<プロフィール>
Sさん/女性
慶應義塾大学/学部卒
文学部
ガクチカ:学業/ゼミ/研究, アルバイト, 部活動
就活開始:2年生の1月
初内定 :4年生の3月
OB/OG訪問:7人
内定取得企業:コンサル・シンクタンク・士業(総合コンサル)
内定承諾企業:総合コンサル, ITコンサル
01:就活スタート(準備)期
ーーいつから就活を開始したか?
2年生の1月。
大学入学当初から「元々4年生になったら留学にいきたい!」と考えていたこともあって就活の意識は強く持っていた。2年生の1月に外資就活の合同説明会に初参加。
その後、結局留学は4年間で大学卒業するためには最適ではないと考えて中止。中止を決めたからは大学のキャリアセンターに行くなどしていた。
ーー何からスタート・準備したか?
就活アプリを入れるところから始めた。
1番簡単に情報取集できると思った。エンカレッジは3年の4月から登録した。メールがたくさん来て驚いた。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
コンサル業界を考えていた。
幼少期に2年海外に住んでいたこともあり外資には関心があった。留学も考えていたくらいなので英語を使いたかった(後々日系企業でも英語を使えることを知った)。
合同説明会参加は早期の時期だったのでコンサル企業が多かった。漠然とだが性格が似ている人が多いと感じていた。
ーー応募までの過ごし方や意識した準備は?
不安解消のために場数を踏む。
説明会に行った時にグループディスカッション(GD)があると聞いて「何それ?」となり対策を開始。GoodfindでGDの練習ばかりやっていた。
3年生の頃から。週1くらいでやっていた時期も。この頃までに20回ほどはやっていた。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
漠然とした不安。
やりたいことがなかったので働くことはまだイメージできていなかった。正直どこにってもやることは変わらないんじゃないか。やりたいことを聞かれても困る、と思っていた。
ーー応募までに「やっておいてよかった」は?
①就活用のgmailアカウント作成
就活関連のメールがたくさん来るだろうと思った。就活が終わったらアカウントごと消せば楽だとも考えて。
②FP3級の取得
履歴書に何か書きたいと思ったのがきっかけ。お金や税金について知っておくと今後も役に立つと考えて。簿記も考えたが試験日の兼ね合いでFPにした。
ーー応募までに「やっておけばよかった」は?
Webテスト対策。
後々楽になる。キャリアセンターに相談に行った際に「やることになってから準備して大丈夫だよ」とアドバイスを受けたが、結果的にはやはり準備しておけばよかったと思ったため。
02:夏インターンシップ期
ーーいつから夏インターンに応募したか?
3年生の7月。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
コンサルはメインで外さず幅広く見ていた。
次点では金融を多く見ていた。勤務地が首都圏を希望していたため。どこに出すかよりも締切りが来てしまう、という過ごし方。
ーー何社に応募したか?
100社ほど。
上記の感覚もあり「通過してから絞ろう」と思うようになった。応募先探しは外資就活やXがメイン。
通過は15〜20社くらい。WEBで「なかなか通らない」と聞いていたので通っている方かなと思っていた。
ーー夏インターンで体験/知れたことは?
ベンチャーは「自分に合わない」と思った。
会社紹介や、社員や学生とワークを通して「なんとなく違和感」があった。「目標向かって熱意」という人が多かったが、自分はやりたいことよりも「働き方」という軸も強かったため。
ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
①「やりがい搾取」にとれてしまう企業への感度
例えば「世界のために、、」というコピー。違うんじゃない?などと思っていた。
②たくさんエントリーしたので絞っていくの作業
「絶対に行かないだろうな」を明確にしていった。様々な角度から考えたり、客観的になれるように意識した、
③就活用Xアカウント作成
周囲はみんな作っていた。結果的に納得どの高い就活生は作っていた感覚がある。締切を皆逃さない。その企業をどう思っているのかを知る。記事もいいが1次情報。
ーー当時困っていたことは?
体調不良。
無理のしすぎ。コロナに罹り、志望度の高い企業の選考と重なった。
オンラインだったので無理やり参加。グループになったメンバーに助けてもらう。横になりながらインターンシップに参加した。声が出ないので書記をやらせてもたった。5Days全てに参加したら対面選考に参加できるため。
振り返るとオンラインなのでなんとか参加できたものが多かった。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
不安からエントリーし過ぎた。
ーーこの期間に「やっておいてよかった」は?
①Notionで選考状況(サイト/パスワードなど)をまとめる
エクセルも使ったが、Notionが見た目も使いやすさもいい。最後まで使った。友人にも伝えたら好評で配った。
②インターンシップで「この会社絶対に合わない!」と思ったら複数Daysでも潔く欠席
管理が楽になるから。この時期すべてのベンチャー企業を断念したことでいい意味で緊張感が生まれた。
ーーこの期間に「やっておけばよかった」は?
「内定直結かどうか」「お得かどうか」を見極める。
予想していたよりは通過した。選考は練習になったが、正直内定直結でないインターンシップは「時間の無駄」と感じてしまうこともある(通常より2週間早いだけなど)。内定が早く欲しい人には大事。
03:秋冬インターンシップ期
ーーいつから秋冬インターンに応募したか?
