BizReach Campus

App Storeから無料ダウンロード

ダウンロード
close
就活生が語る

【東京科学大学_情報理工学院_就職活動体験記】9社内定。専門性を活かしてIT就活!コンサル・IT就活生の体験記

5つの時期ごとの過ごし方がわかる「時期別×体験記」。大学院でIT分野を専攻しており、かなり専門性を持って就活ができたTさん。他の就活生との差別化ができるポイントは持っていたが、それだけで就活が有利になるわけではない。そこで、企業から魅力的な人材に見られるように自分自身についての伝え方を工夫した!IT業界技術職と専門性、そしてワークライフバランスとスキル、これらのことについてしっかり学べる就活体験記!!

目次

<プロフィール>
Tさん/男性
東京科学大学/院卒
情報理工学院情報工学系
ガクチカ:学業/ゼミ/研究, 部活動, 部長・副部長, 資格取得

内定取得先:総合コンサル, ITコンサル, WEB・インターネットサービス, SIer, 通信・キャリア, 精密機器・計測機器
入社予定先:メーカー(精密機器・計測機器)




01:就活スタート(準備)期

ーーいつから就活を開始したか?
修士1年生の5月。
学校でのインターンシップ説明会や、同級生の友人、SNSを見てインターンシップの募集期間が始まることを知ったため。インターンシップに参加すると優遇が多いことを知ったから。


ーー何からスタート・準備したか?
①ガクチカや志望動機の添削
これらのことに着手した理由としては、準備開始と同時に応募が始まりESをすぐに書こうと考えたため。この時期はインターネットで検索して情報を得ていた。

②就活サイトの登録
リクナビ、マイナビ、外資就活、offerbox、ワンキャリア、ビズリーチ・キャンパス、就活会議、Openworkなど。有名企業ランキングを調べることから始めた。


ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
SIer、ITコンサル。
伸びている業界であること、平均給与が比較的高いこと、SIerやITコンサルは技術者に指示をする立場であり、リーダー経験などからマネジメントに関われることの方が自分に向いていると考えたので志望していた。加えて、自分の専攻からしても適性があると考えていたため。


ーー応募までの過ごし方や意識した準備は?
ESを添削してもらうこと。
ガクチカを書くにあたってそもそもエピソードが決まっておらず、自分の大学生活を振り返りながらエピソードの選定から行う必要があり、客観的な評価が必要だったのでエンカレッジのメンターにガクチカを見てもらい、何度か添削をしていただいた。この時期は主に学部生時代の部活のことを話していた。コロナ禍で部員が減ったが、イベントを通じて部員を増やした経験を話していた。具体的な数字で言うと1日に1添削、1、2週間でこの程度添削を受けていた。


ーー応募までに困っていたことは?
応募先の決定と締切の整理。
就活を始めた時期が時期で、インターンシップの締切が速かったので、締切整理に困った。すでに募集が終わっている企業もあった上に、自分の知らない企業もあったので、この点には苦労した。

自分は可能性を広げるためにちょっとでも良いと思った企業は受けておきたいと考えていたが、IT関連だと大量の企業が該当したので、当時は年収や就職偏差値を見て優先度を決めた。

また、応募企業が大量にあったので、締切を忘れないためにGoogleカレンダーを使って管理し、毎日チェックする癖をつけた。


ーーこの期間はどんな心境だったか?
就活生における自分の立ち位置がわからなかった。
就活をしたことがなかったため、どれくらい選考が通るのか、本当に落ちるのか、など全く想像がつかなかった。


ーー応募までに「やっておいてよかった」は?
ガクチカの添削を受けること。
そもそも自分が深く述べれるエピソードの決定や、わかりやすい伝え方をする必要があるため。エンカレッジのメンターと面談した際に、候補となるエピソードをいくつか挙げて、就活で使えるエピソードを絞って考えた。絞った上で伝わりやすい表現や、定量的な結果などを示して話すことなどを工夫した。


