<プロフィール>
Iさん/女性
早稲田大学/学卒
社会科学部社会科学科
ガクチカ:ゼミ、アルバイト、サークル
内定取得先:SIer、食品など3社
入社予定先:SIer
#公務員 #SIer #自己分析
01:就活スタート(準備)期
ーーいつから就活を開始したか?
学部3年生の4月から。
元々公務員志望だったため、民間にシフトして本格的に始めたのは11月頃から。
学部2年生の頃は国家公務員を志望して勉強していた。
民間の面接などの選考より、試験を受けて得る仕事の方が自分に向いている気がしていた。当時は女性が多いイメージのある中央省庁に行きたいと漠然と考えていたが、試験の難易度が厳しく、一般職を見ていた。
公務員を志望していたものの、3年生に進級してからキャリアセンターからの就活の案内が多くなり、少し焦りもあったのでインターンシップに参加してみようと思った。
後に、民間は利潤追求というイメージだったが、そういうところだけではないと思った。
ーー何からスタート・準備したか?
①就活サービスの登録
マイナビなどをインストール。
②キャリアセンターのイベントに参加
面接対策やグループディスカッション(以下、GD)練習会など。アーカイブをよく見ていた。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
どこが良いというのはなかった。
どんな業界があるかもわからないので、知っている企業にとりあえずエントリーした。
普段生活の中でも目にするメガバンクや食品メーカーなどを見てみた。
マイナビで少しずつリストアップしていき、30、40社ほど候補に入れた。
当時は、コンサルやITは難しそうだと思っていた。
ーー応募までの過ごし方や意識した準備は?
キャリアセンターのイベントやゼミの先輩から、自己分析が必要と言われていたものの、どうすれば良いのかわからず、放置していた。
ーー応募までに困っていたことは?
業界についての知識もなく、就活がどんな流れでどんなことを準備すべきかわかっていなかった。
マイナビなどを見て、スケジュール感などは何となくわかったつもりでいた。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
何をすべきかわからない。
公務員試験の勉強もあり、やるべきと言われていることが山積みで何から手をつけるべきかわからず、放置していた。
勉強は参考書を1日に少しは広げるくらいやっていた。多くの人は学部3年生から試験勉強を始めている様子だった。公的な企業・職業も視野に入れて、民間の就活を進めながら勉強している人もいた。
ーー応募までに「やっておけばよかった」は?
自己分析。
しっかりと本を使って進める。ガクチカなども作っていたが、ただやってきたことを並べただけの陳腐なものだった。
02:夏インターンシップ期
ーーいつから夏インターンに応募したか?
学部3年生の4月から応募し、9月まで参加していた。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
教育、食品、インフラ。
人の生活に不可欠なものに関わりたかった。今ある環境をより良くするものよりは、生活に必要なサービスを貧富の格差など関係なく提供できる仕事が良かった。
ーー何社に応募したか?
20〜30社。
数が打てたので食品が多かった。とりあえず名前を知っていて気になる企業を調べてみた。
先輩からインターンシップは落ちると言われていたので、できるだけ出しておこうと思った。
選考に通過したのは、教育と小売の2社。
抽選で参加したのは、銀行や小売など3社。
倍率が高いものに出しすぎたなと思った。ESで落とされることが多かった。また、WEBテストもよくわかっていなかった。
ーー夏インターンで体験/知れたことは?
①業界研究できる
オンラインのインターンシップでも業界研究は結構できた。1社参加すれば業界の雰囲気は掴める。
②合う合わないがわかる
接客業は合わないと感じた。また、信託などはサービスの対象が限定的な点が自分には違うと思った。
社風や働き方が厳しいと感じる企業もあった。
③これからの選考対策になる
インターンシップのグループワークがGDの対策になるので、ちゃんとやるべきだったかもしれない。
オンラインだったので、あまりしっかりとワークに参加できていなかった。
ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
志望度は高くないが聞いておきたい業界は、1dayに参加して業界研究をした。
ーー当時困っていたことは?
公務員試験の勉強との両立。
民間に行きたい気持ちと公務員試験の勉強をしなきゃという気持ちで、時間の調整が難しかった。
だんだん試験勉強が後回しになり、民間寄りになっていたが、そちらも力を入れていなかったので、中途半端だった。
この時期は民間を優先し、前期に授業をたくさんとっていたので、後期の授業を減らして勉強しようと思った。
結局、11月頭の学祭まで忙しかった。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
将来のイメージが付かない不安。
03:秋冬インターンシップ期
ーーいつから秋冬インターンに応募したか?
