<プロフィール>
Tさん/男性
北海道大学/院卒
理系
ガクチカ:学業/ゼミ/研究, アルバイト, サークル, サークル幹部, 部活動, 部長・副部長, 大学での活動/プロジェクト, 趣味、習い事
就活開始:修士1年生の6月
初内定 :修士1年生の2月
OB/OG訪問:3人
内定取得先: 専門商社, 化学・石油・素材, 人材
入社予定先: メーカー(化学・石油・素材)
#理系院生 #メーカー
01:就活スタート(準備)期
ーーいつから就活を開始したか?
修士1年生の6月。
就活モードになっている友人が多かったから。研究室のもう1人の同期やサークルの同期が就活に対して熱心に取り組んでいた。
ーー何からスタート・準備したか?
ESでよく聞かれそうなことをワードにまとめること。
1個上の研究室の先輩に聞いて、「まずESを固めた方がいいよ」とアドバイスをもらったから。あとで使いまわせるESを用意した。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
メーカー(食品、化学、製薬)や商社、不動産など幅広く。
バイオ系の研究スキルを活かせる仕事ができるのが、食品や化学、製薬メーカーといった業界であるかつ、やりたいことが定まっていなかったので幅広く業界を見たかったから。エンカレッジのスカウト機能も活用していた。
ーー応募までの過ごし方や意識した準備は?
特になし。
周りの友人ほど本腰を入れておらず、何をして良いかわからなかった。就活が少し他人事だった。
ーー応募までに困っていたことは?
自分が何をしたいのかがわからない。
業界を絞れなかった。自分が何に向いているのかわからなかった。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
漠然と「ちゃんと就職できるのだろうか」という不安はずっと抱えていた。本選考直前までこの不安は付きまとっていた。
ーー応募までに「やっておいてよかった」は?
ES対策は早いうちからやっていてよかったと思う。夏インターンシップはESでは苦労しなかった。
ーー応募までに「やっておけばよかった」は?
もっと企業研究をして、応募数を増やすこと。
そしてWEBテスト対策と面接対策にもっと注力すること。研究や趣味のマラソン・陸上を優先したこともあり、そもそもの夏インターンシップへの応募数が少なかったから。当時は就活そっちのけで陸上とマラソンで記録を出すことしか考えていなかった。
02:夏インターンシップ期
ーーいつから夏インターンに応募したか?
修士1年生の6月~9月。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
以前と同じく、メーカー(食品、化学、製薬)や商社、不動産など幅広く見ていた。
ーー何社に応募したか?
12社程度。2、3社通過することができた。
ーー夏インターンで体験/知れたことは?
自分には合わない業界、職種を知ることができた。不動産や営業は自分には合わないと思った。
実際にインターシップやワークショップに参加して雰囲気が苦手だと感じた企業があった。
ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
就活に対してまだそんなに意識高くは注力してはいなかった。
研究や趣味を優先していたから。春よりも趣味のマラソンに時間を割いていた。研究も学会があり多忙だった。
ーー当時困っていたことは?
相変わらず、自分が何をしたいかがわからない。
研究をする上で就活が邪魔だと思っていたこと。もっと走って、もっとちゃんと研究をしたかった。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
夏インターンシップの募集にかなり落とされて落ち込んでいた。参加したインターンシップもすべてオンライン開催だった。
ーーこの期間に「やっておいてよかった」は?
ESのブラッシュアップ。欠かさず行っていた。
ーーこの期間に「やっておけばよかった」は?
インターンシップ応募前と同様。
もっと企業研究をして、応募数を増やすこと、そしてWEBテスト対策と面接対策にもっと注力すること。
研究や趣味のマラソン・陸上を優先したこともあり、そもそもの夏インターンシップへの応募数が少なかった。
03:秋冬インターンシップ期
ーーいつから秋冬インターンに応募したか?
修士1年生の10月~2月。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
メーカー(食品、化学、製薬)、スポーツ用品メーカー。
やっぱり生物系の研究をしている企業に行きたいと思った。某スポーツ用品メーカーは趣味のマラソンを通して好きになったメーカーなので応募してみようと思った。
ーー何社に応募したか?
15社程度。
ーー秋冬インターンで体験/知れたことは?
