<プロフィール>
Rさん/男性
九州大学/院卒
理系
ガクチカ:サークル, サークル幹部
就活開始:修士1年生の4月
初内定 :修士1年生の12月
OB/OG訪問:20人
内定取得先:総合コンサル, ITコンサル, シンクタンク・リサーチ, SIer
入社予定先:コンサル・シンクタンク・士業(メガバンク・信託銀行・信用金庫)
#理系院生 #SIer # コンサル #IT
01:就活スタート(準備)期
ーーいつから就活を開始したか?
修士1年生の4月から。
大学院では就活を視野に入れて動きたいと入学前から思っており、自分から進んで動き始めた。学部3年生のときに院進するか就職するかを迷ってインターンシップに応募していた経験があるが、夏も秋冬も志望度の高い企業には参加できなかった。その反省も踏まえ、できるだけ早く動くことを意識した。
ーー何からスタート・準備したか?
①GD(グループディスカッション)の練習会に参加。
研究室の先輩から練習すべきというアドバイスをもらったため。4〜5月のGoodfindの練習会に4〜5回参加した。
②ES作成・添削。
学部生のときに夏インターンシップのESの倍率の高さを実感したため。コンサルに就職予定の先輩に添削をお願いした。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
IT、コンサル、商社、金融。
勤務地が希望通りで、給与も良い業界のため。また、若いうちから挑戦しやすそうな環境でビジネス経験が積める業界だと感じていた。研究をする中で仕事にするには違うと感じてしまい、就活では別の世界を見てみようと思って文系就職を志望していたこともこれらの業界を選んだ理由の1つである。
業界地図の本を購入して調べており、特にITやコンサルの志望度は高かった。
ーー応募までの過ごし方や意識した準備は?
ベンチャーの選考を受けていた。
経験を積むことが大切だと思った。初めはあまり興味はなかったものの、実際に選考に参加してみないと向いているかは分からないと感じ、その確認の意味もあった。
Goodfindにベンチャーの募集要項が多く出ていたため、そこで企業を探していた。10社以上応募し、毎週選考経験を積んでいた。
ーー応募までに困っていたことは?
研究と就活の両立、時間の確保。
就活にも力を入れたかったため、朝早く起きたり土日も使ったりして時間を作った。今年1年は割り切ったほうがいいという先輩のアドバイスもあり、研究と就活以外にはほとんど時間を割かなかった。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
成功経験や充実感があり意外と楽しかった。
ベンチャー企業の選考に複数合格できた。また、自分の将来と本気で向き合える良い機会と思い、楽しんでいた。
ーー応募までに「やっておいてよかった」は?
選考経験を積むこと。
GDの練習会でもベンチャー企業の面接でもFB(フィードバック)をもらえ、後々かなり活きた。その後の夏インターンシップの選考では、自身の選考突破割合が周囲と比べてかなり高いと感じられた。
ーー応募までに「やっておけばよかった」は?
色々な業界に行く先輩と話を聞ける関係を築くこと。
もっと学部時代に他のサークルなど色々なコミュニティに所属しておけばよかった。話を聞ける先輩が限られており、聞けない業界の話も多かった。
02:夏インターンシップ期
ーーいつから夏インターンに応募したか?
修士1年生の5月から応募を開始し、7〜9月に参加した。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
IT、コンサル、商社、金融、デべロッパー。
業界選定の軸は、高年収、東京勤務、成長環境、憧れであった。デベロッパーは元々あまり知識がなかったが、業界横断型の合同説明会に参加して業務内容に興味が出たため、志望業界に加えた。
ーー何社に応募したか?
