<プロフィール>
Sさん/男性
大阪大学/院卒
工学研究科
ガクチカ:学業/ゼミ/研究, 留学/海外滞在, アルバイト, 体育会
内定取得先:精密機器・計測機器, 重電・産業機械
入社予定先:政府系機関・独立行政機関
#理系 #本選考オンリー #納得内定 #逆転就活 #宇宙業界 #研究 #両立 #多忙
01:就活スタート(準備)期
ーーいつから就活を開始したか?
修士1年生の4月。
博士課程ではなく就職を選んだのは「自分が望む人生を歩みたい」と思ったから。鍛錬じゃないけど力をつけて社会に出たい(研究も好きだが能力経験をつけて発揮したい)。
所属するコースは研究室推薦でメーカーに行く人が多い(残りはインフラ、コンサル、ITなど)この流れに乗って業界を選ぶのもアリだったが自分の目で見た上で企業を決めたいと考えていた。
ーー何からスタート・準備したか?
各種就活支援サービスのアカウント登録、メールアドレスの作成。
情報の入手ルートを確保するため。主に活用したのはリクナビ、マイナビ、ワンキャリア。調べたらヒットした。
OB/OG訪問の先輩は研究室の先輩が9割。3〜4人。隣の研究室も仲がいいので訪問した。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
総合商社、航空宇宙系メーカー、精密機器メーカー。
海外で働きたい、自分が興味のある製品を扱いたい、転職を考えて自身の付加価値を高められる企業に入りたいと思ったため。
幼少期に海外に住んでいた影響で海外赴任にも抵抗はなかった。業界四季報や就活支援サイトの開催する企業説明会に参加していた。
ーー応募までの過ごし方や意識した準備は?
本屋でたまたま見つけた「絶対内定 インターンシップ編」という本を買って読むことから始めた。
ネットでも情報を集めたが、ごちゃごちゃしていて、情報を1つに絞りたかった。
ーー応募までに困っていたことは?
納得のいくまで少雨且つ対策に割ける時間を確保できない。
対策法としてかなり前もった行動&スキマ時間の活用。選考対策を他就活生と比較し早めに始める、実験の空き時間(装置による観察・解析の待ち時間)を活用するなどしていた。登下校の時間にはオンデマンド説明会の動画を見ていた。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
毎日大変だったが前向きだった。
部活でいうところの自主練習をしている感覚にちかい。
ーー応募までに「やっておいてよかった」は?
自己分析をひたすら書く、説明会などに積極的に出る。
ーー応募までに「やっておけばよかった」は?
WEBテストの勉強、他大学の就活仲間の獲得。
全く自分の大学と関係のないコミュニティに助け合える仲間がいるとざっくばらんに話せる&モチベーションに繋がるから。
02:夏インターンシップ期
ーーいつから夏インターンに応募したか?
修士1年生の5〜8月。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
総合商社、航空宇宙系メーカー、精密機器メーカー、金融。
海外で働きたい、自分が興味のある製品を扱いたい、転職を考えて自身の付加価値を高められる企業に入りたいと考えたため。
ーー何社に応募したか?
10社前後からさらに5社ほどを厳選。
商社の比重やや高め。一本に近い。
興味があるところ+夏インターンで各業界の内側を知れる可能性があるから、他業種との差別化ができるから。2社通過。
ーー夏インターンで体験/知れたことは?
重工業系メーカーのインターンシップ。
興味がある分野に仕事として携わることが「こんなにも面白いこと」だと気づいた。職種としては研究開発よりはマネジメントの方に興味が湧いた。
ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
社員さんに聞きたいことを事前に考えてから参加する。
仕事内容だけではなく、社内の雰囲気や社員さんの大まかな特徴をメモする。働くイメージをより鮮明にする、インターンシップ終了後も企業の内部のイメージを持ち続けるため。
就活を通じて感じたこととしても「後悔しないように準備をしておく」は上位に入る。
ーー当時困っていたことは?
自分が目指すべきところが少しわからない。
インターンシップに参加し、「あれもいいな、これもいいな」と迷ってしまった。また、総合商社に通らず、不安になった。解決方法としてはとことん色んな企業・業界を見て自分のやりたいことの「言語化、選別」を図った。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
精神的には少ししんどかった。
志望業界への興味が実はなかったことに気が付いた。具体的には商社で何したいのか具体化できない。
一方、興味のある領域のメーカーへのイメージはついた。
ーーこの期間に「やっておいてよかった」は?
9月に就活を休憩せず、自己分析や企業分析を続けたこと。
忙しい研究室に所属する人はまとまって時間をさける夏休み期間を最大限に活用することが肝だと思う。
ーーこの期間に「やっておけばよかった」は?
