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就活生が語る

【私の就職体験記】東京大学大学院 農学生命科学研究科

目次

<プロフィール>
Kさん 男性
東京大学大学院
農学生命科学研究
就職予定先        :総合商社
応募した夏インターンシップ:30社
内定社数         :3社



就職活動のスタート期


就活は大学4年の3月から始めた。

大学のアルバイト先の同じ大学の先輩2名(戦略コンサル内定者、ディベロッパー内定者)に話を聞くことから始まった。

「就活っていつからやればいいんですか?商社に行きたいんですが、どうすればいいですか?」

そこで戦略コンサル、外資系投資銀行志望者向けの選抜コミュニティを勧められ選考を受けた。
ビズリーチ・キャンパスの運営するBCAというコミュニティに6月ぐらいに入った。他は受からなかった。
同じ研究室で就活している人は少なく、他の研究科の就活している友人たちと一緒に就活を勧めたやっていた。(昔のクラスの友人など)


――コミュニティに入った理由

早めに就活し始めたほうがいいと思った。
まずは戦略コンサルの選考準備をしておけば、その先の企業を受ける上でも役に立つと考えた。
そもそも、就活を始めた3月時点では、戦略系の選考に関する機会しかなかった。


――就活開始当時の心境と困難、それをどう解決したか

右も左も分からないから、とりあえず就活を知ろうという気持ちだった。
普段から相談できるようなメンターもいなかったので、ツテを使ってエンカレッジ(以降エンカレ)や仲の良い先輩などにたくさん相談した。

エンカレで戦略コンサルのケース対策。
情報収集が大切と聞き、Xで様々な就活アカウントをフォロー。
外資就活ドットコムやワンキャリアにも登録し、過去の選考時期を見ていた。


サマーインターンシップ期



――夏インターンシップの応募数
約30社
日系・外資戦略コンサルティングファーム10社
外資マーケ5社
外資IT1社
メガベンチャー4社
日系4社(ディベロッパー、ITコンサル、商社、損保)


――どんな準備をしたか


最も対策を行ったのはケース面接だった。
はじめはやり方がわからなかった。練習していくとやり方がわかっていく。
慣れも必要で、英語みたいな感覚。
エンカレの先輩や就活同期に協力もらい、4~5月の間、毎週1~2回はやっていた。

とにかく準備する。練習する。それにつれて、アウトプットができるようになっていっている印象もあった。

――何に困ったか

夏インターンシップの選考が始まると、Webテストで割と落ちること。
正直、テストぐらいできるだろうという気持ちがあり、準備していなかった。インターンシップに応募したコンサルの6割ぐらいがテストで落ちた。


――夏インターンシップの参加企業数
7社

IS参加企業
・戦略コンサルティングファーム2社(日系1社、外資系1社)
・外資マーケ1社
・外資IT1社
・損保1社


――夏インターンシップでの結果
外資IT最終面接(@7月 IS中)
日系戦略コンサルティングファーム 役員面接(@9月)→内定
外資系戦略コンサルティングファーム 役員面接(@9月)→内定
損保の優遇(3月にインターン参加者だけのESがあり、そこで優遇される、とIS後に言われる)

――夏インターンシップを終えての心境

まさか最終面接まで進むと思っておらず驚いたが、内定をもらえたことで余裕を持てるようになった。


――10月以降の流れ

コンサルの内定を得たので、総合商社+ディベロッパーに絞って就職活動を続けた。
それ以外の業界の情報収集はしなくなった。

10月~秋冬ISにES出すために、外資就活ドットコム、ワンキャリアを見ていた。
最も困ったのは面接対策。BCAのメンターに志望業界の内定者の方がいて、その方にサポートしてもらい、模擬面接を行った。



秋冬インターンシップ期



――応募社数
6社

――6社だった理由は
インターンを開催している総合商社4社、デベロッパー2社
コンサルの内定があったため、受ける業界を絞った。
​​元々商社志望であったこと、デベロッパーはBCAのメンターに受けてみたらと言われて、興味を持った。

――どのように情報収集や、選考の準備を行ったか
BCAのメンターやBCAの就活友達から情報収集していた。
また、選考準備は、業界に特化した対策ではなく、基本的な対策をしていた。


――どのような心境だったか
内定が既にあったので余裕を持ちつつも第一志望に向けて油断できない気持ち。
総合商社1社、ディベロッパー1社以外はウェブテストや面接で落ちた。

面接の練習不足だと感じた。
特に、総合商社が1社しか受からず、やばいとなった。
そこからBCAのメンターに相談をするようになった。(メンター以外の人とも)


――冬インターンシップの参加企業数
2社

2社とも3days。
総合商社は3月上旬にIS、3月中旬に最終選考。
最終選考に向けて、BCAのメンターや同期と模擬面接をたくさんやった(メンター3人、同期3人の6人と面接対策)。

ディベロッパーは、1月末にIS、6月最終面接。総合商社に行くつもりではあったが、せっかく機会があり、興味を持っていたので、最後まで受けようと思った。



――就職活動を振り返って

困ったときは、先輩や同期に頼って助けてもらった就職活動だった。
前半は、知るカフェでアルバイトしていたから出会えた先輩だったし、その人たちから情報を得られたのはよかった。

BCAで仲良くなった同期や先輩と一緒にやれたことで助かった。

自分の研究科は、60人ほどだが、夏インターンシップに行くのは少し。夏インターンシップに行かない人もいる。

――過去の自分へのアドバイス
もっとメリハリつけて就職活動をやれればよかった。
就職活動ばかりになってしまったが、研究とメリハリつけて2年間を過ごせた方がいいと思った。
就職活動のことに丸1日使うのではなく、研究の隙間時間を使う。決まった時間に就活を行うなど。

前半に対策する業界を戦略コンサルに絞ったのはよかった。他の業界にまで手を伸ばしていたら、キャパシティーオーバーになっていたと思う。
ウェブテストの対策と、ES対策は、もっと早くからやっていたら、もっと夏インターンシップに参加できたと思う。


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