<プロフィール>
Aさん/女性
慶應義塾大学/学卒
文系
ガクチカ:アルバイト, サークル幹部
就活開始:学部3年生(4月)
初内定 :学部3年生(1月〜3月)
OB/OG訪問:50人
内定取得先:SIer, メガバンク・信託銀行・信用金庫, 地方銀行, 損害保険・生命保険, 政府系金融機関
入社予定先:金融(損害保険・生命保険)
#生命保険 #金融業界 #文系 #IT業界
01:就活スタート(準備)期
ーーいつから就活を開始したか?
学部3年生の4月。
サークルの先輩から、就活は早いうちから取り組んだ方が良いと言われたため。
ーー何からスタート・準備したか?
①エンカレッジに登録をした。
友人がなんでも相談できると言っていたため。
②今までの自身の経験を振り返り、「ガクチカ」を作成した。
自己分析ではモチベーショングラフと自分史を作った。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
メガバンク(金融)。
親からのアドバイス「性格的に向いているんではないか?」と言われて興味を持った。
また、仕事のドラマなどでよく見ており、かっこいいと思っていた。
ーー応募までの過ごし方や意識した準備は?
①個人面接の対策のために自己分析をしていた。
基本的に自身で進めて、時々エンカレッジのメンターに壁打ちしてもらっていた。
②グループディスカッション(以下、GD)の練習をしていた。
夏インターンシップ選考ではGDが多く用いられているため、エンカレッジの練習会やベンチャー企業のGDに参加した。
ーー応募までに困っていたことは?
Xで情報収集していたが、豆知識や就活ノウハウなど、情報過多で分からなくなった。
友人や先輩に相談して、「今何をしているのか」、「この時期に何をしていたのか」を聞いていた。志望業界にもよるが、周りの友人はコンサル業界に応募したり実践的な面接練習をしていた。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
自分の納得のいくような結果が出るか、漠然とした不安を感じていた。
ーー応募までに「やっておいてよかった」は?
自己分析とガクチカの作成をやっておいてよかった。
夏インターンシップのエントリーが始まった際に、ガクチカを完成させていたためESをスムーズに出すことができた。
ーー応募までに「やっておけばよかった」は?
WEBテストの対策をやっておけばよかった。
この後もなかなか勉強する時間がなく、夏前に使いまわせる点数を取っておけばよかったと思った。
02:夏インターンシップ期
ーーいつから夏インターンに応募したか?
学部3年生の4月〜9月。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
金融・IT業界。
自身の過去の原体験からマッチしていると考えた。
また、IT業界は激務ではないと聞いていた。
ーー何社に応募したか?
30社に応募し、15社(IT、金融)に通過した。
関心を持った企業にはなるべく応募するようにしていた。
ーー夏インターンで体験/知れたことは?
①自分の強みと弱みが分かった。
インターンシップ中のワークやフィードバックを通じて、自身を客観視することができた。
②今後の就活で取り組むべきことが明確になった。
インターンシップ選考やワーク、他の学生との交流を通じて、今後就職活動を進めるにあたって自身に不足している点が明らかになった。周りの人の話で、OB/OG訪問をもう始めている人や面接対策の精度が高いことを知った。
ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
面接練習とガクチカの再考をしていた。
インターンシップの選考で、緊張して頭が真っ白になってしまい素が出せなかった経験を経て、面接に苦手意識が生まれてしまった。1週間に4回程度、メンターや友人とたくさん面接練習をした。
ーー当時困っていたことは?
面接で落ちることが多かったことに困っていた。
練習を重ねていても、本番になると緊張して頭が真っ白になってしまう。
関心のない業界のインターンシップ選考や本選考に挑戦し、本番の面接の経験を積んだ。
また、インターンシップで知り合った人と面接練習をしていた。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
自身が納得いくような結果を最終的に得られるかどうか、不安に感じていた。
ーーこの期間に「やっておいてよかった」は?
①ガクチカを完成させ、どんな質問にも対応できるようにしておくこと。
ガクチカをある程度完成させておけば、秋以降企業ごとの対策に時間を割くことができる。
②面接を振り返り、次につなげること。
内容が変ではないか確認したり、喋る速さ、自分の口癖を確認することができた。
ーーこの期間に「やっておけばよかった」は?
WEBテストの対策をやっておけばよかった。
秋以降はインターンシップや本選考の準備で多忙になり、対策に割く時間が確保しづらい。
03:秋冬インターンシップ期
ーーいつから秋冬インターンに応募したか?
