＜プロフィール＞
Mさん／男性
早稲田大学／学卒
創造理工学部
ガクチカ：アルバイト
就活開始：学部2年生の2月
初内定 ：学部4年生の8月
OB/OG訪問：0人
内定取得先：SIer
入社予定先：IT・通信（SIer）
#理系 #学部卒 #IT #SIer
01：就活スタート（準備）期
ーーいつから就活を開始したか？
学部2年生の2月から。
院進よりも就職したい思いだったが、両親からはせっかく理系に行ったなら院進した方が良いのではないかと言われ、決めかねていた。
ーー何からスタート・準備したか？
学内の夏インターンシップ合同説明会に参加した。
友人から誘われたため。理系が対象の説明会で、大学のキャンパス内で開催されたため授業の空きコマに参加した。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は？
IT。
大学入学前からプログラミングや統計などに興味があってIT系に就職したい思いがあったため。また、同じ学科からもIT系への就職が多かった。合同説明会でIT以外の企業の話も聞いたが、元々好きなことが活かせる点や転勤が少ない点でやはりITが良いなと思った。
ーー応募までの過ごし方や意識した準備は？
あまり就活に対して意識していたことはなかった。
志望していた研究室に配属されるため、大学での成績を取ることを重視していた。
ーー応募までに困っていたことは？
特になし。
就活にほとんど時間を割いていなかったため。
ーーこの期間はどんな心境だったか？
特に焦りなどはなかった。
授業が多く、毎日レポート等に追われていた。就活のことまで考える余裕はなく、周りが動き出していることもあまり知らなかった。入りたい研究室があり、配属に成績が見られるため学業に力を入れたい気持ちだった。そのため、就活は研究室配属後である学部3年生の秋から本格的に力を入れようと思っていた。
ーー応募までに「やっておいてよかった」は？
特になし。
就活に時間を割けなかったため。
ーー応募までに「やっておけばよかった」は？
就活の話を友人としたり、就活仲間を作ったりすること。
周囲は院進する友人ばかりで、就活のスケジュール感が把握できていなかった。"夏にインターンシップがあるらしい"→"夏から頑張らなきゃいけない"と考えてしまっていたため、出遅れた感じがあった。
02：夏インターンシップ期
ーーいつから夏インターンに応募したか？
学部3年生の7月に応募を開始し、8〜9月に参加した。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は？
IT。
ーー何社に応募したか？
特にES提出や面接はせず、選考のない1dayのインターンシップに15社程度参加した。
学業に忙しく、あまり就活のことを考える余裕がなかった。
ーー夏インターンで体験／知れたことは？
インターンシップ中のGD（グループディスカッション）で上手く話せず、悲しくなった。
ーー当時の過ごし方や意識した対策は？
悩む時間を埋めるように、合同説明会等に参加していた。
”就活やってる感”で自分を納得させることしかできなかった。
ーー当時困っていたことは？
ESの書き方が分からないこと。
ガクチカが特になく、研究室配属もされていなかったため研究内容や専攻内容を聞かれても書くことがなかった。今まで何をやってきたのかを箇条書きで整理してみたものの、長期間継続的にやったことがあまりなく、一貫性のあるガクチカや志望動機が作れなかった。
ーーこの期間はどんな心境だったか？
何からしたらいいのか分からない。
基本情報技術者や簿記2級の資格を取るなど、迷走している感じだった。結果として基本情報技術者は評価してもらえたものの、この時期にやらなくてもよかったなと思う。
ーーこの期間に「やっておいてよかった」は？
①とりあえず合同説明会や選考のないインターンシップに参加したこと。
時間がないなりに視野を広げることができたと思う。
②SPIの勉強。
選考のある企業に応募をしていなかったため、とりあえずWEBテストに関しての情報をインスタ等から仕入れ、勉強をしていた。通学や、出掛ける際の電車では必ず対策本を開くようにしていた。
ーーこの期間に「やっておけばよかった」は？
ESや面接の対策。
後から対策することになり、大変だった。
03：秋冬インターンシップ期
ーーいつから秋冬インターンに応募したか？
学部3年生の10月から応募を開始し、11〜1月に参加した。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は？
IT、コンサル。
転勤したくない思いが強まり、転勤のない業界の中でITの知識が活かせるコンサルを志望業界に追加した。
ーー何社に応募したか？
5社（IT3社、コンサル2社）。
