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OB/OGが語る

【参加して良かったインターンランキングで入賞】東京海上日動火災保険の人事が語るインターンシップの魅力

本シリーズは、昨年度と同様、20卒学生に実施したアンケートの結果ランキング上位に入った企業から人気の秘密を探ります。今回は、「参加して良かったインターン」で入賞した東京海上日動火災保険にインタビューしました。

<企業紹介>
1879年の創業以来、リーディングカンパニーとして、世界中のリスクに挑み続けてきた「東京海上日動火災保険株式会社」。ミッションは、リスクのプロフェッショナルとして、国や企業、人々が「挑戦」できる仕組みを提供すること。「企業の海外進出」など、難易度の高い数々のプロジェクトを成功に導く。「世のため人のために存在する」というGood Companyの精神で、世界中の「使命」に応え続けていくこと。そして、「世界トップクラスのグローバル保険グループ」になることをビジョンとしている。

<取材対象者>
東京海上日動火災保険株式会社
人事企画部 人材開発室
採用チームリーダー
渡部 善哉
2001年入社
新卒入社で営業を経験後、中国の上海で海外研修生として中国語を一年間勉強。その後そのまま7年間中国に駐在し、支店の新規立ち上げなどを経験。2015年に日本に戻り、人事企画部に配属。2016年8月より現職。

■ランキング表

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■アンケートに回答した学生の声
○職場受け入れ型のインターンだったため、社員と間近で接することができた
○実際の職場に配属していただくだけでなく、クライアントの企業まで連れて行っていただくこともでき、非常に参考になった
○新規ビジネスモデル提案のインターンシップだったため、ビジネスとしての視点や考え方が身に付いた

インターンは、はじめたときから現場第一主義

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――――「参加して良かったインターンランキング」上位入賞、おめでとうございます。どのようなインターンを開催しているのでしょうか?

ありがとうございます。大きく4つのコースがあり全国7大都市でインターンを開催しています。「常識を覆す」「プロフェッショナルに挑む」をメインテーマに「少人数のチーム」で各部門のプロと直に交流してもらいます。初日は、人事からのオリエンテーションで会社の部門紹介、リスクコンサルティング体感プログラム等を実施し、その後いよいよ現場に配属。社員と一緒にクライアントなどに訪問してもらいます。1年間で全国で1000名ほどの学生さんがインターンに参加して、東京だけでも社員4,500名に協力してもらいます。

――――ワークショップ型のインターンをする企業が多い中、それだけ多くの学生を現場に配属するのはすごいですね。

損害保険ってどうしても自動車事故の対応くらいしかイメージがないんですよ。自分も学生時代はそれくらいのイメージしかありませんでした(笑)。でも、実際は幅広い事業領域で様々なビジネスがある。インターンの短い期間でそのイメージを覆すためにどうやって学生さんにインパクトを残すのか。どうやって会社の実態を知ってもらうのか。考えた結果、人事がカッコよく話すのではなく、現場で本気で働いてる社員を見て感じて体験してもらうのが一番良いな、と。やはりワークだけだと学生さんが考えるだけで終わりになってしまう。それでは就業体験というインターンシップの本来の意味からするとズレてしまうじゃないですか。就業を体験してもらうには、現場の第一線で活躍する社員と接することで「仕事とは何なのか」「どんな職場でどんな雰囲気で働いているのか」「その社員たちはどんなことを想っているのか」を理解できて初めて就業体験になると考えました。

面談のフィードバックを受けるだけのために応募するのもアリ

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――――現場配属後は、どのようなことをやるのでしょうか?

配属後のプログラムは配属先の現場に考えてもらっています。現場が抱えている課題をテーマにして部長クラスにプレゼンテーションしてもらう以外は、本当に自由です。クライアントに訪問する現場もあるのですが、大手グローバル企業の工場や化学メーカーのラボなど様々なところに訪問したり、海外駐在している社員とテレビ会議をしたり、社内の会議に参加したりと実に様々。発表してもらう課題・テーマは「宇宙旅行ビジネスの現状と将来の成長について調査せよ」だったり、「ドローンのビジネスモデルを考案した上でリスクを洗い出し、それに対する保険を含めた解決策を提案せよ」というような現場に即した内容になっています。現場社員たちと本格的に関わってもらうので、仕事内容だけではなく、どんな人間が働いているのか、どんな想いを持っているか、弊社に受け継がれているDNAを感じとってもらえます。

――――それは学生から人気になりそうですね。

インターンへの満足度が高かったのは、現場を体験できることと合わせて選考会での面談フィードバックかもしれません。弊社ではインターンに参加してもらう学生さんには選考会を受けてもらいます。そのとき面談を行うのですが、面談後に改善点をフィードバックします。話し方や面接官からみた感想などかなり細かくフィードバックするのですごく喜んで帰ってくれます。インターンに参加するためではなく、とりあえずこのフィードバックを受けるために参加してみたら?という気持ちでやっています。損害保険に興味がない人たちに幅広く知ってもらうためにこのような機会を設けているので、弊社に全く興味がなくてもぜひとも応募してもらえると嬉しいです。

――――最後に就活生にメッセージをお願いします。

インターンに参加して社員に会って話を聞いて、ぜひとも自分がなりたい姿を想い描いて欲しいです。なりたい姿を想い描くことは、ご自身にとっても会社にとってもすごく重要です。私たちは、「日本で一番人が育つ会社」を目指しています。人が育つには、将来のビジョンを持つことが大事になります。弊社の若手にもなりたい姿を想い描く、つまり将来のビジョンを描いてもらうために年4回の面談をしています。それくらい重視しているので、皆さんにもなりたい姿を描ける人になって欲しいです。 あと就活で大事なことは、自分のことを知ることですかね。どんな仕事がしたいのか、どんな自分になりたいのか、机の上でうんうん考えていてもなかなか見えてきません。 自分を知るには社会人に会うことが一番です。他者からみた自分はどんな自分なのか、色んな社会人と会うことで、その先輩になりたいのかなりたくないのか、なぜそう思うのか、それを突き詰めていくことで自分を知ることになる。初めから業界を絞るのはもったいないです。色んな先輩に会って様々な質問をすることでその人のことがみえてきます。その人がみえてくることで自分を知ることができる。就活はそんな機会になるのでぜひ多くの社会人に会ってみてください。

――――ためになるアドバイス本当にありがとうございました。