ーー応募までに「やっておけばよかった」は?
WEBテストの勉強。
意外と普段使わない頭の使い方や、速さを求められるから、慣れるために早めの対策が必要。




02:夏インターンシップ期

ーーいつから夏インターンに応募したか?
修士1年生の5月から。9月まではインターンシップに参加していた。


ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
プログラミングや情報系の専門科目を大学や院で受けていたので、自分の専門性を活かして働きたいと思い、ITに関係する業界だけ受けていた。
SIerやITコンサルだけでなく、メーカーのIT部門なども受けていた。


ーー何社に応募したか?
おそらく50社以上。
少しでも気になった企業は応募することで、後悔しないようにしたかった。情報取得の手段としては、主にX(Twitter)を利用していた。

就活アカウントを作っている人が多いので、就活情報を発信している人をフォローして、情報を得ていた。15社程度通過した。その中からSIer中心で参加した。


ーー夏インターンで体験/知れたことは?
①専門性の違う(文系などの)人と話す際の話し方
SIer中心で参加したが、参加している人は理系文系半々で、普段使っている専門用語が通じないなどの情報格差があったので、未経験の人にも伝わるように話したことが印象に残っている。

②ワークの内容
実際のプログラミングより、簡単に作れる開発ツールを使ってWEBサイトの作成など。同じIT企業を見ている同士でも、ITに詳しくない人がいるので、円滑なコミュニケーションのためにわかりやすい表現を使う必要がある。専門性があると選考やワークで有利に働く面はあるが、SIerの面接では技術的な質問はあまりないので、インターンシップ選考や本選考時に有利に働いたと思うことはあまりなかった。


ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
エンカレッジの講座でグループディスカッション(以下GD)対策などを行った。

インターンシップ選考はGD選考が多いが、経験が少なかったので参加する必要があると考えていた。夏インターンシップではGDを取り入れている企業がSIerでは多かった。メーカーは逆にGDが無かった。週2回ほど対策講座に参加していた。


ーー当時困っていたことは?
志望動機の書き方。
どんな企業を相手にしているかなどによって企業の魅力や強みが異なり、違いが表れるので、どのように違いを表現して、自分の志向とマッチしているかを考えて、示すかが課題だった。

自分の中では地方創生に関わる事業に関わる企業に興味があった。特に、通信のスマートシティなどには興味があった。

自分の経験や就活の軸を定め、それらに基づいて各企業の強みや特徴と対応づけて、志望動機の書き方を習得していった。


ーーこの期間はどんな心境だったか?
とにかくインターンシップの予定を入れすぎて、大学にあまり行けていなかった。
1dayインターンシップでも朝から夜までワークがあるものがあり、インターンシップを優先していたが、ゼミの先生に怒られることもあった。自分の先生は早期化に対応していなかったので、インターンシップ参加にあまり賛成派では無かった。インターンシップに力を入れて研究がおろそかになることもあった。


ーーこの期間の内定は?
夏の時期では内定はまだなし。


ーーこの期間に「やっておいてよかった」は?
幅広い企業を見て、マイページをひたすら登録すること。
マイページに登録していればメール等のリマインドで選考を見逃すことがない。自分は特にメールチェックの習慣があったので、見逃すことはなかった。


ーーこの期間に「やっておけばよかった」は?
WEBテスト(特にテストセンター)の対策とケース面接対策。

玉手箱(適性検査)などは受ける機会が多いが、テストセンターはそこまで多くないため、早めに対策して高い得点をとっておくべきだ(テストセンターは使いまわせるので)。また、コンサルは年内に選考が始まるので早めにケース面接対策をしておくべき。IT志望でも、ITコンサルだとケース面接は必要なので、早いうちからケース面接に慣れておくべきである。




03:秋冬インターンシップ期

ーーいつから秋冬インターンに応募したか?
修士1年生の10月から。12月まで参加していた。


ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
IT業界(広く)。
ソフトウェア、システムなど中心。製薬企業も出した。SIer、ITコンサルだけでなく、IT企業ではない企業のIT部門なども見出した。製薬企業を出した理由としては、情報系の研究の中で、製薬と関わる研究をしていたため。製薬は研究寄りのデータサイエンスの部門に出していた。


