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就活生が語る

【慶應義塾大学_経済学部_就職活動体験記】経済学部。最終面接場所はアメリカ!?ボスキャリと国内就活の両立経験者から見る、コンサル就活戦略とは?

5つの時期ごとの過ごし方がわかる「時期別×体験記」。「ボストンキャリアフォーラムが勝負場所と考えて動いていた」。そんなSさんの語る、ボスキャリへの準備、そして国内就活との両立方法とは?

目次

<プロフィール>
Sさん/男性
慶應義塾大学/学部卒
経済学系学部
ガクチカ:インターン, 体育会, 学生団体幹部

就活開始:学部2年生の1月
初内定 :学部3年生11月
OB/OG訪問:5人

内定取得先:総合コンサル
入社予定先:コンサル・シンクタンク・士業(総合コンサル)

#疑問 #個性 #言語化 #総合商社 #商社就活 #文系就活 #戦略 #短期集中就活 #コンサル就活 #本選考 #実力就活 #ボスキャリ #ボストンキャリアフォーラム #外資就活




01:就活スタート(準備)期

ーーいつから就活を開始したか?
学部2年生の1月。
パイロット試験を興味で受けたのがきっかけ。


ーー何からスタート・準備したか?
自己分析。4月ごろから開始。

マイナビ、外資就活に登録し、説明会などに参加し始めた。
説明会に参加してスケジュール感を把握した。

悩んだことは
「ガクチカが書けない」。ネタはあったが文字数にまとめられない&得たものを明確にできないことに悩んだ。
解決方法は就活支援サイトが開催していたセミナーで配布されていたものを参考に作成していった。


ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
外資系投資銀行、総合商社。

ミーハーで、知っている大企業に興味が湧いていたため。
外資銀行はこの時期にはもう本選考が開始されており、諦めた。
承諾先はコンサルだが、この時期はコンサルは「何をやっているのかわからない」ため志望度は低めだった。


ーー応募までの過ごし方や意識した準備は?
自己分析の深掘り、グループディスカッション(GD)練習、ケース対策。

自己分析:面接等での質問に対応できるようにするため。
GD練習:選考過程で必ず登場するから。早期選考のベンチャー企業での実践練習、学生団体における会議。頻度は週2回程度。

ケース対策:選考過程で必ず登場するから。やるかやらないかは業界にもよるが、手当たり次第やった。商社だとケース面接があるという情報を得ていた。対策本などはフェルミ1冊分、過去問一通り。

日常生活に落とし込んで動いていたため体育会系に所属している自分でも苦にはならなかった。


ーー部活とうまく両立できた理由は?
体育会でも就活を両立できたのは「反面教師」。

先輩でもうまくいく人、いかない人がいたのを見ていた。
自分はうまくいく人を参考に早めからコツコツ準備した。
具体的なスケジュール感はそこまで計算せず、自分が今足りていないことを常に意識して行動するようにしていた。


ーーこの期間はどんな心境だったか?
不安。

情報が錯綜していた。
当時の情報源はエンカレッジ。Xでも情報を収集。Xの情報が錯綜していた。取捨選択が難しかった。
取捨選択の方法はXは情報源として真剣に見ない。ニュースを流し見する感覚で見る。ESの締め切りの把握としてはSNSは有効だと思う。
相談できる人がいなかった。最終的に長期インターンシップ先の先輩に相談することになった。


ーー応募までに「やっておいてよかった」は?
上澄みをみていくこと。

何事にも「上には上がいる」ので、最上位層と関わり、動きの参考にした。
無理はせず、自分のキャパのなかで模倣できることはすることが重要だと思った。


ーー応募までに「やっておけばよかった」は?
面接のアウトプット練習。

いくら考えても実際に練習してみないと分からない気づきがある。
口語と文語の違いなどはアウトプットしないと違和感に気づかない。
ESの内容を読み上げても意味が伝わらないことに気づいた。




02:夏インターンシップ期

ーーいつから夏インターンに応募したか?
学部3年生の4月〜9月。


ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
大手企業(特に絞らず。メガバンク、メーカー、コンサル)。

やりたいことが明確ではない、インターンシップは体験であるという側面から幅広く応募した。
志望業界は決まっておらず、経験を積む時期として夏インターンシップを意識した。