46社(IT10社、コンサル10社、デべロッパー10社、金融5社、商社1社、その他ベンチャー10社)。
あまり受からないと思い、たくさん出していた。商社は、興味のある企業で夏インターンシップの募集が少なかったためあまり出せなかった。
応募期間はワンキャリアやインターンシップガイドで締切を確認し、Xではそれぞれの選考ステップで抑えるべきポイントの情報が流れてきたため良いと思った点をメモしていた。
IT7社、コンサル5社、金融3社、デベロッパー1社、その他ベンチャー5社程度に通過し、日程が被ったためIT5社、コンサル3社、金融1社、デベロッパー1社、ベンチャー2社に参加した。
ーー夏インターンで体験/知れたことは?
働くことが楽しそうだと感じた。
チームでワークに取り組むことが面白かった。1人でできることは限られているので、周りを巻き込むことの大切さを特にコンサルのインターンシップで痛感した。
ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
生活習慣を整えること。
朝早く起きることが得意ではなかったため、早く寝るようにしていた。また、毎日朝から予定を入れることを意識した。
ーー当時困っていたことは?
遊ぶ時間が取れないこと。
定期的にリフレッシュしたいと感じていた。解決方法として、インターンシップで会う人と仲良くして出会いを楽しみ、業務以外の会話も積極的にしたりご飯なども一緒に行ったりしていた。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
まだ本選考は先であるため、気軽に参加していた。
通過率も高く、自信があった。
ーーこの期間に「やっておいてよかった」は?
インターンシップに積極的な姿勢で臨んだこと。
FBで積極性を褒められることが多かった。
ーーこの期間に「やっておけばよかった」は?
インターンシップでしっかりメモを取り、まとめなおすこと。
心境等が後から思い出せなくなってしまうことがあったため、定期的に振り返る時間を作ればよかったと感じている。
03:秋冬インターンシップ期
ーーいつから秋冬インターンに応募したか?
修士1年生の10月から応募を開始し、11〜1月に参加した。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
IT、コンサル、商社。
夏インターンシップの結果から少し業界を絞った。
金融は夏インターンシップに行ってみて転勤が多いことが分かったり、営業が向いていないと感じたため志望から外した。
デベロッパーは夏インターンシップであまり選考に通過できず、より詳細な対策が必要だと感じた。しかし、ITやコンサルほど興味があるわけではなかったため、そこまで時間はかけられないと思い志望から外した。
ーー何社に応募したか?
20社(IT8社、コンサル6社、商社6社)。
夏よりも時間が取れなかったこと、行きたい業界を絞ったことから、応募の数は減った。
インターンシップ選考に通過したのはIT4社、コンサル4社で、日程の関係上それぞれ2〜3社参加した。
商社のインターンシップ募集がこの時期から始まり参加したいと思ったが、面接で落ちることが多く業界に対する理解度が足りなかったと感じている。
ーー秋冬インターンで体験/知れたことは?
ITとコンサルはどの企業もやっていることがあまり変わらない印象を持った。
複数企業のインターンシップに参加したが、同じようなワークが多かった。
ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
本選考も近いため、企業を絞ろうと思って説明会に出ていた。
ITやコンサルの中で更に企業を絞ろうと思っていたが、インターンシップでは似たようなワークが多く違いを感じられなかった。そのため、説明会に参加することで企業全体としての事業内容などに着目した。
マイページ登録後に企業から直接説明会の案内が来ることが多く、週に2回程度、計10回以上は参加した。
ーー当時困っていたことは?
商社のインターンシップ選考に通らないこと。
選考への準備の甘さがあり、志望意識が足りなかったと感じている。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
商社の選考が難しく、インターンシップ全体で夏より通過率が下がったため不安だった。
就活力に若干自信を無くしそうだった。
ーーこの期間の内定は?
修士1年生の12月にIT1社、コンサル2社(IT1社とコンサル1社は夏インターンシップ経由の早期選考、コンサル1社は本選考)。
ある程度志望度の高い企業に内定して嬉しかったが、就活は続けようという気持ちだった。
ーーこの期間に「やっておいてよかった」は?
