BizReach Campus

App Storeから無料ダウンロード

ダウンロード
close
就活生が語る

【早稲田大学_人間科学部_就職活動体験記】最後はやりたいこと!インターンシップにほとんど参加できなかった就活生の茨の道を駆け上がったメーカー人事内定までの壮絶な就活体験記

5つの時期ごとの過ごし方がわかる「時期別×体験記」。最初はデベロッパーやメーカーなどレベルの高い企業を目指したNさん。しかし、インターンシップ時点ではほとんど落ちてしまい、自信を無くしていた。そこから自分が本当にやりたいことに気づき、本選考から挽回をはかる。当然には上手くいかなかったものの、面接の中で改善点を見つけたり、OB/OG訪問で志望動機を聞いてもらったりと、とにかく行動することで結果を出すことができた。メーカー人事内定者の就活に迫る。

目次

<プロフィール>
Nさん/男性
早稲田大学/学卒
人間科学部
ガクチカ:サークル幹部

内定取得先:家電・AV機器
入社予定先:メーカー(家電・AV機器)




01:就活スタート(準備)期

ーーいつから就活を開始したか?
学部3年生の4月から開始。
4月に周りが就職活動を始めて、そこで自分も始めようと考えた。人間科学部で公認心理士を取ろうと考えていたが、資格取得のために大学院進学が必要という要件があるため、院に進まず、就職活動をしようと思った。やりたいことを考える、良い企業に行くには時間が必要であると考えて、様々な企業を知ろうと考えた。


ーー何からスタート・準備したか?
どのような企業があるのかを調べるところから始めた。
自分の聞いたことある企業を調べたり、主にマイナビ、ワンキャリアで企業を調べて吟味していた。


ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
デベロッパー・メーカー。
お金を稼ぎたいと思い、名の知れた企業に行きたいと考えていた。夏のインターンシップ参加時点で金融、広告などは興味がなく、デベロッパーは有名だから、メーカーは商品を通じた社会への貢献度が高いという理由で志望しようと考えた。この頃は自分が何をしたいか、自分の強みは何かよりも、興味から企業を調べていた。


ーー応募までの過ごし方や意識した準備は?
ESの準備。
アルバイトの先輩に教わりながらガクチカを書いたりしていた。夏インターンシップの時期にいきなりESを書くのはしんどいと考えて、今のうちに書いておけば後々も楽になると思っていた。


ーー応募までに困っていたことは?
企業研究などを進める必要はあると思っていたが、就活は何をするべきかあまりわかっていなかったので、ESの内容以外に何を考えればいいかわからなかった。
この悩みは解決はしなかった。とりあえずES書いて行動はしていたが、いわゆる就活スタート講座のようなセミナーに参加することは面倒に感じていたこともあり、就活の全貌を知ることはできなかった。


ーーこの期間はどんな心境だったか?
「とりあえずデベロッパーに応募してみるか」という気持ちだった。
今思えば就職活動をしているという自分に満足をしていた。就職活動を終えるまでの長距離走のようなイベントで、細く長くもしくは短期的に進める必要があったが、自分は就職活動を進めているという優越感で活動していたので、あまり結果につながることはできていなかった。


ーー応募までに「やっておいてよかった」は?
ESをとりあえずでもいいので書いてみること。
この時のおかげでESを書く内容を改めて考える必要はなかったし、ESに対する嫌悪感も少なくなっていた。ガクチカや自己PRなど、どの企業でも聞かれる事項の大枠を考えておいたので、秋冬や本選考時には内容をブラッシュアップするだけで済んだので、この点はかなり良かったと感じている。


ーー応募までに「やっておけばよかった」は?
自己分析。
最終的に2月3月ごろにやっと自分の強みや自分のことを話せるようになり、この時にやっておけばよかったという気持ちがある。自分がどういうものが好きか嫌いか、仕事にするなら何がしたいかなどのことを考えて志望業界を選ぶことで、ミスマッチをなくしたり、より有利に就活を進めることができるので、早めに自己分析は行っておくとよかった。




02:夏インターンシップ期

ーーいつから夏インターンに応募したか?
学部3年生の4月から応募し、8月頃までESは出していた。


ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
デベロッパー・メーカー。
お金を稼げる、周りから一目置かれるという理由だけで応募していた。


ーー何社に応募したか?
10社弱。
デベロッパーは大手6社、メーカーは電機メーカーや化粧品、飲料など。金融(損保)も出した。とりあえず出してみるという気持ちだけだったので、興味があり、有名な企業にエントリーした。
企業のHPなどから情報収集していた。結局夏インターンシップに参加できたのは0社だった。ほとんどESで落ちてしまった。


ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
夏インターンシップに落ちた時点で就職活動を一時中断した。
ES作成を先輩と協力しながらベストを尽くした気持ちだったため、1社も通過せずに落ち込んだ。デベロッパーや大手メーカーなど、目指したところのレベルが高かったこともあり、全落ちしてやる気をなくしてしまった。