入社予定先でのインターンシップが特に印象に残り、「ここに入りたい」と思うようになった。
職場の雰囲気が良かったのと、インターンシップの同期や社員さんが皆優秀な人たちばかりで「こんな環境で働けたらな」と思ったから。
ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
秋ごろから就活に本腰が入り始めた。
だんだん本選考の時期が迫っているという危機感が募り始めた。5か月後には本選考の時期になっていることに気づき焦った。研究室の同期が自分以上に就活をしていて負けたくないと思っていた。
ーー当時困っていたことは?
WEBテストに苦手意識があった。
問題を効率よく処理するのがあまり得意ではなく、対策が不十分だった。とにかく数をこなして対応した。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
行きたい企業に行けるか、そもそも内定をもらえるのかという不安は常につきまとっていた。
秋冬の時期からこの不安が強くなっていた。
ーーこの期間に「やっておいてよかった」は?
WEBテストに慣れること。
場数を踏むことで出題形式や雰囲気に慣れることができるから。
ーーこの期間に「やっておけばよかった」は?
面接練習。
夏インターンシップの時点でほぼ面接を経験せずに冬インターンシップの応募に臨んでしまった結果、面接の出来が芳しくなかった。人と話すことは苦じゃないので何とかなるだろうと勝手に思っていた。友人たちを見習って自分もきちんと面接練習をやっておけばよかった。
04:本選考期(秋冬IS以降)
ーーいつから本選考に応募したか?
修士1年生の1月~3月。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
メーカー(食品、化学、製薬)、専門商社(理化学機器)。
専門性を活かせる仕事がしたかったから。
ーー何社に応募したか?
30社程度。
内定をもらえる自信がなかったので、ひとまず出せるだけ出した。不安と危機感から多めに。食品メーカーが多かった。
ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
スキマ時間を見つけてESを書いたり、WEBテスト対策をした。
電車で立ちながらパソコンを開いてESを書いたり、飛行機に乗っている間に就活対策をしたりしていた。IRを読み込んで面接での差別化を図っていた。
ーー当時困っていたことは?
研究と就活の両立が苦しかった。
教授が研究を優先してほしそうだった。他の院生は教授の意向でインターンシップに参加することすらできない子もいたのでまだましだった。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
この時期が精神的に一番きつかった。
内定が1つも出なかったらどうしようという思いがあった。直前になればなるほど不安が募っていった。
ーーこの期間に「やっておいてよかった」は?
企業研究の方法の1つとして、IR資料を読み込むこと。
一番手っ取り早い方法だと思っている。説得力を持たせて面接でも話すことができる。
ーーこの期間に「やっておけばよかった」は?
30社出したが、自分的には少し多かったような気もする。パンクしかけてしまっていた。
05:意思決定期
ーー意思決定の時期は?
修士2年生の4月。
ーー最終的に何社から内定を得たか?
3社。化学メーカー、専門商社、人材系。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
ひとまず就活が無事に終わってホッとしていた。第1志望の企業から内定をもらえたから。
ーー最後は「どこ」と「どこ」で迷ったか?
化学メーカーと専門商社で悩んだ。
大手化学メーカーは元から志望度が高かったが、専門商社も選考が進むにつれて志望度が高くなったから。
ーー最後の「決め手」は(どうやって決めた)?
自分がやりたいことを再考して決めた。自分がやりたいことはやっぱり研究だと思った。
ーー意思決定で困ったこと/悩んだことは?
専門商社に入社するならば職種としては商品開発になる。選考が進むにつれて専門商社に魅力を感じるようになっていき、自分が本当にやりたいことが何なのか迷うようになった。
ーー就活全体を振り返ると(またはアドバイス)?
以下の3つ。
①理系院生であれば、技術職に就こうとすると必ずと言っていいほど自分の研究を発表する機会がある。その1番の対策になるのは、普段から研究を真面目にやること。自分の研究に対する理解を深め、専門外の人にもわかりやすく伝えられる練習を心がけるのが重要。
②面接対策はちゃんとやった方が良い。早いうちから友達を捕まえて面接のロールプレイングを行うべき。
③本選考でエントリーしすぎない方が良い。自分が本当にやりたいことができる会社を見極めた方が良い。
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