<プロフィール>
Aさん/女性
私立大学/学卒
薬学部
ガクチカ:ゼミ、アルバイト、部活動
就活開始:学部5年生の6月
初内定 :学部6年4月
OB/OG訪問:2人
内定取得先:SIer、通信
入社予定先:通信
#就活軸 #製薬 #IT #全国転勤
01:就活スタート(準備)期
ーーいつから就活を開始したか?
学部5年生の6月くらいから。
1つ上の先輩が就活を終え、周りの同期が就活を始めた。
ニュースでも先輩からも「就活の早期化」という話はよく耳にしていたため、そろそろ始めた方が良いと思った。
登録した方が良い就活サイトや業界地図などの知識を研究室の先輩に教えてもらった。
ーー何からスタート・準備したか?
①就活サービスに登録
研究室の先輩に勧められたマイナビ、リクナビ、ワンキャリアに登録した。
②マイページを作成
マイナビやリクナビで、メーカーに絞って検索し、社名を聞いたことがある企業のマイページを作った。
③知識をインプット
スケジュール感を知るために就活に関する本を読んでいた。また、興味のある分野だけ「業界地図」や「四季報」を読み、関連企業を知った。
大学の方で実習があったので、移動時間などを使い就活を進めていた。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
製薬MR職、IT。
・製薬…薬学部の専攻を活かせる、就職した先輩が多いため。また、ガクチカが営業のアルバイトだったこともあり、その知識を活かせる職種としてMR職を見ていた。
・IT(若干志望)…研究室の先輩がIT企業に就職した。また、成長産業なイメージがあった。
元々医療系に進みたいと考えていたが、薬学部であれば他の道も選びやすいと思い入学した。入学当初は漠然と薬剤師の道を考えていたが、新卒としての就活を経験しておくべきだと思い、薬剤師は候補から外した。将来的には薬剤師もあり。
ーー応募までの過ごし方や意識した準備は?
ESに必ず記載するガクチカ400字の作成。
先輩や就活エージェントのメンターに見てもらっていた。
一文が長くなりがちで伝わりづらい文章になっていたので、"端的・結論ファースト"を意識した。
ーー応募までに困っていたことは?
就活の方向性が定まっていなかったため、何から始めれば良いのかわからなかった。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
不安もあるが、新鮮で楽しい。
新卒の就活は人生で1度しかないから。
ーー応募までに「やっておいてよかった」は?
ESに慣れておくこと。
夏までにガクチカを固められたので、秋冬はESに割く時間を短縮できた。
ーー応募までに「やっておけばよかった」は?
自己分析。
自己分析の本を使ってみたが、自分が認識している自己とあまり乖離がなかった。正しい方法がいまいちわからなかった。
冬以降に就活の軸を大きく変えたので、この時もう少し自己分析出来ていれば、もっと多くの業界を見れたと思う。
02:夏インターンシップ期
ーーいつから夏インターンに応募したか?
学部5年生の8〜9月に応募・参加していた。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
製薬>>化学、IT。
病院実習中だったこともあり、医薬品が身近だったから。
ーー何社に応募したか?
約10社。
その内製薬は8社。また、ワークの拘束時間が短く、知名度の高いメーカー2社に応募した。
製薬は全て落ち、メーカー2社に参加した。テストセンターで受検するWEBテストが難しかった。
ーー夏インターンで体験/知れたことは?
①他の就活生の状況
他学部の就活生の考え方やその時期にやっていることを聞けた。
②グループワークでの立ち回り
コンサルや商社を志望する就活生はグループディスカッション(GD)に慣れている人が多く、驚いた。
ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
①WEBテストの勉強
青い本の言語を中心に勉強した。
②ESを添削してもらう
ES落ちが多かったため、エンカレッジのメンターや先輩に相談した。
ーー当時困っていたことは?
ES落ちが多かったこと。
ガクチカはアルバイト先の先輩が使っていたものを参考にして作っていたが、企業が求める人材に寄せられていなかった。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
そこまで就活に時間を割いていなかったため、あまり就活生という実感はなかった。
製薬のインターンシップに参加できなかったので、秋以降がんばろうと思った。
ーーこの期間に「やっておいてよかった」は?
複数人にESを添削してもらうことで、さまざまな意見を聞くことができた。
ーーこの期間に「やっておけばよかった」は?
①就活仲間をつくる
実習中だったため学部の友人と会う機会が無く、就活のことを気軽に話せる友人がいなかった。
②多くの業界を見る
この後就活の軸が変わり、製薬しか見ていなかったことを後悔した。
03:秋冬インターンシップ期
ーーいつから秋冬インターンに応募したか?
