<プロフィール>
Iさん/男性
慶應義塾大学/学部卒
文系学部
ガクチカ:アルバイト, サークル, 部活動
就活開始:学部3年生(6月)
初内定 :学部3年生(1月〜3月)
OB/OG訪問:10人
内定取得先:総合コンサル, 専門商社, 信託銀行
入社予定先:金融(信託銀行)
#幅広い業界 #金融 #仲間
01:就活スタート(準備)期
ーーいつから就活を開始したか?
学部3年生の6月から開始した。
周りの友人たちが既に動き始めており、焦りを感じたため。
また、就活の早期化が進んでいる中、夏インターンシップへの参加を通じて早期選考獲得を目指したいと考えたから。
ーー何からスタート・準備したか?
世の中にどんな企業や業界があるのか知らなかったので、企業の情報集めから始めた。
自己分析は必要ないと考え、ひたすらエントリーシートを書き、自身で改善を行った。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
デベロッパーや金融業界。
仕事が面白そうであり、給与面が魅力的だと感じたため。
これらの情報は就活サイトやInstagramなどから情報を集めた。
ーー応募までの過ごし方や意識した準備は?
興味が薄い企業や業界であっても積極的に応募したこと。
今後、志望業界が変わっても対策できるように、様々な業界に関する知見の幅を広げておこうと思った。
締め切りはInstagramなどに載っているまとめ情報を活用し、リスト化して管理した。
ーー応募までに困っていたことは?
自身のESの内容が不十分ではないかと不安に感じていた。
この時期はまだ、あまりガクチカが整理できおらず、バイトリーダーという一般的な経験を「ガクチカ」として記載するしかなかった。そのため、そのガクチカで選考を通過できるかどうか不安があった。
この不安を解消するために、先輩や友人にESを見てもらった。そして、企業ごとに自分なりの改良(言い回し等)を加える作業を行い、少しでも通過率を上げることを意識した。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
これからサークル活動や遊びに行けなくなることに対する漠然とした不安があった。
就活を始めることで、対策に時間がとられ、それまでの自由な生活が制限されることが嫌で、不安だった。
ーー応募までに「やっておいてよかった」は?
この時期から早く就活を始めていたこと。
早く始めた人はしっかりと情報を集めて対策に時間をかけていたので、志望した仕事の内定を得ている人が多かった。
ーー応募までに「やっておけばよかった」は?
もっと早く情報収集を行い、就活を真剣にやっておけばよかった。
自分よりももっと早く始めている人が周りに多かったので、自身のスタートは遅いと感じた。
02:夏インターンシップ期
ーーいつから夏インターンに応募したか?
学部3年生の4月〜9月。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
デベロッパー、金融。
これらの業界は事業内容が面白そうであり、給与面でも魅力を感じたため。
ーー何社に応募したか?
24社(デベロッパー、金融、メーカー)。9社に通過し、6社に参加した(金融、人材)。
本来はさらに多くの企業に応募する予定であったが、自身の怠惰が原因で24社にとどまった。また、興味の有無にかかわらず、知見を広げる目的で様々な企業に応募した。
ーー夏インターンで体験/知れたことは?
周囲の学生が自身よりもたくさん対策していること。
選考過程のグループディスカッション(GD)やインターンシップ中のグループワークにおいて、周りは進め方や攻略法などをしっかりと対策していると感じ、歯が立たなかった。
ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
なるべく就活に取り組める環境を作り、多くの企業に応募すること。
多くの企業に応募することを戦略とした。特に、デベロッパーなどの人気業界は1つ1つの企業の選考通過率は低いため、量で攻めていく戦法で1社でも多くの企業に受かるようにした。
アルバイトや余暇活動を最小限に抑え、Instagramを通じた情報収集に注力した。
1日あたり30分〜1時間程度を就活対策に費やし、効率的な時間管理を心がけた。
ーー当時困っていたことは?
友人たちからの遊びの誘いなど誘惑があり、就活に集中できなかったこと。
友人からの誘惑と就活対策のバランスに苦心した。遊びたい衝動と就活の必要性の間で葛藤を繰り返した。しかし、将来の年収が大きく変わることを自分に言い聞かせ、就活への集中力を維持するようにした。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
就活に対する漠然とした不安。
あまり行きたい企業のインターンシップに参加できなかったため、このまま自分の行きたい企業の選考に受かるかどうかの不安があった。
ーーこの期間に「やっておいてよかった」は?
頑張りすぎないこと。
就活は長期戦であるため、詰め込みすぎてしまうと体力切れを起こしてしまうと考えていたから。
ーーこの期間に「やっておけばよかった」は?
メリハリをつけて、頑張るべきところでは頑張ること。
先ほどの回答と少し矛盾しているが、踏ん張りどころではもう少し頑張ればよかったと感じた。
例えば、ESの提出が多い時期はES作成に追われ、応募する予定だった企業に応募できなかったりなど、自身のがんばりが足りない部分があった。
03:秋冬インターンシップ期
ーーいつから秋冬インターンに応募したか?
