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OB/OGが語る

ー海外大学先輩の就活体験記ー 他業界へ視野を広げることで見つけた自分の本当にやりたいこと

大学からアメリカのアーカンソー州立大学に進学したYさん。就活は3年生の初めごろから意識し始め、当初は専攻していたPEに関係する仕事に興味を持っていた。コロナ禍を通じて日本の根幹に関わる仕事につきたいと気持ちが変化し、IT業界に軸をシフトさせた。そんなYさんの辿った就活スケジュールに迫る。

<プロフィール>
アーカンソー州立大学卒業
就職予定先:大手日系Sier企業
参加したインターン:ホットヨガスタジオ、ジム
OB/OG訪問:就活後、受諾先を決定するために複数回
エントリー企業:20社
内定先:バイオ医薬品系、人材派遣、交通インフラなど

2021年10月より大手日系Sier企業へ入社予定

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就活について考え始めた時期を教えてください。

2年生の後半から3年生の初めごろから就活について考え始めました。しかし、体育関係のアルバイトがとても忙しかったので、本格的に選考を受け始めたのは4年生になってからでした。

インターンには参加されましたか?

はい。就活について考え始めた2年生の後半からインターンは探していました。最初は、MajorがPEだったこともありジムのインストラクター系を見ていました。なので、インターンはライザップ(ジム)とホットヨガスタジオでのインターンに日本で参加しました。

ES・面接対策はいつから、どのように行いましたか?

それも、2年生の終わりから3年生の始まりにかけて初めていきました。まず最初にベースを作って、その後何か経験が増えたら書き足していく方法でES・面接共に対策しました。友達や、留学斡旋会社の方からフィードバックをよくもらっていました。あとは、面接本番では一つのことを深掘りされることが多いので、自分の行動に対して「なぜそうしたのか」、「その時どう思ったか」など全て答えられるように自己分析をしっかりしました。自分の魅力や強みを相手に伝えるためにも、エピソード内の行動とつながる強みを考えました。
あとは、面接の最後に「質問はありますか?」と聞かれた際はいつも面接のフィードバックをもらうようにしていました。自分自身の動画を撮って、話している内容が首尾一貫しているか確認したことも役に立ったと思います。

エントリーはどの程度されましたか?

20社くらいだと思います。第一志望の企業のために、練習の意味も込めてたくさん受けていました。内定後は、並行して受けていた企業にはお断りの連絡をさせていただきました。

OB・OG訪問はどのようにされていましたか?

就活時は友達経由で知り合った方に少しお話を聞いたくらいで、あまりOB・OG訪問はしていませんでした。内定が出た後に、受諾先を決めるためにOG/OB訪問をさせていただきました。ビズリーチ・キャンパスFor海外大生のサービスから探したり、人事の人から紹介していただいた社員の方とお話しさせていただきました。今思うと、就活の時ももっとたくさんOB・OG訪問をしておけばよかったなと思います。

日本人の、一緒に就活する仲間はいましたか?

一応いましたが、日本人コミュニティーにはあまり参加していなかったのでそこまで頻繁には会いませんでした。むしろ、日本に住んでいる昔からの友達からの情報の方が多かったと思います。情報収集のためにも、横のつながりは早くから作っておけばよかったですね。

コロナ渦で選考方法が例年と違ったと思いますが、ボスキャリ・ロンキャリ等には参加しましたか?

はい。4年生の1学期のボストンキャリアフォーラムにメインで参加しました。会社説明会もとても多かったので、企業を知る良い機会になりました。説明を聞いてみて気になった企業にはオンラインですぐにApplyすることもできたので、とても便利でした。選考ステップに関しては、ボスキャリ内で完結するものもあればその後続いていくところもありましたが、私が内定をいただいた企業に関してはボスキャリ中に選考が終了しました。あとは、3年の冬と夏にマイナビの国際派就職EXPOにも参加しました。

コロナ禍でオンラインでの就職活動がメインだったと思いますが、良かった点・悪かった点はありましたか?

