OB/OGが語る

【東京海上日動】22卒も、第二新卒も、既卒の方もOK！秋採用オープン

約10年ぶりに秋採用を復活させ、通年採用に踏み切る東京海上日動。コロナ禍となり就職活動環境も大きく変化する中、秋採用をはじめる背景や想いについて同社の採用責任者に話を聞いた。

2021/08/10

企業紹介
創業は1879年。近代化を目指して数多くの新しい産業が生まれた明治時代に、海運・貿易業を支える日本初の保険会社として、前身となる東京海上保険会社が誕生。1914年には陸上輸送の将来性を見極め、日本で初めて自動車保険の販売を開始。業界のパイオニアとして、常に時代の変化とお客様のニーズに対応した商品を開発。業界トップクラスの国内損害サービス拠点と、世界46ヶ国900以上の拠点を有するグローバルネットワークであらゆる市場の成長を実現する。

人物紹介
東京海上日動火災保険株式会社
人事企画部　人材開発室
採用チームリーダー
山城　真
2004年入社。パーソナル営業部門を経て、2007年からはコマーシャル営業部門で法人営業（石油業界担当）を経験。2013年より5年間、海外駐在員としてベトナムのハノイに赴任。2018年に帰任後、人事企画部にて新卒採用を担当し、翌年にはキャリア採用を立ち上げる。2020年より新卒とキャリア両方を担当する採用責任者として従事。

どんな人にも、チャレンジしてほしい

―――今回秋採用をはじめることにした、その想いや背景について聞かせてください。

昨年よりコロナ禍での就職活動になり、ちゃんと最後まで満足してやりきったと言える学生がどれくらいいるんだろう、と思うんです。学生側も企業側もオンラインでの活動をせざるをえない状況ですし、きっと前よりも不安を抱えている方が多いのではないでしょうか。内定をもらえた方にとっては、怒涛のスケジュールを駆け抜けた後に落ちついて考えられるこのタイミング。今年4月に新社会人となった方にも、数カ月働いてみたこの時期に「この会社で本当によかったのかな」と思っている人が一定数いるのではないかと。私たちとしても、これまでとは違った考えをもった方々に出会えるのでは、という想いで、秋採用をはじめることにしました。

―――約10年ぶりに秋採用を復活させたということですが、きっかけになることがあったのでしょうか。

オンラインが主流になった今、応募者の方にとっても私たち企業側にとっても負担がだいぶ少なくなりましたよね。北海道から沖縄まで、どんな場所にいる方にも出会えるチャンスが広がっていますし、たくさんの方に気軽にチャレンジしてもらえる環境になってきたと考えています。私たちとしてもオンラインでの採用活動ノウハウが溜まってきたことで運営しやすくなり、この秋採用をはじめられるだけの体制を整えることができました。こうしたタイミングがあったことも大きなきっかけですね。

―――どんな人でもOKということですが、過去に選考で落ちてしまった方でも再チャレンジは可能ですか？

はい、ぜひ受けていただきたいです。一度選考に落ちてしまっている方や、スケジュールの都合で選考辞退せざるをえなかった方の応募もお待ちしています。先ほど申し上げたように、22卒の方以外にも、新社会人になった第二新卒の方、もしくは卒業後にいろんなことにチャレンジしてきたという既卒の方もOKです。学生のみなさんは就職活動を通じて成長することもあるでしょうし、自己分析もより深まっていることと思います。また社会に出た経験のある方はさらに視野が広がっているはずです。改めて、そんなみなさんにお会いできることを楽しみにしています。

大手企業らしくない、東京海上日動の魅力

―――チャレンジを希望する社会人の方へ、メッセージをお願いします。

第二新卒の方は、一度社会に出て働いた経験があるからこそ感じることがあると思います。ベンチャーや大手企業、業界や職種によっても働き方は大きく違いますし、思い描いていた世界と現実が違うと感じた人もいたのではないでしょうか。当社は大手企業でありながら、大手らしからぬ自由闊達さやスピードの速さが魅力です。学生にはなかなか伝わりにくいところですが、この大きな組織にいながら自由自在に動けるという魅力が伝わるといいなと思っています。

―――大手企業らしからぬ魅力という点について、詳しく聞かせていただけますか？

まず、若手にも権限が与えられる裁量の大きさがありますね。たとえばYouTubeを活用した採用の取り組みを始めたのですが、普通であれば広報を通したり内容の検閲が入ったりしそうなところですが、我々の判断で進めています。それから、よくあるハンコ文化はほぼありません。細かい決裁は一切なく、スピードを持って動いた人間が良しとされる文化に変わってきているのを感じますね。それ以外に驚かれるのは、プロジェクトリクエスト制度。営業や損害サービス、いわゆる現場第一線の社員でも、プロジェクト単位で東京本社のコーポレート部門の仕事に参画できる制度で、人事部の採用活動も全国から15人ほどの現場社員が積極的に参加してくれています。こうした社内副業のようなことも推進されていますし、社外副業も認められています。自分の意思次第で縦にも横にも斜めにもキャリアを伸ばせる。フィールドの広さやフレックスさ、柔軟性は、外からではイメージされにくい魅力です。

―――これまでどんな業種の方が転職されているのでしょうか。

銀行・信託・証券など金融業界の方のほかに、異業種だと鉄鋼業界や製薬業界などのメーカー系、インフラ系、IT系、人材業界など、まったく関係のない業界から来られる方も多くいらっしゃいます。

―――中途入社をされた方は、御社のどんなところに魅力を感じたという声が多いですか？

金融系の方からは「お客様が本当に困っている時に寄り添えなかった」という声もよく聞きます。そういう物足りなさを感じる方にとっては、人や企業を支える損害保険のやりがいや、自由自在に組み立てられる保険商品の面白さを感じてもらえるようです。異業種の方では、若いうちにキャリアチェンジがしたかったという人のほかにも、リスクマネジメントの重要性を感じて挑戦してくれた人もいます。身近に東京海上日動で働く社員がいてみんな楽しそうにイキイキしていたから、という声もありますね。損害保険は社会人経験を積んだ人ほど理解が深まると言われていますが、徐々に深みが出てくる業界なので、少しでも興味をお持ちいただけたら気軽に応募していただけたら嬉しいです。

今後の仕事にも人生にも関わりがある、損害保険を知る機会に

―――学生の皆さんへ伝えたいメッセージがあればお願いします。

もし、本当に満足した就職活動だったと言えない気持ちならば、試しに一度当社を覗きに来てほしいと思います。これまで損害保険業界に関心がなかったという方も、社会勉強の一環としてでもいいので会社のことを知ってほしいです。まずは理解を深めていただけるようなオンライン説明会も実施する予定なので、ぜひ気軽に参加してください。損害保険はこの先の仕事や人生で必ず触れる機会がある事業領域だと思いますので、ぜひこの機会に知っていただきたいですね。

―――今回の秋採用で特に注目して見るポイントなどはあるのでしょうか？

秋採用だからといって、特別に見るポイントを変えることはありません。1次選考はオンライン面接で、学生の方には学生時代に力を入れたことを、第二新卒の方には社会人になって取り組んだことをお聞きするつもりです。2次選考では対面でパーソナリティの部分を感じたいと思っていますので、背伸びをせずに、人となりがわかるような飾らない姿を見せてもらえたら嬉しいです。