学部3年生の10月〜12月。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
金融、商社、エネルギー、IT、飲料メーカー、人材、ベンチャー企業。
夏のインターンシップを通じて興味が湧いてきた業界と、給料面と事業の面白さを重視して良いと感じた業界を選んだ。
ーー何社に応募したか?
30社程度に応募した。
9社に通過し、6社(エネルギー、IT、金融)に参加。
ーー秋冬インターンで体験/知れたことは?
①対策をすれば受かること
ESの質も少しずつ上がってきて、ガクチカのエピソードも増えてきた。それにより通過率が向上したことを実感した。
②面白い業界がたくさんあること
グループワークや企業説明会を通じて、今まで知らなかった業界や職種について知り、新たな興味も湧いてきた。
ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
週2回の頻度で、友人と就活会を設け、遊んだり、情報交換を行っていた。
就活のストレスを解消するため、しっかりと楽しんでいた。一方で、遊びで終わらないように、選考に関する情報交換を行い、有意義な時間にした。
ーー当時困っていたことは?
就活のために集まった友人会が、いつの間にか単なるおしゃべり会になってしまうことがあった。
就活の話をする時間より、雑談の時間のほうが長くなっていた。そのため、お互いの就活に関する目標をちゃんと共有し、気持ちを切り替えた。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
うまくいくのではないかというポジティブな気持ちであった。
自分の行きたい企業の選考を通過できていたため。
ーーこの期間に「やっておいてよかった」は?
①ストレスをためないこと
ストレス解消もしっかりと行うことで、継続的に就活が進められる。
②業界を広く見ておくこと
幅広い業界を見ておくことで、本命企業の本選考に向け、リスク分散の持ち駒を持つことができる。
ーーこの期間に「やっておけばよかった」は?
①朝早く起きること
インターンシップなどは朝早くから行われるため、朝の時間に慣れておき、しっかりと良いパフォーマンスを出せるようにした方がいい。
②OB/OG訪問
早くからやっておくことで、面接時に志望度をアピールできる。
04:本選考期(秋冬IS以降)
ーーいつから本選考に応募したか?
学部3年生の2月〜学部4年生の4月。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
金融、商社、IT、エネルギー、人材、ベンチャー企業。
特に変わらず。
ーー何社に応募したか?
30社程度。25社書類通過。
Instagramや友人などから選考に関する情報収集を行っていた。
ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
企業分析に力を入れ、どの企業を受けるにしても「第1志望」という意識を持つようにした。
企業ごとに2時間くらい分析に時間をかけていた。自分の中で「ここしかない!」という気持ちを作り出すことで、対策に熱意が入り、選考通過率を上げることができると考えていた。
ーー当時困っていたことは?
ガクチカや志望動機の作成に困っていた。
面接で内容の矛盾を突かれた経験があり、自分のガクチカや志望動機を組み立て直す必要があった。友人のアドバイスや就活サイトを参考にしながら情報を集め、説得力のある内容を模索した。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
自分なら受かるという自信があった。
2月に内定を獲得していたことと、とある企業の面接官に人柄を褒められたこともあって、かなりポジティブな気持ちで就活に臨んでいた。
ーーこの期間に「やっておいてよかった」は?
WEBテスト対策。
WEBテストで落ちてしまっては元も子もないため、しっかりと対策する必要があると感じた。
ーーこの期間に「やっておけばよかった」は?
本選考では受ける業界や企業を狭めておくこと。
志望業界や企業が多いと、各企業の選考対策にかける時間が減ってしまうから。
また、就活の軸と志望動機がブレブレになってしまい、面接官に詰められたことがあった。
05:意思決定期
ーー意思決定の時期は?
学部4年生の4月〜5月。
ーー最終的に何社から内定を得たか?
2社(信託銀行、コンサル)。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
本当にここで終えていいのかわからない。
「本当にこれで良いのだろうか」という不安と、「まだもっと上の企業を狙えるのではないか」という謎の自信が入り混じっており、最後まで迷いがあった。
ーー最後は「どこ」と「どこ」で迷ったか?
信託銀行と選考が続いている他の商社で迷った。
給料面を優先して終えるか、一度きりの就活なので、妥協せず最後までやりきるべきかどうかで悩んでいた。
ーー最後の「決め手」は(どうやって決めた)?
内定後のOB/OG訪問で出会った社員、給料面、成長環境、転職のしやすさから総合的に判断した。
転職が当たり前な時代であるため、自身の市場価値を高められる企業に入りたかった。また、OB/OG訪問を通じて、尊敬できる社員に出会ったため。
ーー意思決定で困ったこと/悩んだことは?
他の企業の内定を辞退してもいいのかどうか。
別の要素を重視するようになり、自分の気持ちが変わるかもしれないので、ギリギリまで意思決定を引き延ばしたいと考えていた。最終的には、OB/OG訪問で出会った尊敬できる社員がいる企業(信託銀行)を選んだ。
ーー就活全体を振り返ると(またはアドバイス)?
就活は友人と協力するべき。
就活は友人と協力することが一番大切だと感じた。友人と協力することで就活のストレスが軽減された。また、同じ目標に向かう仲間がいることが大きなモチベーションになった。
一人で抱え込まず、お互いに支え合いながら就活を乗り越えることが成功の秘訣だと思う。
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