オンラインがメインだったことで、直接同期と会うことがあまりないので横のつながりを作るのがすごく難しかったです。情報収集のためにも就活仲間はいた方がいいと思うので、そこがオンラインのデメリットだと思います。ですが、逆に会社説明会等がほとんどオンラインだったことで、自分でタイムマネジメントをしっかりすればいくらでも見ることができる点はよかったです。

情報収集はどのようにしていましたか?

Disco、マイナビ、リクナビなどを主に使っていました。あとはオンラインで会社説明会に多数参加したり、YouTube等を用いて50 社以上の企業の情報収集を行いました。
正直内定をもらう前まではビズリーチキャンパスFor海外大生のサービスを知らず、もったいなかったなと思います。就活仲間があまりいなかったこともあり、ギリギリまでCFNの存在等も知らなかったので、海外大生向けのサービスの情報がもっと当たり前に入手できるといいなと思います。
あとは、フェルミ推定やケース問題、グループディスカションの対策方法などについて詳しく知りたかったです。コロナ禍で会社によっては録画面接で自己アピールを提出する企業が多くあったので、そういったオンライン就活ならではの情報ももっとあればよかったなと思います。

就活の軸は何でしたか?

1〜2年生の頃は、自分が先生(インストラクター)として人々の健康を促進できるような仕事をしたいと考えていました。しかし、就活を進めるにつれて、もっとITなど日本の根幹となるところに携わりたいと思うようになりました。特に、①日本を良くするために働ける②顧客がたくさんいる③グローバルに展開している会社が良いなと思っていました。

内定受諾の決め手はなんでしたか?

まず一つは、大手Sier企業の教育、官公庁、医療に強いつながりを持っており、自分のやりたいこととマッチしている点です。あとは、福利厚生が良いという点も魅力的でした。 面接やOB・OG訪問を通じて自分がやりたいことをさせてもらえると感じましたし、私が納得するまで色々と教えてくださったので自然とここに行きたいと思わせられました。

アメリカでそのまま働くことは考えませんでしたか?

アメリカの会社も一応受けました。しかし、家族が日本に帰ってきて欲しいと言っていたこともあり、日本に拠点を置きつつグローバル案件に携わる方が自分の軸とも合っているなと思い日本で就職活動を始めました。

面接でよく聞かれる、学生時代頑張っていたことは何でしたか?

アルバイトの話をしていました。体育関係で、大学内で初めて立ち上げたプロジェクトだったのであまり人と被らない話ができたと思います。

ご自身が海外大生だからこそ感じた強みはありましたか?

そうですね。いくつかあったと思います。まず一つは、色々な背景をもった人達と長期間過ごすことができた点だと思います。そういう話をエピソードに加えると説得力も出るし、話が広がっていくことが多かったです。あとは、日本では起こり得ないようなハプニングも海外だと起こるので、そこから自分の粘り強さなどの強みについて話すこともできました。自分の強みをアピールできるエピソードがたくさんあったことはすごくよかったです。

最後に、現在就職活動中の海外大生にアドバイスがあればぜひお願いします。

とにかく自己分析をしっかりやるべきだと思います。自分について深掘りしておけば、どんなことを聞かれても答えられるので自己分析はとても役に立ちました。面接で聞かれる質問のパターンはだんだん決まってくるので、面接を重ねるごとにそれを吸収して答えを用意しておくことで、急に聞かれて頭が真っ白になることがなくなっていくと思います。 あとは、業界・業種は絞らずに、興味がなくてもたくさん会社説明会に参加するべきだと思います。決めつけすぎず、最後まで色々な会社の情報を集めた方が良いと思います。私自身、学校やアルバイトの関係上面接等は4年生になってからと少し遅くなってしまいましたが、その分企業の情報を集めることに注力し、自己分析と合わせて自分に合った企業を見つけ出したからこそ短期間で内定を複数いただくことができたと思います。ですので、これから就職活動をされる学生の皆さんにはぜひ情報収集をしっかり行って欲しいです。