<プロフィール>
Hさん/男性
大阪大学/学卒
外国語学部
ガクチカ:留学/海外滞在, アルバイト, 体育会
就活開始:学部3年生(6月)
初内定 :学部3年生(7月)
OB/OG訪問:20人
内定取得先:ITコンサル, 総合商社, 証券・投資銀行・M&A, 自動車・自動車部品・輸送機器, 家電量販店・アパレル・家具・インテリアなど
入社予定先:メーカー(精密機器・計測機器)
#メーカー #M&A #コンサル #IT #面接対策 #語学
01:就活スタート(準備)期
ーーいつから就活を開始したか?
学部3年生の4月。
台湾での留学の暇な時間に、たまたまエンカレッジ主催の企業説明会がオンラインでやっていたから。
ちょうど留学で授業のない時間に、自分の将来像を考えた時に今しか色々な企業やビジネスを見れないと考えたため、就活を始めた。
ーー何からスタート・準備したか?
企業説明会への参加。
まずはどんな業界やその中でもどんな企業があるのか知ることが第一歩だと考えた。SPI対策や面接対策はそのあとのことだと。
特に、当時就活を手伝ってもらったメンターを紹介してくれたエンカレッジ主催の座談会やYouTubeの企業説明を見た。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
総合商社、コンサルティング業界、メーカー。
主に知名度がある企業に就職できればよいという少し安直な考えだった。
その他に、グローバルに活躍できるというのも上記の業界選定の理由の1つだった。
企業説明会、両親からの紹介で知った。
ーー応募までの過ごし方や意識した準備は?
①ガクチカをいかに洗練できるか。
就活の土台となる矛盾のないガクチカを作ることで面接にもつながると考えたため。
メンターのES添削で磨いた。ESは毎日1回は細かい部分を書き直すようにした。
②WEBテスト対策を徹底すること。
WEBテストで落ちたら先へ進めないため。
対策本やワンキャリアの対策講座で対策した。毎日5題SPIの計数問題を解くようにした。
③面接練習の数をこなすこと。
まずは自分の意見をしっかりと言う練習をするべきと考えたため。
主に両親との練習や、zoomを使った反復練習などをした。
週に1回面接練習し、zoomでは基本毎日1回していた。
これは特に誰かとやるわけではなく、1人でzoomに入って本番に近いような状況で練習をした。具体的には、チャット欄に過去の質問を貼り付けそれに答えることをやっていた。
ーー応募までに困っていたことは?
①ESの完成度への不安。
ESが特に普通だったためこれで通るのか不安だった。
とにかくESを1人のメンターだけでなく、両親や同級生含めて様々な人に見てもらうことが重要。
②そもそもどんな企業に応募すべきか。
③WEBテスト対策不足。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
①WEBテストで落とされないか心配だった。
SPIの計数に苦手意識があったのと、対策本を回すのも少し時間がかかったため。
②面接で落とされるという不安。
先のステップに進めない限り面接の経験も積めないから。
特に、企業のことを知らなければ高次の面接に進むのは難しいと思っていたため。
ーー応募までに「やっておいてよかった」は?
ESの洗練、企業動機よりもパーソナル系の質問対策を心がけた。
まずは基礎となるガクチカを完璧にすることでESで落ちることが減る上に、パーソナルの質問はどの企業でも共通して聞かれるため。
ーー応募までに「やっておけばよかった」は?
①ESで聞かれる志望動機の徹底。
ガクチカは出来ても企業ごとの志望動機が薄かったために落ちることが多かったため。
②玉手箱対策。
SPI対策に力を入れた一方で玉手箱対策がおろそかになり落ちたため。
02:夏インターンシップ期
ーーいつから夏インターンに応募したか?
学部3年生の4月〜9月。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
コンサルティング業界、総合商社、メーカー。
就活の軸である無形商材で自分の価値を発揮できる業界と、大きな規模の仕事ができる業界を目指した。
ーー何社に応募したか?
20社。
まずは志望業界以外の業界も見ることで、比較できると考えた。
説明会参加やワンキャリアの期限表など、YouTubeでの情報収集を行った。
5社参加。メーカー多め。
ーー夏インターンで体験/知れたことは?
