<プロフィール>
Tさん/男性
大阪大学/院卒
工学研究科
ガクチカ:学業/ゼミ/研究, サークル
就活開始:修士1年生(5月)
初内定 :修士1年生(11月)
OB/OG訪問:3人
内定取得先:電気・電子部品・半導体, プラントエンジニアリング
入社予定先:電気・電子部品・半導体
01:就活スタート(準備)期
ーーいつから就活を開始したか?
修士1年生の5月頃。
研究室の先輩が夏インターンシップに参加していたので、自分も参加しようと思った。
先輩に就活に対して聞くなど、就職に対してのアンテナは高かった。
所属している研究室は、ある程度就活に対して理解があった。
ーー何からスタート・準備したか?
①先輩や就活経験者から情報を得る
就活の情報はどうしても前提(学校、文理、業種など)が偏ってしまうので、前提がある程度揃っている研究室の先輩に聞くことにした。
学部で卒業した就活の同期にも話を聞くことがあった。
②先輩から聞いた適当な就活サイトに登録する
LabBase、リクナビ、TECH OFFER、ワンキャリアなどを登録。
オファー系のサイトは重宝していた。
ワンキャリアは選考対策(特にESや面接の内容)に活用していた。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
理系職。営業、コンサル以外。
知識をもとに何かをする仕事がしたいという思いがあった。
普遍的な分野ではなく専門的な分野で働きたいと考えていたので、技術職系を中心に見ていた。
ーー応募までの過ごし方や意識した準備は?
合同説明会や就職四季報などで色々な企業を見ていた。
そもそも知っている企業が少なかったので情報収集しようと思っていた。
夏インターンシップに参加したいと思っていたので、そこの情報は特に聞くようにしていた。
この時期に就職四季報、業界地図、WEBテストの問題集などを購入。
ーー応募までに困っていたことは?
どれくらい企業数を出すのか目安が分からなかった。
就活にしっかり取り組んでいてかつ、自分と志望業界が似ている先輩を参考にした。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
とにかく忙しかった。
就活自体の忙しさがありながら、学業との両立しなければならず難しかった。
ーー応募までに「やっておいてよかった」は?
5月からしっかり動くことが大切だと感じた。
これは夏インターンシップを終えてから実感した。
就活は慣れがとても大切。
ーー応募までに「やっておけばよかった」は?
特になし。
忙しさを加味すると、できることはしっかりできていた。
02:夏インターンシップ期
ーーいつから夏インターンに応募したか?
修士1年生6月〜10月。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
文系職、IT系、コンサル系以外。
序盤なので自分の全く興味を持てない業種以外はできるだけ見るようにしていた。
ーー何社に応募したか?
5、6社。
先輩も5〜10社程度だったので、それを参考にした。
メーカー、インフラ、機械など幅広く見ていた。
オファーサイト(LabBaseなど)の利用が主だった。
オファーが来た企業で、少しでも興味のある企業には申し込むようにしていた。
参加は5社程度。
ーー夏インターンで体験/知れたことは?
様々な業界を見ることができたり、働くイメージがついた。
現地の工場などで行われるインターンシップではその地方での暮らしを実際に体験でき、自分の住環境について考える機会を得られた。
座談会など社員の方々とフランクに話せる機会があるので、普通の説明会では聞きづらいこと(待遇など)を聞くようにしていた。
あとは、働く環境(オフィスの綺麗さ、周辺に何があるか)を確認していた。
常に評価されていることを意識して、集中して臨んでいた。
ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
①WEBテストの勉強
本を買って勉強していた。
夏インターンシップでWEBテストで落ちた企業があった。その時にWEBテストの勝手がわからなくて落ちてしまったので、やり方を知る、苦手を克服することを意識して勉強を進めていた。
②ESを書いて人に見てもらうこと
就活経験者に添削して貰った。
人事の方や1次面接の技術職ではない社員でも理解できるESを完成させるために、知識のバックボーンがない人たちに見てもらっていた。
ーー当時困っていたことは?
ESの内容であったり、面接が不慣れだった。
自己分析不足で、ガクチカや自己PRが薄くなってしまっていたり論理が破綻していたりしてしまっていた。
ESを添削してもらったり、面接ですらすら話せるように1人で面接練習をしたりしていた。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
辛かった。
とにかく忙しかったのと、不慣れなことが多くストレスだった。
ーーこの期間に「やっておいてよかった」は?
とにかく夏インターンシップに参加すること。
早めに就活に慣れることができたことはのちに大きくプラスに響いた。
また、他の就活生との交流を経て、就活生の雰囲気を掴むことができた。
ーーこの期間に「やっておけばよかった」は?