IT3社のうち2社は夏の選考のないインターンシップから案内をもらったため応募した。夏インターンシップ期よりは忙しくなかったが、学業にも時間を割く必要があったためあまり数は出さなかった。また、周りに就活をしている人がおらず、普通の人がどれくらい出すのかも分かっていなかった。
IT2社、コンサル1社のインターンシップに参加した。
ーー秋冬インターンで体験／知れたことは？
インターンシップの選考を受け始めたことで、ESや面接で聞かれることが分かり始めた。そのため、合同説明会等に参加する際はESや面接にどのように活かそうかを意識して聞くようになった。
ーー当時の過ごし方や意識した対策は？
選考のあるインターンシップに加えて、選考のないインターンシップや合同説明会にも参加していた。
週に2〜3回は何かしらのイベントに参加するようにしていた。
ーー当時困っていたことは？
特になし。
ーーこの期間はどんな心境だったか？
周りに内定を獲得している人はいなかったため、あまり焦りはなかった。
ーーこの期間に「やっておいてよかった」は？
SPIのテストセンターの受験に何度も行ったこと。
使い回せる結果を早く作っておくと良いと聞いたため。
ーーこの期間に「やっておけばよかった」は？
GDや面接の対策。
特にGDでは人数が多いとあまり喋れなくなってしまうタイプだったため、もっと場数を踏んだ方が良かった。また、GDも面接も会話ベースで進めていくという意識があまりなく、言おうと思っていることのメモを作ってしまっていたためうまくいかなかった。
04：本選考期（秋冬IS以降）
ーーいつから本選考に応募したか？
学部3年生の2月に応募を開始し、学部4年生の8月まで選考が続いた。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は？
IT。
面接を重ねる中でコミュニケーションよりも技術面で力をつけたいという思いが強まり、コンサルは志望業界から外した。
ーー何社に応募したか？
16社（IT13社、その他メディアなど3社）。
ITが第1志望業界だったため、その中でたくさん受けていた。その他、業界ではなく企業ごとに興味を持てたところに少しだけ応募していた。
書類選考にはIT10社に通過した。
ーー当時の過ごし方や意識した対策は？
①応募数を増やすこと。
②学内での交流会に参加。
学内でOB/OGが来訪する機会があったため、質問をしていた。また、その機会に知り合った就活をしている学生にも積極的に連絡先を聞き、情報交換をできるようにした。
ーー当時困っていたことは？
とにかく面接が下手なこと。
想定質問以外だと話せなくなってしまっていた。"テストのように言われたことに答えられるか"ではなく"とにかく会話だ"、と気づいたのが学部4年生の5月くらいだった。
ーーこの期間はどんな心境だったか？
学部4年生の4月に第1志望だったIT企業の学内推薦選考に落ち、焦りが生まれて応募数をどんどん増やしていった。
ーーこの期間に「やっておいてよかった」は？
学内でのOB/OG来訪会などに積極的に参加して、情報交換をすること。
また、面接を振り返ること。
ーーこの期間に「やっておけばよかった」は？
早めから大学のキャリアセンターなどを利用し、相談すること。
学部4年生の5月くらいに相談し、成長できた。特にガクチカに関して、何を伝えたら良いのかを教えてもらった。それまでは企業が聞きたいことではないことを話してしまっていたことにようやく気づいた。
05：意思決定期
ーー意思決定の時期は？
学部4年生の8月。
ーー最終的に何社から内定を得たか？
IT1社。
ーーこの期間はどんな心境だったか？
納得できた。これで就活は終わろうという気持ち。
ーー最後は「どこ」と「どこ」で迷ったか？
迷っていない。
ーー最後の「決め手」は（どうやって決めた）？
自分のやりたいことができること。勤務地。
IT業界で自身の経験や知識を活かすという夢が叶う上、勤務地も希望通りだった。研修が充実しており、技術力を高められるところにも魅力を感じた。
ーー意思決定で困ったこと／悩んだことは？
特になし。
いわゆる内定ブルーのようなもので、納得して選んだ就職先ではあったものの、本当にこれで良かったのかという漠然とした不安感があった。しかし、どの企業にも良い面と悪い面があると思い、切り替えた。
ーー就活全体を振り返ると（またはアドバイス）？
①人に頼るべき。
インターネット上の情報だけでは限界があり、直接周りの状況を見ることが大切だと思った。就活の話ができる友人があまりいなかったため、就活仲間を増やしておけばよかったなと感じている。
②早くからESや面接の数をこなすべき。
自分は本選考の時期になってから面接を修正していくことになってしまった。学部3年生の夏から、経験として面接を行っておけば良かったと考えている。
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