ーー当時困っていたことは?
ESや就職活動に対しての不安感。
応募してもどこも通らないのではないかという気持ちがあった。この時期は就職活動と一度距離をとった。ネガティブなことから距離を置いて、完全にやる気をなくさないための防衛策だった。周りの状況としては、所属していたインカレのサークルで就活している人もいれば、してない人もいた。自分の大学に相談できる人は少なかったので、あまり自分の大学の人ががどのように就活を進めているかはわからなかった。


ーーこの期間はどんな心境だったか?
頑張ったつもりでいたので、あと何をすれば自分はうまくいくのかわからず、不安でいっぱいだった。

今思うと当時は企業研究やGDなどすべきことを見つけることができていなかった上に、自己分析が進んでいなかったことや、就活自体に対するリサーチ不足でESにばかり目が向いていたので、あまり結果が残せなかったと思う。


ーーこの期間に「やっておいてよかった」は?
①WEBテストを受けておくこと
WEBテストは最初どのように勉強すればいいのかがわからないので、自分はどのくらい勉強しておくべきかなどを知るためにも受けておくのが良い。10月から就活を本格的に始めても間に合うと感じたので、だらだらと続けて時間だけ失うよりは、いったん離れてみるのも、モチベーションを保つ一手段だと考える。

②一旦就職活動から離れてみること
振返ると自分にとっては重要だった。


ーーこの期間に「やっておけばよかった」は?
第1志望でない企業であってもインターンシップにも参加すること。
自分が興味ある企業でも、いざインターンシップに出てみるとミスマッチが見つかったりするので、業界を知る上で様々なインターンシップに参加することが重要。




03:秋冬インターンシップ期

ーーいつから秋冬インターンに応募したか?
学部3年の10月から。12月まで応募や参加を継続。


ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
デベロッパー・メーカー。
お金を稼ぎたいという思いから、知名度のある会社に行きたいという思いが強くなり、メーカーをより中心に考えていた。


ーー何社に応募したか?
20社ほど。
デベロッパーは大手5、6社。メーカーは規模を広げるために自動車メーカーや電機メーカー、食品に出した。ESの機会が少ないと思い、大手企業にとりあえず出すことにした。情報を得る手段として、企業HPなどを使った。OB訪問はまだしていない。インターンシップには1社参加できた。業界は電機メーカーで、2daysのワークショップだった。


ーー秋冬インターンで体験/知れたことは?
オンラインワークショップで、グループを担当してくれた社員さんと話しながらワークを進めた。
唯一参加したこの企業の方々がすごく優しかったことが記憶に残っている。内容としてはデザイン経営の体験だった。デザイン経営とは、1つの課題に含まれている複合的な要素を整理し、解決策を抽出すること。とある街を題材に、より住みたいと思わせるにはどうすればいいかを自社商品を使って進める施策を考えた。ワークの感想としては微妙だった。


ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
大学がほとんどなかったため、アルバイトとESを並行して行っていた。
面接以前にESが通らないことを悩んでいたので、面接対策はあまりしていなかった。少し忙しかった思い出があるが、就職活動にそこまで重きを置かなくてもいいと考えていた。ESは1週間に1、2社ほど書いていたような記憶がある。


ーー当時困っていたことは?
夏インターンシップ期と同様にESが通らないということ。
当時はどうすれば通るESになるのかがわからなかった。今までは理系院生の技術職の人にESを見てもらっていたが、アルバイト先で他のコンサルに内定した先輩にも見てもらうことで、様々な人の視点から問題点を洗い出し、ようやく内容をブラッシュアップすることができた。


ーーこの期間はどんな心境だったか?
ESをしっかりと書き直して、ESもほんの少し通過し、自信がわずかながら生まれてきた。
成功体験はやる気につながるので、とにかく行動することが大切。


ーーこの期間に「やっておいてよかった」は?
何人かにESを見てもらうこと。
色々な人の視点からアドバイスを受けることができるので、より良い文章を考えるには、様々な視点から評価されることが必要。


ーーこの期間に「やっておけばよかった」は?
少しずつでも自分を知り、やりたいことを絞っていく事で、本選考時の企業選びや志望動機につながるので、自己分析をしておくべきだった。




04:本選考期(秋冬IS以降)

ーーいつから本選考に応募したか?
学部3年生の2月から学部4年生の5月。


ーーこの期間に志望していた業界・企業は?
メーカー。
本選考は食品、自動車、電機、繊維、素材、消費財など。社会の貢献度を重視し、自分の会社の製品が社会で役に立っていることを通して、やりがいを感じられると考え、メーカーを志望した。
就活の軸でもある同じ会社の中で色々な人と協働することができるという理由からも、メーカーは魅力的だった。サッカー部に小学生の頃から入っていて、チーム内で何かを成し遂げることの経験があり、メーカーが1番チームで仕事をしている感じがして、魅力を感じた。