もっと夏インターンシップに参加すればよかった。
1dayでも早期選考にのれる企業があるので、そういった企業を調べてエントリーすればよかったと後々後悔。
03:秋冬インターンシップ期
ーーいつから秋冬インターンに応募したか?
修士1年生の9月〜12月。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
化学系企業と半導体企業。
化学に関しては夏インターンシップで興味を持った。半導体に関しては自分の専攻と近いため。
秋冬インターンシップでは業界を絞った方がいいと聞いていたので、興味のある分野に絞った。
ーー何社に応募したか?
4、5社。
一口に化学系と言っても、様々な企業があるのでその違いをインターンシップを通じて知ろうと思ったから。また、自身の専攻と近い企業についても見ておきたかった。
ーー秋冬インターンで体験/知れたことは?
インターンシップに参加して詳細な業務内容や職場を見ることができ、会社ごとの違いがはっきりした。
また社員の方々の話を聞いていると、同じ職種でも企業によって業務の幅が異なっていた。
ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
ESを書いて、インターンシップに参加する。
そろそろ業界や受ける企業を絞りたいと思っていたので、インターンシップに参加し企業選びの情報を得ていこうと思っていた。
ーー当時困っていたことは?
就活と学業の両立。
インターンシップの時期と学会の時期が重なり非常に忙しかった。
とにかく合間時間を無駄なく使うことを意識していた。
またオファー系サイトを活用することも、時短に一役買っていた。特に冬インターンシップで活用していた。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
ESや面接にも慣れてきて一安心。
ある程度場数を踏んだり志望動機やガクチカを話す機会が増えて慣れてきた。
また、選考に緊張せず内定をもらえたという成功体験も自信につながっていた。
ーーこの期間の内定は?
プラントエンジニアリング1社。
普通にそのまま就職してもいいと思える企業だった。
夏インターンシップからの早期選考で内定。
ーーこの期間に「やっておいてよかった」は?
とにかくインターンシップに参加すること。
ESを書く際のネタ作りに、社員から聞いた話やインターンシップ経験を絡めると書きやすかった。
面接での発言の裏をとる素材集めはやっておいてよかった。
04:本選考期(秋冬IS以降)
ーーいつから本選考に応募したか?
修士1年生の1月〜3月。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
半導体、化学。
これまでのインターンシップや情報収集の結果、これら業界が良いと感じた。
ーー何社に応募したか?
3社。
早めに第1志望の会社から内定を得たため少なめになった。
ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
とにかく面接対策。
ESは仕上がったのであとは面接対策のみだった。
英語面接の企業もあり、かなり時間を費やした。
模擬面接はやらず、1人で面接対策していた。
面接に対する苦手意識はなかったので、人に頼ることはしなかった。
ーー当時困っていたことは?
英語面接が心配だった。
外資系の企業を受けており、英語面接があった。
合間時間にできる限り暗記して、予想される質問への英語の返答を考えた。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
本選考が始まり、少し緊張していた。
ーーこの期間に「やっておいてよかった」は?
①面接対策
②ガクチカに関連するエピソードを複数個用意
ガクチカ自体2、3個もっており、それに付随するエピソードを用意していた。
深掘りや角度を変えた質問にも耐えられるエピソードを用意。
05:意思決定期
ーー意思決定の時期は?
修士1年生3月。
ーー最終的に何社から内定を得たか?
3社(半導体2社・プラントエンジニアリング1社)。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
自分の将来が大きく関わってくるので、色々迷っていた。様々な観点から就職先を吟味した。
ーー最後は「どこ」と「どこ」で迷ったか?
プラントエンジニアリング1社と半導体1社。
英語を使う環境という点では同じだったが、働く場所や職種などが違ったためどちらが自分にとって良いかで迷った。
ーー最後の「決め手」は(どうやって決めた)?
職種、住環境、給与。
自分の専攻に近い半導体企業の方が、入社してからいいスタートが切れると思った。
内定先は拠点が1つしかないため転勤がないのも良いと感じた。
ーー意思決定で困ったこと/悩んだことは?
内定先となる半導体が新しい企業なのでデータがないこと。有価証券報告書などもなく、先輩社員もほとんどいないのでOB/OG訪問もできなかった。
実際働いてみないと分からないことや運要素も絡むことも多いので、分かる情報からできるだけ判断するようにした。
ーー就活全体を振り返ると(またはアドバイス)?
就活は人生の大きな方向性を決める。研究室の方針で就活に力を入れられない環境で過ごしている人もいると思うが、就活の大切さを今一度確認して就活にしっかりと力を入れてほしい。
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