<プロフィール>
Tさん/女性
一橋大学/学部卒
社会学部
ガクチカ:留学/海外滞在, 学生団体, 学生団体幹部
就活開始:学部3年生の4月
初内定 :学部3年生の8月
OB/OG訪問:10人
内定取得先:総合コンサル, 総合商社, 政府系金融機関
入社予定先:政府系機関・独立行政機関
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01:就活スタート(準備)期
ーーいつから就活を開始したか?
学部2年生の3月。
就活支援団体に入っていた同級生から、対策講座を受けるように勧誘された。コンサル業界を志していた友人だったので、自分もコンサル業界に興味を持った。
ーー何からスタート・準備したか?
①GD(グループディスカッション)
エンカレッジやGoodfineの対策講座に参加した。とにかく慣れることが大事だと考え、経験を積んだ。始めてみると、意外と面白く、乗り気で対策できていた。毎回参加するたびにメンターさんからフィードバックを頂戴していた。
②ケース面接
『〜東大生が書いた〜問題を解く力を鍛えるケース問題ノート』という本を読んで対策していた。発想から論理に展開していくことを意識して問題を解いていた。また週に一度、友人とお互いに問題を出し合って一緒に対策していた。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
コンサル。
友人が入社して、コンサルに就職した先輩がおり、興味を持った。様々な業界に関われる点も魅力的だと感じた。
ーー応募までの過ごし方や意識した準備は?
WEBテスト。
とても苦手だった。解けなかった問題をなん度も解き直していた。
ーー応募までに困っていたことは?
ESや自己分析の正解がわからなかった。
夏インターンシップに向けてガクチカを書いてみたものの、本当に書類選考を突破できるのか不安に感じていた。また、この時期留学中だったため、情報収集手段が限られており、大変だった。朝5時くらいに対策講座を受講することもしばしばあり、就活に嫌気がさしていた。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
就活を始めたことへの安堵。
学部2年生の3月ごろまで、就活を始めていないことに焦燥感を抱いていた。スタートを切った後は、就活の全体像を把握することができ、「なんとかなりそう」と感じた。
ーー応募までに「やっておいてよかった」は?
就活で頼れる人を見つける。
メンターさんや友人などに就活の相談をしていた。留学中だったので、かなり情報収集に役立った。
ーー応募までに「やっておけばよかった」は?
WEBテスト対策をもっとしておけばよかった。
早い時期に対策本を一周して、どの分野が苦手なのか掴んでおくことが大事だと思う。本命企業と同じWEBテストを使っている会社を調べておいて、練習がてら受検してみるのもありだと思う。
02:夏インターンシップ期
ーーいつから夏インターンに応募したか?
学部3年生の4月〜9月。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
コンサル、金融、メーカー、通信、ベンチャー企業。
特にやりたいことも決まっていなかったので、幅広く業界を見ておこうと考えた。外資就活の締切一覧表を見て、受ける企業を選んでいた。
ーー何社に応募したか?
60社程度(ベンチャー企業15社、金融15社、その他各業界)応募。
15社程度通過、10社(金融6〜7社、メーカー、通信)参加。
選考に慣れておきたかったので、なるべく多くの企業に応募した。特にベンチャー企業を早めに受けて、GD(グループディスカッション)の練習にあてていた。
ーー夏インターンで体験/知れたことは?
様々な企業のインターンシップに参加した結果、幅広い業界に関われる仕事に就きたいと思った。
色々なことに興味がある性格なので、専門職のような仕事よりもジョブローテーションがある業界がより魅力的に感じた。インターンシップでは、社員さんの雰囲気や実際の業務内容などを把握することができた。企業研究にもつながったと思う。
ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
夏インターンシップで考えたことをドキュメントにまとめて整理していた。具体的には、会社の雰囲気や特色、競合他社との比較など。本選考の際に各企業ごとの明確な志望理由を伝えられるように心がけていた。
ーー当時困っていたことは?
自己分析。
夏インターンシップに参加する中で、「面白いな」と感じる仕事が多すぎて、自分自身の適職がよくわからなかった。信頼できる先輩に相談して、自分が過去にどんなことに興味があったのかを探った。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
インターンシップが楽しい。
様々な会社のインターンシップに参加する中で、各会社ごとの特色が色濃く反映されており面白かった。同じ業界内でも取扱う商材が異なるため、一回一回のインターンシップで多くの学びを得ることができた。また、インターンシップも選考の一部だと聞いていたので、積極的に議論を進めたり、アイディアを出したりして、本選考に繋がるよう意識していた。
ーーこの期間の内定は?
コンサル1社。
8月ごろ1社内定をいただいた。魅力的な企業だったので就職することも考えたが、視野を狭めず最後まで走り切ろうと思った。本選考の時期は、この企業を軸に応募する企業を決めていたので、本当に就職したい企業に時間を割くことができた。
ーーこの期間に「やっておいてよかった」は?
インターンシップ選考前に、ベンチャー企業をたくさん受けたこと。
面接対策になった。実践を何度も積めたことで、本番であまり緊張せず受けることができた。どんな質問が面接で聞かれやすいか累計化して、質問分析なども行っていた。
ーーこの期間に「やっておけばよかった」は?
WEBテスト対策に時間をかける。
コンサルのインターンシップはWEBテストで落ちてしまった企業もあったので悔しかった。せめてケース面接まで辿り着けていれば、他の企業の対策練習に繋がったと思うと悔やまれる思いだ。
03:秋冬インターンシップ期
ーーいつから秋冬インターンに応募したか?
