<プロフィール>
Fさん/男性
名古屋大学/学卒
文学部
ガクチカ:学業/ゼミ/研究, アルバイト, サークル幹部, 資格取得
就活開始:学部3年生(6月)
初内定 :学部4年生(4月〜9月)
OB/OG訪問:20〜25人
内定取得先:不動産・建設(ゼネコン・建設・建築・土木)
入社予定先:専門商社, デベロッパー, ゼネコン・建設・建築・土木, 鉄道
#ゼネコン #デベロッパー #本選考
01:就活スタート(準備)期
ーーいつから就活を開始したか?
学部3年生の6月。
インターンシップの応募が開始されるため。
この時期は就活に全力で頑張ろうというよりは肩の荷を持ちすぎずやろうという感覚で始めた。
ーー何からスタート・準備したか?
ナビサイトへの登録。
大学の先輩から必須と聞いていたから。
登録したのはマイナビ、リクナビ、ワンキャリア、ビズリーチ・キャンパス。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
特になし(いろいろなところに応募していった)。
業界の絞りは本選考時期に行った。
ーー応募までの過ごし方や意識した準備は?
四季報と業界地図をみる、面接練習。
どんな業界があるかをそもそも把握していなかったから。
四季報は社会の中でどのような業界があるのかを把握しようと思ったため活用。
インターンシップの応募の際、業界に興味を持てるかを応募の基準にしていた。
性格上、やる気があるととことんやりこむタイプであり、この時期はそこまで就活に本腰をいれていなかったため就活への取り組み具合はまちまち。
5〜6月にかけて体調を崩していたためあまり行えなかった。
ーー応募までに困っていたことは?
志望業界がない。
興味のある業界はあったが働くイメージがわかなかったのが原因。
インターンシップに行かない限り解消できないためこの時期には解消できていない。
ーー応募までに「やっておけばよかった」は?
もっとインターンシップに応募すればよかったと思う。
デベロッパーはインターンシップ参加勢が想像より内定者の割合を占めていたと聞いたため。また、もっと他の業界も見てもよかったと思う。
デベロッパーはインターンシップからの経由や優遇が強い。インターンシップなしでも行けると思うが、参加していた方が内定の可能性がぐっと上がると思う。
02:夏インターンシップ期
ーーいつから夏インターンに応募したか?
学部3年生の6月〜8月。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
地元の企業を中心に受けた(業界は問わず)。
学部2年生のころに少しメンタルが落ち込んでおり、知った土地で働くという安定志向を強く持っていたため。
就活後半時期はこだわらなかったが、この時期住み慣れる、住みやすさから出身都道府県の企業を中心に受けていた。
ーー何社に応募したか?
6、7社くらい(鉄道、インフラ、自動車など)。
業界としてこだわっていたわけではないため1dayのイベントに多く参加していた。
4社に参加した。
難易度が高い業界なのに通過できた理由はよくわかっていない。だが、強いて言うなら企業が事業を展開する地域への理解が深かったのが好印象だったのかも。
ーー夏インターンで体験/知れたことは?
鉄道業界のインターンシップが面白く、興味をもった。
インターンシップの内容が街づくりだった。
プロジェクトの規模感や目に見える形で仕事の成果が表れることに面白さを感じた。
ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
合同説明会や1dayのイベントに多く参加した。
合同説明会はオンライン多め。大手企業はオンラインの説明会への参加が多かった。
興味関心を探るため参加した。
情報源は就活支援サイトや友達から聞いていた。
ーー当時困っていたことは?
興味が定まらない。
原因は情報不足。
インターンシップに参加することで改善していった。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
周りの就活生に圧倒され、もっと頑張らないといけないのかなと思ったが、やる気がなかった。
自分がやりたいと感じたこと以外にはあまり熱量を出しにくい性格が影響していると思う。
ーーこの期間に「やっておいてよかった」は?
インターンシップに参加したこと。
ーーこの期間に「やっておけばよかった」は?
もっとインターンシップに参加するべきだった。
特に、デベロッパーにもっと参加しておけばよかったと思う。
また、職種への印象も変わった。
就活を始めたころ、営業系に適性を感じなかったが、インターンシップに参加していれば興味が湧いたり別の選択があったかもしれないと思ったため。
03:秋冬インターンシップ期
ーーいつから秋冬インターンに応募したか?
学部3年生の10月〜12月。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
地元の企業中心。
応募したのは夏インターンシップで応募していない企業が多め。大学の学業が忙しく、就活に割ける時間があまりなかった。学業8:就活2くらいのパワーバランス。
ーー何社に応募したか?
5社くらい。
インターンシップへの参加は早期選考に繋がる、有利になることの重要性をそこまで考えていなかったため、本選考の時期に合わせて動こうと思っていた。
この時期は就活で必要なスキル(TOEICなど)を磨いていた。
今振り返るとこの時期にスキルを磨くのは正解だったと思うが、秋冬インターンシップへの参加数も増やせばよかったと思う。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
本選考に照準を合わせ、就活対策をしようと考えていた。
主に、WEBテスト対策やTOEICなどのスキルの準備をした。
面接練習はこの時期は全くしていない。
ガクチカ関連としては大学の研究の内容を就活向けにした。面接で興味を持ってもらえる、会話の種になるような研究にした。
ーーこの期間に「やっておけばよかった」は?
