BizReach Campus

App Storeから無料ダウンロード

ダウンロード
close
就活生が語る

【大阪大学_理系_就職活動体験記】就活が研究の息抜きに?!新しい研究室に慣れながら早期選考で有利を得る。化学メーカー納得内定のYさんの秘訣とは?

5つの時期ごとの過ごし方がわかる「時期別×体験記」。自身の性格を鑑みて、就活を早めにやるべきと判断。インターンシップにも順調に参加し、早期選考もゲット!研究が多忙を極めるなか就活を息抜きに、順調に進めた。見事第1志望メーカーに納得内定を果たしたKさんの就活とは...?

目次

<プロフィール>
Yさん/男性
大阪大学/院卒
理学研究科化学専攻
ガクチカ:部活動, 学生団体, 資格取得

内定取得先:自動車・自動車部品・輸送機器, 化学・石油・素材
入社予定先:メーカー(化学・石油・素材)




01:就活スタート(準備)期

ーーいつから就活を開始したか?
修士1年の5月上旬。
大学院で研究室を変えたため4月まではバタバタしていたが、新生活が慣れてきて就活に専念する時間が確保できた。コミュニケーション能力が特段優れているわけではなかったから就活に対して漠然とした不安があったし、マイナススタートだと思っていたから遅れている部分を埋めて周りとの差を埋めようと思い、早めに始めた。


ーー何からスタート・準備したか?
とにかく片っ端から就活サイトに登録した。
マイナビ、リクナビ、キャリタス就活、LabBase、OfferBox、ビズリーチ・キャンパス、ワンキャリア、その他合同説明会の案内がくるサイトなど。ネット検索で出てきたまとめサイトに載っているものをすべて登録した。


ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
化学メーカー、研究職。
大学での研究を活かした職種で働きたかったから。これは就活を終えるまでブレることはなかった。


ーー応募までの過ごし方や意識した準備は?
まずは有名な化学メーカーを調べて興味のある企業のマイページを30社ほど登録した。
その後、企業について知らないことだらけだったから説明会へ参加した。説明会は企業マイページからの案内がメインで、夏インターンシップに応募したいなと思った企業10社ほどの説明会に参加。合同説明会にもちょこちょこ参加していた。


ーー応募までに困っていたことは?
就活を始めたばかりでESや面接に関して定石を知らないこと。
とりあえずエントリーして、実際に自分で書いてみて通過できなかったら修正してブラッシュアップしていこうと思っていた。


ーーこの期間はどんな心境だったか?
早く始めて周りと差をつけたい。
大学・大学院受験でも早く始めることの利点を感じたから。研究室の同期の中では自分が一番最初に始めていた。


ーー応募までに「やっておいてよかった」は?
就きたい業界や職種を定めていたこと。
研究職以外だと、エントリーしてもこの微妙だなと思う職種があると遠回りになってしまうけど、軸を定めると効率的になった。また、企業など見落として後悔したくなかったから網羅的に就活をやりたいと思っていたため、マイページや就活サイトを片っ端から登録したのもよかったと思う。


ーー応募までに「やっておけばよかった」は?
ES対策。
自分を評価してもらえる書き方を知らなかったから。当時は結局解決せずわからないままだった。今となって思えばES対策は通過してから初めてよかったかどうかわかるものだが、その前に誰かに添削してもらって型を作っておいた方が効率がよかった。




02:夏インターンシップ期

ーーいつから夏インターンに応募したか?
修士1年生の6月から。

研究室の同期など周りは始めるには始めていたが、大手企業の締め切りを噂で聞いて、その都度出す感じで積極的にやっているわけではなかった。


ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
化学メーカーの研究職。


ーー何社に応募したか?
8社応募、通過は0社。
逆オファー型のサイトはよく使っていて1、2社ほど含まれる。これぐらいまで出せばいいだろう思っていたし研究活動との兼ね合いでこの数になった。

Googleで検索して出てきた大手企業で有名な化学メーカーに出してみた。ESの添削はめんどくさくてやってもらわなかった。かかる時間の割に見返りが少ない、あまりよくならないと思っていた。


ーー夏インターンで体験/知れたことは?
書類段階で落とされてしまいインターンシップには参加できなかった。ESの壁は厚くしっかり書かないと通らないことを思い知った。めちゃくちゃショックではなかったが「しっかり対策しないと通らないんだな」と思った。


ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
ES対策。
文章の書き方や構成がわからなかったから、2週間に1度程度ワンキャリアや就活会議で過去の通過ESを見たりして書き方を学んだ。

