＜プロフィール＞
Fさん／女性
京都大学／院卒
農学研究科
ガクチカ：アルバイト, 体育会, 部長・副部長
内定取得先：総合コンサル, 広告代理店・PR・イベント
入社予定先：広告・マスコミ（広告代理店・PR・イベント）
01：就活スタート（準備）期
ーーいつから就活を開始したか？
学部4年生の3月から始めた。
卒論が終わり時間ができ、就活を早めにスタートした方が良いと聞いていた上に、周りの友人もちらほら始めていたので、開始した。
ーー何からスタート・準備したか？
①就活サービス（ワンキャリア、エンカレッジ）への登録
②就活セミナーに参加
エンカレッジのアウトスタンディングに数回参加した。
③ベンチャー企業のインターンシップ選考に参加
ひとまず情報が欲しかったのと、数をこなして練習したかったので選考に参加した。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は？
広告業界、コンサル業界。
研究職に全く興味がないわけではなかったが、研究室に入った当時から研究をあまり楽しいと思えなかったこともあり、優先度は上記業界の方が高かった。
予備校のアルバイトを通して、生徒の成績向上など、課題を解決することに適性を感じ、企業の課題解決に携わりたいと考えて業界を選んだ。
ワンキャリアの合同説明会でこの業界を知り、最初から魅力的に感じていた。
ーー応募までの過ごし方や意識した準備は？
①自己分析
広告業界はESの中でかなり強みやパーソナルな質問が多いので、特に自己分析が重要だと聞いたことがあった。また、面接の受け答えの核になると思い、自己分析を念入りに行った。
「絶対内定」という本を用いて自己分析を行った。具体的には、過去の経験や将来どのようになりたいかなどをノートに書いていった。
その後、主に書籍や友人との他己分析、メンターとの面談で深めていった。
運良く人材会社の社会人メンターにインターンシップ経由でついてもらい、1週間ごとに面談の機会を得たので、自己分析（他己分析）の場として使った。
②面接練習
興味に関わらず様々な企業の選考を受けて面接の対策をした。面接練習は多い時で週に3～4時間。最低週1回はしていた。最終的には20、30社程度を練習のために受けた。
ーー応募までに困っていたことは？
周りは理系だったので、情報収集のために広告業界志望の友人や内定者を見つけることに苦労した。
解決策としては、エンカレッジのメンターに相談し、他大学の内定者につないでもらった。
ーーこの期間はどんな心境だったか？
不安があったが、何とかして内定を取りたいと必死だった。
広告業界への漠然とした憧れと内定者との面談を通じて広告業界の社員さんの面白さに心惹かれていた。
ーー応募までに「やっておいてよかった」は？
①入念な自己分析
広告はESや面接で「自分を一言で表すなら？」等その人の人となりを問うような設問が多くあるので、深い自己分析と自分に対する言語化が求められた。
②面接練習
面接はありのままで話せるくらいリラックスできるように練習しておくことで、どんな選考でも突破できると思う。面接練習に1番力を入れるのが大事。
ーー応募までに「やっておけばよかった」は？
なるべく多くの内定者とつながっておくこと。
選考で見られている点やESの添削などで頼ることができる。頼れるものはすべて頼るくらいの気持ちでいるのが良い。
02：夏インターンシップ期
ーーいつから夏インターンに応募したか？
学部4年生3月から。
修士1年生の9月まで参加。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は？
コンサル業界、広告業界、食品メーカー、カード会社等。
夏は業界を広く見ようと思っていたので、業界を広げた。食品は研究のテーマとマッチしているので選択した。カード会社はなんとなく受けてみた。
ーー何社に応募したか？
20社程度。
自分の研究活動に支障をきたさない程度のエントリー数がこれくらいだった。
情報を得る手段としてワンキャリアを活用した。
