<プロフィール>
Fさん/男性
早稲田大学/学部卒
教育学部 社会科学科
ガクチカ:アルバイト, サークル
就活開始:学部3年生(11月)
初内定 :学部4年生(4月)
OB/OG訪問:30人程度
内定取得先:メガバンク・信託銀行・信用金庫, 損害保険・生命保険
入社予定先:金融(メガバンク・信託銀行・信用金庫)
#大学 #大学生 #就活 #文系 #金融 #銀行 #秋からの就活 #OB/OG訪問
01:就活スタート(準備)期
ーーいつから就活を開始したか?
学部3年生の11月。
インターンシップに参加することで就活を有利に進められると聞いていたため、秋冬インターンシップの申し込みに合わせて開始した。自分でもかなり出遅れてしまったと思う。夏前から説明会に参加することはあったものの、「就活を頑張る」空気に抵抗があり気が進まずこの時期になってしまった。
ーー何からスタート・準備したか?
ESを書けるようにすること。
まずエピソードを整理するため、これまでの出来事とその際に感じたことなどを書き出した。アルバイト先の先輩からのアドバイスがきっかけ。また、就活対策本を購入して書き方の参考にした。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
金融業界。
いくつか理由があった。例えば、両親が金融業界でキャリアをスタートしたこともあり、その姿を見て将来をイメージしやすかったこと。また、高校の同級生から金融業界への就活について話を聞いていたこと(浪人していたため、昨年度に就活をした同級生が多かった)。
そして、「形のないものを扱う」という点で塾講師のアルバイトと共通点があり、経験を活かせそうだと感じていたこと。
ーー応募までの過ごし方や意識した準備は?
毎日就活に触れるようにしていた。
秋まで就活の経験がなく、全くイメージがついていなかったためとにかく触れる量、考える量を増やした。授業の間の時間や休日を使い、毎日約400字(1テーマ)のペースでESを書いていたと思う。また、ネットで頻出の質問について調べ、回答を作成していた。
ーー応募までに困っていたことは?
就活の経験がなく、選考全般について不安があった。
夏インターンシップに応募していなかったこともあり、ESの完成形がわからなかった。そこでワンキャリアなどを見て、過去に通過しているESを参考に整えていた。
また、就活本で対策していたものの面接も不安だった。しかし冬インターンシップの選考では面接が必要ないことが多く結果的には助かった。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
不安で仕方がない。
せっかく浪人をして入った大学なので、それに見合う就職先を見つけなければならないと考えていた。しかしうまくいく気がせず、とにかく不安だった。
ーー応募までに「やっておいてよかった」は?
たくさんESを書いたこと。
まず字数を制限せず書けるだけ書いてみた。それにより良い表現が見つかり、面接で話す材料も揃った。
ーー応募までに「やっておけばよかった」は?
3年生の4月ごろには就活を始めておくべきだった。
夏インターンシップの応募に間に合うように始めれば見通しが立ち、落ち着いて就活を進められたと思う。
02:夏インターンシップ期
ーーいつから夏インターンに応募したか?
まだ就活を始めていなかったため、応募していない。
03:秋冬インターンシップ期
ーーいつから秋冬インターンに応募したか?
学部3年生の11月〜2月。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
金融業界。
年収や安定性に加え、過去の経験を踏まえた「やりたいこと」に取り組めるから。自分はアルバイトで塾講師を務め、受験という「人生の転機」を支えてきた。生徒の成績を自分ごととして捉え、講師として自分にできることは何かを考え抜くことがやりがいだった。
これと同じようなモチベーションで働けそうだったのが金融業界。顧客のマイナスの局面を支える生保・損保、融資で企業活動を支える銀行など、様々な場面でどうしても必要になるお金に携わることができる。特に、色々な人と個人で向き合うリテール部門に魅力を感じた。
ーー何社に応募したか?
20〜30社ほど(全て金融業界)。
就活開始が遅れ不安もあったので、SNSに投稿されていた締切情報を参考にできる限り多く応募した。ESを書くにあたっては、企業のホームページや口コミサイトを参考にしていた。
20社ほど通過し、ほぼ全て参加。
ーー秋冬インターンで体験/知れたことは?
業務や社風のイメージを掴むことができた。
インターンシップのプログラム、座談会や面談を通して様々な経験をした。例えば、インタビューで情報を引き出して顧客への提案を行うワークが印象に残っている。また、大規模なビジネスの話や失敗経験など、それまで聞いたことがないような話をたくさん聞くことができ刺激的だった。
ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
インターンシップの記録をとること。
本選考に向けて志望動機を固めるために情報を集め、整理していた。スライドに用いられていた印象的なフレーズや、社員の印象的な発言など。
ーー当時困っていたことは?
