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就活生が語る

【京都大学_理系_就職活動体験記】FAS、IB、大手人材など人気企業から複数内定を獲得!自分の未来を見据える中でMさんが選んだ進路とは?

5つの時期ごとの過ごし方がわかる「時期別×体験記」。学生時代の経験から就活軸を定め早期から人気企業の内定を獲得したMさん。どの業界に進んでも異なる自分の未来が見える中で彼が下した決断とは?Mさんの戦略的就活物語。

目次

<プロフィール>
Mさん/男性
京都大学/院卒
理学研究科

就活開始:学部4年生の2月
初内定 :修士1年生7月
OB/OG訪問:1人

内定取得先: 総合コンサル, WEB・インターネットサービス, 証券・投資銀行・M&A
入社予定先: 金融(証券・投資銀行・M&)

#理系院生 #IBD




01:就活スタート(準備)期

ーーいつから就活を開始したか?
学部4年生の2月。周りの学生よりも早めに始めた。
エンカレッジの広告を見かけたのがきっかけ。
以前から就活は早めにやった方が良いという情報を主にYouTubeから得ていた。


ーー何からスタート・準備したか?
色々なセミナーへ参加した。そこで就活の全体像の把握し、グループディスカッション(GD)の練習→ケースの練習の順に進めた。
まずは全体を知ることが何においても重要だと思っていた。就活の全体像把握の次にGDに移ったのは、志望企業などがあまり明確でなかったので、今からできる選考対策であったから。


ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
コンサル、製薬。
考えることが好きだった。また選考を行っている業界がコンサルしかなく、コンサルはファーストキャリアとしてベターな選択肢だと思った。年収がある程度高かった。製薬は元々薬学部だったため興味があった。元々業界についてふんわりと知っていたが、就活セミナーで理解が深まった。


ーー応募までの過ごし方や意識した準備は?
論理的思考力系の本を読み、ケースの対策をした。「東大生本」から始めた。
就活支援企業のセミナー、イベントで知り合った就活生、エンカレッジのメンターさんや内定者が相手だった。
本は10冊程度読み、GDとケースを合わせて週3程度。


ーー応募までに困っていたことは?
特にはなかったが、ケースに少し苦手意識があった。


ーーこの期間はどんな心境だったか?
ケースが難しく、対策が間に合わないあるいは素養が自分には足りない。最後までケースを攻略できた手ごたえはなかった。
主に内定者との壁打ちでレベルの差を感じた。


ーー応募までに「やっておいてよかった」は?
ロジカルシンキングの本は、コンサルの志望有無によらず役に立つと思う。
研究やバイトでも活かせていると感じる。読む前と後で日常生活の行動が大きく変化した。


ーー応募までに「やっておけばよかった」は?
コンサルを受けるならケースの対策をみっちりと。毎日コツコツやっておくべきだった。
自分と同じぐらいのポテンシャルだろうと思われる後輩が早めに対策を始めた結果、同時期の自分よりも高いレベルにいると感じる。
早く頭を回すにはそれなりの訓練期間が必要だと思う。




02:夏インターンシップ期

ーーいつから夏インターンに応募したか?
修士1年生の4月〜9月。


ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
コンサル、FAS、IB、大手人材、各種ベンチャーなど。コンサルはこれまで通りの志望動機。FASはコンサルの延長線上で見ていた。
IBはコンサルと並んでよく話題に出てくるなーという印象だったが、FASの選考を通して興味が湧いた。大手人材はバイトの先輩でやたらと入社する人が多く、バイト先の社風に親和性を感じたから。


ーー何社に応募したか?
70社。
コンサル全部と興味があったベンチャーを受けた。とにかく実践を積むことで本命の企業でうまくいくと思った。


ーー夏インターンで体験/知れたことは?
インターンシップの練習はインターンシップでしかできない。
周りの就活生との関わり方がGDとは違う。班の仲間と協力しなければ、良い結果は生まれないと思う。
社員さんに直接話を聞くことで得られる情報がいっぱいある。


ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
選考をとにかく受けていた。
普通の面接では、自分のやってきたことがしっかり伝わるように、相手の様子を見つつ、自分が話したいことと相手が聞きたいことのバランスを考えて話す。ガクチカが若干特殊だったので聞かれたことに順番に答えるだけでは自分の魅力が真に伝わらないと思っていた。覚えたことをしゃべるのは苦手だったので、面接練習などは全くしなかった。本番の面接を積む中で軌道修正をしていった。

ケースは練習したことを発揮することだけを考えていた。共通して、スピーチは苦手なので会話になるように意識した。
インターンシップ当日は積極的にリーダーシップを取るようにしていた。リーダーになっていない時にも常にワークの先頭に立っていた。