8社通過（コンサル、広告、カード、ベンチャー数社）。
ーー夏インターンで体験／知れたことは？
①目指すべき業界が定まった
広告のインターンシップは、マーケティング戦略を考えたり、商品がどうやったら売れるかを考えるワークだった。戦略を考えて広告を作るまでが一連のワーク。
カードは合わないと感じたが、広告が一番面白く、漠然と広告やコンサルなどが自分に合っていると感じた。
②就活仲間を少数ではあるが得た
今までは広告業界を受けている人が周りにいなかったが、インターンシップで出会った人と情報共有ができるようになった。
ーー当時の過ごし方や意識した対策は？
①インターンシップの感想をメモし、どう感じたか、どの要素が自分にとって重要かを考えた。
インターンシップに参加しないと分からない会社の社風や仕事内容があると考えていたので、参加したことを無駄にしたくなかった。この時期は各業界1、2社だけ参加できたので、業界で比べていた。
②ワーク慣れする。
特にコンサルのジョブやグループワークなどでグループでの話し合いに慣れていこうと考えていた。
インターンシップは月に3回ほど参加していた。
ーー当時困っていたことは？
研究との両立が大変だった。
夏インターンシップの時期に進捗発表があるので、研究にもそれなりに労力を割く必要があった。
解決策として、限界になったときは就活から離れるようにした。就活から離れる期間を設けたことで、逆に再開した時にモチベーションが上がった。
ーーこの期間はどんな心境だったか？
夏インターンシップで応募していた企業で、広告大手などの第1志望群の企業は全てインターンシップ最終選考で落選したから、9月頃は就活がしんどかった。
ーーこの期間に「やっておいてよかった」は？
色んな業界のインターンシップに参加すること。
業界にこだわらず働く上での条件を選ぶのか、業界にこだわるのかなど、会社を選ぶ軸を判断するために、様々な業界や社風を見ることが大切。
ーーこの期間に「やっておけばよかった」は？
OB/OG訪問や内定者と面談をして、つながりを持つこと。
特に広告は業界の解像度を上げるためにOB/OG訪問が重要なので、早い時期から始めると良い。
03：秋冬インターンシップ期
ーーいつから秋冬インターンに応募したか？
修士1年生10月。
修士1回生10～12月に参加した。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は？
広告業界、コンサル業界。
就活軸に合う業界はこの2つだと感じたから。軸としては、「企業の課題解決に携わりたい」「人の気持ちを動かせるものを作る」の2つ。
ーー何社に応募したか？
4社。
秋冬は志望度の高い所のみ応募しようと思っていたので、4社に絞った。
OB/OG訪問で情報を得た。
3社通過。広告大手に参加できた。
ーー秋冬インターンで体験／知れたことは？
広告業界に行きたい気持ちが強くなった。
理由は以下2点。
①自分のしたいことである「人の気持ちを動かすこと」は、広告ならできると考えて、志望度が上がった。
②社員の雰囲気や社風が自分に合っていた。特に、面白い人や個性的な人が多い点に惹かれた。
ーー当時の過ごし方や意識した対策は？
OB/OG訪問。
インターンシップ参加数が少なかった分、時間があったのと第1志望の企業はインターンシップ後に早期選考があったので、志望理由のブラッシュアップや面接練習などを行った。
ーー当時困っていたことは？
第1志望の企業のインターンシップに参加できなかった場合、次のチャンスが本選考になってしまうので、何としてもインターンシップに参加したかった。
対策としては、ESでかなりの数落とされるので、ESを複数のOB/OGに見てもらった。
ーーこの期間はどんな心境だったか？
早期選考にもつながるので、第1志望のインターンシップ参加の機会を得て嬉しかった。
ーーこの期間の内定は？
総合コンサル2社、広告。
第2志望群だった。
総合コンサル1社と広告はインターンシップ経由の早期選考から内定。もう一方のコンサルは本選考で内定した。