学部3年生の10月〜12月。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
金融、商社。
夏インターンシップを通じて、金融業界が一番自身に合っているなと感じた。また、商社は秋冬インターンシップがメインの企業も多かったので、力を入れて応募してみようと考えた。
ーー何社に応募したか?
2社(金融1社、商社1社)応募。
2社通過、参加。
本当はもう少し応募したかったが、集中力が続かず少し就活から離れてしまっていた。なので、一番興味がある企業だけに応募した。
ーー秋冬インターンで体験/知れたことは?
夏と秋冬にインターンシップ参加した企業は全て面白い会社だと感じていたので、本選考でも挑戦しようと思った。また、元々「色々な会社に関わることができる」という理由から金融・商社を志望していたが、特に国内外どちらも関わることができる点で会社選びをしようと思った。
ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
OB/OG訪問。
夏インターンシップ経由で案内がきたので、早期選考に繋がるようしっかり力を入れて参加した。質問リストを作ってキャリアパスや業務内容などを伺った。たくさんOB/OG訪問を重ねていく中で、その会社が求めているスキルや人柄などがだんだん見えてきた。本選考の面接の際には、OB/OG訪問で得られた情報と自身の強みを絡めて話したことで、とても評価された。
ーー当時困っていたことは?
OB/OG訪問をどうやってやるのかよくわからない。
そもそもOB/OG訪問を始めたのが10月後半くらいだった。そのため最初は何をどこから始めるのか全くわからず、OB/OGにアポイントメントの連絡をすることも恐怖に感じていた。特にどんなメールを書けばいいのか、実際に行って何を聞くのか、かなりハードルが高かった。しかし、ビズリーチ・キャンパスの質問例をまとめた記事などを参考にして、実際に連絡をしてみたところ、意外とスムーズにできたのでよかった。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
就活をあまりしたくない。
9月に夏インターンシップ経由の早期選考に落ちてしまい、ショックでやる気が起きなくなってしまった。就活をせずに遊んでしまっていたこともあり、もう少しインターンシップに応募しておけばよかったと思う。
ーーこの期間の内定は?
コンサル1社。
ーーこの期間に「やっておいてよかった」は?
OB/OG訪問。
会社説明会にあまり参加しなかった分、OB/OG訪問を通じて企業比較できたことがよかった。その会社でやりたいプロジェクトの具体的なイメージがついたことで、志望動機に厚みが出たと思う。
ーーこの期間に「やっておけばよかった」は?
インターンシップにもっと参加しておけばよかった。本選考の際に、選択肢がたくさんある方が心の余裕にも繋がると思うから。
04:本選考期(秋冬IS以降)
ーーいつから本選考に応募したか?
学部3年生の1月〜学部4年生の3月。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
金融、商社。
両業界ともにインターンシップを経て、とても自身に合った仕事だなと感じた。
ーー何社に応募したか?
5社(金融2社、商社3社)応募。
全社通過。
応募した企業全て早期選考だったので、もし全社落ちてしまった場合、6月の本選考時期にもう一度挑戦しようと考えていた。そのため、受かったら就職したい企業に絞って少なめに応募した。
ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
OB/OG訪問。
志望理由やガクチカを見てもらったりしながらESを推敲して頂いた。また、どんな人物が会社で求められているのか聞いて面接時の参考にしいていた。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
やる気に満ち溢れていた。
書類選考が全社通過し、面接対策もかなり仕上がっていたので、内定獲得に自信があった。
ーーこの期間に「やっておいてよかった」は?
面接練習。
OB/OG訪問で聞いた内容や、過去の面接体験談などを読み込んで、本番で緊張しないよう練り上げていた。
05:意思決定期
ーー意思決定の時期は?
学部3年生の3月。
ーー最終的に何社から内定を得たか?
3社(コンサル、金融、商社)。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
就活をやり切ったと感じた。
就職したかった2社から内定獲得できたため。
ーー最後は「どこ」と「どこ」で迷ったか?
商社と金融。
就活当初から「いろんな会社と関われる」企業に就職したいとの思いが強く、2社ともに大きなプロジェクトに参加して社会を巻き込んで仕事できる企業だった。社員の方も尊敬できる方ばかりで非常に悩ましかった。
ーー最後の「決め手」は(どうやって決めた)?
社員の方と自身の考え方が合うかどうか。
これまでの人生、周囲にボジティブな人がいると良いモチベーションに繋がることが多かった。なので、より自身と同じような考え方や価値観を共有できる会社に就職しようと思い、金融を内定承諾した。直感を信じたところもある。
ーー意思決定で困ったこと/悩んだことは?
最後まで、どちらに行こうかかなり悩んだ。
自分自身の過去を振り返って、何が大切だったか考えた時に、「人」がキーワードだった。なので、より自分の人間性と近しい方が働いている企業に就職しようと思った。
ーー就活全体を振り返ると(またはアドバイス)?
OB/OG訪問で聞いた社員さんのエピソードや業務内容から、企業が求める人物像などを探ることが大事だと思った。また、インターンシップや本選考は幅広く多めに応募しておくべき。「自分が大手有名企業に行けるわけがない」と思わずに、挑戦してみることで、新しいキャリアが描ける可能性があると思う。
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