①様々な学生と一緒になってワークに取り組むことで、よりチームワークも大切さに気づけたこと。
初めての対面でのインターンシップであり、他の学生と関わる機会が増えたことで彼らがどういう考えを持って就活に取り組んでいるのか、どんな経験やスキルをこれからどんな業界で活かしていきたいのかなど学べたため。
②全く見ていなかった業界のインターンシップに参加し興味が湧いたこと。
仕事の具体的な業務内容がかなり興味深かったため。
加えて、初めての対面でのインターンシップであり、他の人がどういう考えを持って就活に取り組んでいるのか、どんな経験やスキルをこれからどんな業界で活かしていきたいのかなど学べたため。
ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
メーカーや金融など全く知見のなかった業界を応募してみたこと。
様々な業界を知りたいと思い、ESがどのくらい通るのか試す意味でも20社ほどESを出した。
コンサルティング業界や総合商社など年収が高くて有名な業界に絞って見ていては、世の中のビジネスや、企業の活動について分からないと考えたため。
加えて、ESは不安がかなりあったため、通るのかどうかでESの完成度を確認した。
基本的には業界地図やYouTubeの業界分析などを見て応募した。
ーー当時困っていたことは?
自分の志望業界がかなりぶれてしまったこと。
メーカーや金融を見て、コンサルや商社よりも魅力を感じたため。ただ、その中でも自分の強みを見出せるのかが分からなかった。
自己分析を徹底して行い、原体験からどんなことを行う時にモチベーションが上がるのかといったモチベーショングラフなどを活用して志望業界を徐々に絞っていった。
自己分析の際にはメンターから貰ったフォーマットを参考にした。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
様々な業界を知れたことにワクワクした一方で、ESがなかなか通らず不安もあった。
世の中にはこれほどたくさんのビジネスがあるのかと就活に対してワクワクを感じたのとは裏腹に、ESで落ちたのかWEBテストで落ちたのかが分からなかったことも不安の一要素だった。
ーーこの期間の内定は?
コンサルのM&A部門に7月内定。
第1志望群であった。
5月に参加した説明会を聞いて志望した。内定でかなり幸せな気持ちになった。
ーーこの期間に「やっておいてよかった」は?
①自己分析を徹底して自らの過去を見直すこと。
②様々な企業に挑戦してみること。
どんな業界やどんな企業が向いているかある程度判断できるようになるため。
ーーこの期間に「やっておけばよかった」は?
ESの洗練、社員の方に多くの話を聞くこと。
この時期はまだ時間があるためESに割ける時間はESに割いて、OB/OG訪問・社員座談会などは積極的に活用すべきである。
03:秋冬インターンシップ期
ーーいつから秋冬インターンに応募したか?
学部3年生の10月〜12月。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
コンサルティング業界、総合商社、証券業界、メーカー。
夏インターンシップを経て証券業界に興味を持ち、秋冬インターンシップではより解像度を深めたいと考えた。
総合商社については、秋冬に参加することで優遇が大きいため参加した。
ーー何社に応募したか?
15社。
夏インターンシップよりは志望業界・企業が絞れてきたため。
夏インターンシップで既にマイページ登録していたため、後は冬も応募するのみだと考えていた。そのため、秋冬インターンシップの説明会には必ず参加した。
7社参加(総合商社が1社、専門商社が3社、残りは証券が多かった)。
ーー秋冬インターンで体験/知れたことは?
5daysなど長めのインターンシップに参加できたため、業界や志望に対する解像度が高まったとともに、志望度もかなり上がった。
夏は主に1day、2daysに参加したため、解像度がそこまで上がらずに終わってしまうことが多かった。
ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
①ESとWEBテストはこの時期で完成させる必要があったため、秋冬前にかなり時間をかけた。
ESとWEBテストに本選考で時間を割く時間はないと考えたため。
②模擬面接対策に多くの時間をかけた。
③企業研究。
OB/OG訪問を通じて深い業務内容まで情報を収集した。
OB/OG訪問は本選考前だと社員の方も忙しく対応してくれないと考えたため。
ビズリーチ・キャンパスを使ってOB/OG訪問を受けた。
本選考までに各企業5人ずつは行った。
ーー当時困っていたことは?
何からやるべきか優先順位をつけることが難しかった。
志望業界・志望企業ごとのESを作成することや面接対策にかなりの時間がかかってしまうため
志望度に差異はあるが、全ての企業を同じように対策したかったため、優先順位付けに困った。
とにかくこの日はこの業界やこの企業のES対策・面接対策をやるとあらかじめ計画を立てておいて、必ず時間内に終わらせるようにした。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
不安な気持ち。
本選考が近づいていたため。
ーーこの期間の内定は?
