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就活生が語る

【私立大学_理系学部_就職活動体験記】目指すはエンタメ・テレビ局!エンタメ内定者は早い時期からの動き出しと、OB/OG訪問こそ就活のカギと語る!

5つの時期ごとの過ごし方がわかる「時期別×体験記」。人の生活に彩を与えるメディアの仕事に興味があったSさん。しかし、テレビ業界は枠が狭く、選考難易度がとても高いため、なかなか突破できなかった。秋冬のテレビ局選考が終わるころにOB/OG訪問を始め、有益情報を得られる点や、オフィスに行けるなどの点から早く行えばよかったと感じた。テレビ局、エンタメ志望の学生必見の就活体験記!

目次

<プロフィール>
Sさん/男性
関東私立大学/学部卒
理系学部
ガクチカ:学業/ゼミ/研究, サークル, 部活動, 大学での活動/プロジェクト

就活開始:学部3年生(5月)
初内定 :学部3年生(1月〜3月)
OB/OG訪問:10人

内定取得先:テレビ・放送, 音楽・映画・ゲーム・テーマパークなど, その他
入社予定先:エンターテインメント(音楽・映画・ゲーム・テーマパークなど)

#テレビ局 #エンタメ #演劇 #OB/OG訪問




01:就活スタート(準備)期

ーーいつから就活を開始したか?
学部3年生の5月。
授業中、周りの人がコンサルのインターンシップに応募したとかESどうしよう?という会話が聞こえてきたことがきっかけ。
研究室選択か就活に力を入れておくべきか考える時期だった。

上記のことに加えて、サークルの友達が、「就職説明会に行く人いない?」という募集があった。


ーー何からスタート・準備したか?
東京ビックサイトの合同会社説明会に行った。
友達に誘われたから。
景品があってそれも気になったから。
アプリから応募して行った。


ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
テレビ業界。
漠然と昔から憧れがあったから。小さいころからテレビ(バラエティー、クイズ番組など)が好きだった。
加えて、人を楽しませるような仕事がしたい思ったから。


ーー応募までの過ごし方や意識した準備は?
企業の情報を調べる、「自分って何に興味を持っているんだろう?」と振り返ること。

具体的には以下の2つを行った。
①自分の行きたい企業のことや、色んな業界を知ること。

②企業自体の情報を調べる。

それまで就活について全く考えていなかったため、まずはそこからだと思った。
加えて、就活はとにかく情報が大事だと思った。
就活をしていた先輩に話を聞いた。


ーー応募までに困っていたことは?
ESの書き方。
書いたことがなかったため。

エンタメ業界のESは他と違い、明確な正解が少なそうだと思った。
加えて、自分がどういう人間だと思われた方がいいのかがわからなかった。
その上、ESの書き方に関する知識がそもそもなかった。

解決策として、SNSで募集していた就活塾の体験講座を受けに行った。
アプリでいろんな人の過去のESから問題と解答を読むなどして、知識をつけていった。
色んな人の考え方を集めに行くことにした。

YouTube・X・あまり使っていないが、各種就活サービス(ワンキャリア、ビズリーチ・キャンパスなど)を活用した。


ーーこの期間はどんな心境だったか?
①1つでもいいからテレビ局のインターンシップに受かりたいと思っていた。
就職活動本番になったときに、テレビ局のインターンシップに参加したかどうかを書けるかどうかでESの信頼度が段違いになると思っていたから。

②自分がこれまでに面接で話せる成し遂げたことがなかった。1つでもインターンシップに参加できれば、本選考に後々役に立つと思った。


ーー応募までに「やっておいてよかった」は?
企業の合同説明会に参加したこと。
ライバル就活生がこれだけいるのかという可視化され、緊張感を持てた。


ーー応募までに「やっておけばよかった」は?
①理系でも、就職したい業界・業種を自分でわかっておこうとすること。
急に就職したくなったときに、周りの大学院進学の流れに流されないようにしてほしいため。
大学入った時点で就職を少しは考えよう。学部を超えて、メディア授業など、役に立つ授業がたくさんあるため、それを知っておけば就活につなげられる。

②学年が改まる時、特に学部1年生の時に、学校にどのような授業があるのかめちゃくちゃシラバスを細かく選択すること。
ESに書ける研究ができるようになるかもしれないから。加えて、寄付講義など自分の興味がある業界の人が、対談しに来てくれたりする機会もあるため、それを逃すのはもったいない。




02:夏インターンシップ期

ーーいつから夏インターンに応募したか?
学部3年生の5月〜9月。


ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
テレビ業界・エンタメ業界。
面白いものを作りたい、仕掛けたい、そのことで生計を立てたいと思っていたから。

説明会で出会った企業など、目に触れた企業の中で、興味の持った企業に出すことはあったが、テレビ、エンタメのインターンシップ選考に集中していた。


ーー何社に応募したか?
10社(テレビ、エンタメ業界)。
とにかく自分の行きたい企業だけに応募して10社に落ち着いた。
SNS、ビズリーチ・キャンパス(いろんな企業が集まって、業界のことを話すものには助けられた。)
0社通過。もっと様々なことを考える必要があった。面白さに囚われすぎた上に、関東の企業に絞ってしまったため、難易度が高かった。