学部3年生の10月〜12月。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
金融・IT業界。
夏インターンシップに参加し、自身の性格ややりたいこととマッチしていると感じた。
ーー何社に応募したか?
22社に応募し、11社(金融、IT)に参加した。
夏に応募できなかった企業のインターンシップにも参加したいと考えたためたくさん出した。
ーー秋冬インターンで体験/知れたことは?
①本選考に向けて、自身の課題が面接だと知った。
ESの通過率は上がったが、面接で落ちてしまうことが多くあったため。
②ITに興味が湧かない。
IT企業のインターンシップに参加し、働き方は理想的だと思ったが、IT自体にはあまり興味が湧かなかった。
また、IT業界はWLB重視で志望していたのにOB/OG訪問で「システムに支障が出たらすぐに駆け付けなければいけない」と聞き、志望度が下がってしまった。
ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
①ビズリーチ・キャンパスやエンカレッジで面接対策をしていた。
②夏インターンシップでの反省を活かし、秋冬インターンシップへの参加をしていた。
夏インターンシップでは緊張から積極的に行動することができなかった。
ーー当時困っていたことは?
自身のキャパシティ不足に困っていた。
秋冬インターンシップへの応募や参加と並行して、OB/OG訪問や面接対策等を行わなければならなかったため。
やるべきことに対し優先順位をつけ、1つ1つこなした。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
3年生の4月から対策を始めたのに、内定がでないことへの焦り。
ーーこの期間に「やっておいてよかった」は?
①WEBテスト対策、面接練習。
更に忙しくなる本選考前に、十分な時間をとって対策できる最後のチャンス。
②OB/OG訪問。
ビズリーチ・キャンパスと夏インターンシップに参加した企業からの連絡で行っていた。
性別、大学、興味のある部門の人に訪問し説明会やインターンシップでは知りえない情報を得ることができた。
ーーこの期間に「やっておけばよかった」は?
適度な息抜きをしておけばよかった。
常に就活ばかりしており、精神的に参ってしまっていた。
04:本選考期(秋冬IS以降)
ーーいつから本選考に応募したか?
学部3年生の2月〜学部4年生の4月。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
金融業界。
これまで志望していたIT業界はインターンシップ参加後の選考優遇があった企業2~3社のみ受けた。
ーー何社に応募したか?
14社に応募し、14社に通過した。
インターンシップからの選考であったため、書類は全て通過した。
ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
➀面接対策をした。
最後まで面接に苦手意識があったため常にしていた。
②OB/OG訪問をした。
ビズリーチ・キャンパスや企業の案内を通じて申し込んだ。
企業への理解を深め、志望度を示すために行っていた。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
就活を楽しめるようになってきた。
練習を重ねて面接への苦手意識が薄れた。
それに伴い、面接の通過率が上がった。
ーーこの期間に「やっておいてよかった」は?
①面接練習をやっておいてよかった。
色々な人に面接練習を依頼することで、様々な質問に臨機応変な対応をすることができるようになった。
②OB/OG訪問をしておいてよかった。
志望理由を添削してもらったり、模擬面接をしてもらうことができた。
05:意思決定期
ーー意思決定の時期は?
学部4年生の4月〜9月。
ーー最終的に何社から内定を得たか?
9社(IT1社、金融8社)。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
志望企業から内々定をもらい、安堵する気持ち。
約1年間取り組んでいたことへの結果が内定として現れた。
ーー最後は「どこ」と「どこ」で迷ったか?
大手生命保険企業と民間のような政府系銀行。
どちらも第1志望だった。
ーー最後の「決め手」は(どうやって決めた)?
①選考の段階や内々定獲得後に関わった社員の印象。
選考中や内定後により手厚いサポートがあり、入社しても安心だと思った。
②待遇と転勤の少なさ。
③業務内容を比べた。
④将来性。
経済紙や周囲の大人の意見を参考にした。
ーー意思決定で困ったこと/悩んだことは?
どちらも選考段階から第1志望として目指していた企業であったため、どちらに承諾するか悩んだ。
ーー就活全体を振り返ると(またはアドバイス)?
①早く行動すること。
早めに失敗する分には問題ないので、練習の機会を早めに作るようにした方がいい。
②難関とされる業界や企業にもチャレンジすること。
最初から志望業界を絞ってしまったが、受けたところは受かったので、超難関企業も受けたら受かるチャンスがあったのかもしれないと思ったから。
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