える練習をした。また先輩に壁打ちを多少してもらった。
――サマーインターンシップに参加した結果
5社に参加。6社は不合格だった。
コンサルは最終面接のケース面接で落ちたところが多く、ケースの対策が足りないと自覚した。
めちゃくちゃショックとかではなく、反省点が見えたという感覚。
――サマーインターンシップを経た上での心境の変化
行きたい/行きたくないの志望度が明確化した。
秋冬は総合コンサルに注力しようと決めた。
(総合商社と製薬は秋冬にやることがなかったのもある)
総合商社の志望度が、自分の中でグッと上がったことに気づいた。
また、製薬の中でも企業の志望度の序列が付いた。
――情報収集・使用してたサービス
ワンキャリア:選考情報の確認のため、面接での質問内容の確認のために利用
秋冬インターンシップ期、および早期選考
合計15社のインターンと早期選考に応募。
製薬・総合商社はインターンに、コンサルは早期選考に。
研究室生活が一段落し、可処分時間が増えた一方で、志望業界が既に定まっていたため自分が興味がある企業のみに出した。
――どのように情報収集・対策を行なったか
企業の特徴や業界内での立ち位置を踏まえたうえで志望動機に落とし込んでいった。
また、内定者の先輩から業界・企業の話を聞いて、理解を深めていった。
――秋冬インターンシップ期の心境
初めてコンサル1社から内定をいただき、ホッとした。
社会人になれるという安心感がこみ上げてきた。
――何に困りどう解決したか
インターン自体のジョブの場での活躍ができないことに悩んだ。
インターンで活躍できたかが本選考の優遇につながると思っていたので、不安になった。
夏のインターンにそんなに応募できなかったので、インターン自体の経験値が薄かったのは自覚していたが、困った。
解決策らしい、解決策は特になく、愚直に、すごいなと思う人がいたら、立ち回りを真似る・分析した。
――情報収集・使用してたサービス
ワンキャリア:選考情報の確認のため、面接での質問内容の確認のために利用
就活最終期(本選考)
秋冬のインターン後の早期選考案内で、製薬と総合商社に応募。
どちらの企業も選考対策や、企業理解を深めることに努めた。
取締役や社員の方のコラムを読んだり、選考に必要なプレゼン資料を作ったりした。
あとは、商社については、OBOG訪問。
結果、1社ずつ志望度の高い企業に内定をいただいた。
が、ここからが長かった。
内定が出てから、1ヶ月半悩んだ。
社員さんに会わせていただく機会をいただいて、最後は製薬会社に決めた。
――最終的に内定承諾の決め手は何か
ワークライフバランの実現とフィット感
ワークライフバランスの実現:
自分の人生設計上、出産・育児のライフイベントを迎えることもあると思っている。
そのときにどちらがより適した環境かを考えた。
フィット感:
社員さんとのフィット感に加えて、内定者がそこまで多くないので、自分の組織への貢献が感じやすいとも思えた。
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