総合コンサル。
第1志望群だった。説明会参加から興味を持った。志望度も高くかなり心が動いた。
ーーこの期間に「やっておいてよかった」は?
①志望業界・志望企業を絞ること。
②ES・WEBテストは必ず終わらせておくこと。
本選考の対策が重要な時期にはこれをやる時間がないため。
ーーこの期間に「やっておけばよかった」は?
志望順位をある程度つける、また内定を取っておくことも気持ちを落ち着かせるためにも大事。
志望順位をある程度つけないと、内定を獲得するというゴールに対して割く労力の配分が出来ないため。
04:本選考期(秋冬IS以降)
ーーいつから本選考に応募したか?
学部3年生の2月〜学部4年生の4月。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
総合商社、証券業界、M&A業界、メーカー。
特に変わらず同業界を志望していた。新たにM&A仲介にも説明会を通じて興味を抱いた。
ーー何社に応募したか?
15社。
上記業界にエントリー。かなり絞って受けた。15社書類通過。
ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
とにかく面接対策。
他のESやWEBテスト対策は完成させていたため。
会社のマイページから対策会に参加した。
毎日面接の対策(メンターと30分から1時間)をした。
1人で行うzoomでの面接練習は引き続きやっていた。
ーー当時困っていたことは?
面接で自分の気持ちが上手く伝わらないことが多かった。
淡々と話す癖があるため。言葉に抑揚をつけながら話すことを意識した。
メンターとの面接対策の中で解決した。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
受かるかどうか不安もあったが、あとはやるだけだと強い気持ちで挑んだ。
不安な気持ちはばれてしまうため。
応募していた職種は営業職が多かったため、堂々と対応することが大事だと感じた。
ーーこの期間に「やっておいてよかった」は?
表情管理も含めて、面接対策で自分の言葉遣いや表情を意識すること。
面接で受かるためにかなり大事な要素であるため。
ーーこの期間に「やっておけばよかった」は?
OB/OG訪問で面接対策をやって貰えばよかった。
自分ができることを全てやっていたため。
OB/OG訪問で面接対策をやって貰えばよかった。
面接をするのはその会社の社員の方だから、面接対策を通してその会社のカルチャーや雰囲気なども身につけることができると思う。
05:意思決定期
ーー意思決定の時期は?
学部4年生の5月。
ーー最終的に何社から内定を得たか?
10社。コンサル3社、メーカー3社、総合商社1社、M&A仲介2社、証券1社、
ーーこの期間はどんな心境だったか?
有難いことに多くの企業から内定を頂けたため、迷う部分が多かった。
ーー最後は「どこ」と「どこ」で迷ったか?
メーカーとコンサルで迷った。
語学が必要な点や、グローバルに働ける点など、どちらも自分の本当にやりたいことが出来ると感じたため。
ーー最後の「決め手」は(どうやって決めた)?
①自分が専攻している中国語を使って働く機会が多いかどうか。
②専門性を持って働けること。
③ダイナミックに働けること。
④多様な業界に携われること。
ーー意思決定で困ったこと/悩んだことは?
最後の2企業に絞るまではそこまで難しくはなかった。
最後どちらを選ぶかでかなりキャリアパスに違いがあったため、不安もあった。
メーカーの事業会社の調達や物流を担当することで知見を深められる点、コンサルのITへの専門性を高め顧客企業の課題を解決できることには大きな違いがあると考えた。
未来の自分を想像しキャリアパスを考えることでキャリア選択を考えた。
ビジュアルという団体の社会人の人と話しながら、自分の描きたいキャリアパスから逆算して、内定した企業に点数をつけていった。
両親とも話しながら決めた部分もあった。
ーー就活全体を振り返ると(またはアドバイス)?
夏や秋冬で多くの業界のインターンシップへ参加し、様々なビジネスを知り本当にやりたいことを見つけることができた。
周りには最初から特定の業界に絞っている人がいたが、そういう人と比べると自分は金融、商社、メーカなど様々な業界のインターンシップに行ったため、色んな知識が身についたと思う。
加えて、今後のキャリアパスもそうした知識を元に考え、自分で描いていくことができると思うから。
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