<プロフィール>
Aさん/男性
北海道大学/院卒
工学院
ガクチカ:アルバイト, サークル幹部
就活開始:学部4年生の2月
初内定 :修士1年生の11月
OB/OG訪問:10人
内定取得先:総合コンサル、SIer、 インフラ
入社予定先:エネルギー
#大学#大学生#就活#大学院生#院生#理系#修士#コンサル#インフラ
01:就活スタート(準備)期
ーーいつから就活を開始したか?
学部4年生の2月後半から。
コンサルに内定した研究室の先輩がおり、漠然と自分もコンサル業界に憧れを抱いた。また、高給なイメージがあったのでその点も魅力に感じていた。
ーー何からスタート・準備したか?
①ESテンプレートの作成
どこの企業を受けるにしても必要な自己PRやガクチカ、長所短所などの部分をあらかじめまとめておき、ES作成に出精した。
②GD(グループディスカッション)練習
Goodfindを通じて、GD練習会に参加した。始めて参加した練習会ではボロボロだったため、週2回程度参加して、毎回学びのFB(フィードバック)を受けていた。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
コンサル、インフラ。
コンサルの業務内容と給与面に惹かれた。また、社会人の方が書いた就活noteをXで見つけ、そのノートの待遇ランキング欄を参照に興味ある企業を絞っていた。インフラに興味を持ったきっかけは、その待遇ランキングで上位に入っていたから。
ーー応募までの過ごし方や意識した準備は?
①ES作成
エンカレッジに入り、メンターさんや研究室の先輩方に、書いたESを添削してもらっていた。見て頂いていた先輩の1人が、自身と全く同じガクチカの内容だったため、かなり参考になった。
②とにかくGD練習
Goodfindを通じて、週に2、3回練習会に参加した。また、ベンチャー企業の選考をたくさん受け、実践知として積むことを意識していた。
ーー応募までに困っていたことは?
面接練習をほとんどしていなかったので、この時期から始めておけば良かった。また就活の全体観が未だ掴めていなかったので、いまいち何をこの後したらいいのかわからずにいた。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
夏インターンシップに参加できるかどうか不安。
GoodfindのGD練習会で、成績優秀者に選ばれ、東京で開催された成績優秀者同士のGD練習会に参加したが、あまりにも周囲のレベルが高すぎて、かなり圧倒された。東京で就活を進める学生との情報格差に少しショックを受けた。
ーー応募までに「やっておいてよかった」は?
ESのテンプレートをあらかじめ作成していたことで、夏インターンシップの応募の際に、使い回すことができてかなり楽だった。ガクチカは、300字〜600字と文字数ごとに作っておいたことで、企業ごとに志望理由をちょっと変えるだけで済んだ。
ーー応募までに「やっておけばよかった」は?
面接練習。
面接が大事なことは知ってはいたものの、研究が忙しく、対策することから逃げていた。コンサルを受けるつもりだったので、ケース面接だけ何度か先輩と練習した。話すことが苦手な人は早めから対策しておくべき。想定質問集などを作って満足するのではなく、面接官と会話のキャッチボールができるよう意識して、練習をすべきだと思う。
02:夏インターンシップ期
ーーいつから夏インターンに応募したか?
修士1年生の4月〜9月。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
コンサル、インフラ。
社会人の方が書いた就活noteをXで見つけ、そのノートの待遇ランキング欄を参照に興味ある企業を絞っていた。パワフルに働くことが求められる業界は自分に合わないと思っていたので、自分自身がちゃんと働けそうなワークライフバランスがしっかりしている業界に絞っていた。
ーー何社に応募したか?
50社(ベンチャー企業15社程度、コンサル10社、その他業界)応募。
8社程度通過、6社程度参加(ベンチャー企業2社、コンサルのBIG4が2社、日系大手コンサルが2社)。
たくさん面接の実践知を積みたいと考えていたので、とにかく多くの企業に応募した。研究との兼ね合いもあったが、経験を積んでワークの出来具合をあげるために頑張った。この時期はXをメインに就活情報を集めていた。ただ、情報に誤りがあったりするので、自分自身でもう一度ちゃんと企業HPなどで調べ直す必要がある。
ーー夏インターンで体験/知れたことは?