ーー何社に応募したか?
35社(直接応募5社、エンカレッジの一斉応募で30社)。

体育会活動と学生団体の活動で多忙を極ていたため一括エントリーを強く活用した。
参加企業数は6社(一斉応募企業に参加。自分のレベル感を把握した)。


ーー夏インターンで体験/知れたことは?
途方もなく仕上がっている学生がライバルにいる。

インターシップに参加する中で、自分よりできる人が数え切れないほどいた。
グループワークの進めるコミュニケーション、論理的思考不足を特に感じた。
分析方法などフレームワークに慣れていなかった影響もあると思う。


ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
インターシップの参加目的に沿う形で、慣れること。

まずその企業が何をやっているのかを把握、グループワークで必要な力の把握。

選考直結もいくつかあったが、本番は冬以降だとしていたから
多くのインターシップに参加した。


ーー当時困っていたことは?
方針や行動が最適なのか。

全体観があいまいな中で就活していたから。
悩んでも解決しないので自分の足りないものを都度磨いていくことをひとまずの方針にした。
この時期に特に注力したのはスキル上げ。グループワークのコミュニケーション力、論理的思考力。


ーーこの期間はどんな心境だったか?
絶望。

インターンシップの参加学生がみな優秀であった。
体育会の練習や仕事もこの時期は大詰めだったため忙しさの上でも難しかった。
一番しんどかった時期。いつ終わるのか?という感覚。


ーーこの期間に「やっておいてよかった」は?
場数を踏む経験。

面接とグループワーク両方で回数を積んだ。
特にやっててよかったのが圧迫気味な面接に参加すること。

面接で「ココ見られている!」と感じたのは
「グループへのコミット力」。ファシリテーションにおける「進め方の質」も評価されていると感じた。

日系と外資系の違いとしては、、、

日系→協調性を見ている
外資系→協調性+個としての特性、論理力

をみているイメージ。


ーーこの期間に「やっておけばよかった」は?
WEBテストの壁打ち。

長期的に対策しないと伸びないところであるため。
自分は秋冬のインターンシップ時期に壁にぶつかった。
SPIの点数の感覚などもこの時期に考えるといいと思う。




03:秋冬インターンシップ期

ーーいつから秋冬インターンに応募したか?
学部3年生の10月〜12月。


ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
商社、メガバンク(投資系銀行)。

「日本社会の改善に特化した社会貢献がしたい」と仕事の軸を明確化できた結果上記業界を志望。
一方でネームバリューなどミーハーさも加味していた。


ーー何社に応募したか?
ボストンキャリアフォーラムの準備に奔走していたため未応募。

ボストンキャリアフォーラムはコンサルを見始めるきっかけになった。


ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
自己分析の深掘り、GD練習、ケース対策。


ボストンキャリアフォーラムに向けた対策。2か月前から準備した。

合同説明会と選考が一体化しているイベント。ボスキャリと日本国内の就活で聞かれることは基本的には変わらないが
「面接での突っ込み」を想定して準備を進めた。
面接では2、3段階深堀りをされても答えられるようにしていた。


ーー当時困っていたことは?
バックアッププランの策定。

もしボスキャリ経由の選考に落選した場合のプランを考えていなかった。
能力的に秀でいているものが活かせる選考がボスキャリだった。よってここを大きな勝負場と考えていた。

逆に、この機会で失敗すれば秀でた部分以外で就活を戦わなくてはいけないし、大幅な戦略変更が必要になる。
この点がとても不安だった。が、具体的に何ができるかが分からなかった。

解決法は自分を信じること。「そもそも失敗しなければ良い」と考え、準備を徹底した。


ーーこの期間はどんな心境だったか?
不安。
ボストンキャリアフォーラムで失敗すると大幅な戦略変更が必要。


ーーこの期間の内定は?
学部3年生の11月。

3社。(コンサル1社、メーカー1社、医療系事業メーカー1社)

ボストンキャリアフォーラム経由。


ーーこの期間に「やっておいてよかった」は?
ボストンキャリアフォーラムへの早期からの準備。

事前応募のある企業がボスキャリにはあるためイベント自体への理解と準備が大事だと思う。
ボスキャリの情報はキャリアフォーラムの公式サイトを見て把握。対策会などにも参加した。


ーーこの期間に「やっておけばよかった」は?
志望業界の絞り込み。

もう少し早い時期から業界レベルで絞り込んでおけば就活の流れがもう少しスムーズになったのではないか?
内定承諾先の業界は就職最初期は業界研究なども特にせず「食わず嫌い」していた側面があるため特に見ておけばよかったと思う。