就活以前の学生生活の活動。
就活エピソードの強さは結構学部1、2年生の体験や経験に依存していることに気づいた。
留学など、1、2年生の行動が志望業界の選択可能性と内定の可能性を高めると感じた。
04:本選考期(秋冬IS以降)
ーーいつから本選考に応募したか?
学部3年生の1月~学部4年生の5月。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
デベロッパー。
11月末くらいに参加した合同説明会でインターンシップで感じた街づくりの面白さとデベロッパーの仕事がピッタリだなと感じたため志望。
一方、インターンシップ経由の内定や学閥の存在など、内定への難しさも知ったため近いことを行っているゼネコンや鉄道なども併願した。
ーー何社に応募したか?
20社程度(デベロッパー9、ゼネコン4、商社や鉄道、地元の企業)。
デベロッパーはなるべく受けた、難しいとわかっていたためそれ以外も多く受けた。
17社に通過。
適性検査で落ちることが多かった。
デベロッパーはESの設問が企業ごとに結構異なり、企業色が出ていると感じた。
ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
ほぼ毎日ずっと就活関連のことをしていた(ES作成、企業分析、面接練習等)。
やりたいことがみつかったから、遅れを取り返すためモチベーションが入ったのが好影響だったと思う。
1日10時間くらい就活をし、就活以外のことは何もやっていないくらいの生活になった。
OB/OG訪問はこの時期から行った。インターンシップで参加できなかった分積極的に訪問した。
同じ人に何回も訪問したりもした。
ーー当時困っていたことは?
OB/OG訪問できる数が少ない、エピソードが弱い。
エピソードの弱さで困ったのはチーム力。
商社、デベロッパーは体育会系の傾向が強いためチームの力を大切にする傾向が強い。その点でのガクチカが少し弱かった。
解決策は話し方の工夫。
声の抑揚やエピソードに一貫性を持たせること、企業の求める人物像に合致していることを示すメッセージを込め、チームとして働いている姿が想像でいるようなコミュニケーションを心掛けた。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
時間が足りない。
自分はこの時期からの実質4か月間で就活を終えたが、あと2~3か月は時間が欲しかった。
ーーこの期間に「やっておいてよかった」は?
(デベロッパーに関して)東京まで物件見学にいったこと、OB/OG訪問。
企業ごとに建物だけでも結構特徴は異なる。
企業からの印象もよく、行ってよかったと思う。
ーーこの期間に「やっておけばよかった」は?
面接練習。
もっと早くからなれておきたかった。
慣れが足りておらず、落ちてしまったと感じる企業が数社あったため。本選考時期までに準備できていれば通ったのでは?と感じている。
05:意思決定期
ーー意思決定の時期は?
学部4年生の4月~5月。
ーー最終的に何社から内定を得たか?
4社(ゼネコン2、鉄道1、商社1)。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
悔しい。
第1希望は受からなかったから。
ーー最後は「どこ」と「どこ」で迷ったか?
ゼネコンと鉄道会社。
ーー最後の「決め手」は(どうやって決めた)?
プロジェクトの規模、身につくスキル、会社の規模。
鉄道会社でまちづくり事業となると、駅周辺地域に留まる。一方でゼネコンはより広い規模でまちづくりができる、海外の挑戦機会がある。よってゼネコンを選択した。
キャリアを見たときにもゼネコンからデベロッパーへの転職はできるためキャリアの挑戦できる可能性も見た。
ーー意思決定で困ったこと/悩んだことは?
かなり悩んだ。
デベロッパーに近い仕事をできるのは鉄道会社だったため。
建物の大きさなどを考えた結果、ゼネコンの方が自分のやりたいことができるなと感じた。
内定後にもOB/OG訪問を行い、話を伺った。
現場訪問やインターンシップの参加経験から両社に対する知識は持っていた。
ーー就活全体を振り返ると(またはアドバイス)?
もし就活をやり直すとしたら、インターンシップに多く参加する(特にデベロッパー)、金融も受ける。
金融も受けてみればよかったなと思った理由は、性格での合致。
勉強するのが好きであり、自己研鑽と顧客への還元という働き方を見ると合っていたのではないかと感じている。
(PR)人気大手企業就活ならビズリーチ・キャンパス!
ビズリーチ・キャンパスは三井物産、JR東日本、三井不動産、三井住友銀行、ソニー、NTTデータ、サントリーなど様々な業界の大手企業がを利用しており、人気大手企業就活を目指す学生にとって必需品と言えるサービスです。
・誰もが知る人気大手企業から、特別座談会・選考免除・特別選考ルートなどのスカウトが届く
・人気大手企業によるビズリーチ・キャンパス限定のインターンシップ
・人気大手企業による各業界特化型の限定イベント
・難関企業内定者による就活対策講座を毎日開催
・先輩が『いつ・何をして・何に悩んだのか』を綴った就活体験記。就活全体像や時期別の悩みの具体的な解消方法がわかる
ぜひビズリーチ・キャンパスご活用し皆様にとって最適なキャリア選択を実現してください。
登録はこちらから!