3年生の10月から。並行してそのまま本選考がスタートする企業も出てきた。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
大企業。いわゆる「評判がいい」企業。
転職のしやすさ、収入、肩書きなど。まだ「どんな企業がいいか」はわからない時期は続いていた。
ーー何社に応募したか?
2社のみ。
疲れてやる気がなくなっていたこともあり。思い切って出さないという「賭け」に出た。
ーー秋冬インターンで体験/知れたことは?
業界でなく「会社」で見ることの重要性。カルチャーを大切にしたいと思うようになった。政府系企業を数社見ていて思うようになった。一括りじゃないことを知った。
ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
躊躇していたOB訪問をやってみる。
準備ができていなくてもやってみなければ知れない。デベロッパー志望の友人はすでに10人くらいしていたので焦っていた。躊躇したのは「やりたいことが固まっていなかった」から。ある政府系企業の選考に参加してやってみようと思った。ビズリーチ・キャンパス経由。インターンシップ参加者限定で依頼できる制度だった。
1回やってみると聞き方も難しいことを知れた。質問が思い浮かばず1時間使えなかった。自分ではボロボロだったがやって良かった。ここでボロボロに直面して良かった。
ーー当時困っていたことは?
やる気がない。
早期の人たちは意識ややる気が高かったが、大学のコミュニティ(サークルやゼミなど)たちもこの頃に就活を意識するように。承認欲求が強い人が多い気がして疲れてしまった。Xの情報の質が下がった気もした。Xにも就活そのものにも思い切って距離を置いた。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
やる気が出ない。
ーーこの期間に「やっておいてよかった」は?
夏インターンシップで使ったESを見直す。
この時期から、急に現実的な答えを求められるようになった気がしたし、グループ面接でも差が出ていた気がする。
IT業界(想定していない業界)のインターンも確認しておくこと。
ーーこの期間に「やっておけばよかった」は?
IT業界(想定していなかった業界)のインターンシップも確認しておくこと。
この時ITは全く想定しておらず、内定直結になるお得なインターンシップをたくさん見過ごしていたことに気づくことに。これがのちの不安と焦りにつながった。
04:本選考期(秋冬IS以降)
ーーいつから本選考に応募したか?
3年生の10月から(秋冬インターンシップと並行)。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
引続き大企業。転職のしやすさ、収入、肩書き。
ーー何社に応募したか?
30社。
ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
①意識の高い友達と壁打ち
効率的に成長でき、やる気も維持できる。週2〜3回。
②OB訪問で逆質問の練習
秋に苦手だと気づいたため。この時期に6回。本選考や最終面接での志望やカルチャー理解の材料のため。
③短期間に選考を詰め込む
緊張がほぐれて話しやすなる。忙しい時はGD週5。面接週3〜5回程度こなした。
④秘書検定(準1級)
学んだことがGDに活かせたり、インターンシップでの冷静な対応に繋がった。
ーー当時困っていたことは?
①計画性の無さ
エントリー出すのがギリギリ。夏はまだいいと思っていたが、本選考期でも。対処できず無理やりやり切ることとなった。
②自信が持てない
秘書検定を取ることにした(初対面で話すのが苦手)。資格で認められていると自信がつくのではないかと思った。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
焦り。
安心材料として内定が欲しかった。周りは夏や秋の内定直結ISで内定を持っていた。直結かを見ていなかったが故に。
ーーこの期間に「やっておいてよかった」は?
諦めない。
某コンサルのGDでWifiが切れてファシリの役割が担えなくなった。最後の質疑応答で活躍し通過できた。別コンサルのインターンシップではグループで自分だけ発表時間がなかったが、思い切って途中でファシリをとって軌道修正したのが評価された。
ーーこの期間に「やっておけばよかった」は?
改善に失敗したが計画性が欲しかった。
体力的にもきつかった。
05:意思決定期
ーー意思決定の時期は?
4年生の5月。
ーー最終的に何社から内定を得たか?
3社。総合コンサル2社。 ITコンサル1社。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
嬉しかった。
ーー最後は「どこ」と「どこ」で迷ったか?
総合コンサル2社で迷った。
どちらもカルチャーや条件が自分に合っていたから。2ヶ月ほど悩んでいた。
ーー最後の「決め手」は(どうやって決めた)?
収入、出勤頻度、社食の有無、選考の難しさ、FBの手厚さ、カルチャーなどがポイントになった。
どちらの会社も好きだったが、合わなかったら転職すればいいと思ったので気軽に決めた。
ーー意思決定で困ったこと/悩んだことは?
両親はどちらかというと辞退した会社寄りだった。
その企業は女性に有利という話があったため。また入社先は激務らしいと聞いていたが、
実は自分の中で入社先に決めている感じもあった。
ーー就活全体を振り返ると(またはアドバイス)?
秋インターンシップでITを見逃していたことがよくなかった。幅広い業界を見ているつもりでも、実際はそうでないケースがある。意識の高い信頼できる友人と頻繁に情報交換しておくことを勧める。
OB/OG訪問で逆質問の練習をする
短期間に選考を詰め込むは、自分のようなタイプはポイント。練習を沢山したのは結構良かった。GDは久しぶりにやると滑り出しが良くない。1日2個入れておくと2回目はスイッチが入っている。集中できる。
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