ーー何社に応募したか?
30社程度。
情報を得る手段としてSNSやYouTubeやメールを活用していた。

YouTubeの名キャリというチャンネルでインターンシップの締め切りをまとめて発信している動画を見て日程確認していた。10社程度通過した。製薬企業のデータサイエンスや、SIer、金融のIT部門、メーカーIT部門に参加した。


ーー秋冬インターンで体験/知れたことは?
9月に参加した対面のインターンシップで、コミュニケーションの取りやすさを実感した。
表情や身振りがわかりやすい点や、ワークしている時間以外もコミュニケーションをとれる点から、メンバーとなじみやすく、ワークがより円滑に進んだ。ここで仲良くなったメンバーとはその後も交流があった。


ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
コンサルの選考があったので、ケース面接対策を行った。
東大生が書いた問題を解く力を鍛えるケース問題ノートというケース面接用の参考書を何周かした。他の人とのディスカッション等は行っていない。


ーー当時困っていたことは?
大学授業とインターンシップの期間が被っていたこと。
秋冬は大学がある期間との被りが多く、夏にさぼってしまった分研究に時間を割かなきゃいけないので、泣く泣く諦めたインターンシップもあった。この時期は1Dayを中心に参加した。1〜2週間のものは辞退した。


ーーこの期間はどんな心境だったか?
この時期に志望度が高い企業の内定をいただけた。
だからこそ、企業を絞って質を高めていくぞという気分。


ーーこの期間の内定は?
SIer。
第1志望群。夏インターンシップからの早期選考に参加した。インターンシップ参加者は全員早期選考に参加できるが、ES→面接1回で内定出来るので、かなり優遇が厚かった。


ーーこの期間に「やっておいてよかった」は?
志望度が高い企業の内定をとっておくこと。
企業を絞って選考を受けることができ、質を高められるから(それでも自分は選考数が多かったが)。


ーーこの期間に「やっておけばよかった」は?
WEBテスト(特にテストセンター)の対策。
玉手箱などは受ける機会が多いが、テストセンターはそこまで多くないため、早めに対策して高い得点をとっておくべき(テストセンターは使いまわせるので)。




04:本選考期(秋冬IS以降)

ーーいつから本選考に応募したか?
修士1年生の1月から修士2年生の6月。


ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
IT業界(広く)。
後悔しないように、ITに関わるところをなるべく多く見ていた。


ーー何社に応募したか?
30社程度エントリーした。
冬同様にSNS、YouTube、メールから情報を得た。書類自体はほとんど全て通過した。


ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
企業間で似ている質問もあるので、面接に慣れるために、隙間なく面接予定を入れるようにしていた。

面接の日程予約する際に、志望度の高い企業は遅めに設定して、志望度の低いところから順に面接を受けていく事で面接準備が進む上に、慣れるのでより有利に選考を受けられるため、戦略的に面接日程を調整すると良いとこの時期考えた。


ーー当時困っていたことは?
想定していなかったことが聞かれたときに詰まってしまう、アドリブに弱いこと。

唐突に準備していない質問が来ると、詰まってしまうこともあり、アドリブ力が必要だと感じた。特に、ガクチカや志望動機のようなよくある質問ではない、パーソナルな質問、特に周りからの評価などは困った記憶がある。

対策方法としては、就活会議を見て、聞かれる質問に対する答えを用意したり、面接後にはうまく回答できなかった質問をメモして次回までに準備することを行っていた。


ーーこの期間はどんな心境だったか?
この時期はいつ就活を終えるか決まらないままずるずる続けていたので、正直迷走していた時期でもあった。
状況としては、絶対的な第1志望がなく、内定したどの企業にも完全には納得していなかったので、第1志望群に内定をもらいつつ、その中から決めようと考えていた。


