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就活生が語る

【私の就職体験記】東京大学大学院 工学系_投資銀行

<プロフィール>
Gさん
東京大学 大学院生
工学系
就職予定先    :外資系投資銀行
内定先     :4社
内定先業界   :外資系投資銀行、FAS
応募したサマーインターン:30社


###就職活動のスタート期
意識をし始めたのは、学部3年生。金融の企業でインターンシップをしていた(学部2年生3月〜M1の10月)。学部のときから株に興味があったためだ。

学部3年のとき、コロナ感染が拡大、このまま就活して大学生活を終えるのは勿体無いと考え、文理融合の研究室に進んだ。
所属先の研究室は、コンサル、シンクタンク、省庁に進む人が多く、就職活動をすることにも寛容だった。


就職活動を本格的に開始したのはM1の4月だった。
3月にクラスの友人から選抜コミュニティの選考があったことを聞いたからだった。

それもあり、とりあえず選抜コミュニティ(オルタナ、factlogic)の選考会のグループディスカッションに参加してみた。
これもTwitterでフォローしていた友人から流れてきた情報だった。

自分からググるなど、4月当初していなかったのは、早期から選考がある戦略コンサルティング業界や、外資系投資銀行に絶対にいきたい、というわけではなかった。
ぼちぼちやれればいいかという感じだった。


――就活開始後に行った夏インターンシップにむけての準備
就活を開始すると、自分が乗り遅れているということを感じた。

そこからは、GDの勉強、ケースの対策。
また、webテストが思ったより難しいと選抜コミュニティに参加している友人から聞いたため、ちゃんと準備を行った。


――友人と行った対策

コンサルティング業界で出題されるようなのケース出し合い、
金融の知識習得、日経の記事共有

4月末〜6月上旬まで、毎晩ケース対策を行った。
そして、6月上旬から始まる戦略コンサル、投資銀行、メガベンチャーの選考に臨んだ。


――なぜそこまで毎日できたのか

行動しないと不安だった。
インターンシップ参加前は、インターンシップや面接の様子もわからず、日々の対策も、これであっているのか、という不安が常にあった。


Twitterとかでも、対策をいっぱいやっている人の情報が目に入る。
ケースで得た知見共有や気づきのTweetや、「今日は⚪︎⚪︎を何件やった」といったTweet。


また、対策することが多く毎日やらないと終わらない。

選考内容:
ES、玉手箱、録画面接。面接各種、想定質問の応答。物理的にハード。



――不安な中で、何に困ったか

・就活開始時、何から始めればよいかわからない。
・ケース対策のおすすめ本もたくさんあるし、どのレベルまでやればいいかもわからない。
・ガクチカもどうやって作るのか。。


・また、アウトプットの機会が乏しい。セミナーで聞くだけでなくアウトプットの場が必要。

ケース対策は友人との対策でなんとかなるが、
GDは、知識を得たとしても、アウトプットしないと実感が湧かないし、レベル感の確認ができない。


――どうやってその困難を解決したか

友人と会話し、最適な方法を模索した(が結局あまりわからず)
手当たり次第にイベントに参加もした。
また、エンカレッジのメンターにも相談した。外資系投資銀行の内定者がメンターにいた。


就活の相談については、同級生の友人だとお互いそもそも就活のやり方が初めてでわかっていない。
そういうときに、すでに経験している先輩からの話は有益だった。


インターン先の上司は金融出身だったため、選考対策ではなく、業務内容や業界内部の話を聞いてはいた。

――どのようにやり方を模索していたか

・交友関係を駆使
・無料サービスをたくさん探す→グーグル検索して試す。
例えば、「おすすめ就活コミュニティ」で検索。→オルタナ、エンカレッジ、factlogic
が出てきて参加、など。


――結果的に頻繁に利用したサービスとその目的

・外資就活ドットコム(コラムを読んで就活への解像度を高めるため)
・エンカレ(先輩の話を聞くため)
・オルタナ(GD・ケース対策のイベントを頻繁に開催&FBのレベルが高かった)→週1回ぐらい




###サマーインターンシップ期

サマーインターンシップには、30社ほど応募をした。

志望度の高い業界をロールアップ的に応募した。
・金融/アセマネ、投資銀行→15社。かなり志望度が高かった。
・戦略コンサルティングファーム外資、日系それぞれ数社→選考の経験
・総合商社、メガベンチャー→選考の経験と、金融に進むとしても、事業会社のことを知らないといけない。(インターンシップ先の社長からもアドバイスされた)


実践の意味も込めて少しでも興味ある企業は応募した。
上記の通り、インターンシップ先の社長からもアドバイスを受けたこともあり、金融はあくまでも黒子、将来のクライアントとなる企業でどのような人がどのように働いているのかを知りたかった。