説明会への参加、選考への参加、OB/OG訪問など、積極的に行動すること。
モチベーションが無くても、行動すればついてくると感じた。
就活で希望通りの内定を得ていた先輩が秋からOB/OG訪問を開始したと聞いていたため、夏インターンシップ終了後にビズリーチ・キャンパスを使用してOB/OG訪問を開始した。この時期には、6人程度訪問した。
ーーこの期間に「やっておけばよかった」は?
OB/OG訪問の数を増やすこと。
特に商社に関して、理解が浅いままインターンシップの選考を受けることになってしまい通過できなかった。そのため、インターンシップ応募前からOB/OG訪問をしておけばよかったと思っている。
04:本選考期(秋冬IS以降)
ーーいつから本選考に応募したか?
修士1年生の12月から応募を開始し、3月まで選考が続いた。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
IT、コンサル、商社。
ーー何社に応募したか?
30社(コンサル10社、IT15社、商社5社)。
気になっている企業を受けきろういう気持ちだった。
情報収集には、ワンキャリアで通過ESや過去の面接で聞かれた内容を調べたり、各企業のホームページからIR(企業が株主や投資家に対して自身のことを知ってもらうための活動)を見ていた。
書類選考には、各業界1〜2社通らなかった企業があったが、ほとんど通過していた。
ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
今まで以上に就活に時間を注ぎ、特に企業研究に力を入れた。
本選考では企業への理解度での差別化が重要だと感じ、過去の説明会等の資料をまとめなおした。毎日3〜4時間は企業研究に時間を使っていた。
ーー当時困っていたことは?
面接練習をした方がよいか迷っていた。
自分のレベルがどの程度か分からなかった。そのため、とりあえず準備をして最善を尽くした。具体的には、秋頃から登録してはいたもののあまり使っていなかったエンカレッジを利用し、メンターと模擬面接を行った。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
本選考で通過できる自信はなく、不安でいっぱいだった。
ーーこの期間に「やっておいてよかった」は?
メンターや友達との面接練習。
アドバイスをもらえることや、自分が面接官の役をすることで面接官の視点も獲得できたため。
ーーこの期間に「やっておけばよかった」は?
特になし。
05:意思決定期
ーー意思決定の時期は?
修士2年生の6月。
ーー最終的に何社から内定を得たか?
IT3社、コンサル5社。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
どの企業も良い部分があり、どの観点を優先するべきかを決断するのが難しかった。
ーー最後は「どこ」と「どこ」で迷ったか?
3社(IT2社、コンサル1社)で悩んだ。
ITのうち1社は、福利厚生や働きやすさがメリットで、残りの2社は給与や成長環境の面でより優れていると感じた。
ーー最後の「決め手」は(どうやって決めた)?
5年スパン(転職を見据えていたり、先過ぎることは考えにくいと思ったため)で将来を考え、どのような成長や経験をしたいのかを優先した。成長環境の面でより優れていると感じたIT企業に内定承諾した。
OB/OG訪問はこの意思決定のために最も活用し、ビズリーチ・キャンパスを使用して迷った各社で3〜4人ずつ行っていた。具体的な業務内容やワークライフバランス、その企業で働く中でどのような成長ができたかについて質問していた。
ーー意思決定で困ったこと/悩んだことは?
情報が多かったため、逆に混乱してしまった。
大企業だと色々な人がいると思い、特にOpenworkの退職検討理由など、ネガティブな情報はあまり気にしないようにしていた。逆に、OB/OG訪問で直接社員に聞いた情報を大切にしていた。
ーー就活全体を振り返ると(またはアドバイス)?
①自己分析を早い段階から進めるべきだった。
自分は、自己分析に力を入れたのが内定をもらった後だった。もっと早く始めれば、自分の価値観に合っている企業を早くから見つけることができたと思う。
②最初は業界を絞らずに幅広く業界・企業を見た方が良い。
自分の価値観に合う企業かどうかは、業界だけでは決まらないため。
③とにかく早くから行動して良かった。
たくさんのインターンシップに参加でき、早期の内定にも繋がったため。
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