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就活生が語る

【東京大学_文系_就職活動体験記】難関企業は茨の道。元デベロッパー志望のゼネコン内定者は語る、リスクヘッジの重要性

5つの時期ごとの過ごし方がわかる「時期別×体験記」。夏インターンシップ時にはあまり就活に対する危機感を覚えていなかったRさん。志望していたデベロッパーのインターンシップに全落ちして初めて目が覚めた。そこからは業界を広げるもデベロッパーに参加できず。。最終的にはゼネコンに納得内定。OB/OG訪問の数や、インターンシップの数など多くの人が知りたい情報の入った就活体験記!

目次

<プロフィール>
Rさん/男性
東京大学/学卒
文系学部
ガクチカ:学業/ゼミ/研究, アルバイト

内定取得先:総合コンサル, ITコンサル, ゼネコン・建設・建築・土木
入社予定先:ゼネコン

#デベロッパー #出遅れ就活 #OB/OG訪問




01:就活スタート(準備)期

ーーいつから就活を開始したか?
学部3年生の6月〜8月。
大学の友人が始めていたから自分もやらなくてはと思った。
個人的には就活の話をすることは好きではなかったが、パソコン画面に映る就活関連の情報を見て焦りを感じた。


ーー何からスタート・準備したか?
夏インターンシップへの応募。
ちょうど夏インターンシップの応募時期で、周りもやっていたから。
X(就活アカウントを作成して、就活関連アカウントをフォローした)やマイナビ・リクナビ、外資就活、ワンキャリアなどの就活サイトを使って情報収集した。
インターンシップ申し込み締め切り日を中心に確認した。


ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
デベロッパー。
建物やまちづくりに関わりたかった。しかし、それ以上には何がやりたいのかわからなかった。

開発の授業で街づくりが面白そうだった上に、元々街歩きが好きだったためやりたいと思える仕事だと思った。加えてデベロッパーは待遇が良い。

業界自体はイメージで分かっていたが、企業に関しては就活サイトで情報を得た。


ーー応募までの過ごし方や意識した準備は?
特になし。
就活は簡単だと思っていたから、すぐ終わるだろうと思っていた。


ーー応募までに困っていたことは?
録画面接。
顔を出して自分の動画を撮るのが恥ずかしかった。
加えて、実家に住んでいてパーソナルスペースがないため、どういう風に撮ればいいかわからなかった。
しかし、応募のためにはやるしかなかったため、Xでいい方法がないかを調べた。


ーーこの期間はどんな心境だったか?
何の気負いもなかった。
応募していた時は楽観的で、適当にやってもどこかには引っかかると思っていた。


ーー応募までに「やっておけばよかった」は?
夏の段階で絞り過ぎず、いろんな業界を見ること。
候補が多いことによる精神的な安定と、可能性を広げるために広く見るべき。

デベロッパーの夏選考は全て落ちた。その時かなり落ち込んだ。

夏以降色々な業界を見始めて、多少面白いなと思う企業に巡り合えた。
ただ、秋冬で業界を広げるのでは遅いと思うため、視野を広げるために幅広く業界を見ることは、早いに越したことはない。




02:夏インターンシップ期

ーーいつから夏インターンに応募したか?
学部3年生の6月から応募を開始した。6〜8月にかけて参加。


ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
デベロッパー。
建物やまちづくりに関わりたかった。


ーー何社に応募したか?
10社程度。
デべロッパーだけではないが大きな有名な企業に出した結果10社。

広告系などキラキラした興味あるところに3、4社出した。
デベロッパー以外あまり行く気がなかった。
Xや就活サイトを使って情報収集した。Xはインターンシップ締切を見るため、就活サイトは過去の通過ESを見るため。

2社参加した。不動産系だがデべロッパーではない企業で、1dayと2days。


ーー夏インターンで体験/知れたことは?
社会人は大変、考えることが多いと思った。
グループワークに参加した際、学生向けのグループワークだと高をくくっていたが、レベルが高かった。


ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
のほほんと生きていたので特に意識していなかった。
エンカレッジでESの添削をしてもらったが、夏インターンシップの選考期は何も考えておらず、楽観的だった。


ーー当時困っていたことは?
落ちまくって自信を失った。
メンタル面は解決できず、自分の弱みを見せるのは恥ずかしいタイプだった。
そのため、人に泣き言を言って発散できなかった。

気晴らしに1人で旅行して現実逃避などしていた。


ーーこの期間はどんな心境だったか?
夏の終わりごろにはこの世の終わりのような精神状態で、焦りはあった。
心を入れ替えようと思っていて、今の自分を変えようという気持ちは多少湧いていた。






03:秋冬インターンシップ期

ーーいつから秋冬インターンに応募したか?
学部3年生の9月から応募開始。10月〜1月にかけて参加。


ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
IT、コンサル、金融、メーカー、印刷、インフラ、観光系。
夏の失敗を踏まえて、広く業界を見た。


ーー何社に応募したか?
30社程度。
メインはデべロッパーだが、冬の遅い時期にゼネコンも見始めた。
数を打って通過の成功体験を増やそうと思った。

Xや就活サイトを使って情報収集し、ワンキャリアで面接情報を調べ、スカウトサービスで連絡が来た企業とコンタクトをとっていた。

10社程度通過。不動産系や金融、IT系が多少多かったが大きな差はない。
1day、2days、5daysもあったが、デべロッパーは通過無しだった。


ーー秋冬インターンで体験/知れたことは?
金融は受かりやすい気がする。
通過率が高かった。しかし興味はない。観光系の5日間は楽しかった。インターンシップで他の学生と仲良くなれることがわかった。