学部3年生の10月から応募し、12月まで参加していた。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
インフラ、大学職員。
夏にかなり業界が絞れた。インフラは社風が合うと感じた。
かなりホワイトだと聞いた大学職員も良いなと思った。しかし結局仕事内容が合わないかもしれないと感じ、候補から外した。
ーー何社に応募したか?
2社。選考が楽だったところに応募した。2社とも参加した。
学祭で時間がなかった。ガクチカもなかったので、学祭で作ろうと思い、時間を費やしていた。
ーー秋冬インターンで体験/知れたことは?
社風は良くても、エネルギー系は小難しいのでやめようと思った。
理系の学生たちが話す専門用語が難しかった。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
面接練習としてもう本選考を受けている人がいるという焦りとなんとかなるという楽観。
商社や金融などしっかりとした選考対策が必要な人たちがコンサルの本選考を受けていた。周りの話を聞いてもコンサルは自分には合わないと思っていたので、受けるつもりはなく、焦る必要もなかったが、本選考を受けている人がいることに焦ってしまった。
この時期に完全に民間企業志望に切り替えた。その際以下4点を考えた。
⑴国家一般職の仕事は総合職の指示を受けての活動になるので楽しくないかもしれないと思った。
⑵地方公務員も考えたが、特定の地域だけに貢献する仕事も自分には違うと思った。
⑶公務員に転職はできるので、ファーストキャリアにしてしまうのは勿体無いと感じた。
⑷半官半民の企業は数が少ないので、民間に振り切った方が良いと思った。また、社風の固さは良いが、体質としても固いことが不安。
民間就活では遅れをとっていると思っていたので不安だった。
しかし公務員試験の勉強も特に非言語などは役に立った。
民間に切り替えてからは、メンターがつく就活サービスに登録し、相談するようになった。
メンターに2、3回ガクチカを添削してもらったり、面接練習をした。また、IT業界なども勧められた。
同時に、本を使って自己分析も進めた。
04:本選考期(秋冬IS以降)
ーーいつから本選考に応募したか?
学部3年生の2月から4年生の4月。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
通信、SIer、メーカー、インフラ。
IT系は敬遠していたが、大手IT企業からイベントの案内が来たので参加してみると、勉強すれば文系でもSEになれることを知り、ビジネスモデルも面白く、一気に惹かれた。
ーー何社に応募したか?
20社くらい。
通信2社、SIerは中小含め10社、家族の勧めでホワイトと聞くインフラ企業などに応募した。
インターンシップ経由の早期選考の案内もあったが、興味のなかったところは受けず、そこからの内定はなかった。
第1志望であった通信に序盤で落とされてしまったので、SIerの志望度が上がってきた。
ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
①面接練習
就活サービスが主催するセミナーや練習会に参加して場数を踏んだ。また、面接確約というスカウトを受けて実践経験も積んだ。
1月は毎週練習会に参加し、週に3回以上は実際の選考も含めて何らかの面接をしていた。
意識していたことは、落ち着いてゆっくり話すこと、また30秒程度に収めるようにすること。
②OB/OG訪問
志望度が高いところは1、2人ずつOB/OGを訪問した。事業内容というよりは楽しい業務の内容や志望理由はなんだったか、選考通過のコツなどを聞いていた。聞いた話を活かして志望理由を作った。
③WEBテスト対策
テストセンターでのWEBテスト受検を課す企業にたくさんエントリーしてセンターに通い、高得点を狙った。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
もっと早く始めれば良かったと後悔ばかりがあった。
ーーこの期間に「やっておいてよかった」は?
面接練習。
GDの練習会にも参加してみたが、苦手だと思ったので避けた。そうすると面接が重要であった。
05:意思決定期
ーー意思決定の時期は?
学部4年生の3月から4年生の4月。
ーー最終的に何社から内定を得たか?
SIer、食品など3社
SIer2社のうち1社は雰囲気があっていないと感じていた。
ーーこの期間はどんな心境だったか?
これで終わって良い!という気持ちと、まだ上をという気持ちが共にあった。
ーー最後は「どこ」と「どこ」で迷ったか?
数社選考を続けたが、落ちてしまったので迷うことはなかった。
ーー最後の「決め手」は(どうやって決めた)?
雰囲気。
入社予定の企業は座談会などで、一番自分に合っていると思っていた。
ーー就活全体を振り返ると(またはアドバイス)?
もしネームバリューで本命としていた企業に内定しても、どことなく憂鬱な感情があったと思う。
入社予定の企業はそのような感情が一切ないので、結局雰囲気が合うかが大事。
だからこそいろんな企業と接点を持って、雰囲気を知ったり、自身の感覚を研ぎ澄ましたりすることが必要だと思う。
後悔はないが、自己分析を早くしておくことは絶対良い。業界を絞りやすくなったと思う。
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