たくさんの企業の夏インターンシップを受けたことで企業比較が劇的に加速した。社員さんの雰囲気や残業の有無、業務内容などを比較する中で、自分に合う業界・企業を精査していた。
ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
とにかくGDと面接の練習回数を増やした。
ESで落ちることはほとんどなかったので、局所的に対策した。Goodfindの練習会に計10回ほど参加した。またたくさんのベンチャー企業の選考を受けることで、実践知を積むことができた。ただ、やはり夏インターンシップで50社も応募したので、ガクチカなどのどこでも聞かれる内容に関してはスラスラ言えるようになっていたものの、それぞれの企業の志望理由などは希薄になっていた。
ーー当時困っていたことは?
本当の自分自身を面接でアピールすることがあまりできていなかった。面接ではあらかじめ決めた返答をしており、社風に合わせた返答ができていなかったと思う。また、志望理由などもインターネットで調べたらすぐ出てくるような希薄な内容に終始してしまっていた。もっと企業分析を重ねて対策しておけば良かったと思う。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
志望度がそれなりに高い企業に夏インターンシップで参加することができ嬉しかった。ただ、50社に応募したことで各企業ごとの企業分析が希薄になってしまい、特に第一志望群の選考に落ちた時はかなりショックだった。
ーーこの期間に「やっておいてよかった」は?
時間が許す限り、面接・GD対策を重ね、夏インターンシップにたくさん応募し参加すること。とても貴重な経験だったと思う。インターンシップに参加することは就活生しかできない経験なので、存分にその特権を利用すべき。優秀な同期といっぱい繋がれるのでかなり刺激になった。
ーーこの期間に「やっておけばよかった」は?
GDで落ちた時に、もっと振り返りをしていれば良かったと思う。「一社一社の対策に時間をかけることができてないしいっか」と諦めてしまっていた。
03:秋冬インターンシップ期
ーーいつから秋冬インターンに応募したか?
修士1年生の9月〜1月。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
インフラ、コンサル、SIer、金融。
夏にインターンシップを受けて、もう少し企業研究を重ねたかったため。SIerに関してはITコンサルを中心に受けた。金融は、Xで見かけた待遇ランキングで上位に入っていたため、興味本位で志望していた。
ーー何社に応募したか?
10社程度(インフラ2社、コンサル4社くらい(日系含む)、人材コンサル1社、金融1社)応募。
5、6社通過・参加(コンサル2社、インフラ1社、金融1社程度)。
夏インターンシップで出し忘れていた企業に応募した。
ーー秋冬インターンで体験/知れたことは?
金融は自分に合わないなと感じた。金融の秋冬インターンシップに参加した学生が文系の学部3年生ばかりで、理系の修士生はおらず、あまり馴染めなかった。また、議論が終始平和的に進むのも苦手で、活発に意見が飛び交う会社の方が自分にあっているなと感じた。
ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
夏はインターンシップに注力しすぎてしまい、研究がおざなりになっていたので、研究成果を出すことに努めた。なので、受かったら就職しようと思った企業に絞って、インターンシップに参加していた。面接で「なぜ?」と5回突っ込まれても自信を持って返答できるように企業分析を行ったり、ガクチカの精度を先輩からFB(フィードバック)をもらって高めたりしていた。
ーー当時困っていたことは?
漠然とした不安を抱えていた。
研究室の先輩からインターンシップには受かるけど、本選考には受からない人が一定数いるという話を聞き、自分がそうなりそうだとビクビクしていた。インターンシップの面接時間では露呈しない、志望理由の内容の薄さだったため、本選考の時にはバレてしまいそうだと感じていた。
ーーこの期間の内定は?
コンサル1社。
志望度は低かった。というのもあまり業務内容を理解していない内定者がいた。大量採用であり、色々な人がいるのは当然だがモチベーションに差があることに不安を抱いた。
ーーこの期間に「やっておいてよかった」は?