就職先にするかは別としてすごく楽しかった。金融系は5daysのもの含めて参加したが、空気感が合わなかった。


ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
とにかく内定をもらったら納得できるような有名企業中心にたくさん受けることを意識。
採用枠の狭いところ(特にデベロッパー)に特攻して落ちてメンタルを病むことに意味はないと思ったから。

直前にならないとエンジンがかからないタイプであるため、週1、2社ESを書いた。
授業を沢山入れていたため就活にあまり時間を割けなかったが、1日1時間は割いていた。


ーー当時困っていたことは?
志望理由をつくること。
あまり志望していない業界の志望理由は作りにくかったため。

解決策としては、ワンキャリアを参照して、それに掲載されている志望理由を自分なりに換骨奪胎した。


ーーこの期間はどんな心境だったか?
夏よりはましだが、それでも閉塞感があった。
いろいろ参加して楽しくはあったから気分は晴れていたが、デベロッパーは受からなかったし受かる見込みがなかったため不安だった。
やはりデベロッパーへの憧れが残っていたため。







04:本選考期(秋冬IS以降)

ーーいつから本選考に応募したか?
学部3年生の2月から学部4年生の7月。


ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
建設・不動産、コンサル、航空、出版。
自分が興味のある業界でなければ仕事が面白くないと思ったため、興味の持てた業界に絞った。

インターンシップには行けていない企業もあったため、若干不安だった。


ーー何社に応募したか?
30社程度(デべロッパーメインで、少なくとも10社はデベロッパー)。

見ていた業界の中で行きたいと思える企業に片っ端から応募した。
Xやワンキャリアを使って情報収集した。
20社くらい書類通過した。


ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
自分の全てを出せるように、緊張しすぎないようにした。

実際発揮できたかといえばそうではない。性格として緊張しいで、想定問答集を作るがだいたい違うこと聞かれることに困った。
保守的な性格のため受け答えで無難なことを言ってしまうことも難点だった。

最悪院進もあると思って後悔しないようにと考えた。


ーー当時困っていたことは?
最後まで自信を持ち切れなかったこと。

成功体験がなかったため、回数を重ねて成功体験を積み重ねて自信を高めていくという循環を大事にした。
今までの人生ではスポーツや勉強で自己肯定感を上げる循環を作っていた。
しかし、そのプロセスが就活ではできなかった。

納得いく内定先を押さえることで自信につながった。いい就職先だなと思えるところにもらえれば気負いなく面接できる。
実際に入社予定先に内定をいただいた後は楽になった。


ーーこの期間はどんな心境だったか?
きつい。
本選考は通過か終わりかの一発勝負で、暗中模索だった。ここが勝負どころだと思ってどうしても気負いが出てしまった。


ーーこの期間に「やっておいてよかった」は?
①色んな企業への応募。

②OB/OG訪問。
12月頃に、5、6社(1社につき2、3名)へのOB/OG訪問を行った。
志望度が高い企業とリクルーター面談経由で訪問できたところは7、8人ほどしていた。
企業とのパイプをつくれたこと、志望動機を補強する材料を作れたことがのちのち役立った。

③企業が提供したチャンスを無駄にしないこと。
インターンシップに参加することで早期選考に乗れた企業や、企業が提供しているOB/OG訪問は特に大事にした。


ーーこの期間に「やっておけばよかった」は?
OB/OG訪問はもっと数こなすこと。
ビズリーチ・キャンパスをほぼ使わずに終わったため、早めから使って色々な企業にOB/OG訪問すれば何か変わったのではないかと思う。




05:意思決定期

ーー意思決定の時期は?
学部4年生の7月。


ーー最終的に何社から内定を得たか?
3社。建設、コンサル2社。


ーーこの期間はどんな心境だったか?
安心。
3社とも良いなと思える企業に内定を貰えたことで、気持ちが楽になった。


ーー最後は「どこ」と「どこ」で迷ったか?
特になし。
パイロットへの憧れは捨てきれず、就職後も試験は受け続けようと思っている。

記念受験のつもりだったが意外と選考が進んだ。

今の入社予定先は、デべロッパーへの転職は有利になりやすいが、パイロットは今の内定先からは有利なことはない。

受けたきっかけは友人が受けていたからだが、いいなと思ったきっかけは旅行にいたパイロットがかっこよかったこと。


ーー最後の「決め手」は(どうやって決めた)?
企業の大きさ、やりたいことができるかと、給与。
自分が楽しめないと仕事は厳しいと思った。
今の内定先を選んだ理由は、文系の事務職だから不動産開発に深くは関われないが、開発を間近で体験できる上に、もしかすると将来的にデべロッパー的な部門に行ける可能性があるため。


ーー意思決定で困ったこと/悩んだことは?
文系では専門的なことが身につかないと思う。
業務が広く浅いと思うため、転職でネックなのではないかと思った。

加えて、最初の数年間は地方勤務のため、都会が好きな自分は心配。


ーー就活全体を振り返ると(またはアドバイス)?
早いうちから色んなところを見て、早いうちから動いておくこと。
OB/OG訪問など、社会人の話を聞くことで自分の考えの幅が広がる。
時期が遅くなればなるほど、枠は狭くなるし、他者との差が広がるから。





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