ーー夏インターンで体験/知れたことは?
自分からの視点からでしか物事を考えられていないESだと落とされる。


ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
①ギリギリまでESを修正していた。
自信がなかったため。まずはESを突破しないとと考えていた。どの選考でもESはあるから。
気になったら都度書き直していた。

②SNSの就活のアカウントの情報を頼りにしていた。
毎日TwitterとYoutubeで就活関連の動画・投稿を見るようにしていた。友達との会話も、就活の話題が中心となるような人付き合いをした。


ーー当時困っていたことは?
周りがインターンシップに行った話を聞くと、かなり焦った。
インターンシップに通った経験が本選考のESで武器になるため、周りに出遅れてしまうと思ったから。

落ち込む暇もなく、すぐ来る本選考に気持ちを切り替えた。関連会社の説明会やインターンシップにも応募して取り返そうとした。
応募する数を増やすことが、とりあえず内定の数を増やすという単純な理論を耳にして行動しようと思った。


ーーこの期間はどんな心境だったか?
受からなくて焦っている状況。
どこもインターンシップの経験がないまま、倍率100倍以上の本選考に挑んで受かる気配がしなかったため。



ーーこの期間に「やっておいてよかった」は?
就活についての会話を友達とたくさんすること。
お互いにESをアドバイスしたりできる仲間ができるから。
自分が知らない業界についても知ることで社会に対する解像度が上がる。話すことでモチベーションが上がる。


ーーこの期間に「やっておけばよかった」は?
テレビ業界を志望する人は、関西の準テレビ局・ならびに地方局にも応募すべき。
とにかくたくさん応募することが大事。

視点が拡大するため。対面のインターンシップだと、旅行感覚で楽しめるため、楽しいと思う。
時間をかけたら受かるわけではない。たくさん応募することで、受かるという考え方が大事。




03:秋冬インターンシップ期

ーーいつから秋冬インターンに応募したか?
学部3年生の10月〜12月。


ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
テレビ業界・エンタメ業界・レジャー業界。

テレビという手段にとらわれずに、世の中に面白いことを仕掛けることを生業にしたいと思い直したから。
エンタメ業界を深堀していったときに、自分のやりたいことがレジャー業界でもできるとわかり、選択肢が広がった。


ーー何社に応募したか?
10社(ほぼエンタメ業界)ほど。

とにかくインターンシップに参加したという実績がほしかったから。たまたま10社になった。
企業のマイページに登録しまくり情報を得た。
2社(エンタメ業界)通過、参加。


ーー秋冬インターンで体験/知れたことは?
周りのレベルが高いということ。社会人としての考え方。
接客に関するインターンシップでは、思ったよりも真面目にアルバイトの教育に取り組んでいることを知って、自分の社会に対する見立てが甘いと思った。

1社はオンラインインターンシップだった。自分の頭の中にはない考え方をもつグループメンバーを見て、自分よりも社会人に近いなと感じた。


ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
①インターンシップ中はとにかく積極的になること。

②とにかく集中して話を聞くこと。

③勇気をもって質問すること。
自分が勤めたい企業の社員と無料で話せる機会なんて、願ってもできない人もいるから。1dayのインターンシップだったため、1つでも多くの情報を持ち帰ろうと思っていた。


ーー当時困っていたことは?
①OB/OG訪問を始めるも、本選考のESの締め切りが近づいてしまって、どうしたらいいかわからなくなってしまった。
締め切り後に「この企業に応募したかったなあ」という企業が見つかったため。

②OB/OG訪問の情報の精査。
OB/OG訪問を通じて、質の高い情報が一気に、締め切り直前に流れ込んできたことに対して少しパニックになってしまった。
加えて、社員によって仕事に対するスタンスはバラバラ。
社員によってアドバイスが二極化しており、どちらのスタンスをとるべきか迷った。

情報を逃さないために、こまめにチェックするしかない。毎日確認する。応募可能時期を待たずに、マイページを作成しておくことをお勧めする。


ーーこの期間はどんな心境だったか?
本選考にも落ち始めて、自分の力のなさを思い知る。
ESで通ることに喜んでいたが、いきなりキー局の面接に臨んでも歯が立たず悔しかった。

不安と、もっと早くやらなかった自分に対する怒りの感情。
面接の経験がない状態で、第1志望群の面接が始まってしまい、なすすべがなかったから。



ーーこの期間に「やっておいてよかった」は?
OB/OG訪問。
憧れの企業のオフィスに入れてテンションが上がるだけでなく、その会社にどういう人がいるかを教えてくれる。
それを参考に、自分のブランディング戦略を考えることができるため、モチベーションにもなる。


ーーこの期間に「やっておけばよかった」は?
OB/OG訪問。
もっと早くやっとけばよかったと後悔している。もっと様々な情報を集めることができたかも。




04:本選考期(秋冬IS以降)

ーーいつから本選考に応募したか?
学部3年生の10月〜学部4年生の6月。


ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
エンタメ業界、テレビ、映画、アニメ、音楽、玩具業界。
テレビ業界の周辺企業を調べていったら、興味をもった企業や業界が増えた。