夏インターンシップで落ちてしまった企業でも、秋冬インターンシップは比較的受かりやすいので、諦めずにもう一度応募してみることが大切。面接練習にもなるし、志望理由をはっきりさせるためにも、諦めずに応募することに越したことはないと思う。特にこの時期は、秋冬インターンシップに受かるためにOpenworkでの社員の方の声を熟読したり、ワンキャリアで合格の秘訣を調べたりして、企業分析をしっかり行っていた。
ーーこの期間に「やっておけばよかった」は?
ほとんどコンサル、インフラしか受けなかったので、選り好みせずにもっと多くの業界を見ておくべきだった。
04:本選考期(秋冬IS以降)
ーーいつから本選考に応募したか?
修士1年生の10月〜3月くらい。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
インフラ、コンサル、SIer、クレジットカード業界。
秋冬インターンシップに参加したことで、これらの業界が自分に向いていると思った。
ーー何社に応募したか?
6社(インフラ2社、コンサル3社、クレジットカード業界1社)応募。
全社通過・参加。
4/6社はインターンシップ経由で本選考に進んだ。秋冬の時期ですでに行きたい企業を絞っていたので、本選考の時期はかなりスムーズに会社選びすることができた。
ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
①OB/OG訪問
ビズリーチ・キャンパスや会社独自で設けられた機会を通じて行った。面接での逆質問の際に効果的な質問が言えるよう、Openworkでネガティブな情報を意図的に収集し、「これって実際どうなんですか?」という具合で聞いていた。志望理由なども確認してもらっていたと思う。逆質問は実際に面接で褒められることも多かった。また、面接でキャリアプランについて聞かれた際には、OB/OG訪問で社員の方が仰っていた内容をそのまま話していた。
②面接練習
どんな質問が来ても反射的に返せるよう、先輩に協力してもらって対策を重ねていた。全社1回ずつは必ず対策した。
ーー当時困っていたことは?
OB/OG訪問ができない企業の対策。
企業HPを熟読したり、Openworkで情報を集めることに傾注した。面接の際、企業の志望度についてかなり深掘りされると聞いていたので、志望度の言語化ができるように努めた。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
どこの企業に受かっても、就職したいという会社に絞っていたので、「どこかに引っ掛かればいいな」という心持ちでいた。内定を既に持っていたので、比較的楽観思考だったと思う。
ーーこの期間に「やっておいてよかった」は?
OB/OG訪問。
面接の際は、OB/OG訪問で集めた情報がかなり役に立った。志望理由やガクチカを精査してもらうことと、前回のOB/OG訪問で集めた情報を踏まえた疑問点を解決することを何度も繰り返し行った。
05:意思決定期
ーー意思決定の時期は?
修士1年生の3月。
ーー最終的に何社から内定を得たか?
3社(コンサル2社、インフラ1社)。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
安心。
本選考に応募した企業から2〜3社内定をもらえればいいなと思っていたので、達成することができ一安心した。
ーー最後は「どこ」と「どこ」で迷ったか?
ワークライフバランスの塩梅で悩んだ。
インフラ企業の方は、ホワイト企業だが給与面は心配、コンサルは給与面は期待できるけどハードワークを求められたため、ライフプランを考えたときに、インフラ企業に決めた。転職など考えていなかったので、自分のペースで働ける会社が望ましかった。
ーー最後の「決め手」は(どうやって決めた)?
ワークライフバランス。
悩んだものの、インフラ業界に即決できた。
ーー就活全体を振り返ると(またはアドバイス)?
面接練習を早期から取り組むべき。
自分自身は、ES選考で落とされることがほとんどなかったので、面接の成功が内定獲得への鍵となった。とりあえず早く就活に取り掛かることが大事。就活は情報戦だと思うので、意識の高い人たちと揉まれて練習することで、就活を優位に進めることができると感じた。また、ガクチカや長所短所などの自分自身のパーソナルな部分に関しては早めにフォーマットを作成しておくことも、後々就活を楽に進められる手立てだと思う。
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