ーーこの期間に「やっておいてよかった」は?
面接時に自信を持って臨めるので、就活会議で過去の質問を知り、質問の回答を準備することで、面接で質問されても困らないようにするという形を確立させたこと。


ーーこの期間に「やっておけばよかった」は?
友達との面接練習がやっておけばよかった。

自分の表情や声などを客観視したことがなかったから、表情が硬かったり、オンラインの面接ではカメラ目線で話せてなかったりと、話し方の工夫はあまりできてなかった。その点を工夫することで、より質の高い面接ができたと考える。




05:意思決定期

ーー意思決定の時期は?
修士2年生の6月。


ーー最終的に何社から内定を得たか?
9社。SIer、ITコンサル、通信、メーカーに内定。


ーーこの期間はどんな心境だったか?
どの会社も自分の軸に沿って志望した企業だったので、選ぶのが悩ましかった。


ーー最後は「どこ」と「どこ」で迷ったか?
メーカーと3大通信。
地方創生に携われる機会が多かったことと、給与面、働き方などが魅力的だったから最後まで迷った。


ーー最後の「決め手」は(どうやって決めた)?
自分で手を動かせるかどうかが最後の決め手となった。
就活当初の軸とは変わるが、技術力を高めていきたいという思いが高まって、判断軸が選考中に変わった。ITに関わる際に、SIerやソリューション系だと実際に手を動かすことが少ないが、プログラミングの経験がある自分としては手を動かして技術力を高めたいと思った。その点メーカーは自社で開発するので、技術力をつける場面も多いため、自分の志向とマッチしていると考えた。


ーー意思決定で困ったこと/悩んだことは?
メーカーは勤務時間が長いことがネックで、通信はかなりワークライフバランスが整っているので働きやすさは通信、自分のやりたいことはメーカーで叶うというどちらかを選べばどちらかを捨てなければならず、ワークを重視するかライフを重視するかという点で困った。

最終的には年収ベースではなく時給ベースで考え、ある程度ライフを犠牲にしてもワークのコスパが良いため、メーカーを選んだ。また、ワークを重視することで若手から成長できると捉え、自分の可能性を広げるために頑張ろうと心に決めた。緩い環境から厳しい環境に移るのは厳しいが、厳しい環境から緩い環境に移るのは割と簡単だと考えて、覚悟を決めた。時給ベースで企業を見れる東洋経済オンラインを使って色々調べた。


ーー就活全体を振り返ると(またはアドバイス)?
テストセンターの対策や、ケース面接の対策(コンサル志望は)は年内にやっておくべき。

本選考時期が始まるとなかなか時間が取れないくらい忙しくなる。そのためテストセンターで高い点数を取ったり、ケースの本を1周したりなど、事前にできることはできるだけやっておくべき。

最終的にはメーカーに就職したが、基本的にはソフトウェアの領域に関わるらしい。
基本的に上流から下流まで関わりたいので、今の内定先を選らんでよかったと思う。
基本的に転職する気はなく、スキルをつけて長く活躍できるように頑張りたい。





(PR)人気大手企業就活ならビズリーチ・キャンパス!

ビズリーチ・キャンパスは三井物産、JR東日本、三井不動産、三井住友銀行、ソニー、NTTデータ、サントリーなど様々な業界の大手企業がを利用しており、人気大手企業就活を目指す学生にとって必需品と言えるサービスです。
・誰もが知る人気大手企業から、特別座談会・選考免除・特別選考ルートなどのスカウトが届く
・人気大手企業によるビズリーチ・キャンパス限定のインターンシップ
・人気大手企業による各業界特化型の限定イベント
・難関企業内定者による就活対策講座を毎日開催
・先輩が『いつ・何をして・何に悩んだのか』を綴った就活体験記。就活全体像や時期別の悩みの具体的な解消方法がわかる

ぜひビズリーチ・キャンパスご活用し皆様にとって最適なキャリア選択を実現してください。
登録はこちらから!