対面イベントで知り合った他大学の人と深く関わる。
時間の使い方の効率性を重視し、交流への時間をさけていなかったから。他業界の情報などはその業界を志望している人に話を聞くほうが情報をまとめて入手できることに後々気がついた。交流に時間を割くことは無益ではなく有益だと思う。
03:秋冬インターンシップ期
ーーいつから秋冬インターンに応募したか?
修士1年生の9〜11月。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
総合商社、航空宇宙系メーカー、デベロッパー。
デベロッパーは総合商社と似たキャリア形成、学生のレベルも似ていることから興味を持った。精密機器メーカーは夏のインターンシップの通過率などから合っていないと判断し、志望から排除した。
ーー何社に応募したか?
4社。
商社2(7大商社のうち2つ)、デベ1、航空宇宙メーカー1。
ーー秋冬インターンで体験/知れたことは?
参加できなかったため無し。
ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
C-GABのテスト対策を少し精力的に始めた。
準備不足だったため。総合商社はこのテストの突破が最重要と聞いたため。
対策本2冊をひたすらといて対策した。いいスコアが出た段階で結果は使い回した。
ーー当時困っていたことは?
①なかなかWEBテストの勉強に時間が割けない。
②総合商社でやりたいことのイメージがなかなかつかみきれない。
インターンシップには対策が間に合わないと判断し、本選考直前に間に合わせることに焦点を当てることにした。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
総合商社に合格する自信がだんだん無くなっていた。
ーーこの期間に「やっておいてよかった」は?
OB/OG訪問。企業理解が深まる、自分の考えの言語化するため。
計6回。9月から12月ごろに行った。
「この企業でなにがしたい」には実際の社員の話を聞くのが一番具体化できると感じた。また、訪問前に聴きたいことを企業HPやIRから考え、ワードファイルに羅列して準備していった。
OB/OG訪問は逆質問への練習にもなる。回数を重ねると聴き方も上手くなっていく感覚があった。
ーーこの期間に「やっておけばよかった」は?
企業HPとIRの熟読。
もっと企業の理解を深められたと思うから。
04:本選考期(秋冬IS以降)
ーーいつから本選考に応募したか?
大学院1年生の12月~3月。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
総合商社、航空宇宙系メーカー、精密機器メーカー、国立研究開発法人。
メーカーのインターンシップアから研究開発が意外に面白いことに気づいた。しかし、「もっと研究チックではなく、自分の興味領域をマネジメントできる」企業がいいと考えた矢先、宇宙関連の法人に出会った。宇宙関連企業や法人を志望するようになった。
ーー何社に応募したか?
5社(宇宙関連法人1、宇宙系メーカー1、メーカー1、総合商社2)。
時間が限られていたのでたくさん出すよりも1社ずつしっかり準備しようと考えた。
5社に通過。
ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
ESは可能な限り多くの人に見てもらい客観的な読みやすさやインパクトなどを把握して試行錯誤を繰り返した。
また、面接対策も兼ねてそれぞれのエピソードに対して想定される質問を書き出し、その深堀りを入念に行った。研究との兼ね合いもあり毎日大変だったが前向きだった。
ーー当時困っていたことは?
ーーこの期間はどんな心境だったか?
3月までに決めるんだという強気な気持ち。
ーーこの期間に「やっておけばよかった」は?
OB/OG訪問訪問をもっとしておくべきだった。
選考が早い企業をもう少し早い段階で調べて手を打っていたら気持ちももう少し楽になったと思う。
05:意思決定期
ーー意思決定の時期は?
修士2年生の4月中旬。
ーー最終的に何社から内定を得たか?
3社。精密機器・計測機器、 航空宇宙メーカーと重工メーカー。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
嬉しい気持ちとどう決めたらいいかと悩む気持ち。
企業選びの軸がそれぞれで違ったこと、学校推薦枠の利用有無など諸事情あったことが原因。
ーー最後は「どこ」と「どこ」で迷ったか?
航空宇宙メーカーと重工メーカー。
学校推薦で内定を頂いたこと、勤務地や年収が魅力的であったことで迷った。
ーー最後の「決め手」は(どうやって決めた)?
それぞれの社員さんと話す機会を設けていただいき、以前からまとめていた各企業のいいところ悪いところなどの情報、自分のやりたいことを総合的に見て判断した。やりたいことが航空宇宙メーカーにあった。
ーー意思決定で困ったこと/悩んだことは?
コース推薦、勤務地と年収、やりたいこと。
ーー就活全体を振り返ると(またはアドバイス)?
OB/OG訪問をもう少しやっておけばよかった。企業分析の仕方をもっと早い段階で確立しておけばよかった。
一方、うまく就活を終えられて理由は忙しいなかでエントリーに優先順位をつける、早めに動き出すなど自分と他者の環境を客観的に比較し、行動を割り出せたことだと思う。
総合的なバランスを考えれば、総合商社に入るのが理想であったが、やりたいことができなければ意味はない。承諾先へ内定をいただけてよかったと思っている。
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