面接対策。
対面面接の経験がほとんどなく、不安だった。そんな中で、インターンシップ参加後に企業側から案内され、自分についてくれたメンターとの練習が非常に役立った。繰り返し志望動機などについて面談し、時には厳しいことを言われつつも本選考に向けてお膳立てをしてくれたように感じる。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
苦しい。
面接練習、インターンシップなど毎日やることに追われていた。特に1月末は期末試験、課題提出との両立が大変で余裕がなかった。
ーーこの期間に「やっておいてよかった」は?
OB/OG訪問。
メンターからの紹介や、ビズリーチ・キャンパスを通して機会を得た。人数は、志望度が高い企業の各2〜3人ほど。業務内容や仕事のこだわりなどについて聞き、志望動機に説得力をつけていた。
意識していたのは、新人の頃の失敗経験を聞くこと。自分ならどう乗り越えるか考え、自己PRに繋げられるようにした。
ーーこの期間に「やっておけばよかった」は?
テスト対策。
2月ごろから勉強を始めたが、時間が足りず苦手分野をざっと対策するのにとどまってしまった。なるべく本選考の前にマスターしておきたい。
04:本選考期(秋冬IS以降)
ーーいつから本選考に応募したか?
学部3年生の2月〜学部4年生の4月。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
金融業界。
志望動機は先述の通り。秋冬インターンシップに参加し、自分の希望が叶えられる業界だと再確認した。
ーー何社に応募したか?
20〜30社ほど(金融業界のみ)。
インターンシップに参加した企業が中心。ホームページやワンキャリアを参考に準備した。書類選考は全て通過。
ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
①OB/OG訪問
秋冬の時期と同じように話を聞き、志望動機に説得力を持たせるよう努めていた。
②面接練習
本選考の面接で良いパフォーマンスを発揮するため。大学のキャリアセンター、企業からの案内、ビズリーチ・キャンパスを活用して週に2〜3回ほど行った。自分は言いたいことを一気に話してしまう癖があったので、相手が質問しやすいよう小出しにしながら話すことを意識していた。
ーー当時困っていたことは?
やることが多く、とにかく大変だった。
応募締切が集中しており、ESの仕上げに追われていた。市販の手帳を使って予定を整理したり、TODOリストを作成したりして対応した。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
不安で仕方がない。
まだ内定がなかったため、うまく就活を終えることができるかどうか心配。就活を終える友人も出始め、焦りも感じていた。
ーーこの期間に「やっておいてよかった」は?
OB/OG訪問。
学んだ内容を志望動機に盛り込んだり、話を聞いた社員の名前を出したりすると反応が良かった。本選考を突破するために非常に役立ったと感じる。
ーーこの期間に「やっておけばよかった」は?
特になし。
自分にできることは精一杯できていたと思う。
05:意思決定期
ーー意思決定の時期は?
学部4年生の4月〜5月。
ーー最終的に何社から内定を得たか?
3社(銀行2社、損保1社)。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
安心した。
入社先として納得できる企業から内定を得られ、やりたいことを実現できる見通しが立ったから。
ーー最後は「どこ」と「どこ」で迷ったか?
銀行2社で迷った。
片方は最初からリテール業務に携わることができ、大都市圏での勤務が確定している。もう一方はまず法人営業の部門に配属され、全国転勤がある。
ーー最後の「決め手」は(どうやって決めた)?
キャリアプラン、社風を考えて決めた。
選んだのは先述の2社のうちの後者。法人営業で経験を積み、別の部門へ行くキャリアプランに魅力を感じた。今はリテールを希望しているが、実際に働く中で考えが変わる可能性も含めて幅広い道が開けているため。真面目で落ち着いている雰囲気も自分に合っていそうだと思った。
ーー意思決定で困ったこと/悩んだことは?
特になし。
両親から「最終面接は、受かったら入社するつもりで受けないと意味がない」というアドバイスを受けていた。そのため、入社予定企業の最終面接が最後だったが、ある程度心を決めていた。
ーー就活全体を振り返ると(またはアドバイス)?
将来の生活のことをもう少し考えるべきだった。
自分は就活を始めるのが遅く、仕事内容以外のことを考える余裕があまりなかった。例えば全国転勤が家庭を持つ上で妨げとなる可能性もあるため、生活についても軸を確立して企業を選べると良かったと思う。
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