その他就活に関して本格的にやっていたことはなかった。時間をもっとかけようと思えばかけえれたがやる気が湧かなかった。


ーー当時困っていたことは?
作成したESの問題点やポイントが分からないこと。
書き方の定石を知らないうえに文章力にも自信がなかった。多くの通過ESを読むことで傾向を掴んだ。

自身の就活での「ES対策」のほとんどが「ワンキャリアや就活会議で通過ESを見ること」だった。これがなければかなり厳しかったと思う。


ーーこの期間はどんな心境だったか?
まだ周りのみんなが就活を始めているわけではなかったため焦りはなく、インターンシップに参加して差をつけたかった(ができなかった)。
書類で落とされてしまったことによって自分の立ち位置がわかった。


ーーこの期間に「やっておいてよかった」は?
企業分析(企業規模のイメージ化など)は他の人よりしっかりできていたこと。
企業HPでは企業にとっていいことしか書かれていないからまとめサイトなどで企業の良し悪しを見ていた。


ーーこの期間に「やっておけばよかった」は?
ES対策、面接対策。
この後の秋冬インターンシップ選考で最初の4、5社は面接慣れしていなくて落とされたから、夏の時期に面接練習のための企業を受けておいてもよかったと思う。

夏インターンシップは挑戦するための時期だと思っていたため練習企業は受けていなかった。




03:秋冬インターンシップ期

ーーいつから秋冬インターンに応募したか?
修士1年の10月から1月。


ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
化学メーカーの研究職。


ーー何社に応募したか?
14社。
就活の軸に合致する中でインターンシップを募集していた企業を四季報やOpenworkで調べた。うち5、6社は逆オファー経由で。逆オファー型では特別な座談会に参加できた李、ES免除で面接から選考が始まることが多かった。

上記の就活の軸については、夏は大手に行きたい気持ちが大きかったが、Openworkで口コミを見たり自問自答を繰り返す中で、実際に働き始めた後のことを考えると「勤務地(関東志望)」が自分の中で譲れない条件だとわかった。生まれも育ちも大阪だからこそ、関東に住んで視野を広めたいという思いがあった。ESは添削した方がいいというのはわかっていたが添削せず、面接対策もしなかった。

応募した14社のうち書類選考が多く、面接は1、2社は受けて落ちてしまい、結果的に9社通過し、参加した。日程としては1dayや2daysが多かった。


ーー秋冬インターンで体験/知れたことは?
働く現場についてイメージできた。社員の考え方から社風がわかる、マイナスの面を見れたかというよりはプラスの面を見れた。

現地に行くことで言葉では表せられないものを感じ取れたため、会社でどういう研究をしているか、見学、インクであれば実験を一緒にやってみたり、実践という意味ではインターンシップに参加した意味があった。


ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
行きたい企業を順位づけして過ごした。
とにかく大手に行きたいというより勤務地重視という軸ができて順位付けできた。


ーー当時困っていたことは?
志望企業の研究分野に統一性がないこと。勤務地が第一優先だったし、研究対象は有機化学に関するものであればなんでもいいと思っていたから塗料、タイヤ、インクなど色んな分野にまたがって就活していた。
ESは同じ業界だと使い回しができるができなかったため、時間をかけて通過ESを調べ、各社ごとにしっかりESを練った。


ーーこの期間はどんな心境だったか?
就活を楽しみながら過ごした。
「一種のゲーム感覚」だった。いわゆる就活強者ではなかったが、研究活動も大変だったため「インターンシップに参加すれば研究室少し休める!という感じ」で息抜きにもなっていた。「自分は将来どこで働くんだろう・・・」というワクワクの意味でもインターンシップが楽しかった。


ーーこの期間に「やっておいてよかった」は?
逆オファー型のサイトに登録していたこと。
夏から登録していてよかったと思っていたし、ブラッシュアップしたESを更新していくたびにオファーも増えていった。


ーーこの期間に「やっておけばよかった」は?
面接対策。
1月頃の早期選考の始めのうちは面接対策で時間とられてしまったから、この時期からコツコツやればよかった。




04:本選考期(秋冬IS以降)

ーーいつから本選考に応募したか?
修士1年の2月から修士2年の4月。


ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
化学メーカーの研究職。


ーー何社に応募したか?
30社応募し10社通過。
30社のうち半数は秋冬インターンシップ経由の早期選考など。秋冬インターンシップに参加した企業だけでは内定をもらえるか不安だったためプラスで応募した。
四季報で調べたり、この時期からマイナビやリクナビはプラスで応募する企業のエントリーのために使い始めた。


ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
①実際の選考の中で面接の数をこなし慣らす
模擬面接はやりたかったが面倒くさくてやらなかった。2月頃の最初の4、5社の面接は慣れていなくて話したいことがうまく表現できず落ちてしまったが6、7社ぐらいから感覚をつかみ始めた。

②エントリー数を増やす
エントリーのうち半分くらいはそこまで志望度は高まっていなかった(夏や秋冬インターンシップなど最初に見ていた志望度の高い企業で決まり切らなかったときのための企業)。


ーー当時困っていたことは?
面接の打率が低いこと。
面接経験が浅く、面接慣れしていなかった。最初のうちは何を対策すればいいかわからなかったが、面接を重ねる中でよく聞かれる質問を知り、質問に対する定型文を作った。


ーーこの期間はどんな心境だったか?
どんな企業が拾ってくれるのか少し不安になっていた。
秋冬インターンシップ時期の気持ちのプラス面が100%だとしたら、マイナス面(不安)が30%、プラス面(内定先が決まっていないからこそのワクワク)が70%という感じ。

全体的に見ると楽しめていた。(思い返してみると大学受験もワクワクしていたな・・・)研究活動も忙しかったが時間割けなかったというわけではなく、きつさはなかった。


ーーこの期間に「やっておいてよかった」は?
興味ある会社はほとんどエントリーしたこと。
見落としはなかったし、企業研究もしっかりできたからその意味では後悔はなかった。


ーーこの期間に「やっておけばよかった」は?
もっと早めに面接慣れをしておくと良かった。
経験慣れしてなくて落とした面接がいくつかあったためもったいなかった。




05:意思決定期

ーー意思決定の時期は?
修士2年生の4月下旬。


ーー最終的に何社から内定を得たか?
1社。
秋冬の時期にオープンカンパニーに参加し早期選考に案内された化学メーカー。


ーーこの期間はどんな心境だったか?
後悔はしておらず概ね満足した。
ESや面接対策などもっと早くやればよかったことはいくつかあったが多くの時間を就活に費やすことができたし、企業研究やエントリーという面では自分の思い通りに進めることができたから。


ーー最後は「どこ」と「どこ」で迷ったか?
内定した化学メーカーとは別の1社があり、迷った。
軸はグローバルかどうか。関東で働くことができるが、勤務地ガチャではあったし福利厚生が弱くその中で関東で新たに生活するのは厳しいと思い、最終面接前に辞退した。


ーー最後の「決め手」は(どうやって決めた)?
初任給の賃上げ、家賃補助対象の判明、職種確定(研究職)など。
内々定をもらった直後は承諾するか迷っていたが、内々定者懇親会でこの3つについて知り、入社を決めた。やはりお金は切っても切り離せないことだと感じたし、総合的に見て判断した。


ーー意思決定で困ったこと/悩んだことは?
家賃補助対象かどうか、支給額、その他福利厚生、勤務地。
面接など就活の場では聞けないから、内々定者懇親会で積極的に聞いた。内定承諾期間で悩んでいたため2、3人ほどの若手社員に相談したりもした。


ーー就活全体を振り返ると(またはアドバイス)?
行きたい企業の条件をもっと早めに順位づけし、優先順位が高い順から受けていればより効率的な就活をすることができていたと思う。

その中で自分は、企業研究やエントリーなど総合的に調べて網羅的な就活をしていたから後悔や見落としなくできたことはよかった。後輩にアドバイスするとすれば、「面接対策は話が得意な人以外は必須!」ということ。





(PR)人気大手企業就活ならビズリーチ・キャンパス!

ビズリーチ・キャンパスは三井物産、JR東日本、三井不動産、三井住友銀行、ソニー、NTTデータ、サントリーなど様々な業界の大手企業がを利用しており、人気大手企業就活を目指す学生にとって必需品と言えるサービスです。
・誰もが知る人気大手企業から、特別座談会・選考免除・特別選考ルートなどのスカウトが届く
・人気大手企業によるビズリーチ・キャンパス限定のインターンシップ
・人気大手企業による各業界特化型の限定イベント
・難関企業内定者による就活対策講座を毎日開催
・先輩が『いつ・何をして・何に悩んだのか』を綴った就活体験記。就活全体像や時期別の悩みの具体的な解消方法がわかる

ぜひビズリーチ・キャンパスご活用し皆様にとって最適なキャリア選択を実現してください。
登録はこちらから!