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就活生が語る

損害保険に入社を決定。デジタル専門人材としてのキャリアプラン

日系金融機関のIT専門職に就職を決めたHさん(22歳)。慶應義塾大学に入学し吹奏楽部に入部するも怪我で退部を余儀なくされる。いままでの自分の積み上げてきたものが崩れてしまい、自らの強みを模索する中で強みを勉強に見出し、就活に取り組んだ。その中で大事にするようになった価値観とは?就職先の決め手は何だったのか。

<プロフィール>
Y・H 男性
慶應義塾大学経済学部
就職予定先:三井住友海上火災保険株式会社
参加したインターン:5社
OB/OG訪問人数:12名
ES提出企業数:16社
面接社数:5社
内定社数:3社

(前編)怪我によって部活を引退。改めて考えた自分の強み、進路とは

https://br-campus.jp/articles/report/811

経済学部に在籍しながらも、デジタルに絞った就活

ーデジタル専門職への志望は大きな挑戦に思えますが不安はありましたか?

面接待ちの時間でしゃべる就活生はみんな理系出身でプログラミングなどを勉強している人達でした。こんな環境でやっていけるかと不安に思ったことはあります。ただ、デジタル一本を極める人材ではなく、デジタルの観点から経営に意見を述べるができる人材になりたいと考えていたので、そこに他の就活生との違いを見出していました。

ーこれからのキャリアプランは描かれていますか?

デジタルの専門職種で採用していただいたので、まずはデジタルを極めたいです。そして文系ならではの視点を取り入れてデジタル戦略やデジタル経営に参画できるような人材になりたいと思っています。損害保険は目にみえず分かりづらい商品形態。少しでも今後の損害保険が「分かりやすく、入りやすい」ものになるように力をつくしたいです。デジタルの専門人材として自分に市場価値をつけて、他の環境に転職しても活躍できる可能性を持っておきたいと思っています。

ー就活時代に辛かったことなどはありますか?

就活のスタートが遅くて、すごく焦ってしまっていた時期がつらかったですね。部活をやめて、新しく勉強に取り組もうと決心して、他学部の研究会に参加したり、論文に集中したりと工夫していましたが、みんなよりも遅れている認識はありました。ただ、他学部の授業を取得していたことや志望の軸がしっかりと定まっていたので、就活を乗り切ることができたと思います。

今の状況に捉われず、将来を見据えた選択を

ーご自身の就活を振り返って後輩にメッセージをお願いします。

自分にしかわからない自分と、他人にしかわからない自分は必ずあるので、自己分析と他人によるフィードバックは面倒くさがらずにやった方がいいと思います。そうすると自然と方針が定まり、説明会に行くたびに第一志望の業界が変わったりとか、周りが受けるから自分も受けなくてはという漠然とした不安を感じたりすることはなくなると思うんですよね。自分の軸が定まっていれば、目的をもって就活に取り組めるし、自信を持って活動できると思います。 あとは、今の状況に影響されすぎないで欲しいです。結局自分が働くのは将来の数十年間なので、今の状況だけを見ていても変化していくと思うんです。10年20年後の業界をイメージして今の選択をするべきだと思います。頑張ってください!

この記事を読んで、内容についてさらに深く知りたいと思った方や、就活の相談をしたいと思った方は、下記リンクからぜひお気軽に内定者訪問をご依頼ください。私たちキャンパスに登録した内定者が皆さんの就活をサポートさせていただきます。

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