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就活生が語る

【東京大学_工学系_就職活動体験記】飾らず真摯な就活を!まちづくりに熱い思いを持つデベロッパー内定者の体験記

5つの時期ごとの過ごし方がわかる「時期別×体験記」。街に関わることを軸に学部時代からの夢を追いかけたTさんは、等身大の姿で正直に思いを伝えることで、複数のデベロッパー、メーカーに内定した。入社後も見据えたTさんの意思決定にも注目。

目次

<プロフィール>
Tさん/男性
東京大学/院卒
工学系
ガクチカ:学業/ゼミ/研究, アルバイト, 体育会

就活開始:修士1年生(7月)
初内定 :修士1年生(1月〜3月)
OB/OG訪問:15人

内定取得先:総合コンサル, デベロッパー, 家電・AV機器
入社予定先:不動産・建設(デベロッパー)

#地域活性化 #まちづくり #デベロッパー




01:就活スタート(準備)期

ーーいつから就活を開始したか?
修士1年生の6月ころから。

学部の頃にもまちづくりに携わることを軸に学部4年生の冬インターンシップ頃から就活をしていた。
専攻を変えるつもりだったため院進できるか不安があり、良いところに受かったら入社もありだと思っていた。

この頃に通過するESを作れていたので、修士の就活でも使い回すことができた。WEBテストの傾向もわかっていた。

鉄道の内定が出たが、まちづくりの部署に確実に行けるわけではなかったこともあり、大学院でもう少し勉強してから、本当にまちづくりに関われる企業に行こうと思った。

修士の就活は夏インターンシップの応募くらいから開始しようと思っていた。


ーー何からスタート・準備したか?
①各企業のマイページ作成。
研究室の先輩や同期との会話に出てきて興味を持った。学部の頃には受けていなかった企業にも登録した。

②情報収集。
学部の頃はデベロッパーの業界研究しかしていなかったので、まずは他の業界の情報を集めるべきと考えた。


ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
デベロッパー、鉄道、少しだけ商社。
まちづくりに携わりたいという気持ちが学部時代からあったため上記の業界を志望。特にエリアマネジメントに興味があった。
また、商社に行く知り合いが多かったのでなんとなく見ていた。



ーー応募までに困っていたことは?
ESの締め切り。
6月上旬に就活を始めた時には、インターンシップのES締切が過ぎているデベロッパーがあった。
また、有名な企業しか企業研究をあまり進められていなかったことに気が付いた。
まだ就活モードになりきれていなかったと思う。


ーーこの期間はどんな心境だったか?
あまりやる気がなかった。


ーー応募までに「やっておいてよかった」は?
特に無し。
強いて言えば、ESの原型は作っておくと非常に楽。


ーー応募までに「やっておけばよかった」は?
5月くらいから締切情報はしっかりとチェックした方が良い。




02:夏インターンシップ期

ーーいつから夏インターンに応募したか?
修士1年生の7月から応募し、9月まで参加していた。


ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
デベロッパー、鉄道。
結局、この2業界以外の企業研究は進まず、「企業研究を進める気が起きない=あまり行く気がない」ということだと自分で理解したため。


ーー何社に応募したか?
12社くらい。
デベロッパーと鉄道+友人から聞いた企業+スカウトの来た企業に応募。
スカウトはビズリーチ・キャンパスやアカリク(院生向け就活サイト)、LabBase経由。

航空会社などのインフラ系は地方活性化の部門に興味を持ち、応募した。
また、商社や金融も記憶がないレベルだが一応出していた。

ESは学部時代のものを使い回し、面接もある程度経験があったので、改めてしっかりと対策はしていなかった。ただ企業サイトは読み込んだ。

8社に通過し、日程被りがあったため7社のインターンシップに参加。
手応えはあったが、1dayのものが多かったので、複数daysにもう少し参加したかった。
落とされたところは、企業研究が足らず面接で話せなかったからだと思う。


ーー夏インターンで体験/知れたことは?
〈デベロッパー・鉄道〉
ビジネス的な学びもあったが、就活生と仲良くなれたことが良かった。

〈航空会社など〉
やりたい領域が事業の主軸ではなかったので、なんとなく興味を失ってしまった。


ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
特別な対策はしていなかった。


ーーこの期間はどんな心境だったか?
研究室の同期と比べ、インターンシップの日程が少ないのはやや不安だった。




ーーこの期間に「やっておけばよかった」は?
他の業界を見ること。

スカウトなどをもっと活用して他の業界の話を聞いておいた方が良かったと思う。"興味がない"ということをインターンシップなどに参加した上でしっかりと確認できた方が最終的な選択に納得感を持てたと思う。

また、内定があればかなり楽なんだろうなと感じていた。




03:秋冬インターンシップ期

ーーいつから秋冬インターンに応募したか?
修士1年生の10月から応募し、1月まで参加していた。


ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
デベロッパー。
秋までは鉄道も受けていたが、鉄道のまちづくり部門はデベロッパーよりも採用枠が少ないので難易度が高く、またデベロッパーの選考で良い手応えがあったこともあり、鉄道は見るのをやめた。


ーー何社に応募したか?
11社。
この頃から企業を絞り始め、ここまでで手応えがあったところと、さらに見ておきたいところに絞った。手応えがあった企業と志望度が同じ以下の企業は受けるのをやめた。