学部5年の11月〜2月に応募・参加していた。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
製薬>>化学。
ITは本選考でエントリーしようと考えていた。
ーー何社に応募したか?
20社くらい。ほぼ製薬で少し化学。
リストラなどのリスクが少なそうな日系大手が良かった。
ワンキャリアの選考記録を見ていると、秋冬のインターンシップは内定につながりそうなものが多かったので、できるだけ応募した。
10社(全て製薬)に参加した。
秋冬の方が通りやすいと噂を聞いたが、思ったより通過した。
ーー秋冬インターンで体験/知れたことは?
①グループワークでの立ち回り方の正解
ファシリじゃなくても評価される役割を見つけた。ガツガツ引っ張るより、グループの雰囲気を良くする役割が自分に合っていた。
②同期になるかもしれない人たちの雰囲気
同じ業界のインターンシップに複数参加したため、業界の共通点や各社の雰囲気の違いが見えた。
大手企業の方がガツガツしていて、中堅の企業はゆったりとした雰囲気だった。自分はガツガツした雰囲気が良かった。また、複数のインターンシップで同じ人に会うこともあり、就活仲間ができた。
ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
インターンシップや座談会に参加していた。
基本的に研究を一番優先していたが、実習が終わったので時間に余裕があった。
ーー当時困っていたことは?
困っていたことはあまりないが、強いて言えば面接をほとんどしていなかったので、不安だったかもしれない。
エンカレッジの面接・GD対策会に1、2回参加した。面接は人に見てもらった方が良いと感じた。また、他の人の話し方も参考になった。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
モチベーションは低かった。
研究が忙しいのと、インターンシップに何回か参加すると、ワークの内容が似ているのでマンネリ化してきた。
ーーこの期間に「やっておけばよかった」は?
本音で就活軸を考えること。
インターンシップの選考から本選考に切り替えるタイミングで、全国転勤が嫌になり、就活の方向性を大きく変えた。
希望していた製薬のMR職は全国転勤だった。しかし、4年で大学を卒業した友人や先輩から、全国転勤が理由で辞めてしまった人もいると聞き、考え直した。
04:本選考期(秋冬IS以降)
ーーいつから本選考に応募したか?
学部5年生の2月〜学部6年生の4月。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
IT>製薬>化学
ITの中でも採用人数が多く、先輩もいたSIerや通信を見ていた。
製薬はMR職だけ応募。
しかし、全国転勤が嫌になったのでSIerと通信をメインに応募した。
ーー何社に応募したか?
約20社。そのうち半分がIT。
インターンシップに参加した企業+若干。面接に慣れるため、とりあえず呼ばれた早期選考には参加した。
書類通過は8割くらい。
ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
①業界研究
本選考から就活の方向性を急転換したため、IT業界に関する知識をインプットしていた。
②OB/OG訪問
最終面接前に志望度が高かった2社だけ、ビズリーチ・キャンパス経由とリクルーター経由でOB/OG訪問をした。
仕事内容や働き方について話を聞いた。また、これまでの面接で聞かれた質問の意図を確認し、回答の答え合わせをしていった。
ーー当時困っていたことは?
忙しかったこと。
ES締切や面接対策に追われていたが、日中は研究があったので、早朝や夜遅くの時間を就活に使った。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
内定をもらえるか不安。
行きたい企業から内定を得られなかったら薬剤師になろうと思った。
ーーこの期間に「やっておけばよかった」は?
①もっと色んな業界を見ておけば良かったと思う。
②面接やGDに慣れていないまま本選考を迎えてしまったので、もっと早くから準備するべきだった。
05:意思決定期
ーー意思決定の時期は?
学部6年生の4月〜5月。
ーー最終的に何社から内定を得たか?
SIerと通信の2社。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
本選考の数ヶ月が忙しすぎたため、就活が終わって嬉しかった。
ーー最後は「どこ」と「どこ」で迷ったか?
SIerと通信。
規模感や待遇にあまり差はなかった。
ーー最後の「決め手」は(どうやって決めた)?
SIerの企業は、希望する医療分野に携わる場合、グループ会社に出向扱いとなる点が気になった。
一方で通信の企業は、研究室の先輩がいたので話を聞き、良さそうだと思った。
ーー意思決定で困ったこと/悩んだことは?
どこに入社するのがベストなのか悩み、先輩に相談した。
ーー就活全体を振り返ると(またはアドバイス)?
ゆずれない就活軸を早めに定めた方が良い。
最初にやりがいや適性を意識しすぎて、働き方の面を見れていなかった。
"全国転勤ではない"という就活軸をもっと早く定めていれば、他の業界をもっと肯定的に見ることができたと思う。
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