04:本選考期(秋冬IS以降)

ーーいつから本選考に応募したか?
学部3年生の2月〜学部4年生の4月。


ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
5大商社。

すでに志望度の高い業界の内定があり、ボーナスステージ的な認識。

インターンシップには参加していなかったので業界研究と志望度の高さを示す方法としてOB/OG訪問を活用した。
よく聞いていた質問は「HPに乗っていない情報」。
具体的には社員さんの考えや経験など「生の声」を聴くようにしていた。
あとは社員さんの就活時代の経験など。


ーー何社に応募したか?
5社。

志望度がより高い企業に絞った。

情報源は各社のHPと前年内定者におすすめされた有料note。
ESは2社通過した。

倍率の高い中で通過できたのはESの質。
企業視点で「何を見られているのか」を考えて組み立てられていたのが大きいと思う。


ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
商社ケース対策。
コンサルのケース面接と比較して要求されることや評価項目が違うため。

コンサルのケーとの違いはMECEから最適解を選ぶ側面。
商社のケースはアイデアの面白さ。「筋や尖りの良さ」を見られているイメージ。

面接のお題や面接官の興味関心領域にも依存する「運」要素も強いと思った。
コンサルの就活で「切り分け」を重視していたがその点の時間をアイデア出しに使えばよかったと思う。
内定者との壁打ち、過去問での演習。

練習量は壁打ち2回、過去問20問。


ーー当時困っていたことは?
WEBテストの点数の伸び悩み。

勉強時間を用意していなかった影響がここで出た。
過去提出分の使いまわしが通用する企業が少なく、苦戦した。
対策方法は問題へ既視感を感じられるまで受験し、練習した。


ーーこの期間はどんな心境だったか?
比較的余裕あり、攻めの気持ち。
すでに内定があり、落選しても何とかなると考えていたため。


ーーこの期間に「やっておいてよかった」は?
早期内定の獲得、志望先の搾り込み。
一社あたりの準備時間が長く設けられた。


ーーこの期間に「やっておけばよかった」は?
面接練習。

面接で話慣れていない感じが出てしまった。
テンプレの回答練習はしていたが「面接官に興味を持ってもらえる」回答や、
等身大の自分を表現する言葉遣いなどに苦戦。

対策方法は壁打ちでのブラッシュアップで何とか及第点まで持っていった。
強調するポイントを押さえた話し方に改善した。




05:意思決定期

ーー意思決定の時期は?
学部4年生の4月〜5月。


ーー最終的に何社から内定を得たか?
3社(総合コンサル1社、医療系コンサル1社、外資系生活用品メーカー1社)。


ーーこの期間はどんな心境だったか?
これでいいのかという悩み。
自分の中で評価軸があいまいだった。
就活の軸はあったものの、具体性に欠いており、評価軸としては機能しなかった。


ーー最後は「どこ」と「どこ」で迷ったか?
内定承諾先の外資系総合コンサルと医療系コンサル。

総合的に言えば総合コンサルだが、社員接点、社風で言えば医療コンサル。
よくしていただいていたという情の点で悩んだ。


ーー最後の「決め手」は(どうやって決めた)?
人生設計の策定。

ざっくりとした設計だが、自分の人生で「やりたい」、何が起きたら「いやだ」、それを加味した時に余裕のある生活ができるかを考えた。
人生設計にもとづいて適切、不適を切り分けようと考えた。


ーー意思決定で困ったこと/悩んだことは?
コンサルでやっていけるのか。

インターンシップやバイト先で優秀な学生を多くみてきた経験より、上には上がいることを痛感していた。
入ってから勝負するしかないと考えた。

この決断力は体育会の経験が生きていると思う。
兎に角飛び込む、そのあとで立ち回りや成長していくことが大事だと経験から知っていたため。


ーー就活全体を振り返ると(またはアドバイス)?
①WEBテストをもっと勉強する。

②就活戦略の明確化。

③バックアッププランの準備。

就活戦略→ボスキャリに行く時点でバックアップを考える。強みが活かせるのか再度検討し、押し出すスキルや強みを2、3点準備するとよかったと思う。自己分析+強み3つくらいがマスト?
これはボスキャリを問わず就活に強くなるためには必要だと思う。





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