ーー何社に応募したか?
40社前後(興味のある企業に片っ端から応募した)。
ただでさえ倍率が高いため、たくさん受けることが内定獲得につながるだけでなく、いろいろな人と話して、試験の問題や突飛な質問に慣れる必要があると思った。

基本的には、各企業のホームページから採用情報についてのページに飛んで調べた。マイナビなどの就活サイト経由じゃないと応募できない企業は「めんどくさいなあ」と思った。
20社(エンタメ、テレビ、映画、アニメ、音楽、玩具業界)書類通過。


ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
過去の先輩のESや体験談を読んで、当日の質問を予想した。
面接官の質問を誘導できるようなESにするために、特殊な体験(劇場に出演)をした。
自分のやっていることが、体育会系でもないし、世間一般にイメージがあることではなかった。そのため、自分がどう頑張ったことよりも、その背景知識というか、「こんな状況でこういう世界・界隈があるんですよ」という説明に時間を食ってしまうことがあって、それを減らしたかった。
面接官が聞きたくなるような経験をESに書いて、話したいことに誘導し、印象に残るように作成した。

エンタメに関する大学の授業を履修した。
その授業についてはどの授業よりも積極的に質問しに行って、賞レースに応募し、出場した。この経験が就活に活きた。
授業は週2回。


ーー当時困っていたことは?
授業と面接が重なってしまうこと。
3年生だと、まだ必修の授業があるため、時間の調整が必要だった。
必修の授業がない日に面接の予定を入れていた。


ーーこの期間はどんな心境だったか?
1社目の内定が出るまでは落ち着かなかった。
内定を持っていなかったから。


ーーこの期間に「やっておいてよかった」は?
①面接官の質問を誘導するESづくりのための体験。
「ESにこう書いてあるけど、これってなんでやったの?」みたいな、予想通りの質問が実際に何回も来たため。

②「他の企業は何受けてるの?」と聞かれるため、その答えとなる企業と御社にはどのような関係があるかを説明できるようにしたこと。
自分の信念や就活の軸などの一貫性を持たせるため。


ーーこの期間に「やっておけばよかった」は?
①油断せずに対策すること。
初めて最終選考まで行ったり、内々定をもらえたりすると、セーフティーネットがあることに甘んじて、その後の本命の企業の対策に力が入らなくなることがあるから。特に、就活が長期化するとそうなる場合が多い。特に就職活動が長い人がそうなると思う。

②志望度の低い企業についても、ESを出すこと。
1週間に1回は選考の面接を経験するためにも、もっとESを出す必要がある。
期間を空けてしまうと面接の感覚が訛ってしまうため。




05:意思決定期

ーー意思決定の時期は?
学部4年生の8月。


ーー最終的に何社から内定を得たか?
3社(エンタメ業界、IT業界、流通業界)。


ーーこの期間はどんな心境だったか?
なんとかして、テレビ局に勤めることができる可能性が少しでも高い企業にしたい。
最後まで諦めなかった。

テレビ局に対する憧れが消えなかった。テレビ局とのつながりがありそうな企業に入社し、後々転職できる可能性を少しでも高めることにした。


ーー最後は「どこ」と「どこ」で迷ったか?
エンタメ業界と流通業界で迷った。
エンタメ業界の企業で、大きな案件で少しずつ成長するか、それとも、流通業界の小さな企業で自分の裁量が大きくて何度もチャレンジできる環境のどちらが大切かで迷った。
自分の働くイメージが流通業界の方ではとても鮮明だった。


ーー最後の「決め手」は(どうやって決めた)?
業界。
やはり、エンタメにずっと触れていたいと思ったため、エンタメ業界にした。加えて、スタートアップというリスクのある環境にビビってしまった。


ーー意思決定で困ったこと/悩んだことは?
スタートアップの方が、内々定後に1人1人に対するサポートが手厚い、大企業はその逆で情報に差があった。

1人1人に向き合うことの重要性が企業によって大きく異なる。
スタートアップの方が自分のことを強く求めてくれるような気がした。

面談を重ねたり、内定者対象のイベントに積極的に参加した。


ーー就活全体を振り返ると(またはアドバイス)?
とにかくもっと早くから始めること。
OB/OG訪問は今日からアポが取れないか調べるのが良い。
インターンシップの経験をアピールしたいと思っていたが、それは必ずしも正しくはなく、資格とかとった方がいいと思う。

自分は、資格一切無しで就活に臨むこととなった。
就活にTOEICがあると1つ安心することなんて知らなかった上に、英語力が1番あるのは大抵受験直後の学部1年生の時だと思うため、英語の試験は早く受けた方がいい。


体験記インタビューを終えて
資格に関する記載がありましたが、持っておくことで独占業務(資格がないとできない業務)ができる資格と、能力を証明するだけの資格があります。
どちらの資格もただ何となく取るのではなく、何のために取ったのかなどをガクチカ同様に言語化できないと、評価されないと思います。
ガクチカも資格も結果ではなく過程や、取り組もうと思ったきっかけこそ重要であると執筆者はインタビューを通して感じました。





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