夏インターンシップからの囲い込みがあると感じたので、逆に冬から新たに接点を持つのは厳しいと考えていた。

参加はデベロッパーとメーカーの2社。
メーカーのスマートシティに関する分野に興味があった。


ーー秋冬インターンで体験/知れたことは?
〈デベロッパー〉
現場配属型で用地取得を学んだ。実際の業務に少しでも触れることが出来る非常に貴重な機会だった。

〈メーカー〉
事務系全体のインターンシップだったが、たまたま興味と近いワークだった。暮らしや生活を支える仕事に魅力を感じた。


ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
インターンシップで手応えがあった2社を中心に、ある程度企業を絞り始めた。


ーー当時困っていたことは?
デベロッパーと併願する業界をどうするか。
デベロッパーは採用枠が少ないので、ある程度内定を得やすい併願先をどうしようか考えていた。
研究室の同期がコンサルなどで内定を取り始めていたので少し焦りがあった。

インターンシップ経由でデベロッパーの社員と面談する機会があり、この相談をしてみた。すると、街や建物に関係する内装やイベントなどの企業を受けていたという経験談を聞けた。それで、自分はコンサルやメーカーを受けてみようと思った。


ーーこの期間はどんな心境だったか?
冬インターンシップに落ちた企業も多かったこと、併願先を考えられていないことで不安があった。


ーーこの期間の内定は?
コンサルに2月に内定。
就活サービス主催の説明会で興味を持ち、選考過程で志望度が上がっていった。デベロッパーがダメだったら喜んで行こうかなと思っていた。

コンサルはその1社だけ選考に参加していた。コンサルの社員には「街に関わることをコンサルの立場でやりたい」と正直にデベロッパーを受けていることも話していた。


ーーこの期間に「やっておいてよかった」は?
人事とかなり正直に話すようにしていたこと。
人事も真摯に悩みに答えてくれた。


ーーこの期間に「やっておけばよかった」は?
色々な業界を見てインターンシップに行くこと。

メーカーの良さにインターンシップを通じて気づいたので、やり直すなら他のメーカーも見てみるかも。
また、お金のことを勉強する意味で、金融を受けても良かったと思う。




04:本選考期(秋冬IS以降)

ーーいつから本選考に応募したか?
修士1年生の12月〜修士2年生の4月。


ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
デベロッパー、メーカー。


ーー何社に応募したか?
4社(デベロッパー3社とメーカー1社)。

デベロッパーの中でも志望度の高かった2社は、3月から早期選考に進んでいたので、今まであまり縁のなかった他社はもう良いかなと見るのをやめた。加えて大手だけは受けようかなと考えていた。


ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
①面接で聞かれることを調べる
人物についてだけではなく、漠然とした事業への考えも聞かれたが、答え自体よりどう答えるかや論理の組み立てを見られていると思った。

②自分のイメージと実際の仕事内容に乖離はないか確認する
インターンシップ経由やビズリーチ・キャンパス経由で各社2、3人ずつOB/OG訪問をした。その社員さんが選考で聞かれたことや各部署の業務内容について聞いていた。
今後どういう仕事をしたいかという質問は多くされたので、どんなキャリアを描くか漠然と考えていた。



ーーこの期間はどんな心境だったか?
コンサルの内定が出てからはある程度気持ちが楽になった。


ーーこの期間に「やっておいてよかった」は?
悩みを真摯に話すこと。
社員さんと面談の機会を作ってくれたり、内定承諾の期限を延ばしてくれたりした。





05:意思決定期

ーー意思決定の時期は?
修士2年生の4月〜5月。


ーー最終的に何社から内定を得たか?
4社(コンサル1社、メーカー1社、デベロッパー2社)。


ーーこの期間はどんな心境だったか?
どこに行くか悩んでいた。

コンサルは良い企業だと思ったが、元々志望度がそこまで高くなかったので最初に候補から外した。また、デベロッパーの1社は受けていた就活生の雰囲気が自分と合わない感じがしたので候補から外した。


ーー最後は「どこ」と「どこ」で迷ったか?
デベロッパーとメーカー。
まちづくりに対してどのように関わるか考えた。

メーカーは自分が希望する分野の部門別採用で内定が出ていた。街への関わり方についても人々の生活を支えるビジョンを掲げている点が魅力的だった。

しかし、デベロッパーの方が街に対する影響力は大きいと思った。そこで自分が描くまちづくりを実現出来たら強いと思った。


ーー最後の「決め手」は(どうやって決めた)?
あえてビジョンに共感したメーカーではなくデベロッパーに飛び込むことにした。
理由は2つ。

①メーカーは自分が入社しなくても今後も進化していくと感じたから。

②転職も増えている時代だが、そもそも1社に居続けたいと思えることがベストという意見も聞き、それならデベロッパーの方が楽しそうだと思った。



ーー就活全体を振り返ると(またはアドバイス)?
他の業界をもっと見て、「見ておけば良かった」みたいなモヤモヤを極力なくすべきだった。

就活を振り返ると、自分の実力に見合うところに、最低限の努力で行けたのではないかと考えている。自分の実力以上の企業に行っても入社後に苦労すると思ったので、自分を求めてくれるところに行く方が良いと思った。





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