ーー何社に応募したか?
20〜25社。
「メーカーで人事」を条件に絞っていたため、仮に人事で採用されなくても営業で働いてもいいと思える企業以外は出さなかった。人事をやりたかった理由は、先輩と話す中で自分はだれかを喜ばせることが好きだと考え、具体的には誰かが喜べる場所を作ることが好きで、それが叶うのは人事と考えて、を志望した。

メーカーは人気なこともあり、なるべく多く出すことでチャンスを増やすために、多めにエントリーした。

志望度の高い企業はOB/OG訪問をした。OB/OG訪問は4社訪問して、13人と面談した。ビズリーチ・キャンパス経由で面談したので同じ大学の人はほぼいなかった。

書類は15~20社通過。


ーー当時の過ごし方や意識した対策は?
アルバイトを休み、ESを書いたりOB/OG訪問をしたりしていた。
OB/OG訪問をすることで人事の仕事や企業の魅力に触れたいと考えていた。メーカーの中には職種確約採用で人事確約の企業も多く、人事になるチャンスはメーカーが多かった。ビズリーチ・キャンパスのアプリを使って社員さんとコンタクトを取りOB/OG訪問していた。平均すると1週間に1人ほど面談していた。


ーー当時困っていたことは?
本選考初期はESに通過した後の面接の通過率が0に近かった。
1次面接で落ちることがほとんどだった。ESを通過することが1つのゴールになっていたため、面接の経験が全く足りていないことが露呈した。
面接対策として、自己分析やガクチカに対する想定質問を友人や先輩と考えながら解決していった。自己PRや今までの行動の動機などを一本の線のようにつながる話し方を心がけて、想定質問に対する回答を作成していた。


ーーこの期間はどんな心境だったか?
志望度の高い企業も面接で落とされることが多く、持ち駒も減っていくという不安や焦り。
ただ、いろいろな周りの人と関わる機会があり、自分だけが苦しいわけではないとわかっていたので、そこまで深く落ち込むことはなかった。内定を1社も獲得していなかったことが不安の大きな要因であると思う。


ーーこの期間に「やっておいてよかった」は?
面接の答えとして用意するのではなく、自分自身のこととして深く考えることで就職活動が終わったとしても自分がやりたいことを忘れずにいることができる気がするので、この時期では少し遅い気もするが、ガクチカや自分自身のこと、やりたいことなどを語れるようにすること。


ーーこの期間に「やっておけばよかった」は?
ひたすら面接の練習。
志望度の高い企業とどの段階で面接を行うのかは始まってみないとわからないため、いつ第一志望の企業と面接をしてもいいように準備を整えておくべきとわかった。




05:意思決定期

ーー意思決定の時期は?
学部4年生の5月末。


ーー最終的に何社から内定を得たか?
1社。


ーーこの期間はどんな心境だったか?
やっと内定を獲得することができた上に、第1志望にも近い企業だったため安堵感があった。

心の中では内定先に絶対受かると思っていたが、いざ内定がもらえると大変嬉しかった記憶がある。当時OB/OG訪問を通じて企業のことや、マッチング、自分についての言語化も進んでおりかなり自信はあったが、この内定先に落ちたらもう1度就活し直しの状況だったので、背水の陣でもあった。


ーー最後は「どこ」と「どこ」で迷ったか?
内定先が1社のため迷っていない。




ーー就活全体を振り返ると(またはアドバイス)?
就職活動を通して自分自身と向き合うことができ、良い経験をすることができたと思う。

やり直すことは面接準備。
結果的には、自分が最も入社したかったとも言える企業から内定をもらえることができたが、内定出来た理由は冬のインターンに参加できていたこと、面接やESの締切が他の企業と比べて遅かったことなど運が良かったとしか言えない。その運の要素を限りなく減らすためにも、本選考が本格的に始まる前に準備をしておくべきだった。

就活セミナー等で言っている面接準備は、自分の人柄やガクチカに対しどれくらい語れるかが肝なので、その点を早めに対策しておくことが必要だと考えた。面接は自分の中で思いついていることと、言語化できる状態は違うので、都度都度言語化してみないと、頭の中で考えているだけでは話せない場合もある。

就職活動は自分がやりたいことを見つける作業でもあり、思い悩みすぎず、自分なりの1社を選択することが重要である。





(PR)人気大手企業就活ならビズリーチ・キャンパス!

ビズリーチ・キャンパスは三井物産、JR東日本、三井不動産、三井住友銀行、ソニー、NTTデータ、サントリーなど様々な業界の大手企業がを利用しており、人気大手企業就活を目指す学生にとって必需品と言えるサービスです。
・誰もが知る人気大手企業から、特別座談会・選考免除・特別選考ルートなどのスカウトが届く
・人気大手企業によるビズリーチ・キャンパス限定のインターンシップ
・人気大手企業による各業界特化型の限定イベント
・難関企業内定者による就活対策講座を毎日開催
・先輩が『いつ・何をして・何に悩んだのか』を綴った就活体験記。就活全体像や時期別の悩みの具体的な解消方法がわかる

ぜひビズリーチ・キャンパスご活用し皆様にとって最適なキャリア選択を実現してください。
登録はこちらから!