ーーどうやって応募先の情報を得たか

One Careerや外資就活のコラム、知人からの口コミ。
興味のある企業のマイページに登録し、案内される企業説明会に参加。


ーー選考の中で何に困ったか
選考におけるアウトプットの正解がわからない。


ーーどうやってその困難を解決したか

多くの選考に参加し、PDCAを回す。
友人と選考対策をすることで大きく方向がそれることがないようにした。
また、たくさんエントリーしたことで、選考が進むにつれて解消されていった。


ーー夏インターンシップ参加企業数

9社(通過かつ未参加を含めると15社)


ーー夏インターンシップ全体の印象

企業によってカルチャーが大きく異なる(同業界ですら大きく異なることが衝撃だった)


ーー夏インターンシップを経ての心境・行動の変化

金融以外の業界も見たうえでやはり自分は金融が好き&向いていると実感した。
雲の上だと思っていた企業群も意外と手の届くところにあるのではないか。
(第一志望がアセットマネジメントから投資銀行に変化)
また、実際に社員さんと会わないとカルチャーは分からない。


・アセットマネジメント
→1社参加。
日系アセットマネジメント→とてもよかった。社員のプロフェッショナル精神に惹かれ、業務内容に興味を持った。

・外資系投資銀行
→2社参加。
いい人であり、かつ、覚悟が決まっている人が多い。当たり前の基準が高い。重い意思決定を支援しているという覚悟。


ーー参加企業における何らかの結果
ジョブ通過後の本選考をゲットした。


###冬インターンシップ期

ジョブ通過後の本選考(2社)より先に、他社の冬インターンシップ募集が開始される。
まだ内定が出るか不明なため、志望業界に絞ってエントリー。


ーーエントリー社数・業界

6社
投資銀行業界(米系、欧州系、日系)


ーーどのような対策をしたか

想定質問はサマーインターンシップを経てかなり固まっていたので、Why 御社を企業ごとに用意した。


ーーどんな心境だったか

落ちたら後がないなぁ。
(ジョブ後の本選考前ではあるが)外資系投資銀行はラストチャンス。
落ちたら、日系アセットマネジメント、総合商社を目指そう。



###早期選考


ジョブ/インターンシップ後に本選考に進んだのは3社
(投資銀行A@12月、投資銀行B@1月、FAS@9月)


ーー選考の準備

選考の内容は、4回の面接。20分×5回を4回。人物面接。

ジョブ後の選考は高い志望動機及び業務内容の深い利用が求められていたため、
志望動機のブラッシュアップ及びバンカーとの面談を通じた業務の解像度上げに努めた。
夏ISの社員さんの話のメモを見返したり、金融知識の勉強をしたり、マーケット情報をキャッチアップしたり。


ーーどんな心境だったか

毎回の面接のプレッシャーが非常に大きく、常に選考のことを考えていたように思う。
最後の選考になるかもしれないので悔いは残したくない。


ーー何に困ったか

孤独。仲間不足を感じた(同じ業界(特に同企業)を受けている友人がいなかった)。
エンカレのメンターは先輩という感じで仲間というわけではなかった。仲のいい友人はコンサル業界志望でお互いにわからないことも多かった。

ーー頻繁に利用したサービスとその目的
One Career(過去の選考情報の獲得)、Twitter、外資就活ドットコム(口コミや選考を受けた人の体験記を見る)


ーー選考を経ての心境・行動の変化

自分の個性を評価してくれる企業に入りたい


###選考結果と意思決定

ーー内定承諾先

第一志望だった投資銀行


ーー他の内定先

欧州系投資銀行2社、外資系FAS1社


ーー最終的な入社先決定の決め手

・人、カルチャーの良さ
・業界内におけるプレゼンスの高さ(より多くの案件に触れたいという想い)


ーー振り返ってみて

就職活動のロードマップをはじめにある程度知りたい。
何を、いつまでに、やっていればいいか、を知りたかった。
やることが本当に多いと感じた。

偶然webテスト対策が事前に終わっていたのが良かった。
→友人が、意外と難しい、通らないと言っていたのを聞いて準備ができた。

特に夏インターンシップで勝負が決まる業界は、 どこが山場か、どこに集中すべきかについては、事前に知れるとよかった。

そして、働く社員の声を聞くことは本当に重要。志望動機にかなり影響する。
夏インターンシップ後に、社員と会う機会が複数あり、解像度がかなり高まっていった。
選考に通らず、社員に会っていなかったらと思うとゾッとするほど、会うか会わないかで解像度が全然違う。


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