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就活生が語る

【北海道大学_理系学部_就職活動体験記】実験と並行しながら就活を完遂!見事最大手鉄道企業に内定

5つの時期ごとの過ごし方がわかる「時期別×体験記」。旧帝大の理系学部に所属していたKさん。周囲の友人が院進する中、実験をどうにも好きになれなかった彼が文系就活に舵を切り、納得内定を勝ち取るまでの物語。

目次

<プロフィール>
Kさん/男性
北海道大学/学卒
理系学部
ガクチカ:サークル幹部

内定取得先:クレジットカード・信販, 政府系金融機関, 日用品・インテリア, 鉄道
入社予定先:運輸・交通・物流(鉄道)


#理系学部生 #鉄道 #ミーハー就活




01:就活スタート(準備)期

ーーいつから就活を開始したか?
学部3年生の6月。実験が始まり、院進するつもりでいたが自身の将来が想像できなくなったため。とにかく実験がつまらなかった。周囲の友人が8割くらい院に進学する中であと2年大学にいるのが嫌だった。


ーー何からスタート・準備したか?
自己分析。まず自分を知らなければ何も話せない。某損保大手の選考フローの一部である自分史面接のフォーマットを先輩からもらって選考対策に使っていた。


ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
IBD、メガバンクなどの金融。親族に金融業界の人間が多かった。


ーー応募までに困っていたことは?
情報収集の方法。

周りに就活生が全くいない。仲がいい人はみんな院進だった。学科でバリバリ就活していたのは自分含めて2人だった。


ーーこの期間はどんな心境だったか?
楽しみ。

大学1、2年時は成績も振るわず将来どうなることかと思っていたが文系就活となるとまた話が変わってくるのでわくわくしていた。


ーー応募までに「やっておいてよかった」は?
自己分析。

後々の就活が楽になるから。今後の就活の軸となる自己分析ができた。


ーー応募までに「やっておけばよかった」は?
就活生と繋がること。25卒の就活生から情報をもっと仕入れたかった。




02:夏インターンシップ期

ーーいつから夏インターンに応募したか?
学部3年生の6月から。


ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
金融を軸になんとなく有名な大手にESを出していた。


ーー何社に応募したか?
20社。

数を踏むしかないと考えたから。なんとなく出していたら20社になっていた。金融機関に勤める親にも話を聞いた。「○○銀行はやめといたほうがいいよ」というような業界にいなければわからないアドバイスをもらっていた。


ーー夏インターンで体験/知れたことは?
事業はワクワクするものが少なかったが、みんなで頭を使って取り組むと最高のアウトプットになることに気が付いた。これがいわゆるJTCなのかもしれないと思った。


ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
インターンシップで評価されるよう行動。

とにかくニコニコ、話しかけやすい人になるようにしていた。グループワークにお菓子を持って行くのが大事。


ーー当時困っていたことは?
インターンシップに参加するとがつがつ就活をやっている人たちがたくさんいて「遅れをとってるかもしれない」と思い、焦った。


ーーこの期間はどんな心境だったか?
忙しい。単位が足りていなかったので勉強にも勤しんでいた。理系なので授業の課題が重め。


ーーこの期間に「やっておいてよかった」は?
グループディスカッションの練習をした。選考量をこなし、テストセンターを完成させた。


ーーこの期間に「やっておけばよかった」は?
インターンシップ参加期間中に選考対策を怠ってしまっていたが、ちゃんとコンスタントにやるべきだった。




03:秋冬インターンシップ期

ーーいつから秋冬インターンに応募したか?
学部3年生の10月。


ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
幅広く。

裏就活軸に沿って。表向けの就活軸とは別で「お金」や「福利厚生」で軸を作っていた。


ーー何社に応募したか?
10社。


ーー秋冬インターンで体験/知れたことは?
企業に対しての印象は夏と変わらなかった。自分の就活軸が明確になった。


ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
本選考に向けてクオリティを完成させる。夏インターンシップの選考結果に全く満足していなかった。


ーー当時困っていたことは?
実験・授業。テストとの両立。

週5で1~5限授業があった。適度にサボり、なんとか単位が取れるくらいに授業に出席して就活に集中することが大事。


ーーこの期間はどんな心境だったか?
不安。

コンサルにとにかく落ちまくったことも不安要素だった。


ーーこの期間の内定は?
政府系金融機関。志望度はそこまで高くなかった。夏インターンシップ経由での内定だった。




04:本選考期(秋冬IS以降)

ーーいつから本選考に応募したか?
学部3年生の2月から6月。


ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
幅広く。

就活軸と裏就活軸に沿った形。人に胸を張って仕事内容を話せる会社に入りたかった。


ーー何社に応募したか?
15社。


ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
志望度低いところは出さない!

今持っている内定先より行く可能性がない企業は出さないと決めた。不安で手駒増やしても意味はないと言い聞かせていた。


ーー当時困っていたことは?
タイムマネジメント。

授業、研究と就活の両立が大変だった。なんとか時間を捻出していた。


ーーこの期間はどんな心境だったか?
将来への不安。

就活を始めた経緯も「自分のやりたいことは研究じゃない」と思ったことがきっかけだった。だからこそ就活で「自分がこの会社に入りたい」と強く思える会社へ絶対に入りたかった。


ーーこの期間に「やっておいてよかった」は?
毎日の面接練習。

北大の就活生が集まっているslackがあったのでそこをうまく活用していた。北大生同士で対策することが多かった。


ーーこの期間に「やっておけばよかった」は?
特に後悔はない。




05:意思決定期

ーー意思決定の時期は?
学部4年生の6月。


ーー最終的に何社から内定を得たか?
5社。鉄道、金融、商社など幅広く。


ーーこの期間はどんな心境だったか?
安心した。


ーー最後は「どこ」と「どこ」で迷ったか?
大手商社と鉄道で迷った。


ーー最後の「決め手」は(どうやって決めた)?
興味、勤務地。

どちらも興味を持てていたが、迷っていた商社は海外駐在が多い会社だった。自分は若いうちは日本にいたいと思っていたので入社予定先に決定した。


ーー意思決定で困ったこと/悩んだことは?
人生設計を考えるうえで難しい選択だったこと。1週間は悩んだ。


ーー就活全体を振り返ると(またはアドバイス)?
グループディスカッション、面接練習をもっとやる。途中で中だるみして対策をしなかった時があった。途切れずに対策し続けることが大切。

自分は秋冬時期、進路が決まらないことに病んでいた。これから就活に挑む人たちには不安になりすぎずに頑張ってほしい。面接では自分を押し出すキャラを1つ持っておくことが大切。突飛な質問にも対応できる。





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