ーー当時困っていたことは?
WEBテストで意外に落ちる。対策が甘かった。他にもやることがあり、対策しきれなかった。
できる限りのことはやるべき。


ーーこの期間はどんな心境だったか?
お祈りメールで何度も心を折られた。落ち込むほどのことはなかったがお祈りメールをもらうたびにため息をついていた。


ーーこの期間の内定は?
大手人材と大手FAS。
どちらもそこそこ志望度は高かった。非常に気持ちに余裕が出た。


ーーこの期間に「やっておけばよかった」は?
ケース対策とWEBテスト対策(特にTGweb)対策が甘かった企業は軒並み落ちてしまった。対策を積めばよかった。




03:秋冬インターンシップ期

ーーいつから秋冬インターンに応募したか?
修士1年生の10月〜2月。


ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
コンサル、IB、大手人材。
ベンチャーのインターンシップに参加したが志望度がそこまで上がらなかった。インターンシップに参加した際に熱狂的なベンチャー志望と出会い、自分の就活軸とのギャップを感じてしまった。また、自分が興味のある事業領域を展開している企業が少なかった。


ーー何社に応募したか?
10社。


ーー秋冬インターンで体験/知れたことは?
IBに興味が湧いた。
インターンシップに参加して社員さんや参加学生と話す中で自分にとって理想の社会人がIBには多かった。頭と体と心を使って働いている人。


ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
コーポレートファイナンスなどは全然初心者だったので、その勉強をした。
インターンシップ中にバリューを出すためには知識を得ておくことが必須。


ーー当時困っていたことは?
外銀の応募が終了していこと。IBに興味を持ち始めるのが遅く、選択肢が1つ閉ざされてしまった。


ーーこの期間はどんな心境だったか?
納得できる内定を確保していたので、怖いものはなく全力で臨んでいた。だんだんとIBへの思いが強まっていた。


ーーこの期間に「やっておいてよかった」は?
業界研究。IBのインターンシップ選考で問われそうな知識をインプットしたこと。


ーーこの期間に「やっておけばよかった」は?
いわゆる面接の型や面接で求められる大事なことを知らなかったので、知識として蓄えておけばよかった。
面接での一貫性の重要さを大手コンサルの選考で感じた。IBの本選考を受けるまで自分の中での面接の理想形と世間一般の面接の理想形がずれていることに気が付かなかった。




04:本選考期(秋冬IS以降)

ーーいつから本選考に応募したか?
修士1年生の1月〜3月。


ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
IB。
コンサル→FAS→IBの順に志望業界が変化していった。激務は大歓迎。コンサルより仕事が楽しそう。どの業界よりも社員の雰囲気が自分に合っていると思った。


ーー何社に応募したか?
3社。IBとコンサル。
全てインターンシップ経由だった。すでに内定を持っていたので、新しく手を出す気にはならなかった。IBの中でも2社が自分の特性と社風が合っていると思っていた。この2つで落ちるとしたら他も受からないだろうなと感じていた。他の業界は特に興味がなかった。


ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
志望動機の一貫性を持たせるためにリクルーターとの壁打ちを行った。
3社全てでその重要性を何度も問われた。


ーー当時困っていたことは?
リクルーターが敵か味方かがわからなかった。
ざっくばらんにと言いつつ、「選考要素もあるんでしょ」と思っていた。とあるコンサルでリクルーターと模擬面接をしたときに評価されているような雰囲気を感じてしまった。とりあえず味方だと信じて関わった。


ーーこの期間はどんな心境だったか?
受かりたい。
内定は持っているものの、受けている会社の方が志望度が高かったから。


ーーこの期間に「やっておいてよかった」は?
リクルーターとの壁打ちを繰り返す。敵か味方かはわからないが有益なアドバイスをくれる。
評価されていることが多いので万全の準備で臨むべき。


ーーこの期間に「やっておけばよかった」は?
とにかく志望動機を固めておくべきだった。
一貫性を持たせつつなるべく具体的な話をしていた。難しく考えすぎない。
面接で伝えられること要素は案外少ない。




05:意思決定期

ーー意思決定の時期は?
修士2年生の7月。


ーー最終的に何社から内定を得たか?
3社。FAS、人材、IBから1社ずつ内定をもらった。


ーーこの期間はどんな心境だったか?
自分が大事にしたい価値観が何か精査していた。
激務、仕事内容、年収、社員、キャリアなどについて主に大手人材企業のリクルーターと話す機会が多かった。社会に出る前に自分の今後の人生について考えてみるいい機会だと思い、じっくり考えた。


ーー最後は「どこ」と「どこ」で迷ったか?
大手人材会社かIBか。FASに行くならIBだよなと思っていたのでFASは選択肢から消えた。


ーー最後の「決め手」は(どうやって決めた)?
これまで事業に関わることが多く、悪い意味で大手人材会社での仕事は想像がついた。それよりも、IBの仕事で事業の外から関わる仕事にワクワクを感じた。色々考えた結果、ホワイトさはひとまず不要だと結論付けた。


ーー意思決定で困ったこと/悩んだことは?
項目ごとの比較では決められない。どちらもいいところがあり、どちらも違いすぎて選べない。実際に働いてみないとわからない。
たくさん考えて、必要ないものを除いていき、残った項目を検討しつつ、最後はワクワクするかどうかで決めた。


ーー就活全体を振り返ると(またはアドバイス)?
早めに始めるべきなのは間違いない。

しかし、振り返ると無駄だったかなという時間も多く、そこが削れればもっと学生生活でやりたいことができたなと思う。選考開始時期が早いこともあり、自分も含め多くの人が最初コンサルに惹かれると思うが、本当にコンサルに行きたいのか、自分が向いている仕事なのかはよく考えたほうがいい。





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