企業紹介
みずほフィナンシャルグループは、銀行業務・信託業務・証券業務・そのほか金融サービスに係る業務を事業ドメインとする総合金融グループ。みずほ銀行の前身の一つ、渋沢栄一が設立した日本最古の銀行「第一国立銀行(後の第一勧業銀行)」の創業からおよそ150年。長い歴史の中で培われた厚い顧客基盤と、約40ヶ国120拠点に及ぶ幅広いネットワークを強みに、グループ一体となってのビジネスを推進。非金融領域も含めた顧客ニーズにも対応し、「金融+@」のソリューションを提供することで新たな価値を創造する。
人物紹介
株式会社みずほフィナンシャルグループ
グローバルキャリア戦略部 採用チーム
村岡 昇
2013年新卒入社。1年目には日本橋支店で中堅・中小企業を担当するRMとして従事。3年目で新宿中央二部にて、大企業RMに。同時に新規開拓にも力を注ぎ、ベンチャー企業や大学発のスタートアップ企業を支援するプロジェクトにも携わる。2018年10月より人事部に配属。
みずほのバンカーとして挑むワーク。先輩バンカーの協力も手厚いインターンシップ。
▼参加者の声 ・ワークの完成度が最も高く、対面だからこそなんでも聞くことができた ・みずほのバンカーとして本気で取り組むことができた ・メンターの方が親身になって接してくれた ・半日で企業理解、業務内容理解ができて非常に有意義 ・みずほ信託やみずほ証券の方にも意見を聞くことができ、グループ力を肌で感じることができた ・実際の行員の方とたくさん意見を交換する機会があり、業界・みずほに対する理解が大変深まった
バンカーとしてのリアルな体験を追求するインターンシップ
―――御社の「リアルバンカーズインターンシップ」について教えてください。
その名前の通り、実際にバンカーがおこなっている法人営業の仕事について、かなりリアルに体感していただく内容になっています。5~6人で1チームになって、担当するお客さまについて情報収集や分析をしてもらい、課題を抽出。みずほグループの持つ機能も活用しながら、その課題をどう解決していくのか、どんな提案をするべきかを話し合ってもらいます。最終日には、実際のお客さまの役員陣に対してプレゼンを行ってもらいます。リアルなお客さまに提案するというコンテンツは、当社でしかやっていないことだと思いますし、銀行だけでなく信託銀行や証券会社の担当者を巻き込みながら実際の提案を考えていく内容になっているのは大きなポイントですね。もちろんメンターとして社員も付いていますが、お客さまに直接プレゼンする機会はなかなかないですし、フィードバックもお客さまからもらえるので、学生からは非常に好評です。
―――実際のお客さまに直接提案するんですか!かなり思い切った内容ですね。
毎年少しずつ改良を加えていまして、お客さまにもご協力をいただきながら、よりリアルさを追求するかたちで実現しています。今後もできる限りフリーハンドに、学生の皆さんに自分たちで決めてもらう要件を増やして、お客さまと一緒に正解をつくっていくところを体感できる内容にしていきたいです。着眼点も人それぞれになると思いますし、どんなアイディアが出てくるか私たちにもわかりません。それがとても楽しみです。銀行というと、お金を預けるところ、お金を貸すところというイメージがほとんどで、具体的に何をやっているかイメージできていない学生も多いんですよね。幅広いお客さまと関わりがあることや様々なソリューションがあることを、このインターンシップを通して知っていただけたらと思います。
―――このワークを通じて、学生に伝えたいポイントはどんなことですか?
銀行の仕事ってAIに取って代わる職種なんじゃないかと言われるんですが、それは違います。数字だけを見るのではなく、バンカーとしてお客さまの事業に対する想いを汲み取りながら成長戦略を提供するのも、人だからこそできること。その難しさも感じてもらいたいと思っています。また銀行はサポーター的な役割だと思われがちですが、それだけではありません。私たちが学生の皆さんに伝えているのは、イノベーションを一緒に起こしていく存在だよ、ということ。企業の経営者やアントレプレナーと、その事業やアイディアを見抜いて投融資するバンカーが、二人三脚で前に進んでいかないとイノベーションは起こせません。事業拡大のサポーターとしての役割はもちろん、新しい事業をつくりましょうと主体的な提案をしてもいい。こうしたところも、リアルバンカーズインターンシップで体感してほしいです。
みずほも、業界も、変わらなければいけない転換期
―――こういう人に参加してほしい、という学生像はありますか?
当社には「みずほらしくない人に会いたい。」という採用パンフレットがあります。そこには、みずほ自体も金融業界自体も変わっていかなければいけない転換期であり、一緒に変えていただけるような人に来てほしいという想いが込められています。インターンシップも、金融に興味がある人にはもちろん参加していただきたいのですが、まだ夏という時期でもありますので、金融に興味がないという人にも幅広く参加してもらえたら嬉しいです。金融とはこうであるという固定概念を打ち破れるコンテンツになっています。きっと、これまで知らなかった新しい発見や面白さに気づいてもらえるはずです。
―――コロナ禍での就職活動になる学生に向けて、アドバイスはありますか?
今、学生時代に頑張ってきたエピソードをつくる機会がかなり失われてしまっていますよね。アルバイトも思うようにできないでしょうし、学祭のようなイベントも自粛になり、打ち込みたいと思うものが制限される学生生活を送っている方が多いのではないでしょうか。そんな中でも何かできることがないか、前向きに捉えてもらいたいです。オンラインが増えているからこそ、数多くの企業のインターンに参加することもできますし、OBOG訪問もしやすくなっている。大変な就職活動ですが、うまくプラスに捉えて頑張ってもらいたいなと思います。ちなみに当社では今回取り上げていただいた「リアルバンカーズインターンシップ」の他に、オンライン特化型の「Story of Banker」というインターンシップも開催しております。コロナ禍だからこそ生まれた、他社にはないNewコンテンツになっておりますので、ぜひお気軽にご参加いただければと思います。
―――最後に、学生へのメッセージをお願いします。
インターンシップにはただなんとなく参加するのではなく、社員が働くモチベ―ションの源泉は何だろうとか、会社のこういうところが知りたいという意識を持って参加してもらえると、すごく有意義な時間になるはずです。せっかくの機会なので、いろんな業界を見てください。視野を広げて、いろんな会社を見て、たくさんの気づきを得ながら自分が大事にしたいことを見定めてほしいです。銀行だけでなくどの業種であっても、幅広い横のつながりでビジネスは、成り立っています。どの企業に就職することになっても、他の会社が何をしているのか知っていることは社会に出てからアドバンテージになるはずです。就職活動中だからこそできることがたくさんありますので、ぜひ多くの経験をしてほしいと思います。