コンサル本選考は、ES→グループディスカッション（以下GD）→ケース面接→最終面接（内容は会社による）。
コンサル早期選考は、2回面接して終了。
ケース面接は夏ごろから本で対策していたが、そこまで難しいものはなかった。
ーーこの期間に「やっておいてよかった」は？
第2志望群の企業から早期で内定を貰ったこと。
この時期に自分的に納得できる企業に内定することが、心理的安心につながるので取れてよかった。
ーーこの期間に「やっておけばよかった」は？
面接では、単に聞かれた問題に答えるのではなく、他の人とは違う自分の絶対的な個性を伝えられるように意識すること。
広告業界の第1志望の早期選考で落選した時、面接で”なぜ広告でなければならないのか”や、”自分らしさ”をアピールできていなかったと気づいたので、この点が重要だと感じた。
04：本選考期（秋冬IS以降）
ーーいつから本選考に応募したか？
修士1年生3月～5月。
ーーこの期間に志望していた業界・企業は？
広告大手2社のみ。
ーー何社に応募したか？
2社。
書類通過は1社。
ーー当時の過ごし方や意識した対策は？
①ESのブラッシュアップ
自分を言語化して差別化するには、ひたすらES対策をする必要があると考えたため、ひたすら練った。
②面接練習
面接練習は就活生同士で行えるサイトを用いて行っていた。
大体5回くらいサイトを利用し、あとはOB/OG訪問で社会人と話し慣れることを意識した。
ーー当時困っていたことは？
4月末くらいはあまりOB/OG訪問できなかったこと。
社会人が忙しいのと、この時期になると多くの人がOB/OG訪問を依頼するため、できなくなる。だからこそ、早い時期からOB/OG訪問をするべきである。
ーーこの期間はどんな心境だったか？
第1志望の企業だったのと、内定までの道のりがかなり長いため、不安でいっぱいだった。
加えて、面接1回ごとの絞りも大きいので不安が大きかった。
ーーこの期間に「やっておいてよかった」は？
OB/OG訪問を早めからしておくこと。
この時期では予約が取れないことも多いので、早い時期から始めておくことが重要。
05：意思決定期
ーー意思決定の時期は？
修士2年生5月。
ーー最終的に何社から内定を得たか？
4社。広告2社とコンサル2社。
ーーこの期間はどんな心境だったか？
入社予定先から内定を貰う前は、第2志望群のどこに入るか迷っていたので、嬉しかった。
最後に内定した企業が第1志望だった。
ーー最後は「どこ」と「どこ」で迷ったか？
第1志望だったので迷わなかった。
ーー意思決定で困ったこと／悩んだことは？
第1志望に内定する前は、コンサルの激務と待遇を選ぶか、やりたいことを選択するかで決めかねていた。
内定先のメンターと相談し、自分が何を1番大事にするかをはっきりさせるために軸を決めて、その中で自分が大事なものは何かを考えるために相談した。
ーー就活全体を振り返ると（またはアドバイス）？
早くから就活に取り掛かったことは大正解だったのと、情報は自分から行動して取りに行くことが大事。
特に、OB/OG訪問を通じて情報を取りにいくことで、ESはどう書けば印象に残るかなど、選考に直接的につながる情報を得られるので、OB/OG訪問はとても有用。
（PR）人気大手企業就活ならビズリーチ・キャンパス！
ビズリーチ・キャンパスは三井物産、JR東日本、三井不動産、三井住友銀行、ソニー、NTTデータ、サントリーなど様々な業界の大手企業がを利用しており、人気大手企業就活を目指す学生にとって必需品と言えるサービスです。
・誰もが知る人気大手企業から、特別座談会・選考免除・特別選考ルートなどのスカウトが届く
・人気大手企業によるビズリーチ・キャンパス限定のインターンシップ
・人気大手企業による各業界特化型の限定イベント
・難関企業内定者による就活対策講座を毎日開催
・先輩が『いつ・何をして・何に悩んだのか』を綴った就活体験記。就活全体像や時期別の悩みの具体的な解消方法がわかる
ぜひビズリーチ・キャンパスご活用し皆様にとって最適なキャリア選択を実現してください。
登録はこちらから！
